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コース案内と指導記録-3

医歯学部受験予備校指導記録41

<11月10日(土)> 未対応への対応

昨日に引き続き適正検査やAO入試等に未対応の部分について書いてみたい。以前何かのニュースで高校2年の段階でAOの合格内定なんてなんてニュースがあったが、大学生の就職内定と同じようなものになっていくかもしれない。例えば、クレペリン検査などは、就職の採用試験でも使われるものだ。

つまり、組織の中で「円滑に人間関係を行えない人間を排除する試験」と言える。
異分子のような受験生をわざわざ入れる必要もない。医学部ならではの閉鎖性だろう。
ただ、このような試験で人間の全てがわかるはずはないと言える。

私もクレペリン検査の問題は見たことはある。印象として「とんがった野心家」のような生徒は不利のような気がする。面接で見るのは筆記だけではわからないコミュニケーション能力だろう。

これだけ今の患者が権利主張するような世の中で、柔軟でなければ訴訟だらけになるだろう。自分のことしか考えてない患者ばかりなのだから、当たり前と言えば当たり前だろう。

それでは、東海のように面接はやらないが、適正検査はやるという場合はどうなるのか?
関西医大の推薦の公務員試験のような問題や兵庫医大のような5教科を混ぜたような適正は何を見ているのか?何がわかるのか? (現在では面接は追加されています。)

おそらく「頭の柔らかさ」を見ているのだろうと思う。日本で1番有名な採用コンサルタント会社の社長によれば、「頭の柔らかさは何に比例するかというと成長速度に比例するんですよ」とそう考えると医大からすれば、早く成長して一人前になれる人材はのどから手が出るほど欲しい人材だろう。

一人前になるのにどれだけ時間がかかるか、全国の医師や医学部生ならわかるだろう。
例えば、医大と言えども企業である。広告代理店と組んでプロモーションの企画を考えたりする。

現に今年、医大から依頼された広告代理店から大学のイメージ調査の協力依頼が来た予備校もあるだろう。なぜなら、電通や博報堂なんかと組めば大学のイメージなんかすぐに変えることができるからだろう。

企業と大学が組むことは当たり前の時代だから人気企業の新入社員の取り方を取り入れても不思議ではないだろう。
「適正=頭の柔らかさ、面接=コミュニケーション能力と意欲、それに保証書としての調査書」ではないかと考えられる。

ひとつの例として大学の中ではAOか推薦で合宿のようなものをやる大学だってあるだろう。
そこで「焼き肉焼かして見たらわかるんですよ」と「普通の子はただ、裏返すだけなんですよ。でこの子はアウトと。」こまやかな子は「どれだけ焼いたらうまいか?どれだけの量並べてどれだけの時間のタイミングで裏返せばみんなに平等においしく口に廻るかの時間まで考える。要するにこまやかな気配りなんですよね。」と「肉の焼き方って難しいんですよ」と。

ここで「単に肉を裏返すだけのやつ」は、突発的で自分のことしか考えていないという評価であり、肉の種類に応じて焼き加減やみんなに行き渡るタイミングまで計算できる人材は、なぜ評価できるのか?ということになる。

理由は、仕事というのは状況に応じて2手3手先まで考えられる状況判断が不可欠であると。その状況判断能力にたけているであろうという評価である。

たしかにくつろいだ焼肉パーティーでは、人間普段の地が出てしまう。
これと似ているのが集団討論の面接だろう。集団の中での動きと発言を吟味している。つまり将来において採用コンサルタントの企業と大学が結びつく可能性は今後十分に考えられると思われる。大学側も任せてしまえば大変な入試も楽になるからだろう。

母親のキレる原因=「ネットゲーム」

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かれ

時代の変化はものすごく早い、それに対して我々を取り巻く環境もものすごいスピードで変化している。5年前の携帯なんて「もう時代遅れ!」と言われる位のスピードである。

受験生の母親が一番イラつく原因は「ネットゲーム」だろうと思う。ゲームメーカーはとんでもない物を子どもに与えてくれたと怒りまくっている母親は多い。

深夜まで単純なゲームに没頭して昼夜逆転するのもよくないし、もともと人間関係が苦手な生徒がバーチャルな世界に没頭し、リアルコミュニケーションができなくなるという点が将来医療関係者になる者にとって致命的だと思う。

大きい本屋に行ってサブカルチャーのコーナーに行けばまず目につくのが「ネトゲ廃人の告白」とか「ネトゲ中毒」関連の本が多いことから想像がつく。

唯一、楽しみにして出ていくのが「ネトゲ中毒が集まる居酒屋のオフ会」となるとまずいだろう。ネトゲの大会時間が近くなると麻薬患者が禁断症状を起こしたようにソワソワし始めて「心、ここにあらず状態」になる。
 
「俺がネトゲに参加しないと、メンバーに迷惑をかける!」と燃えに燃えている。
 
近年医学部の受験で面接、小論文、に加えて適性検査まで急速に導入されて来ているのは、「こんな奴、患者の前に出したらえらいことになる!」という例が多数現れて来ているからだと思う。
 
でないと面接、小論文の2重チェックから適性検査まで加えれた3重チェックまで行く必要もないだろう。国際空港のセキュリティチェック顔負け状態のようである。

「人が怖い」、「リアル社会が怖い」、「人間関係で苦しい思いをする位ならそれがない所に行く」、このような言葉が出ていたらかなりの重症だと思う。
 
更にバーチャルコミュニケーションだけで済ませるようになると「人間関係が深まる可能性がなくなる=常に実は孤独状態」になる可能性だってある。

「親友って何?どんなもんなの?」なんて真剣な顔をして聞くケースが出てくるかも知れない。確かに通信機械だけで済ませられれば楽ではあるが誤解も起こるし会って話さないとわからないことだって多数ある。

昔、どこかの幼稚園だったか忘れてしまったが「友達をつくるためのマニュアル」を配布したケースがあったと思う。子供達が外に出なくなったり、出る回数も減ったから遊園地どんどん潰れていってるよね?親も連れていく回数へってるし、むしろ「ゲームしておとなしくしておいてくれた方が楽」って親もいるしね。

今、小さい時から「友達は任天堂!」だから...DS持ってないと仲間外れにされるらしいから親がかわいそうだから買い与えるしね。

かなり飛躍するかも知れないが大学生の友人を創れない学生がトイレでおにぎりを1人で食べる「便所めし」も他人の世話になるのがイヤだからという孤独死も関連はあるのかも知れない。人間関係の希薄さに拍車がかかっているのは事実だろう。大人の世界でも名刺交換してもそこから親しくなるまで距離があるというか個人的関係まで深まることはほとんどないと言える。

「人に出会っているようで出会ってないんや」とある人は言っていた。家に呼ぶ仲になる。一緒に温泉に入りに行く位でないと出会ってないんや。と言っていた。

子供の触れあう公園からブランコや鉄棒やジャングルジムもどんどん撤去されてるよね?危険だからという理由なんでしょうね。これまずいでしょう?

世の中生きていて一生平穏無事なんてないのにね。

今の世代からすればジェネレーションギャップと言われるかも知れない。新しいコミュニケーションの形態の1つと反論されるかも知れない。

昔、師範に言われたことがある。「いいか、筋肉増強トレーニングをしたらその3倍のスピードトレーニングをしないと絶対にいい動きはできない。と無駄な筋肉つけても意味ないんや...」と

だから1つのツールとして割り切って適度に使用し、その3倍位のリアル社会でのコミュニケーションを取らないとダメじゃないかなと思う。

だって人間って急に相手の顔色が変わったりして「しまった!」って思うことだってあるし、「その場の空気を読む能力」って経験積まないとうまくならないしね。

ちなみに隣の韓国では「ネトゲ中毒患者の社会復帰のサポート施設」がもう出来ている。近い将来、日本にもできるだろうと思う。

「ネトゲの何がはまるの?....」と聞いたことがある。
答えは「昨日の俺達のチームの動き良かったな~!」というようなバーチャル世界の興奮の共有が答えだった。

また、「僕は、実は実社会では弱くて何もできない価値のない存在なんですが、ネットゲームの世界では頼られ、すごいと言われて仲間に頼られ強い存在になれるんですよ」と言っていた。

全くその場の空気が読めないやつだったということを付け加えておきたい。
また、リアル社会で軽いイジメに合い、そういうのが全くないバーチャルが安全だからそこに逃げ込んだとも言っていた。

「この先どうやって生きていくんだろう....」と心配になる。
私が「良くないよな...」と個人的に思うのは中学生が家で勉強していて携帯にメールが入るやいなや、勉強を条件反射的に止めてメールの返信をしないと本人が気が済まないというケースだ。

イギリスの研究で集中力がMAX状態から携帯のメールに中断され再びその集中状態に戻るのに45分かかるという実験結果から「集中力の分散状態」が頻繁に創られているのが危険だと思う。

ただでさえ集中状態を創るまでに訓練期間が必要なのに携帯にそれが遮断されている。いつまでたっても集中力がつかないと思う。

その光景を見るたびにキレなければならないお母さんも大変だろう。

読んでいる保護者の方はわかると思うのだが、「人間関係の根回し」だとか「人間関係の洞察力」ってものすごく生きていく上で重要じゃないですか?これができないために社会で認められずに冷や飯喰う可能性って高いですよね? 

「人間関係の先を読む力」ってものすごく重要ですよね?

そういう能力がなくなったままで世間に出ると一生保護された世界から出ることができなくなる可能性ってありますよね?

永遠に親は生きてないんですからなんとかしないといけないですよね。

最後にもうひとつ付け加えておこう。それは、日本に潜在的な数を入れると数十万人いると言われる不登校生の危険信号となるキーワードだ。

私自身、兄弟3人全部全員不登校の家庭を見たことがある。お母さんは疲れ切っていて見ていてかわいそうになる位精神的に疲労していた。

それは「めんどくさい」だ。
人間関係がめんどくさい。学校がめんどくさい、世の中の全てがめんどくさい
そして家から出なくなる。

この「めんどくさい」と言うことばが出て来たら。ものすごい危険信号だと思う。
ある日突然出て来たら警戒した方がいい。

また、ここから書くことは知っている人は知っていると思うのだが、今の数十万人いる不登校生とニートとニート予備軍がそのまま生活保護を受けた場合は国の財政が明らかに持たないということだ。 

つまり、未来の日本が高齢者とニートだらけになると非常に危険だと言うことになる。これに海外からの移民を入れて治安の悪化がプラスされると大変だろうと予測されると思う。医学部の小論や面接のテーマとなってもおかしくないし、いずれなるだろうと思う。

ネット依存症の施設はもう日本にあってもおかしくないだろう。ものすごいスピードでコミュニケーション能力は落ちて行くと思う。機械を相手にしている方が楽だからね。機械が相手なら気を使う必要もないし、いつでも遮断できるからね。

これからも不登校や社会から自分から逃げる若者は増加して行くだろう。まず人を相手にするサービス業に大きく影響するだろう。少子化に加えて人とうまくやれない。サービス業が務まらない。不登校の学校と精神科のドクターは忙しくなるだろう。医歯学部等の面接や適性等はどんどん複雑で難しくなっていくだろう。

これは患者の命に携わるサービス業だから当然と言えるだろう。

ご存知のように医歯学部で小論文や面接のない所などない。あったらいい加減な所だろう。どこかで書いたと思うのだが頭はいいが人間性がとてつもなく欠如している人間がいるからだ。これは大学の入試担当者も言っている。

つまり今までの「親のしつけや育て方」も問われていると思う。大体、扱うものが人間なので将来、「医療ミス」、「医療関連事件」が起きて出身大学が公表されるとものすごいイメージダウンである。そういう悪いニュースは一瞬で全国に拡散する時代である。

確かに国家試験の合格率も重要だろう。しかし、もっと恐れるのは「医療ミス」や「医療事件」を起こす可能性のある人材かどうか?だろうと思う。それは厳密にはわからないかも知れない。でもできるだけ入り口で排除したいだろう。

「読んでいる皆さんだってそう思うよね?」
根本は「人間を扱うサービス業」と考えたら低いマナーや口調の荒い人間で評判を落としたくないと思うよね?、油断すると無意識に出るからね。

受験生だって疲れてイライラしてたら親にひどい言葉使ってるだろ?
相手の目に映る自分って考えないだろ?

「僕の愛する彼女はリアルの世界にはいません、バーチャルの世界の〇〇ちゃんだけなのです。」

「こんな先生に診てもらいたいだろうか?」ということだと思う。何十年もかけて必死で大学のブランドを築き上げて来たのに全国ニュースでブランドが地に堕ちたとなるとたまらない。以前、早稲田の教授会が全国的事件を起こした生徒に訴訟を考えているとニュースがあったが当然だろう。

100年以上かけてブランドを創るための広告費を計算したらわかるだろう?、何百億ではきかない。それが1人の学生の軽率な行動で「ゼロ」になるとたまらないだろう。

そう考えると理解できると思う。 すぐに退学や放校になると思う。

受験生のみんなも知っていた方がいい。今、フェイスブックやブログで個人が自由に情報発信できる時代である。でもフェイスブックやブログで会社の悪口や取引先の悪口を書いて会社にバレて翌日からクビ宣告されたり、即日解雇されるケースは多いのだ。情報化社会のリスクを頭に入れておいた方がいいよ。

会社からすれば「待ってました!」とばかりのリストラできる絶好のチャンスだからね。
知っておいた方がいいよ。 そして人事は常にそういうチェックをしているということを忘れてはいけないよ。 だからお父さんがビール飲んでうさ晴らしに上司の悪口日記に書いてクビになり、翌日から収入がなきなり家庭崩壊はザラにあるからね

取引先からちくられる場合もあるからね。 自分を守るために知っておいてね。
自分から敵を作る必要はないよ。

 

<不登校の学校でよくあること>

今、日本だけでもわかっているだけで数十万人いるのだから読者の廻りに不登校生がいても
なにも珍しくないと思う。親は「まさか、自分の家庭に起こるとは思わなかった!」と
動揺と受けるショックは大きいと思う。

それではそういう不登校専門学校で指導した私の知人の経験談を紹介して見たい。

 

とにかく授業に出てこない

個別指導の時間なのに出て来ない。拘束されているから給料は支払われるのだが、これが
ずっと続くと「自分は何のためにここにいるのか?」と自問自答を繰り返して辞めてしま
った。ずっと緩いはずの時間割なのに出て来ない。親からも全く連絡もない。

 

当たり前の指導をしたらクビになった。

これはよく聞くケースだが、「お前、もっとがんばれよ!」と激励したら事務から注意を
受けて「先生、この生徒は頑張れないからここにいるんです。変なプレッシャーを与えない
でください。もう次から来ないでください」とその日にクビ宣告である。

 

非常にいい先生なのだが、その先生もさすがにびっくりしていた。いい指導は「そっとして
おく」だそうだ。彼らにとって「生きがいとなる理解してもらえる人だけの快適な空間」を
形成しないとダメなのだろうと思う。

 

もう1人いる。その先生は授業中に「君達は自分の殻を破ってチャレンジしなければいけ
ない」と言った途端、1人の生徒が事務に走ってチクリに言ってそこでクビ宣告である。
そもそも生徒を早く改善させようと思ってはいけないようなルールになっている。

 

 

結果的に長期滞在することになり、離れなくなるシステムなのかも知れないが、それがプロ
かも知れない。私も有名なドクターの息子を指導したことがあるが、部屋の中から最初は
鍵がかけられていて信用されるまでに長期間かかった経験がある。

 

結果的に東海大の医学部に行ったが「こんなに親が優秀な先生の家庭でもあるのかよ?」と
びっくりした記憶がある。お父さんは手術後の記者会見でTVのインタビューに答えていた
のも同じ時期でそれを見て複雑な心境になったのを記憶している。

 

その子も学校の人間関係が嫌でこもっていたが、私から見れば十分復帰できる状態だった
と思うし、もったいないと思う。大阪で老舗の不登校専門の学校にいたが通信添削中心だっ
たと思う。輪ゴムで束になって止められていた。

 

 

正直、通添の内容も笑ってしまう位のレベルだった。「お前、体育の授業の単位どうする
んだよ?」と聞いたら「ボーリング場に行って2ゲームやって来て証明のはんこをもらえ
ば体育の単位がもらえるんですよ!!」と聞いて思わず笑ってしまった。

 

 

ただし、この状態から大学進学するのはかなりきついと思うし、高校を辞める必要は
全くなかったと思う。こういう状態ですぐに辞めさせる親が多いのだと思う。
なんでも辞める、逃げる癖を覚えさせたら本人のためにも良くないと思う。

 

夜にクラブに行って朝早く帰って来て、そこから寝るという昼夜逆転生活からのスタート
だった。さすがにこういう生活では落ちる所まで落ちるという不安は彼にもあったと思う。

 

帰る時に見送りまでしてくれて「また、来てくださいね」と言ってくれた最初の日は
よく覚えている。社会的地位の高い人にもこういう所がザラにあることは今となって
は不思議でも何でもない。外からはわからない暗部は多数あると思う。

 

医歯学部受験予備校指導記録42

<11月12日(月)> 知らない恐怖

2回にわたり推薦、適正等の入試の本質について書いて来た。
意図として推薦入試が開始されて心配な受験生や父兄に対して情報提供する意味が1つ、もう1つは入試会場で受験生のお母さん達が子供の受験が終わるまで最後まで心配で待っておられる。

その間に「読めるもの」を提供して「暇つぶし」になればいいと思うからである。
幸い全体のボリュームとしてはかなりある。話題や興味としても申し分ないだろう。

携帯で「パケ放題」でも入っておられれば料金も問題ないだろう。
最後終了するまで待っておられる姿は大変だと思う。当然、下の子がいたりしたら主婦業にも影響するだろう。実家のおばあちゃんやおじいちゃんが協力しているケースもあるだろう。
父親は職場でこれ以上ない位の心配をしているだろう。

くれぐれも皆さん体調に気をつけてがんばって下さい。

さて、ここでまとめて見ると医学部の受験には、現在の受験機関でさえかなり未対応の部分があることが意外に多いだろう。現状で無理なものは仕方がない。未対応ということは、未知の世界であり、「人間は知らないものに対して不安になる」ということになる。
もう1度上げてみよう。

1、推薦の適正、一般の適正試験への未対応、AO入試の完全未対応 2、面接試験、小論の評価基準の不透明さ 3、1次合格ラインの非公開の大学がある。4、国公立の総合問題への未対応 それに加えてセンター9割超えの人生を賭けた一発勝負、私立の各医大の傾向を知るための訓練、小論文の傾向を知るための訓練、面接の訓練、集団討論の訓練、等受験生の不安の壁となるものを並べただけでもかなりの数ある。それで終わりか?と言えばそうではない。「補欠繰上げ合格の数と医大の寄付金の問題」がある。

ここまで書くとどろどろした印象を与えてしまうのであえて詳しく書かないが、ここまで来ると普通の試験ではないという印象まで与えてしまうものである。

また、試験ロードの最中に医大の理事長から直接父兄に呼び出し電話がかかったりするからびっくりすのも当然だ。
家や親戚が病院の場合であれば、「そんなもの」という認識はあると思うが30年前の感覚があるので話がずれる。「入試は毎年変化している」ことを忘れてはいけないと思う。

予備校の世界にもわかっている人間はほとんどいないのに、高校の中に「わかる人間」を探すのがほとんど無理と言える。それを象徴するのが、補欠合格の通知を2つも3つももらうと電話がかかってくる。

それもかなりかかって来る。言っておくが1度も会ったことも話したこともない方からだ。最初は驚いたが考えて見ると当然だろう。方言も交えて来るから地方の方に多い。「○○大学と○○大学の2つ補欠きとるんよ。どっち選んだらよろしいやろうか?」 と

簡単な選択アドバイスはするが、極めつけは「わしらようわからんからお宅が決めてくれ!」と(笑)
1度も会ったことがないのにそこまではできないだろう?それで決められてもらってもこちらが困る。もし読んでおられるなら、「情報は一応与えますよ。でも決めるのはあなたですよ」と再度言っておきたい。「心の準備」が出来ていないと一般の方がどうしたらいいかパニックになる試験と言えるだろう。がんばって栄冠をつかんでいただきたい。そして満足の行く選択をしてください。

<進路指導の重要性>

毎年、夏休みが空けると登校拒否から中高校生の自殺が増える。いきなり面白くない

世界に戻るからだろう。言ってはいけないかも知れないが、教員は種類で言えば世間

知らずで「おもしろくない人」も多い。その上に実力もついていないのに「実力テスト」

がある。そんな生徒に実力テストをやっても意味がない。

詰まる所、究めて面白くないことの連続空間が起こるからだろう。

よくあるのが、「俺は音楽の世界で有名になる」だ。

そして2、3年日雇い労働者やコンサート設営スタッフ等の裏方を何年かやって諦めて

戻って来る。要は「知らない」からだ。夢を持つことを諦めろと言うのではない。

しかし、以下のことを知っているか、知らないかで変わると思う。

それが聞ける空間にいたか?、言ってくれる人間と出会えていたか?

それだけの違いだが、知らないために人生が大きく狂ってしまう。

<現実>

①小さい頃から10年も20年も練習しても99パーセントは消える。

②例え、運よくメジャーデビューしても全く安泰ではない。オリコン10位

 位でも食べていけない。

③3000円のアルバムが1枚売れても自分には30円しか入らない。(メンバーが

 4人いたら1人当たり7.5円だから1万枚売れても75000円、ツアーやライブ

 やっても収益の7、8割は事務所が持っていく。

④メジャーデビューしても1年後に残っている確率は3パーセント、2年後、3年後

 は更に減る。キラキラしている所だけを見るとほぼ失敗するよね?

 

だから、皆さんは「一発屋の歌手をバカにするでしょ?」、「とんでもない?」

一発当てるだけでもすごいことですよ!、カラオケで歌う時は尊敬しながら歌うべき

ですよ。そしてバカにして満足している自分のレベルの低さを反省すべきですよ。

居酒屋で上司や会社の悪口を言いまくってボロカス言ってる大人がいますよね?

それだけ嫌なら独立しろよ?って思うでしょ。

そういう人は絶対に恐いから自分はやらない。自分の保身が一番なんです。

それと同じですよ。バカにして自己満足するだけです。

気づくこと、知っておくことの「重要さ」がわかりますね?

そしてね、その「気づく機会」を自分の人生の中でどれだけ多く得れたかどうか?

それがその人の全体の「運」だと思いますよ。それが変えてくれるからね。

そうでないと死ぬまで気づかないからね。あの世でさえ、まだ信じ込んで

いる自分がいますよ。その「物事を知る機会に出会う確率」は低いが。

 

ドラマの感動を打ち消す家庭

家がドクターの家庭で共通して起こることがある。それは、子供が医療系のドラマとか救命医療のドラマとかテレビで見ている時に現実で打ち消してしまい、子供が感動をそがれてしまうということがよくある。

言わずにいられないのだと思うのだが、純粋な感動はそのままにしておく方がいいだろうと思う。

 
<TVのシーンの途中で思わずドクターが言ってしまう詞の例>

  1. あんなのありえへんぞ!!(もっとドロドロしているぞ)
  2. 違う、違う、手順が違う!!(手術などのシーン)
  3. あのな、現実はちがうんやで....(せっかく感動しているのに現実を見させる)
  4. このドラマ間違ってるぞ....(「ぼそっ」と言われるから急激に感動が冷めるらしい)
     

しかし、唐沢寿明の「白い巨塔」だけは、「こんなもんやで、お前もよう見とけ..」という反応があったことはよく覚えている。それだけリアル感があった作品だったのだろうと思う。 

また、ドクターの中でもストレス解消のために車で飛ばして日頃のストレスを解消される先生もおられる。事故でも起こしたらどうするのか?と子供は心配している。

昔はスピード違反で何回も警察に捕まったことがあるそうだ。
でも子供が言うには最近、全く捕まらないようになったらしい。

絶対に捕まらない一言があるらしい。
それは、警察に捕まったらこう言えばいいらしい。

「急患ですから....患者の命がかかってるんです。すいません」

「素晴らしい」としか言いようがない。
見事すぎる。

余計なことをする家庭

全てが余計とは言わないが、父親が子供の勉強に積極的に介入しようとして受験生の心の中で迷惑がられている場合がある。

当然、お父様は気がついてない。自分だけが感謝されているはずだと信じている。
 

  1. 「俺は昔、家庭教師をやっていて生徒から慕われていたんや!」と子供を教えたがる。常にその介入できるチャンスを狙っている。
     
  2.  今の受験生が聞いたこともないような古い本のタイトルを出して、「それやれ!」
    絶対に急激に伸びるからと言っただけで時代の違いを認識していない。
     
  3. 上記の本をどこからか探して来て、親切に子供の机に置いてある。しかし、子供は決してその本を利用しないし、難解過ぎて2度とその本は開かない。
     
  4. 机の上にお父様が大量の参考書と問題集を購入して机の上に置いている。ただそれだけを繰り返している。本人が購入した冊数よりはるかに多い状態になっている。
    1回に10冊以上買って来る場合も多い。消化できるはずがないのだが....

 
受験生に対する愛情からの行動だと思うのが、私の経験上は「親が余計なことをしてくる」
という意見が最も多い。(残念だが事実である。) やはり、時代の変化は認識すべきだと
思う。

ただ、子供のためを思ってものすごく真剣にやられる父兄もいるのは事実だ。
自分で足を使って情報を集めて

  1. 情報をCDに入れてバージョン2、バージョン3、バージョン4位まで創る。
  2. 地域枠入試の場合は地区の医療に関する問題点を徹底的に書類やCDにまとめて
    子供に渡している。
  3. 受験参考書や問題集の良い点、悪い点の情報をCDに入れて渡す。

 
こちらがびっくりする位の情報をCDに入れているケースもある。
大体、そういうケースは父親がものすごく真剣なケースだ。

しかし、子供が感謝していないと言うかよく見ていないという点で共通しているのも悲劇である。その愛情には頭が下がると言うかこれだけの情報をCD化している時点で「3日位徹夜しているのではないか?」と推測する。

 

<気づく能力チェック>

医学部と歯学部とか「人生を決める」「事業承継を決める」「時代を繋ぐ」とか

「家の歴史を守る」ような人生の大きな転換期に関わる試験では見えているようで

見えていないことが多い。例えば、国公立医学部合格85%などと言う数字は普通

ありえない。あったとしても超秀才を無料で面倒見て看板をもらうという数字で

あろうと思う。そこに偏差値50の受験生が「よーし、俺も!」なんて考えても

現実味はない。こんな当たり前のことにさえ気づかない。

次に保護者が医学部の国家試験の合格率90パーセントという数字を見て流される。

でも、その裏にはものすごく高い留年率があり、試験を受けさせてもらってない

現実もある。国試合格率を下げる連中は全員排除する、そして放校を容赦なくさせる

面倒見の極めて悪い体制があるかも知れない。病んで辞めて行く数字は表に出ない。

つまり、同じ医学部受験生でも中学から準備している受験生と5年ぶりに再受験する

受験生を比較しても何の意味もない。育って来た歴史も違うのにこれに気づかない。

「人間は恐ろしく気がつかない生き物であり、死ぬまでおめでたい状態で終わる」

人も多い。だから、勉強は損をしないためにも死ぬまでやらないといけないと思う。

大事なことに気づかないから、気づくのが遅いから人生が上手くいかない。

それがわかるのが、もう人生で勝負がついてもう間に合わない時になっていると

思う。「気づく能力」こそが最も重要だと思う

それは気づかせてもらえる環境にいたかどうかの「運」でもある。人類60億の

中で59億9千万以上の人はほとんど人生の背景で終わる。その中の何人が気づ

かせてくれるか?、その時にその気づきを受け入れる自分がいたか?

そのものすごい不透明の確率こそが、人生の大きな変化の源だと思う。

 

 

医歯学部受験予備校指導記録43

<11月13日(火)> コンビニより多い現実

医学部等についての話題が多いので歯学部についても触れてみたい。前から疑問に思っているのだが、国公立は別として和歌山あたりに私立医大がなぜないのだろう?とかなぜ関西に大阪歯科しかないのだろう?勝手に疑問に思っていた。

受験者の数から言えば、「あってもおかしくないな」とか思ったりする。歯学部については、やはり、コンビにより店数が多い状況で「どう生き残っていくか?」を考えるべきだろう。

家が歯科医の受験生は、毎日親孝行してもいい位親に感謝すべきだと思う。
たまには焼酎か日本酒かビールでもなんでもいい。親父孝行すべきだと思う。

例えば、歯医者に診療台が家に2台あるとする。(1台最低でも700万円位するから2台で1400万円か?患者1人当たりの単価を親父が夕食の時に晩酌している所を見計らって聞いてみたらいいだろう。

「そういえばうちはリースとか言ってたな、テナント代金はいくらだろう?歯科衛生士もたしか○人いるな、」とか自分で計算していけば大体のラインはわかるだろう。
そうすると、「親父ー大変だな~俺もがんばるよ!」となるはずだ。

なぜなら「コンビ二より数が多いという中で勝ち残るということがどれだけ大変か?」
考えたらわかるだろう。ファミリーマートの50メートル近所にセブンイレブンが出たらどちらかが売り上げ激減するか、潰れるかどちらかしかない。

元々コンビニは酒屋出身のオーナーが多い。全財産をかけてコンビニに店舗変えして独立しているのである。しかし、ライバルコンビニが無差別に出店して閉鎖を余儀なくされて多数閉店しているのが現状だ。

コンビニの新規オープンと共に同時に別コンビニがなくなる光景を見たことがある方も多いだろう。これを読んでいる皆さんもコンビニとコンビニの距離を考えたらわかるだろう。はっきり言って「潰し合い」が現状だ。

「うちの売り上げが落ちるから出店しないでくれよ」と言えない。
現にコンビニオーナーが本部に裁判を起こしている場合だってある。

ひどい場合はファミリーマートの近くにファミリーマートがあったりする。
道路をはさんでセブンイレブンとファミリーマートがわずか2mの距離だったりする。(いやがらせとしか思えないのだが......)

それより歯科医の数が多いのである。家が歯医者の受験生は近所の駅から家までに歯医者が何件あるか数えて見たらわかる。

その激戦を勝ち抜いて育ててくれた両親に感謝すべきだと思う。
「生き残っているということは親父が相当がんばっている」のである。感謝すべきだ。

親父は子供にそんなことはひと言も言わないと思うが、常に売り上げのことで悩んでいるはずだ。だから、子供はたまにはビールとつまみ位出した方がいい。

「いいか!、ここを読んだ後継ぎ候補は今すぐ自分の貯めた落とし玉を崩して親父にビールと少し高めのつまみを買いに行きなさい!!」
「今の君達があるのはお父さん、お母さんのすさまじい努力があるんだよ...」

見たことがあるかもしれないが、「24時間営業の歯科医」とかあるだろう。コンビ二と全く同じ営業時間である。コンビニの大変な所は、深夜の誰も入りたがらない時間は全て店長が入らなければならないことと、深夜に駐車場までご親切についているため、「不良のたまり場」となり、トラブルが多発するから恐ろしいということだろう。

今は自宅を山小屋のロッジ風にした歯医者だとか、フェイスケアまでついでにやってくれる所もある。エステのような入り口は当たり前で、アロマがたいてあり、ドリルの音なんかは、絶対に聞こえないようにしてある所が今は当たり前だという。

そして「無痛治療」が当たりまえだ。待合の時間にネイルをやってくれる所もある。
私が行っているS歯医者は絶対に1時間以内、絶対に1日で終わってくれる。
暇な時に待たずにやってくれる所もあれば政治家専門の出前歯医者もある。

 

私は1度だけ行ったが歯科衛生士を全てモデル並みの超美人で揃えている先生もいる。
これもやり方だろう。(かえってこんな美人達に囲まれると落ち着かない。)
先生の腕が悪かったと言うか、痛かったので行くのを止めた。



どうだろう?、時代と共に生き残りのサービスのレベルは高い。
もし、後継ぎの受験生が見ていたら今度は「時代とのギャップ」と戦うことになる。
知らないうちに患者さんが取られてしまう恐怖との戦いになるだろう。



だから研究熱心なビジネスマン以上の歯医者にならないといけない。
むしろそうでないと生き残れないと思う。そう断言したい。

他の歯医者との「差別化」を常に考えないとダメですよ。
もう「予約フリー」の歯医者だって出て来てるからね。
勉強しないとね。競争に負けるよ....

たしかにドリルの音だけで帰りたくなるのが嫌がるイメージだろう。成功している歯医者さんは、「常に研究しているアイデアマン」のようだ。経営能力がないと無理だろう。

N地区の歯医者さんで新聞広告に「私と白い歯」とか「80年代のやえ歯のアイドル」とか歯に関する連載広告を打っていた方など新規開業と同時に満員御礼を達成したと言うから、「すごい!」としかいいようがない。

普通は、近所の評判とかを聞いて「痛いのではないか?」とおそるおそる行くものだが、今そんな所ではすぐに潰れてしまうだろう。

お客さんが快適に通院できるのが当たり前の時代だ。
後継者予定の受験生は、歯科医師としての能力に経営能力がないと淘汰される時代だ。
初代、2代まではある程度うまくいくが、3代目あたりで雲行きがあやしくなる。今の受験生であれば3代目あたりではないだろうか?守り抜く使命を与えられた方も大変だ。

ただ、地域の患者を守るという意味ではやはり守るべき使命だと思う。
「与えられた運命」として受け入れてもいいと思うがどうだろう?

患者さんに感謝されるロマンと「そろばん」どちらも重要な要素だろう。
たったの1日で治療が全て終わる所もあれば、治療に2ヶ月以上かかる所もある。
この「差」は何なのだろう?と昔は思っていた。

「勉強ができるという能力と患者さん連れて来る能力って全く違うんですよ!」

印象に残る説得力100%の言葉である。生き残りを賭けた歯医者さんのものすごい努力と執念に心から最大の尊敬を払いたい。

しかし、成功している歯医者さんに共通しているのは、「危機感」と「大学受験生以上の真剣さ」で常に研究し、努力しているという隠れたすさまじい努力があるからだと思う。優秀な頭の切れるビジネスマン以上かも知れない。

「すごい」としか言いようがない。子供ももっと親を尊敬し、感謝すべきだ。
歯医者の子供が見ていたらこう言いたい。

「お前の親父はすごいぞ、陰でメチャクチャ努力しとるぞ、お前もしっかりせいよ!.....」と .....

そして歯学部志望者に言っておきたい。いずれ歯学部も難しくなる。なぜなら大量に「医学部崩れ」が医学部に見切りと諦めを感じて参入してくる。
だから最初から歯学部希望者も気を抜かない方がいい。

今は医学部がバブル状態だが、歴史的にもバブルは必ずはじけることは歴史が証明しているからね。

医学部崩れと言っても勉強はできる。実力があっても当日だけ崩れてしまうだけの受験生は多数いる。だから油断しない方がいいよ。 
最低合格ラインが急激に上がる可能性もあるからね。

なぜなら医師または歯科医師であれば医療法人の理事になれる権利はあるからだ。長男を理事にして法人格だけをキープしてから次男を医師にするという作戦変更だってできる。 長期的戦略を立てている家庭はすごいからね。

一番強敵なのは「出口」から受験を考えて家族団結している家庭だよ。

だから俺は歯学部だから楽なんて考えない方がいいよ。
油断しないことですよ。いずれわかる時が来るよ。
それが全国レベルで動くようになると難しくなるよ。

「わかるよね?、だから絶対に油断したらダメだよ。」

時代を予測しろよ....自分のためだよ。
家を守ろうと思ってももう入れなくなる時代になってるかも知れないよ。

 

<気づく能力チェックコーナー>

コンビニってなぜあんなにたくさん出店してるの?

気づいていた受験生には「気づく能力の特待生認定」を出しましょう。(笑)

加盟金を払ったフランチャイズを使って市場調査してるんですよ。だって本部なん
だから売り上げも仕入れ量も全てわかるじゃないですか?

 

そして売り上げの高い店があったらどうすると思います?

本部の直営店を近くに出すんですよ。そして競争して潰す。
直営店が値下げをして自分の支配下のフランチャイズを潰す。

 

たまらないですよね。加盟金は取られるは最後は親に潰されるは
ではね。

 

皆さんが毎日気軽に楽しんでいるコンビニの裏にはものすごい
弱肉強食の世界が繰り広げられているんですよ。
恐ろしい世界ですね。気づいていた人は大したものですよ。

 

でもね、これは大手塾から独立した人を潰す時にも使うんですよ。
その独立した塾を囲むように出店して一気に大幅値下げをして潰す。
そしてそこが潰れた後に再度値上げをするんですよ。

 

皆さんもいずれは厳しい競争社会に出た時のために能力を上げて
おくべきですよ。

 

ここにも「お互いがお互いを理解できない所」がある

どこで書いたか忘れてしまったが、学校の受験システムの変更点や面接や小論文への対応が後手、後手に廻って手が廻っていない点を示したと思う。

しかし、逆もある。これは中学の有名な塾での話しである。今はご親切に〇〇中学中間テスト対策とか期末テスト対策とか中学毎にやってくれるそうだ。

:「すごい情報力だな!最近の塾は!!」と驚いた。
「中学毎にそれに応じた対策してくれるのか、そりゃすごいや!!」 

「どうやって傾向情報を入手しているのだろう???」と思った。

しかし、目にして愕然とした。

大体、もともと興味もなかったのだが中学毎に対策をできる「機動力の柔軟さ」に驚いたので「ちょっと見せてくれ...」と子供に言ってみた。

私は私立高校でも指導したことがあるので中間・期末がどのような感じで創られてどのような打ち合わせを行い、どのような感じで出題されるかは大体わかる。

ところが何をやっていたか???

中間試験の1日前だと言うのに、全く関係のない重い問題の詰まった、そして中間のテキスト範囲の単語さえ重なっていない問題をうんうん唸りながら解いているのだ。 明日は3科目試験なのにそれだけで前日が絶対終わる。

さすがに、これはまずいと思ったので

:「(配布されたプリントと明日の試験範囲のテキストの内容を整合して)
お前、なんでこんな意味のない重労働してるんや???」 
(これが3ケ月後の実力テスト対策のものであれば何も言わない。)

息子:「いや、塾の先生にこれ解いて100点取ってこいと言われたから....」

:「(試験範囲とテキストを見て)この中学の先生の過去の中間・期末の問題見せて見ろ。(数分見て)こことこことここ、そしてこの辺出すからそこだけ覚えろ!」

出題者のクセもわかるし、平常点が20%で他の同科目の先生とどんな打ち合わせをしているかも大体わかった。

こういうことはしたくないのだが、ここまでひどいとは思っていなかった。
対策どころか逆に点数を下げるやり方に呆れた。

明らかに中間の1日前に渡す類のものではない。

私が職業柄、そしてある程度詳しいから瞬時に見抜けたが、これは普通の保護者は絶対わからないと言える。


ここにもとんでもない誤解があった。
 
塾の先生が学校の先生がわからない。その逆ももちろんある。
定期テスト対策はありがたいのだが、実際は全くダメダメ状態だった。

これに気づいたけでもうれしいことだが...

ひとつおもしろいことを子供に教えてもらった。

塾の先生:「この単語vcationだがな、バカチオンと覚えろ!そしたらスペルミスせんぞ!!」「この単語はハンカチーフなんだがハンド・ケラ・チーフと覚えろよ!!」

苦笑したが....

意味のない定期テスト対策が繰り広げられている現実に親達は注意した方がいい
見抜ける親は究めて少ないと思うが....

この中間テスト対策の理由がわかった。

「塾生でない友達も連れて来ていい...」そうだ。
単なる客寄せイベントに過ぎない、期待して損をした。

保護者の人にも気がついて欲しいことがあるから言いますね。
中学や高校からの通知表だけを見てね。

「この子は頭が悪い!」と決めつけない方がいいですよ。

学校の中間や期末だってものすごく悪い問題出してますよ。
でも先生達がね、悪問題出したからって糾弾されないんですよ。
この世界ではね。 でも95%以上は受けた生徒の方に行く。
そうですよね?

そうでしょ?保護区と言うか聖域だから誰も何も言わないでしょ?
第一先生が良問と思ってるだけで他の先生から見たら
「これ、ひどいで!!」って言うの多数ありますよ。

だから、点数だけ見て、「ダメだ、この子頭悪いわ!!」って決めつけるのは良くないですよ。問題に合わせられないだけかもしれないですからね。

勉強の習慣とかやる気は別ですよ。

ここに気がついてましたか?
また良問か悪問なんて同業者のかなりレベル高い人でないと識別できないんですよ。
また問題に対する価値観
だってそれぞれ異なりますからね。黙らざるをえない。

だから文句の言えない聖域になってるんですよね。
テストできなくて落ち込んでいる生徒はここを読んでやる気出してね!
「君はまだ可能性あるよ、出題者が自己満足のテスト出しているかも知れないからね、多分その方が多いかも知れないよ。だから落ち込むのはまだ早いよ。」

<気づく能力が最も重要>

私自身は人生で最も大切なものは「気づく能力」だと思うし、その能力が備わった上で

更に「気づかせてくれる環境」にいたものがものすごいスピードで成長曲線、成功曲線

を描く人間になると思っている。

例えばね、「たった3ケ月でペラペラ英語がしゃべれる!」

「みるみる偏差値が上がる」、「ラクチンで数学がマスターできる」

とかそういうタイトルがあるよね?なぜか?

絶対売れるんですよ。一番頭がいいのはそれを創った人ね。

「人は努力や苦しいことを避けられることにはとても敏感でそれを避けるためには

何でもする」という心理があるからですよ。それをくすぐっている人はその心理に

気づいているんですよ。でも、それを買った人は気づいていない

誰でも出来ることに価値はないじゃないですか?、仮にそうであってもすぐに大量

のライバルが流れ込んで来てその「裏ワザ」はすぐに消える運命になります。

だから皆さんは「徹底的に気づくこと」ですよ。特に社会の変化にね。

 

医歯学部受験予備校指導記録44

<11月14日(水)> センター教材誕生秘話

受験生の受験に対する重圧と戦うのと同時に、こちらは増えていく読者の重圧と戦うような気がする。熱心な受験生のお母さんや熱心な受験生のメールももらうようになった。

皆さんインフルエンザに気をつけてがんばって下さい。この時期インフルエンザにかかると完全回復までに1週間かかるでしょう。取り返しのつかないロスになります。あえて人の多い所に行かない位の注意で良いでしょう。

精神的、肉体的に疲れてくるとかかりやすくなります。「ちょっと寒気がするな」とか感じたら寝た方がいいでしょう。くれぐれも自分を痛めつける勉強をしないようにしてください。

以前、記事の中で不登校の記事を書いたら翌週に「不登校専門の家庭教師センター」が登場し、少し前に「研修制度の重要性」を書いたら今日チラシにその記事を書いていた業者さんがいたので苦笑してしまった。

つまり、小中学生の業者さんに大きなヒントになったのかも知れない。
素早い動きに感心してしまった。がんばってください。
業界の中には「他業者の批判に命をかけている位の先生」もおられるようだが、廻り廻って自分の首を絞めていることになるので気をつけた方がいいだろう。
大体、今のお客さんは非常に賢いものだ。

強烈に売り込まれることを極度に嫌う。昔のように電気屋でさえ、店員が寄ってくることはまずないだろう。以前1度、小中学の全国の塾の先生の研修に参加したことがあるが、大学入試業者と地方の小、中専門の業者さんと「どれ位ズレがあるのか?」と研修の意味で参加した。おまけに全国各地から多数の業者が参加しているから地方の事情もよくわかる。

この世界には「勝手な思い込み病」という重大な職業病があるから自分で定期的に打破しなくてはならない。相手のある仕事だからこそだ。

自分で気がつかない職業病だからたちが悪い。
つまり「長期間の慣れ」から来る職業病だ。
受験生の受験勉強が長期化するのもそういう意味で良くない。
1度社会に出てリフレッシュすることもプラスになる場合もある。

朝から晩までの研修だったが、地方の塾の先生にも素晴しい先生がおられることに感動したものだ。地方では、いかんせん大学入試まで指導できる人材がいないので、高校入学と同時に「小、中から手塩にかけて育ててきた生徒を手放す無念」を直に聞かされて、「なるほどな~」と思った。

そういう地方の先生と交流させて頂き、今回センターのDVDの企画が持ち込まれた。
DVDではあるが、3人の先生が名乗りを上げてくれた。

協力してくれた3人の先生にはこの場をかりて感謝したい。本当にお疲れさまでした。
忙しい中、岡山のスタジオまで新幹線で時間を割いて行ってくれた労力に感謝したい。
この業界の中には、社会的使命にがぜん燃える人もいるので捨てたものではない。
大体撮影となると準備していた時間の倍以上はかかるものだ。

今回は、岡山の業者さんに「センターDVD教材の製作」で協力させて頂いたが、地方の受験生がそれで本番で高得点をマークして頂けたらいいと思う。
地方の受験生の方々、地理的条件に負けずにがんばってください。
本番での健闘を心から祈ります。

PS:兵庫県から兵庫医大卒業後、「9年間県の指定するへき地勤務」をすれば学費全額免除するシステムの案内が来ていた。兵庫県のへき地とはどのような所だろうか?

ドクターコトーは完全に不足しているのだろう。 山の方だろうか?ただ、兵庫県であれば海を渡る必要はないし、飛行機に乗る必要もない。休日車で飛ばして帰って来れるだろう。素晴しい親孝行だと思うが。9年を長いと見るかどうかだろう。

今まで親に迷惑をかけまくった生徒は、懺悔の意味も含めて社会貢献も含めて最大のチャンスのような気がするがどうだろう?

もっとも恐れること=若さゆえの血迷った判断

44か?受験生の中で受験番号に「4」が入ってたら「4=死=死ぬ運命だ!」とか落ち込んでたやつもいたな。2浪の生徒で「3」が受験番号に入ってたら、「3=3浪突入=もうダメだ!」とか彼はナーバスになり過ぎてたよな。

ホテルの部屋番号に「3」が入ってたら、ホテル側に交渉して換えてもらってたもんな。
この世界で最も恐いものは「自分だけの判断で突っ走ること」が恐い。

大体、大学入試のシステムが複雑すぎる上にころころ変更する。
したがって保護者はアドバイスしたくてもわからないからできない
よく保護者が見守ることしかできませんからと言われるが
 
現実には「複雑すぎてわからないから言いたいけど言えない」が正確な表現だと思う。
親子なんだからできればタイムリーな助言したいと思っているはずだ。それが当然だ。

この世界には事前に知っていれば回避できる「落とし穴」がたくさんある。そして見事に同じ穴に落ちるものだ。本人が落ちなければわからないのに、いや落ちても気がつかない生徒も多いのにアドバイスしようがないのが現実だ。

ここが大事なポイントだと思う。
「本人が気がつかずの状態で廻りが何も言えない状態」の完成だ。
 
そして
受験生と言ってもまだまだ未熟な人間でまだまだとんがっている年頃だ。
感情や自分だけの価値観で聞く耳持ってないケースもあって当然だ。

しかし、気をつけた方がいい。下手したら5年から6年過ぎてしまうケースだってある。
何でこんな受け方してるの?

何でこんな判断したの?、何でこんな非効率な勉強してるの?

受験直前に必死でがんばって長時間やっているが、その明細を確認すると10時間やってるが、実質別のやり方なら1時間で済むようなものだ。

長時間やった自分に満足しているだけだ。
でも背中だけ見ていると判断できない。

確かに人間は数十年かけて成長するものだと思うし、数十年たってもまだまだ未完成なものだと思う。「30代後半位にならんとわからんかな?」と思う位に直情的に反抗する者だっているものだ。

そして「わからせる努力をさせる大人や先生も多いと思う。大切にされ過ぎてきつく注意されることも昔に比べて圧倒的に少ない」と思う。

そうすると未熟な子供はとんでもない判断ミスを犯すことになると思う。
「別に長い人生の中での5~6年どうってことないわ?」と言うならあえて言わない。

でも、わからずに、気がつかずに数年過ぎるのは見てて危険だと思う。
「若さゆえの血迷った判断」を防止できたらいいのにと思う。
言ったところで本人が聞かなければ何の防止にもならないが...

これもその子の持つ運なのかな? と思う。

医歯学部受験予備校指導記録45

<11月15日(木)> ドクターコトー募集

昨日兵庫県から到着した書類によれば「県養成医師」という扱いとなり、大学卒業後、臨床研修2年、前期へき地派遣3年、後期研修2年、後期へき地派遣2年の9年間の勤務体系となり、県が指定するへき地医療機関に貢献するというものである。

ということは自治医大や産業医大だけでは全然足りていないということか?この2校は私立に分類されているが、半分公立のようなものなので今後、医大の助けを借りるという動きなのだろうか?たしかに自治医大に行ったが、「学費も払うからへき地だけは勘弁してくれ」というようなことも耳にする。まず社会的使命がなければ無理だろう。

東京医大が人気があるのは、「新宿のど真ん中にあるから」とよく受験生が口にする。しかし、新宿といったらワンルームの家賃だけで10万位するような所である。ここはやはり、親に心配をかけて来た生徒の出番だろう。田舎の人が「取れたての大根や魚や野菜や晩のおかずまで持って来る生活」もいいだろう。

誰かに迷惑をかけたのなら、誰かに貢献して心の浄化するのもいいだろう。
とこう無責任に言いながらも「9年か、小学校入学から中学卒業までか~」と思うと
「9年の長さが今の受験生にどう感じられるか?」だと思う。

または「国公立受験生がほぼ学費免除状態で私立に入れるのだからチャンスではないか?
ということは兵庫医大のボーダーが上がるのか?」

しかし、この養成医師の募集人数が少ないので変化はないのかも知れない。
「そりゃ、そうだ。兵庫県が学費を貸すのだから多くは募集できないだろう。」
養成医師の数が多いと兵庫県の財政そのものを圧迫することになる。

やはり、ドクターコトーの映画化とドラマの続編を放送すべきだろう。
なぜなら急に不足してから現状に対応するのではなく、もっと早くから「へき地赴任者」を確保しておくメリットを準備しておかないと今の若者の心を動かすことは難しいような気がする。
これから少子化ももっと進むからもっと早く確保しておくべきだと思う。

防衛医大を記念受験で受けた生徒の中には「自衛隊員のジープで迎えに来られるのを経験して見たかった」というのがあるが、イメージの良さを早いうちから植えつけることも大切だろう。
「俺がやらなければ」!という価値観を受験生に植えつけることも必要だろう。

 

<~ある受験生の鋭い意見~>

「先生、田舎にはヤブ医者と痛いだけの歯医者しかおらんで」

「俺は田舎の医者で骨折してたのに田舎では骨折はないと言われたけど

大阪で診てもらったらすぐに折れてますねって言われたわ、どんな診療してんねん?」

と聞かされた。そう言えば私も腹くくってから歯医者に行ってたな?

そのK歯医者はものすごく痛いのだ。とんでもなく痛いのだ。

今なら無痛治療は当たり前だよね?

母にオモチャを買ってもらう絶対の交換条件で行ってたな。

詰めものをしてもらって言うことばがいつも同じだ。

「あめだま、食べんようにな!」

しかし、ガム食べたらガムに詰めものがくっついてすぐ取れるのだ。

今なら「なんとレベルの低い歯医者だったんだ?」とわかる。

競争や情報があるということは患者にとっていいことなんだ。

このK歯医者は薄暗く、行くのにとんでもなく覚悟のいる場所だったよ。

信じられない位に下手だったんだなと思う。

兄は歯茎にドリル当てられて血まみれで怒りまくってたよ。(笑)

酒臭い時もあったから診療の前に酒飲んでたんだろうな?

近くにいい歯医者が出来てすぐ閉めたけどね。

奨学金情報

これを読んでいる入試関係者の方に御願いしたい。できれば各大学に「どれ位の種類のどこからの、そしていくらまで給付できるかの奨学金情報をまとめて欲しい。日本育英会だけでなく、地方自治体の奨学金や地域医療に貢献するものに限定してとか、「どの大学に何名までで、そして最大いくらまで給付するかの「詳細な奨学金情報」をまとめて欲しい。

それによって受験者が増える可能性は多いにあると思う。当ゼミにもいきなり地方自治体の奨学金の封書が来たりするから、いったい何種類の奨学金があるのか?明確な情報が欲しいものだ。政治が絡んで来るからよくわからない所がある。

受験生が欲しがっているものの一つに「各大学の奨学金情報」がある。これをクリアにして欲しい。ただ、それによって私立医大に国立受験生が大量に流れ込み、倍率が上昇する可能性は否定できないが、「正確な各大学の各種類の奨学金情報をまとめたもの」が欲しい。これが、今必要としている情報だ。

優秀な学生が取れるチャンスなのに、この部分の情報が不透明である。
全国の大学毎に詳細な情報を載せたものがあれば欲しいものだ。

再び気づく能力チェック

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以下の会話を読んで「今まで考えたこともなかった」、「今初めて気がついた」
という人はすぐに自分の目にフィルターがかかる人だと断言したい。
そして当たり前のことが見えなくなる人だと断言したい。

それでは行きますよ。

<ある女子高校生との会話>

:「なんで女子医大第1志望なん?」
 
女子高校生:「そんな当たり前のこと聞くん?」
 
:「教えてよ...」

女子高校生:「女子だけだから...男子来れない分だけ倍率下がるやん」

:「なるほど、性転換までして受けに来るやついないよね...」
「そう言えば男子校なんて1つもないよな...」
 
大切なことは女子だけだから男子は受験できない。だから倍率が下がるという思考回路だ。いち慨にそうとは言えないものの1つの視点としては素晴らしい。
もう1つは全国の医歯学部で「女子のみ」という視点に気がついてそれを利用しようとしている点である。
 
今、読んで初めて気がついた人はここぞという時に当たり前のことを見落としてしまう可能性があるだろう。 「考えたこともなかった!」という人は頭が固くて目の前のことしか見えないタイプだろうと思う。

見えないことって実はたくさんありますよ。合格率だって特待生が下のレベルを全部受けて
合格率80%以上って言われてもね、でもこれを信じてしまう。


大事なのは個々の「スタートラインがゼロでこれ位の努力をしてここに到達しました」の中にあるストーリー展開の方が重要なんですよ。
 
気をつけてね!

医歯学部受験予備校指導記録46

<11月16日(金)> 視野が狭くなる恐怖

県の方や広告代理店のトップだとか新たな読者層が増えていくにつれて毎日「重圧」の戦いとなって来た。毎日30人以上読者が増えていくため、気が抜けない。「印刷して大事にファイ
ルしています」とかメールが来るとプレッシャーがかかることこの上ない。そんな大それたものでもないだろう。ただ、真剣に書いている姿勢だけは評価して頂きたい。

指導記録1と現在では、かける時間も全然ちがう。今は読者を意識した本を書いているようだ。
受験生ががんばっているから「1つの試練」としてがんばろう。
かといってガチガチの状態では書けない。

今再び「いじめ問題」が再燃している。「いじめ」「命の大切さ」「医師不足」「産科医の不足」等、受験生が面接でしゃべる内容も絞られて来たかもしれない。「最近気になるニュースは?」という質問に対する答えだ。ライバルよりも長く理詰めで答えられるようにしよう。

リクルート出身で和田中学の校長である藤原和弘校長がTVに出て「いじめ問題」にコメントしているが、(さだまさしにソックリなのですぐわかるだろう)この人の言う「ななめの角度の教育」は本当に素晴しいと思う。「親と子」「先生と生徒」という縦だけの関係ではなく「友人」という横の関係でもない人間を入れて考えさせるというものだ。この先生の和田中学で採用している「よのなか科」は非常に的を得ていて実際に「生の講演」を聞いて非常にためになった。

大体、視野の狭い人間が指導して視野の広い生徒は出て来ないだろう。
何でも「見てやろう」の精神だろう。

実際に昨日までホームレスだった方が出てきたり、町の工場長が出て来たり、弁護士が登場して「模擬裁判」をやったりする。要するに「視野を大きくさせる」という新たな刺激だろう。

医学部等の受験生が長く浪人しているつらさの1つに「廻りの友人がどんどん社会で成長しているように見えて自分が世間から取り残されていくようで本当に焦る」というのがあるが、その気持ちは本当によくわかる。上位を走って来た人間であればなおさらだ。

意欲が高いからこそ「早く浪人生活から出たい」というストレスとの戦いだ。
「夜廻り先生」で有名な水谷修先生の講演でたくさんの小、中、高校の生徒が来ていたが、「この中で今までにドラッグの勧誘を受けた人や使用をした方、手を挙げて!」と言われた時に手を挙げた生徒の数を見てびっくりしたことを覚えている。

たいがいの問題点は理解しているつもりだが、「こんなに浸透しているのか?」とたまげた。私の隣に座っていた高校生も挙げたのでさらに驚いた。
(「君もか...?」「何で???」と聞こうと思ったが.....)

初芝学園の理事が、現場の先生を「杵屋(うどん屋)」で修行させる例や、居酒屋「和民」の渡辺美樹社長が東京の私立郁文館高校の先生を居酒屋で修行させるという試みはある意味大切だと思う。「客商売の哲学を認識させる」という点で評価できると思う。

(TV放映された「嵐の学校改革」という映像をもしお持ちの方がいましたら探していますので連絡してください。居酒屋和民のドキュメントで2回放送された1回目のものです。)
なぜなら、40名以上の教室で目が完全に行き届くことはもともと不可能で、その上「手を抜こうと思えばいくらでも手を抜ける仕事」だからだ。

最初は「毎年繰り返す慣れ」からだんだん麻痺して最後は全く気がつかない。
いいかげんの芽が出て来る。現状打破するために本を書いたり、DVDに出たらいいと思う。
「ここまで教えればいい」という暗記状態が見えてきて自分の指導制限ライン以上のことは全くしなくなる。自分で自分の殻を創ってそこで安住しているという表現が適切か?

ある高校野球の監督と話をしたことがあるが、「異常なくらい練習せんと日々の生活がだるいんよ!」と言ったのも印象的である。

大学院のボスである恩師からは、「なんで10年も論文も書いてないやつがぬくぬくと大学内におれるんや?お前、おかしいと思わんか?」と。「あいつの武器は政治力だけや(本当はこれが最重要だったりするし、事実政治力はボスの方が負けていた)」とそして10年間書いてない理由は「頭の中で暖めとるんや」だと。さんざん自分のボスの教授に聞かされた。

「あいつなんか、なんもせんとこんだけもろうとるんや!(親分子分の会話はこんなものである)」と....

こういう私も高校で教えていた時に「近視の生徒で目を極端にノートに近づけないと見えない生徒」を寝ているものと勘違いして全力でパンチを打ち込んでいたので、思い出すと恥ずかしいことこの上ない。「先生、俺目悪いんや」と言われた時はさすがに強烈にこたえたが、今思い出すと「小さな権力を持つ恐ろしさ」をもろに表している代表例である。

今、思い出しても当時は相当麻痺していたと思う。
また、当時の自分に今は恐怖さえ感じる。
未熟の極まりである...
感情だけに左右されていたような....

サービス業の「サ」の字もわかっていなかった。塾や予備校の先生でよくあるのは、生徒はわからないから問題解決に来ているのに、それを忘れて「あの子はできん!」を連発するケースだ。

今は私も「お客サイドの視点」を持てるが、逆のお客さん側からの視点を持てるまで相当時間がかかっている。最もいい例が塾等のホームページで「一流」とか「プロ」とかたくさん書いてあるだろう。

「一流とかプロとか誰が決めたんや?」ということである。プロや一流の認定証もないはずだ。
ほとんどは勝手な「思い込み」である。書かないとお客さんが来ないからである。

こんな所にもこの世界の一方的な思い込みが現れていることに気がついて欲しい。
「視野が狭くなることの恐怖」は気づく人もいれば気づかない人もいる。

指導者のコミュニケーション能力~露天商の研修~

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医歯学部受験に面接や小論文などのコミュニケーション能力を測る試験が追加されていて学科だけができる生徒に敬遠されることが多い。

敬遠していたら医歯学部受験などできないと思うのだが.......
(あなたの廻りにも面接や集団討論等のある所を避けている人がいるだろう?)
自分の選択肢を狭めているだけだと思う。
逃げてるだけですよね?

例えば、小児科のドクターを想像して欲しい。自分は医療行為に集中したいとする。
真剣度100%で間違いなくやっているとする。

しかし、患者のママ集団からは、「あの先生、全然笑わないわよね!、愛想悪すぎ!」
とか公園のママネットワークの何十人という「口コミ情報」の都合のいい魚になる。
そう考えると「コミュニケーション能力の大切さ」がわかるだろうと思う。

大体、全ての先生と名のつく仕事はよほど自分で気をつけていないと自分が気がつかない間に自然と「上から目線」になるものだ。だから上記のワタミや杵屋の試みは大切な修行だと思う。いわゆる「裸の王様」になる。これは、こびりついてなかなか取れない職業病のようなもので「強烈なショック」と共にリセットして破壊して再構築すべきものだと思う。
(大体、誰も「昔より印象や性格悪くなってますよ....」とは言ってくれないだろう。また、自分が気元が悪くても周りが気を使ってくれたりするだろう)

「今日は機嫌悪そうやな...」とか言われて周りに態度を変えられるようになったらまず成長はないだろう。「裸の王様誕生」の瞬間だ。
(あれ?...これも自宅で家族に気を使われている浪人生と同じだな?書きながら気がついたぞ!)

若い時から「先生」と呼ばれていつか気がつく時が来ると思う。それは何かと言えば「自分が教育される」という機会がなくなっていくということだ。勉強や研究は自分で出来るが、自分自身が他人に教育される機会がなくなっていく人間が教育するから悪い伝染が起こるのだと思う。また、自分から頭を下げる機会もなくなる。

私は3月になると5日間だけ九州の田舎で「露天商」になっている。(笑)これはサービス業の経験としてものすごく貴重だと思う。ぜひ、「先生」と呼ばれなれて「ふんぞり返っている大バカ」はぜひともやるべきだと思う。

もともとは母親が出店を出していたのだが地元がさびれていくため母親に命令されたというのもある。

「あなた、生きている間に自分を育ててくれた地元に貢献しなさい!!」
「杖をついたおじいさんやおばあちゃんが必死で参拝に来ているんだから楽しんで買い物ができるようにあなた!やりなさい!!」と....
母親の命令は絶対だ。逆らえない。

初日は1日かけて露天のテントを創る。これがものすごい重労働なのだ。年々肉体的にきつくなる。肉体労働のつらさも本当によくわかる。たかが5日間かも知れないが修行というか研修とかは本当に大切だと思う。

というか精神的リセットの機会を持たないとどんどんドロドロしたヘドロのようなものが心の中に付着するような気がしてならない。元々何十年も武道の世界にいたから修行そのものが好きなのかも知れない。

そしてそのためには自分を全く異なる環境に置くことが良いと思う。
もう
露天の店の人達とは顔見知りになっているので

「おー!今年も来たか?、よー来たね~」とか暖かく迎えられるとこの上ない喜びを感じる。差し入れももらうようになる。 しかし、最初からこうはならない。
役に立たない間は無視されて当然だ。

最初はきつかった。露天のテントを支えるのが「ビールケースの中にコンクリートを流し込んだ重し」を車に乗せて運ぶ。真中にプラスティックの筒がさしてある。
そこに竹を入れて柱を創る。これが重い、重い、(いきなり持ち上げると腰を痛める。自分の足の上に落として足を潰した人もいるそうだ。)

また、竹を組んで屋根を創るのでこれが手に刺さったりする。
雨の日にテント創りをして手の傷からバイ菌が入り指が2倍位に腫れたこともあったな。

最初の「いらっしゃいませ!」「何にしましょうか?」「いい天気ですね!」
「帰りもぜひ寄ってくださいね!」が最初はなかなか言えないのだ。
言いたくても最初は「声」が小さい。(隣のおばちゃんに笑われる....)

そしてお釣りを渡すタイミングや袋に入れるタイミング等など隣の60歳以上のバイトのおばちゃんよりはるかに能力が低い自分を認識させられる。有名なお墓に参るおみやげ屋の露店なので参拝後に集団でお客が来た時など焦る、焦る。電卓で計算すると間に合わない。一万円からのお釣りを瞬時に出す時など数えて遅くしか出せない自分が情けないことこの上ない。

計算が遅いと「はよ、してや~」とクレームが来る。焦ると暗算も失敗する。
「お客さんへのおべんちゃら」もなかなか言えない。(今は言えるが....)

また、餅やお菓子が切れると軽自動車に乗って補充する。飛ばしまくるから危ない。
ほとんど「中年軽トラ暴走族状態」だ。


急いで戻らないと売上が落ちるから...
遅れると怒られるしね。 露天同士の競争だってあるからね。

有名な神社の祭りだから観光バスや福祉センターや老健から腰の曲がったじいさん、婆さんがどんどんやって来る。介護福祉士が支えながらものすごい数が参拝に来る。

「なんでそんなことしてるんですか?」と聞かれることがある。
口やアゴで人を使っている自分を否定したいのかも知れないし、自分に対する葛藤かも知れない。もう一段人間的完成度を高めたいからあがいているのかも知れないし、反省期間が欲しいのかも知れない。

またはコミュニケーション能力の修行かも知れない。
「えらそうな自分が当たり前」という恐怖からかも知れないな。
ただひたすら全力で期間中はやっている。

自分に染みついた「変なプライド」を洗い流すためには本当にいいと思う。
この点は受験生と同じかも知れない。

最終日に温泉に入るのだが肉体労働の疲れが癒されてこの上なく気持ちがきれいになるような気がする。こういう修行は大切だと思う。

ある意味では「トップになって誰からも教育されない状態=プライドが高く聞く耳を持たない多浪生」と自分がダブることもある。

「人に教育される」ことはものすごく重要なことではないだろうか?
全ての毎日の言動は正しいのだろうか?

「もっと自分より優秀な人とつながりたい、教えを請いたい」とか「視点を拡げたい」とかそんな願望が出てくる。 お父さんが年取ってから「日本史勉強しなおしたい!」とかそんな感じのものかも知れない。成長意欲があるからかも知れないな。

しかし、祭りの露天も勉強することはたくさんある。綿菓子の原価が1円には驚いた。
「1円が500円に化けるのか?」、昔は「緑カメ」とか売りに来てたのに見なくなったな。昔は「ひよ子」が売られていたが今はもうない。それも赤や緑のひよ子がいたよ。
この赤や緑のひよ子はスプレーで色が着けられていると知った時にはがっくりした。

露天実売はコミュニケーション能力の修行の場であることは間違いないな。
その能力によって売上げが全然違うからね。

もう一つのいい例としてオープンキャンパスや入試会場のビラまきがある。この入試会場でビラまきをやる時も先生達は意外にできない。まず、「声」が出ない。
(私はできるし、みず知らずの人と話もするし、調子にのって握手までしたこともある(笑)。)

こういう点についてはコンビニのバイト以下のコミュニケーション能力と言わざるをえないのではないか?と思う。(多分、プライドが邪魔するのだろうと思う。)

以前、入試会場で予想や解答速報などもやったことがあるが、あれも「ありがとう」と言われる場合もあれば、入試予想については「受験前に不安にさせるようなもの配るな!」とか解答速報についても「もう、終わったもん見てもしゃ~ないやろ!」とか言われたりするものだ。

そういうのを連続して言われるとだんだん心が萎えて来る。一度、配布する人数が足りずに「ヤマダ電機の売り場の女性」が応援に来てくれた。この人、常に笑顔で全然めげない。声も大きく、拒絶されても何とも思わない。常に自然に最高のスマイル100%だった。配布枚数もダントツのトップだった。

「あーこれは見習わなくちゃいけないな...」と本当に思ったものだ。自分で気をつけておかないと、他人を不快にさせたり、知らぬ間に傷つけたりする原因にこのコミュニケーション能力の減退があるような気がする。 

大体、愛想のない人間にお客さんが近寄るわけないだろう。
こんなこともわからないようになってしまうものだ。

先生と呼ばれ続けると知らず知らずのうちに「俺様病」にかかるものだ
周りの人への「感謝の気持ち」をまず忘れてイヤな性格になっていく。

自分自身に気がつかなくなる。
そこまでいくと救いようのない人間になるだろうと思う。

「自分が教育されない恐怖」と言うのはある日突然急速に現れるものかも知れないな。これに気がつくのも早い方がいいと思う。

興味深いデータベースから

以前、関西地区の入試会場全部でビラまきをした時に全13会場で大学生100人位(正確には96人位)を使って各チームを創り、ビラ配布枚数の競争をしたことがある。配布ノルマ達成したら食事やカラオケ大会やボーリング大会などの賞品をつけてチームワーク能力を競わせたものだった。

単純なビラまき作業をおもしろく、どうせやるならゲーム感覚で白熱したものにするため企画したものだった。

不思議なものでトップから順に「一流企業に内定をたくさんもらっている数」と比例していた。それだけ人事から見て好印象なのだろう。正直、「さすがだよな~」と思った。
特にチームリーダーとかやる学生は本当に「宝物クラスの人材」だった。

中には「どこからも内定ももらえないかわいそうな学生」も混じっていた。ビラさえもまけない。そういう場合、私はこう言う。


<以下内定ゼロの学生との会話>

:いいか○○君、「鏡の法則」と言ってな、君が「相手はイヤそうな人だな~と思ったらそれ絶対伝わるんや、君がただ笑顔出すのにお金かかるか?、もっと好印象出そうや!」と.... 君が足引っ張ってたらチーム負けるでと

大学生:「ぼく、取ってもらえないんじゃないかと思って怖いんですよ....」

:「君、営業に配属されたらどうすんねん?」、「朝から晩まで飛び込みやで....」

大学生:「がんばって見ます....」


残念ながら、変化はない。ただ立っているだけだ。バイト代金は渡すが将来が心配だ。
この子の親はもっと心配だろうと思う。

「こいつ、親が死んだ後に生きていけんのかな???....」と心から心配した。
それ位、同じ大学生でも歴然とした差を認識させてくれたイベントだった。
圧倒的な差だったと思う。

この世の中、人でできているから「人とうまくやっていく能力」がないとまずいと思う。
自分で早く気づかないと本当にまずいと思う。


逆に強引過ぎて困る学生もいる。近畿大学の狭山キャンパスでF君は大学敷地内に入ってビラまきをしていて大学職員に捕えられてしまった。

走って逃げたのがまずかった。すぐ謝ればいいのに...(笑)


職員:「こら、君はバイトか!君どこの学生や?、大学に電話するぞ!」

F君:「近畿大学です....すいません...」
 
職員:「......(苦笑して呆れて)...君、うちの大学か????」
 
ということで見事に釈放された。
近大の職員に近大の学生が捕えられた珍しいケースである。 
おまけに彼は大学の事務局内でのバイトもしていたのである。 (笑)


<~就職活動でぶっちぎりの差をつける~>

実はこの入試会場でのビラまきイベントにはもう1つ理由があった。
イキのいい大学生に就職活動で大成功させるためだった。
 
つまり、テニスとスキーしかしたことない遊んだ学生や短期留学でほぼ遊んだ留学しかない学生に圧倒的に活動内容で差をつけるためだった。

過去8年位やったが学生リーダーは、ほぼ100%で一流企業に入ったと思う。
京大出て40社受けて1勝39敗の生徒もいる中でぶっちぎりの大勝利である。
大学生が就職できない時代に取り合いになる位の人材を創った秘密である。

以下がその秘密である。 簡単なことである。企業が欲しがる人材の模擬体験の経験を積ませて、その証拠となる報告書類をつけてプレゼントしただけだ。

 
<学生リーダースカウトの会話再現>

:「●●君、君のリーダーシップで100人の学生を1ヶ月間動かせて見なよ!」
(この問いかけでまずビビるがやる気のある学生は決死の覚悟を決める)

学生:「えっ!!、僕にできますでしょうか???」
(どんな一流大学の学生でもまず弱気になる。でも次の詞でモチベーションが上がる)

:「いいか、100人の大学生を1ヶ月以上も動かした人間はそういないよ。そういう経験を持っている人間はまず就職活動でぶっちぎりで輝いて見えるよ、そうだろ? 俺だったらそんな学生を1番に採用するよ、君みたいな人間はそういないよ。」

「ちなみに歴代リーダーで就職活動で失敗した人間はただの1人もいないよ。」 
(大体、この殺し文句でまず落ちる。(笑))

「そして君の動きを全て書いた報告書と推薦書をつける。歴代リーダーとのデータ比較もつける。それを企業の人事担当に提出しろよ。間違いなく勝てるよ!!」


実際に数十ページの活動記録小冊子もつける。説得力超抜群である。
まず、就職担当人事課がこの活動記録小冊子を見てびっくり仰天する。
そして私の経験上ものすごく早く就職内定が出るから ...内定も多数出る。

だって強烈な生々しいリーダーシップの活動記録だからね。 事実
同じ会場にいた大学生達も「君、本当にすごいね!!」と言う位だから 
すぐにリーダーだけに他の会社に逃げないように人事から電話がかかるから
 
学生:「(ちょっと考えて....)やって見ます...よろしくお願いします!」
(この時点でもうやる気100%だから後はポイント毎にアドバイスするだけだ。)
 
ただ100人近く動かすのは本当に大変だし、遅刻者やノルマ不達成者が出るたびにリーダーにはペナルティが課されるシステムになっている。前年の歴代リーダーの数値を超えるとまず超人的学生になり、まず就職活動で落ちることはなかった。
 
例えば、「●●君、●月●日朝6時半に●駅に●名集めてくれる?」と指示を出す。
でも必ず遅刻者や欠席も必ず出る。ひどい場合、7名来るはずが2名しか来ないなんてザラにあるのだ。リーダーとして動揺するし、ノルマ達成できないし、歴代リーダーの残した達成数字に最初から大きく差を開けられる。 (わかっていて失敗させる)
 
まず、ここで新リーダーは最初から打ちのめされる。来るはずの友人が来ない動揺は大きい。そして自分の創って来た人間関係がこんなにも弱いものかと嫌でも認識させられる。
そしてすぐに頭を必死でフル回転させるようになる。 
(今まで9時に起きていた大学生が急に朝5時に起きれないだろ?、当然の結末と言える
でもリーダーは兵隊学生の2倍位バイト代をもらっているため申し訳なくて悩み始める)
 
単なるビラまき競争なのだがまずリーダーは自分だけがどれだけがんばっても数字が伸びないことに気がつく。そして全員が協力して「芸術的な位のチームワーク」がないと歴代トップは取れないことに気がつく。 (ここに気づいてからの燃え方が本当にすごい)
 
もう、わかるだろ?、 「リーダーシップとチームワークを最大限に発揮して最高数値を叩き出す」、これは企業が求めている理想像の人材だろ?
 
それも管理者の証拠の証明書類付きだ。
これを模擬体験して結果を出させているんだよ。こんな人材を欲しがらないわけがないだろ?、ただし歴代上位を出さないといけない。 超えるのは大変だと思うよ。
 
ここからの新リーダーの巻き返しのパワーは本当にすごい!
何かにとりつかれたように変化するのだ。 40度以上熱があっても絶対出てくるから。
この冬の寒い早朝で疲れが蓄積して風邪もひく。
これも実は計算に入っている。

ここで満を持して私の出番だ。


:「いいか、みんなよく聞いてくれ、●●君は今42度の熱がある。
普通では立てない位だ。このクソ寒い早朝に誰よりも早く起きて、誰よりも今疲労している。彼は今歴代リーダーとの達成数字と戦っている。みんな●●君を勝たせてやってくれ!!」

そうすると不思議なことに普段は目立たないおとなしい学生の中から全力でリーダーをサポートするやつが出て来る。聞けば、「私の上記の詞を聞いてハンマーで頭を叩き割られたような感動を受けて(実は作戦なのだが...体温も1~2度高くしている(笑))自分も何かやれないか?」と思ったそうだ。多い時は第2、第3の準リーダーが出てくる。
 
女子学生のマネージャーみたいな人間も出てくる。フォロワーが次々に出てくる。そしてリーダーもそのムーブメントに感動して限界まで行く
そこからチーム力が大爆発する、もう止められない位だ。ここからの爆発力はとんでもないパワーだった。 まるでリオのカーニバルのような盛り上がり方だ。チームが1つになる瞬間だ。
 
そしてそれを見た他の無気力メンバーが感動して熱がどんどん移っていく。 
もうここからは何も言う必要はない、絶対に究極まで行くからね。
 
歴代の最下位だけは絶対に避けたいと思うから。絶対にそう考えるから。
誰も不名誉な最下位の記録を持って就職面接に行くなんて絶対に考えないからね。
最下位だったら自分を売り込めないだろ?、本人が一番わかっているからね...
 
歴代トップを取る第1のポイントはどれだけ早くチームを燃える集団にするかだ。
大学生はほとんど口コミや友人のつてで100人集められる。90%以上、リーダーのことは知らない。「クソ寒いな~」、「なんかよーわからんけど呼び出された」、
「ところで俺ら何したらいいん?」、ひどい場合「これ、何のバイト???」位の意識の連中だ。バイト学生同士もほとんど知らない。とにかくかき集めて来た集団だ。
(寝グセをつけたまま来る学生だっている位だ。)
この連中をどれだけ早期に「気合いの入った数値ノルマ達成集団」に変えることができるかだ。歴代トップは5代目リーダーのH君だ。

昔の受験生で受験会場で鬼のような形相をして全力疾走している学生リーダーを見たことないかな? 、恐ろしい位必死だっただろ?

まず、歴代リーダーの残した数字も強いから必死でやるのだ。超えると絶対就職も成功するからね。 13会場廻るとして途中経過の数字も全て細かくメールで集計報告する。
これ以上ない焦りにリーダーは包まれる。残り回数を逆算して頭の中は数字の達成だけになる。しかし、この緊張感がリーダーの成長を産むのだ。

そして100人も学生を学生が動かすと必ずトラブルも多発する。そこで問題解決の訓練をさせている。実はあらかじめわざとトラブルを起こさせているのだ。(笑)

ケンカも起こるよ。リーダーは本気だから。達成できないと怒るから
でもメンバーが1人辞めると自分で埋め合わせしないといけないからね。
1人人間抜けると損失も大きいから....メンバーがケンカして辞めれば辞めるほど苦しくなるから...辞めて初めて気がつくから

しかし、私は静観してほとんど何も言わない。 どうしても息づまった時だけヒントだけ与えるようにしている。 ここで深く悩んだ分、チームが1つになった時の感動が大きくリーダーにエネルギーを与えるようになっている。(実はこれもシナリオ通りだ)

そして内定を山ほど取って来る。当然だと思う、他の学生に絶対できないことをやらせているのだから...そしてものすごく人間的に大成長する。 背中から炎が出ている位だ。
打ちこめるものがなかった若者ほど燃えに燃える。

不思議なもので責任感を与えたことによりものすごいパワーを発揮する。
遅刻、欠席したメンバーに烈火のように怒ったり、うまく人を動かせなくて悩みまくったリーダーもいたと思う。そして1ヶ月以上燃えに燃えまくるのだ。

燃え方がすごいのよ...もともと燃えざるをえないシステムを創ったのだが 朝から晩まで「数字の達成」だけを考えるようになる。

大学の授業は聞かずにひたすらどうやったら歴代リーダーに勝てるかを考えるようになるから...何代目か忘れたがリーダーのお母さんが出て来て「息子があまりにも必死に燃えているので私も手伝いたいのですが...私じゃダメでしょうか?...」と電話がかかったこともあったよな。(笑)

朝から晩まで達成の作戦を考えていたらしい。別人になるからね。

カプセルホテルに泊まったり、他の学生が遅刻しないようにモーニングコールまでやって必死で達成のことしか考えない。ただ、「アメと鞭の使い分け」は徹底して教えていた。でないとプロジェクトそのものが空中分解するからね。
そうすると本人が自信を失うから...そこだけは注意して見ていた。

しかし、リーダーの全員が「学生時代の一番の思い出はこのリーダー体験でした。」と歴代リーダー全員が言ってくれたのは本当にうれしいことだ
就職して何年も立っても「あの経験こそが自分を変えてくれた!」と言ってくれる。

もし、就職活動で何十社も落ちている学生が見ていたらこう言いたい。
(就職試験177社受けて177連敗の学生もいるそうだ。)
今は親も
会社説明会に心配で同席する時代だからね。

でもね、人事担当者から他と同じように見えている限りダメですよと...

短期留学なんて遊びに行ったとしか思われないし、サークル活動で苦労したなんてくさるほどみんな同じこと言うから差なんて絶対につかないですよ。
人事に対して説得力のある体験をするべきだと思いますよ。

そうすると就職活動で負けるなんてまずないですよ。
これを参考にしてくださいね!
受けても受けても不採用通知が来て、「自分は世の中に必要とされてないんじゃないだろうか?」と鬱になる位なら自分自身を見直した方がいい。

人事課に「その他同じ、その他諸々」と見えている限りダメですよ。
やっぱり輝いて見えないと... 今、簡単にいい所に就職なんてできないですよ。
人が次々に辞める最悪の人材使い捨ての会社なら絶対に入れますけどね。

このイベントだけで就職戦線に勝った人間がいることを覚えておいて欲しいよね。

しかし、歴代リーダーが放った「輝き」と「パワー」は一生忘れることがないと思う。それ位本当にすごかったと思う。 銀行にいる7代目リーダーのS君はもう30歳近いのだが今だに「人生であれほど燃えたことはなかった、もう1回やらせて欲しい」と今だに言っている。

医歯学部受験予備校指導記録47

<11月17日(土)> 下げられない苦痛

昨日は、「視野が狭くなる恐怖、小さな権力を持つ恐怖」について書いたつもりであるが、この問題はある程度長く激変していない組織について共通して起こる問題であろう。今日は業界
特有のもう1つの問題について言及したい。

例えば、長く大学入試指導をやっていると脳やレベルが上がってしまって他の学年の指導ができなくなる問題である。多少は個人差があるとは思うが、正直かなりきつい。

下から上の学年よりベテランが上から下の学年に落ちる場合が特にそうだ。
「先生、明日から小学生の指導をお願いします!」と言われても無理である。

これはえらそうにレベルがどうのというより、なんというか別世界になるからだと思う。

私自身も中高一貫で指導した経験があるが、中学やってくれと言われたらすぐに辞めようと思っていた。
それ位人によって抵抗があるものだ。

また、教える本人も自分がいい授業ができないからとわかっているからだと思う。大学入試を20年以上経験した先生が、今年から中学生を担当しているが、本当にイヤイヤながら「ポケットモンスターの名前」や「アイドル歌手の名前」を苦痛に耐えながら覚えているそうだ。高校生以上になるとある程度、クールというか大人というか「これから人生をどうしようか?」などとある程度大人の話ができる。

しかし、これが中学以下になるとまず、自分の目線をかなり下げなくてはならない。
これがとてつもなく苦痛の場合がある。この先生達の気持ちも本当によくわかる。

私も無理だ。だから「反抗期の中学生やしつけ以前の中学生」をコントロールしている先生達を本当に心の底から尊敬している。自分にはできないという完全な白旗を上げる。 先日、名古屋で女性の先生の胸の骨を折った中学生がいたが、自分で自分をコントロールできない中学生は、非常に危険である。3年B組金八先生には「現実にはありえないシーン」が登場するが、中学という最も扱いにくい年代を取り扱っている点では賛成できる。

古い話であるが、大阪で校内暴力全盛期の時に中学に教育実習に行った大学の同級生が、「セーターが黄色と白の生徒に吐きかけられたタンだらけ」で帰って来たのを見たことがあるが悲惨だったと思う。教育実習初日から「全身タンの洗礼」である。

信じられないかもしれないが、2階や3階上から椅子が落ちてくる、バタフライナイフなど当然携帯していたというからあ然とする。

今は家族を殺害する所まで来ているから、「どうかかわっていいかわからない父兄」が多いのではないか?と思う。例えば、医学部や歯学部など受験する生徒は当然ゴールまで行くまでの管理には苦労はあるが、こういう試験をなめてかかる生徒は少ないので最低限度聞く姿勢はできている。そういう生徒を長期間指導して来た先生が、いきなり「席につく以前のしつけ」など想定外の考えられない事件である。

難しい大学入試の長文の背景まで研究している優秀な人が、「机の下にネコが一匹います」に戻るのは無理であるし、無理がある。だから、小、中学特に中学を指導している全国の先生はすごいと思う。心から尊敬する。ある大学入試専門の先生がこんなことを言っていた。

「やる気のない生徒の授業ではその空間にいるだけで疲れるし、ストレスもたまる。だから素晴らしい解決法を発見した。いいか、びっくりするぞ。やる気のない生徒の集団が自分の視界に入るのが最大の原因や。だから生徒の方を向いて話をする時はな、完全に目をつぶるんや。そして後ろを向いて黒板に書く時に完全に目を開けて必要なことだけ書くんや。
そうすれば手を抜いてないし、ストレスもたまらんやろ?」と

一度父兄面談の時に聞いてみるのもいいかも知れない。「先生、同じ学年でも先生のやる気が出るクラスとやる気ゼロのクラスがあるそうですが、うちの子はどちらに入ってますかね?」と聞かれると多分動揺するだろう。「なんでそこまで知ってるんですか?」と

重要なクイズ

以下の〇〇にあなたが考える適当な名詞を入れよ。

人の悩みは他人との〇〇から生じる。
 
 
<解答>

解答は「比較」ですよね。他人との比較ですよね。猛烈な教育ママの方は知人や親戚の「がんばって努力した状況」や合格体験記を読み込んで「その他人の像や
イメージ」がインプットされていてそれと比較して「努力していない自分の子供」を比較して「悩み」が生じるわけですよね。

また人間って「人から認められたい」「人から賞賛されたい」「もてたい」「豊かになりたい」とか輝いている人間と自分を比較して悩んだりするわけですよね。 
人間って本来強欲ですからね。

だから「他人との比較」というのが悩みの大きな根源であることは間違いないですよね。例えば成功した芸能人にあこがれていたとします。何も情報がないとその成功した人とはるかに距離がある自分を比較して悩む人間だっていますよね。

例えば、浜崎あゆみと自分を比較して悩むケースだってありますよね。

でも、その成功した芸能人の数が芸能人全体の1%という情報を知ったら落ち着くわけですよ。つまり知った時点でそれは悩みじゃなくなる。ボクシングの世界チャンピオンだって世界取れて初めて食べていける。

その影に人生賭けて死に物狂いで努力したけれども不運にもパンチドランカーや網膜はく離で辞めざるをえないボクサーがものすごい数いるわけですよ。

その情報を知れば、「なんだ、実はあんまりよくないな」って思ったりしますよね。
たった1つの情報が腹に落ちて、悩みがす~っと消えて楽になることってあるんですよ。 このことにさえ気づくことなしに常に頭の中の自分に問いかけて喧嘩している状態ってきついですよ。

受験であれば東京大学合格が人生の全てだと思うと悩みますが、がんばって努力して合格したところが「その子にとっての一流校」と本人が納得していればそれは悩みではなくなりますよね。

だから「自分の悩み」の背景情報を分析する力や情報収集力や分析力がないと自分だけの「悩み」とひとり相撲を取って自分自身がだんだん疲れて行きますよね。
だって答えを出してくれる人間が「自分だけ」だから....

長く浪人すると対話の相手だけが自分だけになっていくことが怖いですよね。
自分だけと長期間葛藤している状態ってきついですよ。司法試験合格に10年以上かかった人に聞いたらわかりますよ。 「早く社会の役に立ちたい、社会に参加したい」という願望と自分との葛藤がきつかったはずですから

だから早く世間に出ることって大事ですよね。 社会から隔離された状態は短い方がいいですよ。人間ですからね。

また、試験に失敗した場合は神様が「あなたの何かを変えなさい」って言ってるんだと思った方がいいですよ。勉強方法変えようとして決意した所があまり変わらず、結局同じことを何年も繰り返すことになりますよね。

例えば面接で「ボランティアの経験はありますか?」と聞いたことがある所があるとします。素直で伸びる生徒は、「どうしてこんな質問をするのだろう?」
「やった生徒とやってない生徒に差をつけるのかな?」、「一時的にも経験して見ようかな」とかすぐに柔軟に考え始めるわけですよ。

で、長く浪人する子はどうかというと
「そんなもん学力だけや、参考程度や!」と今まで失敗し続けた方法を変えることなくまた繰り返すわけですよ。

「負のスパイラル」って自分自身の中に静かに自分では気がつきにくい所に深く深く根をおろしているんですよね。 誰か言わないと30年位気がつかない危険だってありますよ。人間って恐ろしく気がつかない生き物だと思いますね。

受験に失敗して落ち込む生徒は「自分が地球上で一番かわいそうな人間」って思うんですよ。回復するためには自分よりもっと苦しんでいる人間、自分より下の人間を見ることですよ。これが一番だと思いますね。

シリアやアフガ二スタンの爆撃でふっとばされている人を見てくださいよ。地震で家や家族を失ってゼロからやってる人だっていますよね。別の世界で更なるチャレンジだってできるし、絶対に失敗した原因があるんだから徹底的に原因追及してリベンジだってできますよね。

自分より下の人を見ること。自分と同じチャンスさえ与えられない人もいるんだと納得すること。落ち込むチャンスさえ与えられなかった人もいること。そう考えると落ち着くと思いますけどね。

医歯学部受験予備校指導記録48

<11月19日(月)> 思い込むな!

今日は、これから受験勉強を始める受験生予備群の保護者に向けて書いてみたい。
なぜなら今のネット社会の進行は素晴しく、ここでの記事を読んだ方がその後どのような検索キーワードを入れたかまである程度追跡できる。

「カウンセリング10の記事」を読んだ方がすぐに「わが子に合う高校探し」をキーワードにしている事は非常に興味深い。そのニーズに対して記事を書いていけるのでものすごいスピードで読者が増加していくのだろう。完全に中立の立場で書いてみたい。まず、塾や予備校を選ぶ選択基準として大切にして頂きたいのは「思い込むな!」のひと言である。

「指導者に対しても勝手に思い込むな、お客さんに対しても勝手に思い込むな」である。
指導者の思い込みについてはかなり書いて来たのでわかるだろう。

しかし、お客さんも思い込むものだ。「双方思い込みの業界」と言っても過言ではないと言える。その「思い込み」を有利な方向に持っていくのが業者の広告だ。
結論から言えば、「自分の子供に合った塾、学校がベスト」である。

例えば、合格実績の素晴しい所の広告を見ても「うちの子がそうなるとは限らんからな~?」と「絶対に思え!」ということである。とはいいながらもこれだけ数があるのだから「あみだくじ」のようなものである。大切なことは、「お子さんがその塾のシステムにはまれるかどうか?」だと思う。 中学高校入試と同じように考えるなと言うことである。

もう一つは、今は父兄の方が自分で探してどれに決めるか決定権を持っているので十分に自分の子供を分析できていない場合の「ズレ」があるからだ。

そして、1週間後に効果が現れるものでもないから判断しづらい。共通しているのは、「うちの子はやれば絶対にできる!」だが

学校が塾や予備校を嫌うのは、「学校以外にお金がかかる」からだ。
学校がしっかりしてくれれば民間業者に行く必要はないと「学校にとばっちりを与える原因」が塾、予備校である。見捨てられたジェラシーは強烈だと思う。

だから、よくキャッチフレーズに「うちの高校に来れば塾に行く必要はありません(2重にお金はかかりません)、安心してください。」と書いてある。

国私含めた医歯学部のような特殊な世界にはあまり適応しないとも思う。

しかし、カウンセリングの記事に書いたように「学校で長期間の的を外した拘束をいくらされても時間の無駄」というのはあると思う。「失った時間は取り戻せない」からだ。
自分の所で宣伝しておいて言うのもおかしいが、個別指導についても私自身は「半分賛成、半分反対」の立場を取る。

その理由は、直前期の追い込み等や個人のニーズがはっきりしている場合は非常に有効な武器だが、人間は人間からの刺激に応じて「やる気」になったり、その空間が出す「熱」に巻き込まれ成長するからだ。かと言って大学の一般教養授業のような莫大な人数ではダメだ。適正人数で「熱」が発生するパワーは効果的である。

やる気がない時に他の生徒が燃えている姿勢が視界に入ると「やらないかんな~」となる。「人間(ライバル)が出す刺激」がパワーの源になる。

もう一つは意外に保護者がわかっていないのは、「生徒は学校以外に新たにお金のかかる自分を親に対して申し訳ない」と思っている場合があるからである。 例えば、生徒が「親に申し訳ないから数学だけ指導してください」と言うとする。講師から見れば化学もボロボロ状態だとする。

でも、そう本人が言えば、「じゃ~仕方ないね...」となる。
あるいは本人が「(できないのに)自分で出来る!」と言う場合だ。
たいていの場合は事情が事情だけに見逃す。家庭内の事情にまで入れないから...

本人が「俺はやらんでええよ...」と言えば引き下がる。
また、まだやる気がない場合もある。
親も「やるのは本人やから....」と納得してしまう。当然だ。

これが、緊急手術の時期を遅れさせる原因にもなる。
または「全部撃沈」の原因になったりする。

だから、「行ってがんばらないいかんというのはわかっているが、自分で俺がやれば親に迷惑かからん」と「美しいやせ我慢を」している場合があるということだ。 
受験校も受験料を気にして受けたいはずなのに拒絶する場合がある。

それで浪人を長期化する方がもっともっと大変だと思うが....

やせ我慢して脱出困難な状態になっても意味がないのだが、子供だけがそういう理由を持っていればあえて周りは言わないものだ。ここで可能性を失っている場合もある。

これが意外に多い。結果的には、自分でやれないから今そうなっているのだから現状は改善されないのだが、年齢的にもあまり親と話さないから「子供の考えていることが見えない」のである。親が忙しければ 忙しいほど見えていない。

選択に成功した方には「あらゆる運」も味方したと言える。

読んでいる指導者の方は頷いていると思う。

コーヒーブレイク

教育ママin 地下鉄

これは地下鉄の中での話である。あるお母さんと子供(幼稚園の年長組位か?)
おそらくお母さんは教育熱心なのだろう。自分の体も半分以上斜め方向に向けて子供に愛情と熱意200%位そそぎ込んで指導をしていた。

私はそこの反対側の地下鉄のシートに座っていた。かなり疲れてうつろな目を閉じて座っていた。しかし、正対する母親の声がかなり大きく耳には入っていた。


<会話の内容> 

子供:お母さん、英語で猫は何ていうの?

母親:キャーットよ!(自分をハリウッドセレブと勘違いしているのか、身振り、手振りを
交えながら、派手に説明している。この時点ではさほど気にならない。)

子供:じゃ、お母さん、犬は?

母親:ドーッグよ!(やれやれ、他の人の迷惑を考えてもう少し小さな声でやれよな。
どうでもいいが、その舌をからませたような発音止めろよなー。)

でもなぜか頭の中には「次は何を言うのだろう?」と聞いている自分がいた。

子供:お母さん、鳥は?

母親:バーードよ!(そろそろ止めてくれないかな、眠りにつけないな。本当迷惑だな)

問題は次の瞬間である。
(牛はcow カウ)


子供:じゃ、お母さん、牛は?

母親:え~とね。何だっけ?(この間約3秒間


あっ思い出した! ビーーーフよ!

: (心の中で)ちょっと待てよ! それ牛肉だろ?


この瞬間に地下鉄内に不穏な空気が漂う。急に下を向き肩を震わせている(笑っているのだろう)OLもいた。あまりのすごさに別車両に声を出さずに笑いをこらえて移動するサラリーマンもいたと思う。

この場合は訂正すべきだっただろうか?
母親の名誉のためにだまっておくべきだっただろうか?


<最後の会話>

子供:お母さん、すごいなー何でも知ってるんだね。

母親:英語は重要よ!!あなたもやるのよ。

 


<思い出>

高校時代に英語の極めて苦手な小溝君という真面目な生徒がいた。英語の
池田先生が当てて単語の意味を言えなかったら殴るのだ。小溝君は当てら
れると極めて緊張して立つタイプだったので私は常にカモにしていた。

 

池田先生:「小溝、atomってなんだ?」

:「(小声で)小溝、鉄腕だ!、鉄腕だよ!!」(アニメの「鉄腕アトム」をかけてカモにする。)

小溝君:「(緊張して)て.. てつわんです!!。」

池田先生:「お前、俺を舐めてんのか?」(その後小溝君を殴る)

 

今度会ったら謝りたいのだが、同窓会も出て来ないので謝る機会がない。
何回もやったから「またか」と気づくと思うのだが毎回、彼は緊張のあまり舞い上がる癖があり、
私に授業中のカモにされていた。池田先生は亡くなってしまったので結局謝れずに終わった。

後悔している。もし、同じ生徒がいたら早目に謝った方がいい。

医歯学部受験予備校指導記録49

<11月20日(火)> 震源地は「親の不安」から

いよいよ50回目が見えて来た。小論文を50回書いたようなものだ。
カウンセリングの記事も含めれば全部で66回だ。

Googleからここ2週間はマックスレベルのアクセスのため、「もっと広告出せよ!」と指示が来た。
天下のGoogleから認められてうれしいものだ。しかし、長い時は3時間位かけてあがきながら書いている時もある。読者に新鮮でかつ説得力を持つものでなくてはならない。

Googleは「地球上の全ての情報を整理する」というような所だから、よくこんな小さな所まで分析しているなと驚く限りだ。もう12月が見えて来た。絶対と言っていいほど一年前からどんな緻密な計画を立てても直前にやることはたくさん出て来る。

これは、受験生の本気モードがMAXレベルになると今まで見えなかったものが見えて来て「あれもやらねば、これもやらねば」となるからだ。自分をキープすることが難しい時期へ突入した。
今日は中学生以下の塾に行かせている保護者に向けて書こう。

むろん受験全般に通用する「お客さんが気がついていない盲点」だと思う。「受験」というのを厳密に分析すると、まず母親同士の情報交換が大きな震源地になっていると思う。それは、子供に対する「純粋な愛情」から産まれるもので、「あそこのお子さんが塾に行きだした、うちの子もどっか行かさんと不安や!」というものが伝染して「母親同士の見栄」などもあり、「どんどん子供の母親の心の中で拡大されていく実体のよくわからない不安」から始まるような気がする。

お母さんが一番子供のことを心配しており、一番他のお母さんの子供のことに敏感だと思う。悪い言い方をすれば、この業界は、「不安につけ込み、救いの手を差し伸べる可能性のある宗教」のような所がある。受験地震の震源地は「お母さん同士のお母さん同士によるネットワーク」であろう。だから、生徒に携わる指導者の先生達の名前は、先生達の知らない所で「指名手配の犯人」のように情報が流されていることに気をつけて頂きたい。

これがわかってない先生が今だに多いのが本当に不思議で仕方がない。
受験生の家庭の夕ごはんの時の話題で必ず名前が挙がっている位に考えていい。
受験はお客さんからすれば「重大事」の中の「重大事」だ。
考えたらそれしか話す話題がないだろう?これは全国の指導者に伝えたい。

芸能人までは行かないが「注目されている人間」には変わりがない。
自分が「酒の魚」になり易いことさえわかっていない鈍感指導者がまだまだたくさんいる。
当然、人を介せば「伝言ゲーム」のようにレベル1の誤解が、最終的にレベル10位の「虚像」が創られるものだ。まん引きした犯人が伝言ゲームの最後には歴史上最悪の極悪殺人犯位になっている。

なぜならお客さんからすれば「命より大切な子供という人間」が介在しているからだろう。
子供のことが心配になると朝の5時位に電話かけてくる父兄もいれば、不安になり次第電話をかけまくる方もおられるものだ。気持ちはわかる。また、自分の子供をうまくコントロールできないストレスから「どこかの塾に入れてストレスから逃れたい」というようなものだろう。

親父は嫁さんから聞いて「そんなもんかな? でも俺は仕事のことで頭が一杯だ お前に任しとくよ」位のものだろう。

不安にかられているお母さんに共通しているのは、「勉強しなさい、さもないと」で次に「罰」を与えるだけだ。「強制の次に恐怖」のごくごく単純な順番だ。
大事な「まん中の理由」がない。

よく考えるとマラソンだってゴールがあるから走るのであって、私もゴールがなければ絶対に走らない。例えば、「なぜ勉強するのか?」の答えは無数にあるだろう。それを相手の腹に落とす所まで納得できる説明を塾や予備校や学校がひとりひとりにするか?残念だがしないのである。する時間もない。第一指導者そのものが深く考えたこともないしその理由を説明する機会もない。

大学生だったら、そんなことを考えるより彼女のプレゼントを選ぶ方が重要だろう。
あるいは大学の単位や実験の方が重要だ。

ここに父兄が「たぶんやってもらっているだろう」の甘い思い込みが存在する。
そして「いつか激変するだろう」というこれまた甘い思い込みが追加される。

考えたらわかると思う。子供を持ったことがない人間に「子供を持つ親の気持ち」がそう簡単にわかるわけがないだろう。子供を持って初めて「親のありがたさ」がわかったりするだろう。

私も独身時代は「パワーで支配しようとする」一面があった。
早く管理したいという単なる「焦り」だけだった。
それが最も有効で手っ取り早い手段だと思っていた。
今、思えば不安なお母さん達と全く同じように「勉強しろ!さもないと」だったと思う。

「パワーで支配する」それだけを考えていたような気がする。
その方が楽だったかも知れないし、自動的にそうしていたのかも知れない。

腹が立った時など「どういう罰が生徒が一番苦しむか?」とか平気で考えていたのだから救いようのないバカだったと言える。懺悔の意味も含めてあえて恥をさらしたい。
とんがった独身がお客の命より大切な人間を殴って「若気の至り」で済む問題だろうか? 苦しませるだけの宿題も出したことがある。

今思えば「罰で苦しめて自分が楽になる」ことしか考えてなかったような気がする。

そういう風になりがちな仕事と言えば「その通り!」と言ってくれる賛同者は多いと思うが「生徒を動かすための強い動機づけ」のバリエーションを無数に持つ人材は業界に限りなく少ないからだと思う。ここまで言っていいかどうかわからないが、「通学している」という目に見える形だけに満足しているお客さんが圧倒的に多いのである。「腹減ったらめし喰いたい、でも喰うには金がいる。どうしたら僕は稼げる大人になれるかな?」と考えさせられたら動くだろう。

しかし、「なんか知らんけど親に拉致されて塾に放り込まれた」では塾にかける費用対効果が全く異なると思う。

「能動的に動く理由」を子供に身につけさせて欲しいのにそれがすっぽり抜けている。
そしてそれは非常に難しい。

親子喧嘩を最小限で済ませる方法

<受験生予備軍必見>

受験生が合格するまでには様々なトラブルが起こる。見ている親も疲れるため、「一刻も早く終了して親を精神的に楽にさせて欲しい」と思っているものだ。しかし、親子喧嘩の絶えない見ていてひどい「冷戦状態の家庭」や「イラン・イラク戦争のように常に怒号が飛び交う家庭」もあるものだ。

まず、精神衛生上も悪いから争いは最小限に済ませた方がいいと思う。それでは、まず受験生も「親がどういう部分で爆発するのか?」そのメカニズムを知っておいた方がいい。
最初はこういう家庭も平和な家庭だったのである。

まず、最初は「こんなことでいいのか?」というようなシーンが親の目に入り、そういうシーンが日を追う毎に積み重なり、言いたくても「のど元」の部分で止められる親もいる。その時点でこれ以上怒らせないシーンが目に入らなければいいのだが、最後の「着火」となるシーンが目に入った途端についに親が爆発するケースが多いと思う。

そこで受験生は親から信用されなくなり、少しでも気にくわないシーンが目に入ると言われるようになる。更にはだんだん口調がきつくなり、売り言葉に買いことばになり、「もう塾辞めろ!」とか「今までかかった金返せ!」とか「お前、もう受験辞めて働け!」とか言われるようになり家庭に居場所がなくなっていく。

最後には参考書代金も模擬試験代金も信用を失い、もらえなくなったりする。見切りをつけられ、大幅に受験校を減らされる場合もある。完全燃焼できない状態になる。
そして長々と後悔する。
(今、「これ、うちのことや!」と頷いている受験生いますよね?)

大体、親をイライラさせた原因は受験生の方にあるのだから、まずそこを解明しよう。
それを知っているか知らないかで反省も言い分も新たに出てくるかも知れない。

今後、「家族間の争い」を避けたい受験生予備軍は必見だと思う。ただでさえ大変なのにトラブルの結末のわかっている行動は事前に避けた方が絶対にいい。

親がイライラする原因ベスト10

(1)例え夜型になり受験生が勉強していても昼近くまで寝ているケース
(昼夜逆転していつまでも寝ていると親は子供がダラダラしているように見えてイラつく。)

体の大きい子供が家でゴロゴロしているように見えると母親はむさ苦しいのと家から出て自分の目に入らないようにして欲しいと思うものだ。もし、生徒が読んでいたら「君らが親になれば分かる」と言いたい。大体、親子だからどれだけ集中してやっているかなんて分かるものだし、悩みや泣き言をわからないのに言われても困る。
衝突が起こる前に勉強する場所を変えた方がいい。朝早く起きて出た方がいい。

 
PS:「あんたが家におって視界に入るだけでこっちまで疲れてくるわ!」と言われるケースもある。だからと言って寮に入れば、「本当に勉強しとるんやろうか?」と疑心暗鬼になりがんがんメールや携帯で連絡を取り始める。結局、どちらもストレスの原因になることは仕方がないと言える。できるだけ早く合格するしかないだろう。
合格以外にハッピーエンドはない世界と言える。


(2)携帯スマホをいじっている時間が長い。勉強中にメールが入ると勉強を止めて返信している。
(メールであろうと電話であろうと携帯をいじっている時間は親から時間をカウントされているものだ。いつも下を向いてパチパチやっているのが親は一番むかつくこれだけで見切られる可能性が十分あるから気をつけた方がいい。親は協力するのがバカバカしくなっていくのだ。)


(3)携帯で笑顔満点で話しをしている。携帯で電話中に子供の笑い声が聞こえる。
(悲壮感が漂ってもいない顔をしていると腹を立てる親はいるものだ。親がこれだけ心配しているのに「なんだ、あいつのあの笑い声は?」となる。)
親が疲れていて「きげん」が悪い時はこれだけで爆発して戦争開始になる家庭もある。

 
(4)自宅生で晩ごはんを食べながらTVを見ている。
(いつ席を立ち、勉強し始めるのか時間をカウントされていることを忘れてはいけない。) 
TVを見て笑ったりした場合→「お前は笑っている場合か?」と親がキレる場合があるから
注意した方がいい。全国模擬試験で結果が出ている場合は何も言わないが...


(5)漫画を読んでいる。ゲームをしている。i-pod等を聞きながら勉強している。
(このシーンが目に入るだけでハラワタが煮えくりかえり始めているはずだ。次の回にこのシーンが目に入ると危険だ。「次はそろそろ言わんといかんな...」と考えている。)


(6)模擬試験でE判定が続く。
(受験を知っている親なら細部の数字まで検証するが、E判定を見ただけで逆上するケースは多い。「こいつは何年もかかる」と早々と見切りをつけ始める家庭もある。)


(7)やたら元気そうに見える。顔に危機感が見られない。
(「こんな元気満点でいいのか? 本当に勉強してるのか?」と疑われる。)


(8)ネットに接続している時間が長い
(これも、いつシャットダウンするのか時間を親にカウントされているものだ。)


(9)家で休憩している時間が長い。兄弟と平和にじゃれ合っている。
(同じく時間をカウントされている。「お前はそんなことしている場合か?」と思っている。)
 

(10)携帯代金の明細を見ると金額が上昇している。
(この時点で信用はなくなっている。「怪しいサイトを見ているのでは?」と誤解されてた
りする。「携帯でメールやサイトにはまっているのでは?」と思われてしまう。)

特にダラダラしているように見える行動と携帯がらみが最も多い原因と言える。
受験生の方も受験の過去問題と同じくどんな行動がトラブルの原因となるのか知っておいた方がいい。知らないから「親子の溝」が深くなり、ひどい場合は修正が効かなくなることもあるだろう。
 
それでは解決策を一つ紹介したい。この方法はトリックでも一時的に騙す方法でも何でもない。
それは以下の方法である。
 
キッチンタイマーで時間を計測してその間に上記の行動を済ませること。
そしてそれを継続し続けること。
(それを親の見える所でやることが重要)

一日の行動の中で上記の(1)(9)までの1日の合計時間を計測するとかなりの時間になることは間違いない。おまけに勉強している時にメール返信などすると集中力も途切れるはずだ。(最高潮の集中力に戻すまでに45分かかるという実験結果もある。)

あらかじめ時間をタイマーで計測してまとめてメールの返信をしたり、情報チェックをしたり、多少ゲームをやってもいいだろう。ただ、決められた時間が来たら「ぱっ!」と辞めて勉強する。

要するに「キビキビした行動」を見せると親は何も言わないはずだ
(今までの「だれたあなた」を知っているから。変わったあなたを見せることによってね、絶対に親は感動するから...賭けてもいいよ。保証するよ。)

つまり、「1時間は自由時間にするからな!」と前もって親と協定を結ぶ。それだけでも全然違うはずだ。完全な自由を失ったり、「氷のような家」になるよりましだろう。
継続していれば「信用されない」ということはないはずだ。

家族仲が崩れることはないし、これを機会に習慣になればしめたものだろう。
やる時も気にせず、公然と堂々とやることができる。
こそこそする必要もない。精神的にもいいし、ストレスも解消できる。

ただでさえ大変な試験なのに「家族とうまくいかない状態」でうまくいくはずがないだろう?最低減の味方は必要だろう。受験前に協力してもらうことだってたくさんある。
 

たった100円の「100円ショップのキッチンタイマー」が強力な味方になってくれる。
これを忘れてはいけない。


また、タイマーの音がするため親もわかるようになる。

「あいつ休憩に入ったな!あいつ最近キビキビしてるな~ お茶やお菓子でも差し入れたろうかな? こりゃ、俺達も応援せんといかんな!!」と必ずなってくる。
「栄養になるもの食べさせんといかんな!」ともなるからいいことこの上ない。
要するにだんだん「戦友状態」になり始める。

そしてね、もしねあなたが変わってね、ガンガン勉強するようになるでしょ?
そうするとね、ある変化が起こりますよ。

  1. お父さんがわざと子供の目に入る所に座り、仕事をしたり対抗して勉強したりしますよ。
  2. 兄弟があなたの影響を受けて宿題をきっちりやり始める。
  3. 勉強したことのないお母さんがなぜか本を読み始めたりする。

 
その時にね、「俺が勝ったな!」と喜べばいいんですよ。
それはあなたの背中から出るパワーが影響を与えたんですよ。
パワーがね、引火したんですよ。

一度やって見てくださいよ?

要するに親から見る受験生の行動にリズムがないからイライラするんですよ。
家族仲がうまく行ってない家庭の受験生はそこに火種があることに気がつくべきだと思う。


PS:<追加メッセージ>

上記の記事を見て「動いて欲しいのに動かない」所に最大の原因がある。親は入試がよくわからないから「1秒でも早く動け、もっとやることあるやろう?、何をしとるんや?」と心配からイライラが積み重ねられ爆発することによって落ち着こうとする。

(このよくわからない大きな不安に日夜悩まされている親の心境も受験生は理解すべきだ。「いつまでこの心配が続くのか?できるだけ早く終わってくれ!」と悩んでいるから)

確かにやらなければならないことは無限にあるし、止まっている場合ではない。
そんな暇もないし、そこは正しい。

しかし、問題が1つある。これを忘れないで欲しい。

責められている本人が「動かなくてはいけないことは俺もわかっている。でも俺もどうしたらいいかわからないんだよ!」という場合だ。その場合は、「無意味に責めて追い詰めている」だけになる。無意味な「冷戦」を継続しているだけだ。
ここで冷静になれるかどうかが運命の分かれ目であることを覚えておいて欲しい。
(ここで可能性を潰している場合もあるから難しい)

医歯学部受験予備校指導記録50

<11月21日(水)>50号到達

やっと50号到達した。昨日は、生徒に勉強させる、能動的に動かすために「怒りから罰」では絶対に効果が上がらない。「目標とそこへ向かう強固な理由づけ」その部分を強固にするプロセスの大切さが、現在多くの現場で抜けている「盲点」を追求した。簡単に言えば、犬やねこじゃあるまいし「勉強しなさい、さもないと」には限界点があるということだ。
今日は49号で前触れをしておいてたまには少しだけ自慢させていただきたい。

以前から狙っていたウルトラ記録の達成である。
それは、「上昇偏差値合計100ポイント超え」が達成された。
受験科目4教科であるが「偏差値合計100超え」は非常に難しい。

つまり、受験生ならわかると思うが例えば「3教科偏差値30上昇させて残り1科目も偏差値10を同時に上げる」というのは至難の技だと思う。4教科とも各科目25上げることだって至難の技だ。今までのウルトラ記録で「E判定から最短7ヶ月での東大合格」があるが、それよりもうれしいかも知れない。(なぜかTVにも出ていたし、女性自身という雑誌にも偏差値45から東大合格というタイトルで記事となっていたので読んでいる方の中で記憶にある方もおられるかもしれない。)

彼女の場合は明るく「自分で伝説を創る」と公言していたから精神的な準備はできていた。今回は違う。全く逆だ。精神的に病んでいた所からの開始だ。本当にがんばった彼に対して心から褒めてあげたい。

実は、その生徒は私が書いた「カウンセリング10の記事」のモデルである。
進学校で落ちこぼれて「反応ゼロ」の状態だった。実質的には1.5浪位だと思うが、数学(スタート44から72.9で28.9ポイント上昇)物理(スタート32から67で35ポイント上昇)化学(スタート40から66.5で26.5ポイント上昇)英語(スタート30から56.3で26.3ポイント上昇)で合計偏差値116.7の上昇である。くれぐれも言っておきたいのが誰もがそうなるとは限らない。

まだ、彼が受験前なのでこれ以上詳細は書かないが、phenix is back(不死鳥は蘇る)達成されたことが何よりうれしい。
これでウルトラ記録を2つ達成できたが、人間には「潜在能力」があることは否定できない。
つまり、人間の能力というのは水の中に氷が浮かんでいるようなもので水中に隠れている氷の部分が人間の潜在能力である。

それが引き出せる場合と引き出せない場合がある。
例えば、今年大リーグで活躍したレッドソックスの岡島投手なんかは、日本のコーチは引き出せなかったが、アメリカのコーチは引き出せたという例だ。

日本の指導者は「自分の型」にはめることに細かいが、海外の有名なコーチは「まず、いい所を伸ばす」ことを最初に考える。そして「選手に迷いを与えないことばの力」に卓越しているのが特徴である。

しかし、全てがうまくいくとは限らない。博打のような所はある。例えば、「天才は努力を嫌う」という場合もある。持っている才能は誰が見ても素晴しいのだが、地味な努力を嫌う。がんばれば素晴しい結果を残せるのに努力をしようとしない。才能があるのでそこそこ行くのだが、努力ができない例も多数ある。結局、努力家に最後は負ける。

しかし、よくぞこれだけ上がったものだと思う。
もう2度と「偏差値100超え」はできないかもしれないような気がする。
「全教科スーパー急上昇」というのは、よほどその時の人材に恵まれてないと絶対に無理だ。

1年間モチベーションを刷り込むだけでも大変だ。しかし、記録を達成すると「人間てわからんもんだな」と思ってしまう。また、その子の持っている「運」も関係するような気がする。ただ、「潜在能力の爆発の実例」は1度証明してみたかったというのはあった。

2度証明できたが、何十回も出している人がいるかも知れない。今回は英語の先生が最も苦労したが、たしか試験前の10日前位に「もしかしたら?」とか言ったと思う。
前回の場合は「大金星の可能性有り!」と先生から携帯にメールが届いたので驚いたが私自身は「たぶん、無理やろ」とか思っていた。(本当に申し訳ない)

今回の50号の記事が、進学校で落ちこぼれた全国の放心状態の生徒の心に火を灯すものであったらいいと思う。
「人はなりたい自分にしかなれない」と言われる。

「自分はここまでや」と思ったら心の中でブレーキとアクセルを同時に踏むことになりそのとうりの「そこまでの自分」が出来上がることになる。
今回は、「頭の中で無意識にかけるブレーキ」をふっとばす事に全神経を集中した。
1年間徹底的に計算した「モチベーションアップ」の言葉を考えて浴びせ続けた。

いわゆる洗脳が成功した例かもしれない。
ただ、彼自身が真面目で素直だったから成功したというのも大きい

「偏差値100超え」でもすごいのが、それに加えて約17ポイントも上げている点はすごい。今までの死火山が突然強烈に噴火したようなものだ。

 
PS: 上記の精神的に病んでいたというのは、正確に言えば「目標を見失った状態」であり、初めて会った時は非常に「トゲがある印象」を感じた。一日中ゲームをやっていたからか視力も相当悪かったようだ。最初は、あまりにも反応がない状態だったので、英語の先生がびっくりして走って来て報告しに来た位だった。

ただ、たまに鋭い質問をすることがあった。数学より算数が好きで、英語が嫌いであった。数学が伸び、化学が伸び、物理が爆発した。記憶が定かなうちに追加記録しておきたい。

彼に聞けば、「目標を無理やり持った」ことが爆発の源のようだ。本番では必ず英語でマイナス状態になるので他の3教科で「あり余る位取れ!」と常に言っていたと思う。やはり6年英語をさぼった「つけ」は相当なものだった。英語については完全な拒絶状態だったと思う。教えても教えても「なだれ」のように抜ける。
また、得意科目も深く考え過ぎて時間配分がうまくできない。

他の3教科が急上昇したため、英語についても「やらなしゃーない」と納得したからだったと思う。本当によくがんばったと思う。

今だから明かせるが最も心配したのは、仮に2次まで行っても彼の学校の評定が悪すぎる。「この評定のマイナス点をどう挽回するのか?」が最大の心配だったと思う。
おそらく今年2次に残っていた受験生の中でも最低ランクだっただろうと思う。

最も恐れていたのは「無条件にはじかれるのではないか?」と心配していた。幸い欠席日数は少ない。遅刻も少ない。面接官は調査書は一定のポイントは見逃さないものだ。

「評定のマイナスをどう逆転するか?」そこの部分をどう演出するかがポイントだ。
面接等でかなり細かい指示を出したと思う。性格が素直だったのでよくポイントは押さえたと思う。最初から素直ではなかったが、誰に言われることもなく毎週公園の掃除を一人でやる位まで精神的にも成長していた所はえらいと思う。

彼の成長記録を実際に見て「どうやったらこんなに上がるんですか?」と聞かれたりすることもあるが、唯一あるとすれば私自身が空手道場を持っていて何人かチャンピオンを創り出した経験があり、そのメンタル面での管理や自己管理の方法をそのまま受験勉強にスライドしただけだと思う。
スポーツに大きなヒントがあるし、当日に力を発揮するという点では共通している。

初めて会った時の印象は最悪だったと思う。「成績はどんなもんなの?」と聞いたら「ぼくと、もう1人落ちこぼれがいてそいつと常にワン・ツー・フィニッシュでした。」と聞いて「こいつ、ユーモアセンスあるな~」と爆笑した日を思い出す。

2008夏、2009正月に会って感じたこと

実家に帰って来ても必ず「差し入れ」を持って来る。義理堅い男だ。
「お前良かったな~逃げ切れて」と言うと、今でも受験関連のニュース等が耳に入ると緊張すると言う。今は体育会クラブに入って別人のような精悍な顔をしていた。

「お前、来た時目つき悪かったもんな~」と冷やかしたが、心の悩みや苦悩は顔に出るもんだなと改めて思った。「死んでいた目」をしていた過去の姿は完全になくなっていた。運も強い子かも知れないと思った。

彼には色紙を渡した。「自分に誇りを持て!偏差値100超えの男へ」と書いて
彼は写真で出されることも体験記を書くことも最初いやがっていた。 謙虚だからこそ拒絶していた。 また繊細でもあるから。

「あのな、お前が出ることによって進学校で落ちこぼれた人間に勇気を与えることになる。また眠れない位悩んでいる保護者の方にも希望を与えることになる。
これはお前だけしかできないことなんや!」と説得した。
(思い出しても恥ずかしい位熱く語ったと思う)

協力してくれた彼に感謝したい。

<11月22日(木)> 準備は完璧か?

いよいよ寒くなって来た。今年の夏の暑さが嘘のようだ。12月に入れば願書や調査書を早め
に準備して「いつでも来い」状態を創るべきだろう。志望動機や記入する所が多い場合は早め
に片付けるべきだろう。

願書締め切り日が「当日締め切りなのか消印有効なのか?」位まで確認すべきだろう。
地方の方は、地下鉄の出口や電車の下車出口から会場の方向はどの方向なのか?まで絶対に確認すべきだろう。一度近畿大学の医学部入試で東大阪会場受験の生徒がわざわざ狭山会場まで間違えて来ていた。

たしか手にはコンビニの袋に入ったおにぎりとアップルジュースを持っていたと思う。
なんでわざわざはるか遠距離の会場に来ていたのだろうか?
その間違いを指摘したとたん、座り込んで泣き出したことがある。(もしこれを見ていたら、合否を聞いてみたい)

すぐに入試センターに電話させ、無事受験することはできたのだが、その時に冷静になれなかったら全くの無駄足になっていたと思う。

新大阪会場だって地下鉄の出口を間違えて反対側に出るとお手上げだ。駅そのものがばかでかい。わからなければタクシーに乗るしかない。その方が安全だ。

関西大学会場で大阪側から一番近い出口から出たら山を登らなくてはならない。下に降りていったらとんでもないことになる。地方の方は注意すべきことだと思う。意外に余裕のない時間帯で来る受験生が多いのだが、最も注意すべきことをひとつ教えておこう。

それは入試当日に起こるかもしれない「人身事故」である。
これは、地下鉄の車掌の友人から聞いたのだが、彼が言うには「最も多いのは12月ですよ。なぜなら借金取りが年内に最後の追い込みをかけますからね」と次が興味深い。「12月というのは、クリスマスとかで幸せそうな人間と借金に終われている人間とのコントラストが明らかに出るんですよ。

街に出ると楽しそうなカップルやら、クリスマスケーキを持つ家族やら鮮やかなイルミネーションや楽しそうな音楽やサンタが出て来ますよね。

あーなんて周りの人は幸せそうなんだろう、それに比べて俺はなんて不幸なんだろうとなるんですよと。だからたくさん線路に飛ぶんですよ」と

「あと1月も多いですかね」と。 もし起これば、当然時間の余裕がなくなるから焦る。
12月から1月にかけて人身事故が多ければ、受験生も影響を受ける可能性は十分にある。
見かけたら教えるが、すぐにわかる。とにかくきょろきょろしている、また、会場まで全力疾走している受験生も多いが、試験会場で汗をたくさんかく位なら余裕を持った方がいい。

あれだけの全力疾走をして、暖房の効いた教室に入り込むと座った瞬間に相当の汗が出ていると思うのだが、気持ち悪くないのだろうか?

たぶん背中にべっとり汗がついているはずだ。
自分を動揺させるようなものを全て想定して準備する。起こってからでは遅いと思う。

「なんとかしてやりたいが...」


~[全国1位が落ちまくる]~

ここを読んでいる人のほとんどが進学校でトップクラスで人格的にもさわやかな生徒だけにチャンスがあるものだと自分だけの偏見だけで決めつけているかもしれない。

しかし、そうであっても本当に不運な受験生だっているのである。よくろくに努力もしていない言い訳の技術ならオリンピックに出れるような生徒が「あいつら
早くからやってたから強いんや!」とか「もともとできるんや...あいつらは!」
とか言ったりするがこういう悲劇のケースもある。
 
全国模擬試験MAXレベルの成績、ほとんど国立も私立上位校も1位(悪くて5位から10位以内である。) 誰が考えてもうかる生徒だと思うだろう?
先生達も「彼に教えることはないですよ!」とか言ったりする。

私も「すべて全勝の楽勝だろ?」と思っていた。だから最初あまり何も言わなかった。

ところが...本番になると私立の最下位校でも1次すらかからない。
全敗である。 昨年もその前の年もである。
偏差値は常に80近くあるのに
(偏差値78から86位で3年間位全国1位をキープしていたと思う。)

「何でだよ?..ありえないだろ??」と最初は思った。よく聞くと昨年もそうだと言う。
その前の年もそうだと言う。人間的にも言うことはない。二次までいけないからどうしようもないのだから...クラブもやって来て人間的な印象もいい。

この今まで想像したこともない長期浪人のケースで読者に学んでもらいたい。

彼は最初は大手予備校にいてそこで女の子にうつつを抜かして毎日、その女の子を自宅まで送っていて3年目に突入した。(高校まで真面目ひと筋の生徒が女の子にボケるとこうなるので保護者は注意してください。) 毎日、その彼女のことを考えてそれが全てだったようだ...当然の結末だろう。 よくあるケースだ。

 

彼女の写真も見せてもらったがかなりかわいい。見せたくて仕方ないようだ。
こんなかわいい子とつき合えて浪人状況なんてどうでもいいと思うようになる。

 

「これはイチコロだな」と思える。(笑)
写真を見てニヤニヤしている位だ。(その後、強烈な目に合うのだが..)



彼は奈良県の有名な進学高校の生徒である。 彼によれば高校の締め付けの方が厳しくて大手予備校の方が天国に見えたらしい。大人数に埋もれて終わるケースでもなく、廻りに流されて気がつくとそうなってしまったタイプだ。

母親はいつも帰りが遅いので必死で勉強していたと思っていたらしい。(笑)
実は8時まで彼女と駅でだべっていて往復2時間かけて毎日彼女を自宅前まで送る。

11時過ぎに帰って来て母親が「おつかれさん!」と出迎えてくれるのでさすがに母親には罪悪感を毎日感じていたそうだ。(笑)

しかし、彼女ボケは治らない。 勉強しなくてはいけないと思いながらも切れない。
さすがに2浪目の10月に切ったそうだ。分かれの後悔や悲しさで年末を迎える。
(この時点でもう3浪確実だよね?)
でも信じ切っている父と母に申し訳ないという気持ちで... 分かれを決意した。

よく勉強したと思う。理系なのに国語がものすごく強かった。
しかし、1位を取ってから天狗になり始めたところはあったと思う。
来て1年位で1位になったと思う。
しかし、危うさもあったと思う。

2次の表現力はめちゃくちゃ強いのだが私立の問題やセンターは弱い時は弱い。
特に私立のネチネチしたクセのある問題には嫌悪感さえ感じていた。


もう気がついた人はいると思う。

つまりセンターにこけると自動的に全ての戦況が苦しくなるパターンだ。
でも模擬試験では圧倒的に証明されているため「隠された弱点」は気がつかない。

「天狗になるな...」と言っても無理なことはわかっているのだがこういう急激な成り上がりタイプは苦境に陥るともろい所がある。

この生徒が一番苦労した。寿命が2年位縮まったと言える。
合格まで6年かかった。

二次で「どうしようもない、こんな奴を患者さんの前に出したらえらいことになる」というケースで落とされるのならわかる。

「一体、何が試験当日に起こってんだよ???」と焦る。

ペーパーの成績では100%以上保障されている。おそらく試験当日だけ「完全なバックギアがかかっている...」としか考えられない。

夢遊病者のようになっているのかも知れない。普段ならミスは絶対ありえない。
センターと本番試験当日だけ全くの別人になっている。

こういう生徒が自分の子供だった場合に読んでいる保護者の方はどう思うだろうか?
全国的に見るとかなりいるのではと推測される。


そして真面目にけなげに努力しているのである。こういう生徒を長く預かると泣きごとになるかも知れないが...「こっちが息切れしてくる....」
お客さんに同化すればするほどこちらが疲れてくる。

この試験は人生賭けてくるから...
「この仕事、長くやれないかもな...」とか思ったりする。

「原因不明の患者」を預かっているようなものである。だから、「努力していない言い訳だけの甘い受験生」はこういうケースもあるんだと思って批判しない方がいいよ。

「やってもやっても原因不明の悲劇の受験生」だっているからね。
今でもこの日本のどこかにいると思うな。

でもまだ、この時は次の強烈な苦労が待っていることは予想していなかった。

実は4年目にチャンスはあった。関西国公立の最後2次の面接で最後の1人を決めるのにもう1度2人の受験生が再度呼び出されてその2人の中に入り、地元出身の現役が選ばれた。
彼が面接の発言で致命的ミスを犯したというのもある。


成績は圧倒的に上のはずだ、負けるはずがない。
全国1位なんだから負けるわけないよね??
合格目前で崩れてしまった。勝ちが欲しくて焦ってしまったと言うのがあるだろう。

こういう経験をすると「負け癖」がつく。ここからが本当に苦しかった。
なんと模擬試験全国1位が落ちまくる。


やけくそになって歯学部に落としてもそれさえも落ちた。
冷静沈着なお父さんが動揺して携帯に連絡して来たのを覚えている。
普通なら絶対にありえない。

もう、いくらやっても本番だけは絶対にダメの状態だと思えた。 これは彼に実力がないということではなく、「本番」という文字、「本番といういつもと異なる景色」、「本番という問題」「本番という机と鉛筆」といういつもと異なる環境を過度に意識し、マイナスエネルギーが全身に急速に影響し全てのバランスを崩していたと思われる。

そして致命的なのが「本番に対する過度の恐怖感」を持つようになった。
ここまで来ると脱出は難しい。 こういう状態まで来ると善戦はしても最後は必ず落ちるようになる。言い方は悪いが何か「憑き物」がついたような感覚になる。これを振り払うのは大変だと思う。

この状況では高校入試の問題でも落ちていたのではないか?と思う。
わかるよね?
今まで積み上げて来た積み木が一瞬にして崩れ落ちるような感じだよ。

正直、「どうしたらいいんだよ???」と思った。
「どうやって脱出すればいいんだよ???」と本当に焦った。
両親の落ち込みも大きかった。動揺も大きかったと思う。

20年、30年指導している先生も「自分も原因がわからん....」と

「模擬試験3年間全国1位、でも本番は3年間全敗!」
こんな記録残しても何の意味もない... 
「何、それ?、冗談でしょ??」と言われて終わりだ。

彼自身もきつかったと思う。心の中で「なめんなよ、俺は1位なんだよ...
こんな生き恥さらして生きていけるかよ..」とどんどん自分を責め続けていったと思う。
性格も更にとんがって行くから家族も気を使っただろう。


ここで他の所に転塾すると言うなら話はそこで終わる。
「残れ」とは言わないから...
でも本人は残ると...そうするとこちらも逃げられない。

今まで見たことも聞いたことさえもないケースだ。

これは自分にとっての最大の宿題であり、課題であるとまず自分の認識を変えた。
もう1つは、こんなドラマみたいな展開はめったに遭遇できない。
経験値を上げる試練としては自分に箔がつくとも思った。
むしろ、「自分の試練として喜ぼうじゃないか!」とまず自分自身の認識を変えた。

ほとんどの人が経験できないことを自分が経験できるじゃないか!
とにかくやるだけやって見ようと鼓舞するしかなかった。
(現実は単なる「から元気」に過ぎなかったのだが...)

自信なんてあるわけないだろ!...今まで聞いたこともないケースなんだから

逆にこの状態で終わったら「日本一悲劇の受験生」を創り出すことになる。
当然だが「失敗したら恨まれるだろうな...」とも思った。

まず、こんな「不名誉な十字架」をこれから背負って生きていく彼もたまらないだろう。
全く勉強していないふざけた受験生なら別だが...

私自身より本人とその家族が一番つらいのだが...
そこでどうやったのか?

まず、全てを洗い流すという意味で海外に3週間ほど短期留学させた。
長期化すればするほどこの「リセット」は難しい。

これはもともと「透明な泉」だったものが知識や良い意味、悪い意味での情報を知りすぎて透明な泉がどんどん濁っていき最後はドロドロのヘドロのような状態になって行くイメージに似ている。もともとシンプルなものを自分で複雑に複雑にして行き、自分で中心から遠ざけて行くことに似ている。

そして、これは本人が全く気がつかず年々深くしていく所にある。
もろい性格の人間ほどこの負け癖はきついし取れないし、改善が難しい。

だから、全く苦労せずに合格してしまった現役生にとってここのような話は「はあ~、それ何のこと?」位のことにしか聞こえないだろう。

濁ったヘドロを透明に戻すためにはまったく異なる環境におくことがベストだと思う。「あっ、そうだ、俺浪人だったんだ!」と本人が忘れてしまう位でないといけないと思う。

どこに送り込んだのか?、ヨーロッパの地中海の島で全く英語が通じないであろう環境だ。なぜなら彼は英語ができるのでコミュニケーションが十分に取れてしまうとリセットできないと判断した。ドバイまで行ってそこから飛行機で5時間の所だ。 日本から17時間位かな?

そこで受験のことを一切全ていったん忘れさせるのが目的である。
これは成功した。 視野が大きくなり、心が軽くなったと言っていた。

次に染みついた高いプライドを壊す。
私立歯学部の下の方から勝利を経験させて「勝ちパターン」を積み上げた。
とにかく「勝ちカラー」を刷り込む。


「勝ち」とはこういうものなんだよ?、「小さな勝ち」に慣れさせる。
勝ちを経験したことのないプライドの高い人間に「小さな勝ち」を経験させる。

ここで言うことを聞かなかったら脱出できなかったかも知れない。
「染みついたプライド」を壊すのは勇気がいる。
人間、そう簡単に原点にもどれないよ...
「全国1位の人間がそんなことできるか?」となるのが普通だ。

ここを素直に聞ける人間ほとんどいないかも知れない。
人間は最後のプライドを捨てたくないものだ。

自分としてはもうこんなしんどい目にはもう会いたくないし、1度で十分だ。
言えることは「1つのドラマ」のような経験ができたことには感謝している。
彼と出会う「運命」だったのかも知れないとも思う...

「プライドをこなごなに崩す」というのはなかなかできないものだ。
この生徒は本当に本当に今までで一番きつかった
思い出しただけでも全身に鈍い重い疲れが吹き出て来る。

ヨーロッパの地中海に飛ばすなんてアイデアが出る時点でいかに焦っていたかがわかる。
それ位しかなかったかも知れないとも思う。

これでダメだったらどうなっていたんだろう?と思う。

正直、こんなケースはもういいよ、体が持たないよ。
たまたまうまく行ったがこれが再現できるかと言えば疑問だ。
それだけ人間は1人1人違う、これが結論だ。

もう1回やってうまく行くとも思えない。
だから次が成功するとも思えない、これが正直な気持ちである。
もし、同じような経験を今している指導者の方が読んでいたら相当精神的に疲労していると思うが頑張って欲しい。

「本当にびっくりした。こんなケースあるのかよ???」である。
あるんだよ、現実にあったんだから...

思い出しただけでも本当に疲れる、待って耐えた家族もすごいと思うが...
お父さん、お母さんも寿命が短くなったと思う。
「マイナスの無限ループの恐ろしさ」は経験した人間でないと絶対にわからないよ。
経験しないとわからない。
でも、できればここに入る前に逃げ切ってくれよ。

「みんな待てる?、6年といったら小学校入学してから卒業するまでだよ... 」
「中学入試をやっと終えて高校行って大学入試の後期入試の終わる3月までだよ?」


ここを読んでいる人も「この人の苦しみに比べたら大したことないよな!」
と思ってくれたらいいと思う。言えるのは「人間のリセット」ってものすごく難しいよ。
全部が全部成功できるわけではないよ。


これを1つの教訓として学びの材料にしてくれたらいいなと思う。

私なんかは合格祝賀会を開催する予備校の神経がわからない。
「やったぜ、
ざまあみろ、俺たちは勝ち組みだぜ!!」と言っているようで空気が読めていないと思う。
同じ場所に所属している限り全員に気を使うべきである。


そして試験である限り、ものすごく楽に通過する生徒もいれば、ものすごい苦しみを味わうケースもある。当然だが平等ではない。
この差は大きいと思う。いや、大き過ぎる位だと思う。

試験に勝っても人生の戦いは始まったばかりで敗者に対する気づかいがない。
上記の生徒なら自分よりはるかに下の成績の受験生の合格を聞いてどう思うだろうか?
その生徒の保護者はどう思うだろうか? 

その生徒よりチャラけて努力せずに明らかに楽をして合格した場合だってある。

これは1人1人の運命なのかも知れない。

こういう所は「勉強の刑務所」のようなもので最後は刑務所の看守が合格した生徒に「元気でがんばれよ..もう来るなよ...」のひと言でいいと思うのだが

そして生徒は「これからはシャバでがんばります、お世話になりました!」のひと言だけでいいと思う。


<気づいて欲しいこと>

模擬試験で高得点や高順位を取った人や多浪生の人はわかると思うのだが何年もやっていると緊張もないし、出題パターンもわかるし、熟練受験生は次に模擬試験で大体何を聞いてくるかまでわかると思う。

点数も高く出るのが当たり前になってくる。しかし、ここが一番危ない点でもある。

この「慣れ」が油断を産み出し、窮地に立った時に崩れやもろさを産み出すこともわかると思う。意図的に緊張や自分の窮地を創ることが長期浪人生には必要
この「高得点の慣れ」がいざという時の「もろさ」を産むと言える。

 
<例>

意図的に時間配分に失敗したケースを創る。
70分の制限時間を意図的に40分に設定して意図的に慌てる状況を創る等色々あるが自分に変化や刺激を創り出せるかどうかがポイントである。

 

<よくある質問>

浪人中の恋愛は禁止すべきか?

よくありますよね。この質問、本人次第じゃないですかね? 無理ですよ。
ボケるのも仕方ないですよ。エネルギーあり余った若者が苦しい勉強に耐える
わけですからね。興味を持つのが当然ですよね?
その方が楽しいし...楽しいことに逃げたくなりますよ。
聖人君主じゃあるまいし...強烈に頭打つまでわからないですよ。

 

勝てないですよ、恋愛時のワクワク感に
予備校には張り切って行きますよ。でも勉強のためじゃなく彼女の顔を見るため
にね。自分が浪人の身なんて1ミリも考えてないですよ。

 

今まで出会った先生達の意見をまとめれば、総じて「男子生徒が捨てられる運命にある」
んじゃないですかね。女子の方が現実的で精神的に大人ですからね。
男子の方が精神的に子供で純粋で単純ですからね。

 


「彼女の愛の力で俺は勝つ!」なんておめでたく言っておいて100%信じ切っていて、
気がついたら捨てられているなんてよくある。
そして、いつまでも落ち込んで立ち直れないでその年は失敗なんてね。

 

 

いつまでも待てないですよ。あえて言いますよ。彼女の家族に言われますよ。
「お前の彼氏、まだ浪人してんのか?...」って
だからまず脱出することだけを考えるべきですよ。長期化する前にね。
自分に自信持てる状況をまず創るべきですよね。


PS:下の写真のように読者の方も「人生のここ一番の綱渡り」をする時が来るかも知れないな、その時は無事に乗り越えてくれたらいいなと思う。

 

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医歯学部受験予備校指導記録52

<11月23日(金)> 抜けている進路指導

いよいよ12月も見えて来て全国臨戦体制だと思う。同時に家族の不安もピークになり、受験
生も大人であるから、家族の不安が自分に更なるプレッシャーを与えていると思う。
そして親は、子供のことが不安であるから、「すべり止めを考えなさい!」と口にする。
この世界で最も重要な技術に「進路指導」がある。

大体、浪人する受験生の多くが、「この先どうしたらいいかわからない状態」(わかるはずがないというのが当然)が長く、勉強のスタートが大幅に遅れて自動的に浪人になっていると思う。

つまり、中途半端以下の「目標不在状態」で高校から押し出されて浪人というケースが多いと思う。以前、書いたと思うが、高校の進路指導が勧めた状況とは全く違う大学に入学しているケースも多々あると思う。全国のここを見ている人どうですか?そうですよね。

以前書いたと思うが、高校の進路指導などは、生徒がどこかの大学に入ってくれればいいわけで「本人が本当に何をやりたいのか?そこから逆算してどうなのか?」など考えていないケースが多い。またひとりひとりそこまで時間を割けない。だから、本人も判断材料を持たないし、先生は社会的視野が狭いし、親は「あなたの好きにしたら」と言うだけである。

これでは、本人も不完全燃焼状態なのだから自動的に浪人するか、自分をよく分析できずに別の進路に行ったりするのである。大体、親は忙しいから「指導してもらっているもの」と思い込んでいる。そして「すべり止め」が「すべり倒し」になるのである。

例えば、ある生徒が「将来、英語を活かした仕事をしたい」と言うとする。あまり成績が良くないとする。本人は「漠然としたアタッシュケースを持ってサウジアラビアからロスへ忙しく飛び回る敏腕ビジネスマン」を想像している。

果たしてその生徒がそこに到達するために「どういう助言ができるか?」「どういう現実を認識させるのか?」というような非常に難しい問題を解決するのが「進路指導」だと思う。

そして最も重要である。進路指導のひとことで人生が左右されたりするので大変な仕事だ。
最も重要で最も難しい「人生の道先案内人」が進路指導だと思う。

責任も大きい。そして、助言をしても生徒の父兄が大反対をする場合が多い。
親が反対したらまた振り出しにもどる。「やっと解決できた!」と思ったのもつかの間だ。
また、灰色の自分がよく見えない暗黒状態だ。

そういうことで「迷える子羊」が多数誕生する。
「あの時、俺にこうさせてくれなかった!」と今だに子供に恨まれている保護者も全国に多数いると思うが仕方がないと思う。

でも子供は重大な選択を誤ったから恨んでいるのである。
それがもう今となっては手遅れだとわかったから悔しいのである。
大学生のチューターが無責任に適当なことを言うのも大問題だ。

自分の好き嫌いで適当なことを言うのだから。大体、学生もまだ現場に出ていないだろう。進学高校なんか、生徒が何をやりたいかよりPTA対策で「浪人を発生させない」ことが最重要だ。何しろこの先少子化で生き残りがかかっているのだから

校長か理事長命令で担任が生徒の自宅に電話して受けたくもないのに「ここの大学のこの学部受けろ、頼むから」という電話ももうかかっているだろう。
「人生の迷い」が出て当たり前だ。

働いたこともないのだから、ましてや自分の分析も十分できない、助言も得られない状況で完全燃焼せよ!という方が無理だと思う。

更に迷っている人間に「好きにしたら」と言っても答えは出ないと思う。
「好きだけで判断したら危ない」位のことは今の子なら漠然とわかっている。
例えば弁護士を目指している生徒がいるとする。

本人は頭の中で「菊のバッチをつけてお金持ちでセレブの奥さんがいて廻りから尊敬と羨望のまなざしを受けてTVにも出てフェラーリに乗って天下取った気になっているとしよう」もちろんいい所だけしか見ていない。その未来の自分に完全に酔いしれているとしよう。

そこに「いいかい、君は人間と人間のトラブルの中に飛び込むことになるんだよ。恨まれたり殺されたりするかも知れないよ。だって人と人とのトラブルの中に飛び込むのだからね。

常にドロドロした世界に身を置くのだよ。それでも困っている人のためにやりたいならやれよ」という人間が必要ということである。医者だって「病気がうじゃうじゃある所で君は戦うんだよ。
君に感染するかもしれないよ。

手術に失敗したら患者の家族に訴えられるかもしれないよ。それでも人のためにやりたければやれよ」という人間が必要だということである。
そういうアドバイスのできる人間がいれば「気合の入った人間」だけになる。
少なくとも「答えが出なくてあがいている生徒」は少なくなる。

そうすれば生徒は心の中で「消去法による人生選択」ができると思う。「甘い考えをしていた」と自動的に反省するだろう。全国の「迷える子羊」は消去法できる情報さえ全く与えられないから大量発生するのだと思う。

浪人やニートや不登校の発生するメカニズムが理解していただけたらと思う。
「数十万人も日本に不登校がいる」これはまずいだろう。

たまには逆の立場になってみたい

ある日ふと気がついたことがある。それは自分は保護者面談や進路面談やカウンセリングをやる側は何度もやっているが、「してもらう側にはなったことないな!」とある日気がついた。

「これはまずい、どんな気持ちになるんだろう? 経験していないじゃないか?」と思い、今まで一切やったことのない「面談をしてもらう側」になろうと決断した。

この世界で自分より詳しい人間が目の前に座られることほどイヤなものはないことはよくわかっている。「どうせ、大したことないだろ?」と思って長年無視してきた。

しかし、相手の気持ちをくみとることはサービス業の基本とも言える。そう考えるとむしろ楽しみになって来た。「よっしゃ、逆に説教するのもいいな...ストレス解消になるかもな、これは楽しみだ!徹底的に論破したろうかな....」とかいやらしい考えも浮かんで来た。

「ネタにもなるしな....」とかも考えた。

昔30代位の時に60代や70代の「マスコミに出るような大先生」や「有名な大病院の理事長」や有名な方の進路相談や面談をやるのは本当に精神的にきつかった。

人生の大先生でもあるし、内心「なんだい、ぼうや?それで??」と言われているようできつかったことを覚えている。そういう人間的にできた人ほど寡黙で無駄なことはしゃべらないのでかえって苦しい。自分が一方的にしゃべることになる。

面談が終わったら倒れ込む位気をつかったものだった。いい経験になった。

今度は逆だ。むしろ、「どんなことをしゃべってくれるのだろう?」とワクワクして来た。
子供の中学の面談に狙いを定めて初めて行って来た。

しかし相手の先生からすれば私のような人間が来るということは「これ以上な位イヤな保護者はいないだろう?」ということになる。相手がやりにくいだろう。
そう考えると相手の先生がかわいそうになって来て戦闘意欲がゼロになって来た。(笑)

面談の際中ずーと黙って聞いていた。「ふーん、こんなものか?なるほど...」と思っていた。でも聞くだけの側は本当に楽だよな。
「ふーん、こんな感じか?でもこうした方がいいよな...」
とか緻密に頭脳で冷静に分析していた。

そして最後に

中学の先生:「お父さんは何か言いたいことないですか?」

:(先生が若く緊張しているのがわかったので笑わせようと思って息子の方を向いて)
「先生、こいつ勉強舐めとるでしょ? 顔見たらすぐわかりますわ...
そんな時はいくらでも殴ってください、私が全て許可しますから!」

そう言うと先生はびっくりして、「こんな親初めて...!!」という顔に変わった。

息子の顔が急激に真っ赤になって行き、「なんちゅうことを言うんじゃ、こいつは!!」
となり、帰宅するまでひと言も口を聞いてもらえなかった。(笑)

そして奥様から、最後通告まで頂いた。
息子から「2度と学校に来ないでくれと言ってくれ!!」と伝えられたそうだ。(笑

経験として貴重だったと言える。


<1日明けた翌日の先生の意外な言動>

息子のところに朝1番に担任の先生から呼び出しがかかったそうだ。
以下の会話がなされたそうだ
 
先生:「川添君のお父さんて元不良なの?......」

息子:「不良では.......ないっすよ......」

先生:「そうなの......」

聞かされた私からすれば「なんだよ、それ???」って感じだ。
大体、初対面で「不良」って決めつけるとは何事だ??

楽しい会話をしてくれて良かったな!と思ってたのに...なんだよ? ?

気になって「お前だけか、呼び出されたのは??」と聞いてみた。
そうすると「クラスで俺だけや...」と
 
「不良ではありません、正統派のリーダーですと言いなおして来い!」
と思わずムキになって言ってしまった自分がいた。
 
誤解もはなはだしい。よほど今時珍しい人間に見えたのだろうか?
昔はこんな親が多かったんだけどな?
 
今や「珍獣化」してしまったのだと思う。 
あるいは危険人物として学校保護者のブラックリストに載ったのか?

または注意すべき崩壊家庭のリストにでも載ったのか??
もう行くのは止めよう。

英語力向上について

私は英語を教える時にいつも言うことがある。それは合格したらすぐ受験勉強で覚えた知識を頭の中一杯にした状態のまますぐに英会話に入れと言っている。

当たり前のことだ。

なぜなら単語力も文法力も読解力もものすごいスピードで消えていくからだ。
これはもったいない。もったいなさ過ぎる。
 
次に覚える時にものすごく苦しいからだ。パソコンの上達を一番早くするコツはパソコンを使って何かをすることだ。 それと同じで受験英語からすぐに実用英語に変えるべきだ。そしてネイティブと深い会話ができる位までを目指すべきだ。ディベートやスピーチやプレゼンができる位までを目指すべきだと思う。
 
観光客レベルではこれからの時代はダメだと思う。
私は個人的に英語力を2つの観点をクリアすることが重要だと思う。
 
(1)ネイティブとの電話で会話ができること。
(電話の英語は早いから聞きとりにくい。重要な能力だと思う。)

(2)関係代名詞、名詞節、いわゆる接続詞を使って英会話ができること。
 
そして最後は海外で英語でトラブルを解決できること。


例えば皆さん、海外で我漫できない位の強烈な腹痛になったらどうします?

薬局や病院に行くのがものすごく不安でしょ?、うまく状況説明できないし、変な薬でももらったら恐いでしょ?、海外の病院に入るだけで泣きそうになるでしょ? 、海外ではトラブルや事故がものすごく恐いですよね?

私も色々とトラブルに合った。いくつかを紹介しよう。

(1)外国人のハッカーにパスワードを抜かれ、その犯人が海外のゲームに利用した料金がドル価格でクレジットカードに請求された。(解決、防衛成功
初めて被害にあったのでびっくりした。そして焦ったことは言うまでもない。


<感想>

「どうやって人のパスワード盗むんだよ?」と驚いたがすぐに解決した。
外国人の本場のハッカーのレベルの高さに本当にびっくりした。
ほとんどの人がパニックになると思う。 まず、冷静になれないと思う。

犯人がどこの国の人なのか知りたかったが....わからない...
腹が立ったので絶対に防ぐと決意した。その金額は海外のオンラインゲームで使われていた。とにかく最初はわけがわからなくてパニックになったよ。

 
(2)アメリカのオークションに日本人として日本の商品を出したが、「そんな商品は受け取っていない」と言われ、FAXや電話で抗議したが何も解決しない。 ヤフオクのような一般のオークションではなく、ハリウッドセレブなどの商品などが出る西海岸でのオークションだった。 参加してチャレンジして見たかったのだ。
 
おそらく商品管理した人間が転売したのだろうと推測する。こんな所にチャレンジして来るアジア人はほとんどいないだろうから舐められたのかも知れない。

「バカな日本人が参加して来たぜ...」位のものだったかも知れない。

ハリウッドではアジア人が恋愛映画で主演は絶対にできないと言われる。
人種の差別は今だにある。
こんな所に日本からチャレンジするバカは多分私位なのだろう...

そこで文書で「国際弁護士を準備して法的手続きに入る」と戦線布告したが、相手も負けじと「我々は貴方のいかなる圧力、脅威に対して屈することはない。いつでも戦う準備がある!!」と正式に文書通達が来た。(泣き寝入り、負け状態で終了) 
今、考えると「よく、こんなことしたな...」と驚くが...

 
(3)ハワイだったと思うが後輩と夜飲み屋に行った。私は飲まないのだが、後輩が飲みたいと言ったので仕方なしに付き合った。そうすると見るからに50歳位のおばちゃんホステスが出て来て抱きついて来るのだ。(笑)、香水がものすごくきつく、そして次々に自分用の酒を注文するのだ。
 
日本で言う「ぼったくりバー」だと気がつくのにさほど時間はかからなかった。
後輩に「危険だよ!、ここ、もう出よう」と小声で言った。そうすると更にきつく抱きついてキスまでしようとするので衝動的に跳ねのけた。その時、私の右指がそのホステスのまぶたの下をかすったのだ。
 
そこでこのおばちゃんホステスが絶叫して「こいつは私の目を潰そうとした!!」と叫んだ。そうすると2メートルクラスのバウンサー達3人に(用心棒)に囲まれた。
プロレスラー位のでかさだったな。ものすごい恐怖だったよ。

「ここで撃たれたら終わるな....」と思った。人間、本当の恐怖に襲われると何か全ての時間が完全に止まったように感じるのだと思う。

結局、270ドル、3万円位の追加料金を取られて終了したが、英語で弁解できて良かったと思う。身ぶり、手振りで必死に弁解したよ。ここを読んでいる男子生徒は海外で飲みに行く時は本当に気をつけろよ! 、恐ければホテル内だけで飲めよ。
店の外観だけではわからないからね。

トイレに入る時に料金を取られ、出る時にもう1回トイレ使用料を取られる場合もあるよ。日本人はおとなしいから狙われるのは事実だと思うな。本当に恐かった。
この経験があるからずっと武道続けてるんだよな。本当に恐かったよ。

ゼミ生の弟で立命館の大学生なのだが、大学を休学してパイロット学校に行っていた子がいるのだが、彼はカナダのバンクーバーのトイレで銃を突きつけられ、お金を取られただけでなく、更に銃で頭を殴られて今だにその恐怖がフラッシュバックして立ち直れない生徒だっている。 それだけショックが大きかったのだと思う。

読者の人も海外に行くことはあると思うがトラブルが最も恐いと思う。私のように外人と空手の試合とか練習とかしたことがあるのであればどれ位のパワーがあるかとかわかるのだが、何も知らない人は外国人に手を掴まれただけでちびってしまうかも知れない。

だから海外に行く時は護身術とかは絶対に知っておいた方がいいと思うな。 以前言われたことがある。「サンダルや皮靴で飲みに行ったらダメだよ。いつでも走れる。
いつでも蹴りを出せるスニーカーでないとダメだよ。いざとなってね、ダッシュで逃げることが必要なんだよ...」と

その通りだと思う... みんな本当に海外では注意しろよ。
世界一安全な国に住んでるからね。

医歯学部受験予備校指導記録53

<11月24日(土)> 適性検査

明日は、関西医大の推薦だ。参考資料を提供しておこう。地方の受験生の方は守口のホテルに宿泊しているのかな?じゃあ、見ることはできないか? そうか携帯で見れるか。
最後の強力な励ましを送ろう。強力な助言であることは間違いないと思う。


1、問題は適正検査150分(大問16問の80問)で日本語、英語の長文が12題あり、
各5個の設問、後半に数学、物理、化学、生物の問題が出て来る可能性がある。

2、問題は冊子の形式(センターレベルと言われるが人によってレベル判断は異なる)

3、英文、現代文が各8題ずつ出題されており、中には3択問題もあり、1、資料に合っている。2、資料に合ってない、3、どちらともいえないという3つの選択肢から選ばせるものもある。総合問題として数理的問題が8題出て来る可能性がある。また、選択肢はa、問いから読み取れる、b、問いに矛盾している c、判断できないの中から選択させる場合もある。

4、グループ面接はちょうど正三角形の角の位置に面接官が3名います。つまり3人対3人で正対し、その部分を中央として三角形で囲むイメージを想像してください。賛成派と反対派に分かれる場合がある。(自分が賛成派の意見を持っていても反対派に廻される場合があるので両方の意見を瞬時に準備すべきです。)個人面接の時にグループ面接の発言を深く突っ込まれる場合があるので自分が何をしゃべったか記憶しておくことが必要です。 

5、小論文は制限時間50分で難しいです。テープを聞いた後に2つの設問の書かれた紙が配布され、その2つの答えを交えて400~500字で書く形式。試験官から詳細な指示はなく「受験生に任せる」と言われる場合がある。時間が全く足りないと思われるのでスピードが必要です。著者の意見がどちら側に立つのか?その問題の表裏の関係はどうなのか?そして自分の意見はどうなのか?問題の正反合の関係から問う場合がある。 

最後に嫌な面接官が出て来る場合があるが、その嫌に見える部分が意図的なのかどうなのか不明である。気にせずにいくべきである。たまに女子に対してわざと頭に来る質問をする場合があるので注意して下さい。6人のグループ面接で上位2名位の「良い印象とリーダーシップ」に入る位を目指せばいいのではないかと思います。つまり、賛成派と反対派の各リーダーですね。リーダーの取り合いになって紛争が起きるかもしれません。その時の解決能力を見ているのかもしれません。ワングループ6人中の2名に入る位に上手に目立って下さい。

何もしゃべらなければ終わりです。ただし、絶対にむきにならないこと。相手をつぶさないこと。
心から健闘を祈ります。とにかくスピード、スピード、スピードです。まず、問題用紙をもらったら瞬時に全体の量を計算すること。全て計算して行動すること。

「ブルドーザーのように燃えに燃えているが、心の中には氷のような冷静なコンピューターを搭載している」そのような心がベストです。

「教育格差」と「お前ら、それはないだろ...」

受験生を扱っていると「先生、俺週に4回塾で週に3回家庭教師来てて全く時間ないねん」とか言う生徒もいる。そういう家庭に限ってお母さんが気合いが入り
まくって子供の3倍以上危機感を持っているという共通点がある。

子供もその過密スケジュールを流れ作業のようにこなしているか、または適当に仕方なく従っているかのどちらかだと思う。ただ、絶対に忘れてはいけないのが
「自学で自分で処理能力をつけさせないとダメだと思う。」

ここが間違っている場合が多い。「情報を浴びせまくれば変わる!」と考えている所が気がついていない共通点として存在している。消化作業ができていない。
不安に煽られているからだと思うが誰も教えてやらないのだろうか?
これを解決しない限り、成績が上昇して安定することはないと思う。

そして、次に「それはないだろ...」のタイトルだがこれは「今日は塾がありますから学校の補習は出席しません」、「今日は家庭教師が来るので補習出ません」という先生の言葉を代用したものの意味なんですよ。

ある地方の進学高校の生徒が「夏と直前はクラスの3分の2が東京や大阪の講習に出ていて学校の補習に出ない」というのもあった。
これは燃えている先生からすれば「それはないだろ...」ということになるだろう。
先生からすればしらけるというかとびとびで出席されても腹が立つだけだと思う。

でもそれはどこでも起こっていることで「お客さんの選択に文句つけることってできない」んですよね。若いやる気のある先生はこれに気がつかずに烈火の如く怒ったりする。

「生徒を強奪した塾や予備校や家庭教師が悪い!」と思っちゃうんですよ。
機嫌悪くなって逃げた生徒の世話を無視したり、冷たく当たるようになる先生もいますよね。

気持ちはわかるが「サービス業」としての範疇に入っている限り、ダメなんですよね。
私も昔は腹が立ちましたよ。でも今は「そうですか、わかりました。」と言えるようになりましたよ。

アイポッド買うと決めている人に「お前やめとけ、アイパッド買え!」と言えますかね?
言えたら尊敬しますけどね。

それよりも比較の対象として敗北した自分の吸引力の無さを反省するのが先なんですけどね。熱血で燃えている人ほどわかんないんですよね?

「嫉妬心」から憎しみに変わるのもこの職業の特徴ですよね。
「上から目線」でばっかりいるとこうなってしまうんですよね。

だってお客さんはわざわざお金と時間と労力のかかる所をわざわざ選択して行っているんですからね。当たり前のことがわからなくなる、反省しないといけないことですよね。価値がないから逃げられるんですよね。

「気づく力」って自分で常に自分の方向だけからの視点を破壊し続けないと退化していくというか、単なる「ごうまんジジイ化」へ一直線で進みますよね。

「日本は社会主義かよ?」って生徒の親に言われますよ。
「自分が欲しいものを選択しているだけじゃん!」と言われますよ。

最後に再度教育格差についてだが、その格差は最初から存在するものとして戦うべきでしょうね。

  1. 東大合格者の保護者の平均年収
  2. 灘高校の保護者の平均年収


この2つを調べて見たら納得できるんじゃないですかね? 
学力は投資金額に比例すると言うのも否定できない所はありますかね。また、上記の生徒の兄弟が医学部や私立医学部にいたりするケースも結構ありますからね。

じゃあ、そういう点において不利なケースの受験生はどうすればいいか?やはり、早いうちから徹底的に不利な状態に気づき、「どうすればいいか?」「その方法論はどうすべきか?」を考えて、考えて考え抜く必要があるだろうと思う。

例えば、教育熱心な父兄との会話でこういうものがある。

子供:「なんでこんなに勉強せんといかんの?」

父親:「勉強すればな、お前は自然とレベルの高い人間に囲まれるようになる。
そうすれば、お前も自然と人間のレベルが高くなるからだよ。学生時代のいい友人に囲まれることはお前の財産になるからだよ。」

「レベルの高い人間に囲まれるとお前の浴びる情報の内容が変わるんだよ。
そして情報の質が変わり、考え方が変わり、行動も変わっていくんだよ。」
 
「お前がその日さえ楽しければいいんだという友人に囲まれているとね、必ず流されてお前も同じになるよ。でもしっかりとした将来の計画まで持っている意識の高い人間に囲まれるとね、お前もそうなるんだよ。それだけ環境やつきあう人間って大事なんだよ。人間はね、弱いからね、流されてしまうのよ。」
 
このような意見もある。これは私との会話である。
 
:「なんでこんな早くから人生の予定まで立てて、準備してるんですか?
すごいですね。よく子供も反抗せずに言うことを聞きましたね?」

父親:「いやー先生、あのですね。私はね、子供に財産なんて残そうなんて気は全くないんですわ、残してもね、財産の取りあいで兄弟喧嘩するだけでっしゃろ?そんなの見たくないですわ!

それよりもね、頭の中にね、「知恵」だとか「知識」だとか「体験」とかね、
そういった子供の中にね、「無形の財産」残したろうって思うとるだけですわ。

頭の中の財産は、本人の頭の中にあるからね。頭の中に「カギ」かけとけばね、誰にも取られることないでっしゃろ?そういうことですわ。

それが重要なんですわ。それだけですわ。
それ位にね、人生は知っているか、知らないかで差がつきますわ。
それにね、税金もかかりませんしね。(笑) 」

:「なるほど、すごいですね。その考えが相手にも浸透していたらすごいですよね。」

父親:「大体ね、入試なんてのは情報ですわ。 知っているか知らんかで大きく差がつく。
税金と一緒ですわ。知らん奴はたくさん税金取られもて気づきもしませんわ。
でも研究しとる奴はね、早くから準備して節税のテクニックしとる。情報も追いかけずいきなり参加するから致命的損をするのよ、当たり前でっしゃろ?」

:「....ですね。おっしゃる通りですよね。」 
「つまりお父さんのポリシーがしっかりしてるからですね。」

父親:「あのね、親が子供をダメにしとるケースがほとんどでしょ?財産残したりするとね、子どもが変に余裕持ってね、ダメになる。努力せんようになる。だから3代も続かんでしょ?、私は創業からやってるからゼロからの成功の味も喜びもわかる。その機会を奪っていることになるでしょ?、要するにね、入試も人生も本人が「勝ち取るもん」ですわ。与えるだけ与えて逆に子供をダメにしているケース多いでっしゃろ?」



:「....ですね。それに気づいてないケース多いですよね。」 

 

父親:「あのね、今までさんざん何不自由ない生活させてね、時が来たらマシンガン持って
    戦地に行けゆうても無理ですわ。それは親の無知ですわ。
    そんなに急に人間変われませんてー!、第1に本人がかわいそうですわ。
    そこで必死になってももう遅いですわ。無理、無理、親の手抜きですわ。」



こういった意見も参考になるかも知れない。 各家庭において色々な哲学があるものだと感心するし、聞いていて感心するし自分の勉強にもなると思う。

最後にこれも私の意見だがクラブのキャプテンだとか生徒会役員だとかそういうのは進んでやった方がいい。私は幼稚園の時からずっとそういうのをやっているからだが役職に就くということは、「一番勉強できる」と考えた方がいい。

例えば、クラブのキャプテンや部長ならわかるだろ?
「チームの和が乱れた時にどうしたら治るだろうか?」とか考えただろ?
それ、勉強ですよ。少なくとも部員よりキャプテンの方が鍛えられますよ。
問題も多いんだし、解決能力も必要だし、成長できますよ。

「自信ないんです...目立つの嫌いなんです...」とか色々あると思うが何回もやってたらびびらなくなりますよ。

どうせ、冠婚葬祭なんかで挨拶や人前に出る機会が出てきますからね。
練習ですよ。練習、やんないとうまくならないですよ。

場数積んでたら人前に立つのなんて何とも思わなくなりますよ。
年取ってから恥かく方がかっこ悪いですよ。
年取ってからだと失敗できないんですよ。この方が苦しいですよ。

役職やってたらそのうちそういう顔になりますよ。
「肩書き」がその人の顔を創るんですよ。

だから、やった方がいいよ...やらなかった人より勉強できるからね。
コミュニケーションやプレゼンテーションの訓練の場になりますよ。

 

<~人生の戦力外通告~>

偉そうに「勉強の神様の教え」のように書いているが、自分が勉強の
大切さに気がついたことも書いておこう。

 

妹が結婚する時にまだ学生で兄貴としてのお祝儀代金と交通費がなかった.
そこで緊急に引っ越しセンターにバイトに行った。

 

最も大きなトラックが駅に止まり、学生がそのトラックの中に入れられる。
ドアが閉められ、全くの暗闇だ。「俺達は冷凍食品か?」と思った。

 

引っ越しに行くとお祝儀が出るのだが、全部社員が取ってしまう。
そして、ミスをすると蹴りが飛んでくる。階段を冷蔵庫を下側で後ろ向きに
降りていたら急に上から力を与えられて壁に叩きつけられる。

 

体力はあったと思うのだが、引っ越し屋の社員は冷蔵庫を肩に乗せて走れる
のだ。とにかくいじめが多いのだ。司法試験で浪人していた友人が佐川急便で
運転手をしていた時期があったのだが、皆腰を痛めて辞めると聞いていた。

 

その時に「世の中は頭で行くか、体で行くしかないんだな。どんな人でも
年を取り、肉体は滅びていく。そうすると頭を使う仕事の方が得だな。」
と思っていた。この経験が自分の考えをまともにさせたかも知れない。

 

 

兄貴がカリスマ美容師で指名がガンガン入って羨ましい時期があった。
でも、こう言っていた。「この仕事は年を取ってできねーよ。第1に
日曜日も正月もないから子供のイベントさえ出れない。そしてな、自分
が時代の変化についていけなくなるんだ。だからいずれ止めないと
いけない。いつまでも無理なんだよ。それに立ち仕事だから...」

 

「そうか、芸能人やプロ野球選手と同じで時代からの不要宣言なんだな」
とこれはきついなと思った。人生80年あるからね。

 

 

だから、勉強の大切さがわからない人はファミレスの厨房でやけどを
しながら先輩に殴られて、1時間に皿を800枚ほど洗って皮膚が
洗剤負けをするような経験をした方が早いかも知れない。

 

 

多分、真面目に勉強するようになるかも知れない。
「人間は頭より先に体が滅びる。体力は絶対にいずれなくなる。」
生きるには頭の力で行く方が得なんだと思いましたね。

 

本当の勉強って本人の本当の挫折がスタートだと思いますよ。
その機会が早ければ早いほどいいですよ。

最後に有名な九州の俳優金八先生こと武田鉄也さんのエピソードを贈る。
息子さんが「俺もオヤジのように芸能界で成功したい」と言った時の言葉
です。

 

「俺が今ここにいるのは「運」だけだ。「運」は遺伝しないよ。」

 

そして2代目、3代目は必ず初代と比較される。バカにされたり見下され
たりすることも多い。有名な2代目社長育成の学校の講師であるN先生は
最初からこう言う。

 

「みなさん2代目ですよね?、2代目は初代に絶対に勝てないんですよ。
勝とうなんて最初から思わないことです。皆さんは七光りなんですよ」と。

 

 

医歯学部受験予備校指導記録54

<11月26日(月)> 考えなくていい悩み

兵庫や関西の推薦も終了し、関西は最大人数を残す近畿のみとなった。近畿は赤本にも問題が掲載されているため、解き易いと思う。だから、「ひょっとしたら行けるのでは?」と思
うのも無理はない。しかし、自分が解き易いと思えばライバルも当然解きやすいのであるの
が当たり前であるため、気を抜かず、自分のベストを出し切るということだけ考えれば良い
と思う。どうせ一般入試で再度当日来ていた生徒と何回か当たるのだから、「練習」という意
味で良いと思う。

最もレベルの高い戦いは、近畿後期ではないだろうか?今年、大阪医大が後期を実施するため、上位層は大阪に行くと思われるが、数学が苦手な層が大阪を受験するとは考えにくい。
したがって近畿と埼玉にあまり変化はないのではないか?と思われる。国公立併願層と数学を武器にしている生徒だけの限られた戦いような気がする。

今年はセンターの前に医大の入試がないため、最初からどこを受験してどのようなルートを通過するのか読みにくい。最大のチャンスだと思われるのが、兵庫の2次と関西、大阪、福岡の選択をする時点での判断だろうと思う。「こちらを立てれば、あちらが立たず」と悩んでいる場合だと思う。結論から先に言えば、「2次というのは1次を通過して初めて与えられる権利であり、あれこれ2次を今のうちから考える必要はない」と思う。当然2次の基本的対策の力を暖めておく必要はあると思うが、今から「2次が重なるからな~」は考えても仕方がない。

気持ちは、「1次最低ラインを何がなんでもクリアする」だけ考えればいいと思う。1次合格してからの悩みであって、今から日程の重複を心配する必要はないと思うのは私だけだろうか?
もう自分の1次合格が確約されたように悩む人がおられるが、大学の方から来なくていいと言われ、「こんなことならあそこも受験しとけば良かった」となるケースが非常に多い。

とにかく、考える余裕がなくなって大事な判断を見落とすケースがあるので、ぜひとも受験生および保護者は注意していただきたい。また、受験生も「親に聞いてもわからんから相談するだけ無駄、無駄!」となるのではなく、「聞く耳」を持つべきだと思う。

素人の純粋な意見に「はっ!こんな大事な点を見落としていた!」となることがある。例えば、進路面談だってお客さんの純粋な質問の答えを探していくうちに詳しくなっていくものだ。

大体は、同じような質問だが、たまに「なんでこんな重要な答えを今まで探していなかったのだろうか?」というのがたくさんある。それもほとんどが、何も知らない方の質問に気づかされるのだ。業者でさえ見落とすのに、焦った受験生とその家族が見落とす点は多々あると思う。
余裕がないのはわかる。

しかし、こういう時こそ冷静な判断が必要だと思う。

ここの記事は新聞の「ネタ元」か?

朝日新聞を読んでいると、何度か「あれ、このテーマは俺がブログで書いたやつと似てるな~(笑)」というのがよくある。もしかしたら読者の方も気がついているかも知れない。
 
以前、うちの英語の先生が趣味でTIME誌の翻訳を趣味でネットに掲載していたらどこかの大学の英語の授業の教材になっていて怒っていたことがあったな。(笑)
 

  1. 進学校で落ちこぼれた場合の恐怖(サンデー毎日にも書いてあったような)
  2. 教育現場の先生が精神科に通う現実
  3. 柔道事故の危険性
  4. 校長や教頭や管理職になりたがらない理由 
  5. 不登校関連記事、ゆとり教育「ゆとりーず」関連 等


とか思い出してもすぐ出てくるような....
柔道事故の危険性はNHKで特集まで組まれたと思う。

波及効果の大きさに驚いた。
経験者が書いているから説得力があるからかも知れない。
 
いかにマスコミが毎日ネタを探して苦労しているかがわかる。

気のせいかも知れないが「ここがネタ元なの??」と思うケースがある。毎日締め切り時間に追われて記事を書き続けなければいけないから大変だろうと思う。(アクセス解析でもう判明しているから別にいいのだが...)
 
大学や教育委員会の人達も見ているから多分役に立っているのかな?
でも誰に対して書いていいのか難しくなって来た。おそらく受けているのは「教育サービスという雲をつかむようなサービス」に対して深く解析をしているからだろうと思う。

少し付け加えておこう。2の精神科に通うようになり退職する場合は、例えば40人以上を毎日管理するエネルギーがなくなるからだと思う。人間は怒ったりイライラするとかなり疲れる。 精神的にも肉体的にも疲れる。

そして教室マネジメントに失敗すると平均点が下がる。中間期末にモロに影響する。そうすると科目の他の先生から「先生、なんで先生のクラスはこんなに平均点低いんですか?」と上から責められる。(上や左右からの圧力

そして成績の下がった保護者がまた電話して来たり、乗り込んだりしてくる。
この時点であらゆる方向からのストレスに責められる。そして先生がナメられると生徒は内職をしたり、無視作戦とか色々な目に合う。(下からの圧力

最悪の場合、ほとんどの生徒が寝ているか他のことをしているか携帯見ているか誰も聞いていない空間で1人だけしゃべっているという崩壊状態になる可能性だってある。「俺は何のためにここにいるのか?..」状態になる。

意識の高い生徒からは「先生の時間は無駄以外の何物でもないので....」
とか言われるし、塾や予備校の内容を授業中に堂々とやるようになる。

教室が乱れると子どもから報告を受けたモンスターペアレンツ連合から「あのボケ担任変えろ!辞めさせろ!」と学校に直通電話がバンバンかかるだろう。
また校長宛てにいかにこの先生がダメであるか書いた直筆手紙や投書も来る。
先生を変えて欲しいという「嘆願書」も送られて来たりする。
スポンサーからの圧力

要するにあらゆる方向から「逃げ道」がなくなるからと言える。校長や教頭になりたがらないのはトラブルが起こると真っ先に走らなければならない責任の重さである。下手したらテレビに出て「申し訳ありませんでした...」と謝罪会見しなければいけないしね。 外歩けなくなるしね。

大きな事件になると全校上げての保護者説明会だってやらなければいけないし、マスコミが学校の周りにはりついて生徒にインタビューしたりするし、心労で亡くなってしまうことだってあるからね。

やる人がいなくなってもおかしくないと思う。
割に合わないよね。

例えば一学年10クラスあるとする。40人の生徒がいて1日1人の生徒が悪さして1つの事件が起きるとする。万引きでもいい。警察に補導されたでもいい。
3学年で合計30の事件が1日に起きるとする。

これを365日の掛け算をするとそうすると1年に10950件の事件が起きる可能性がある。その中には情報化社会の影響で瞬時に全国をかけめぐる事件の可能性だってある。これを考えると「誰もやりたがらない」のも当然と言える。

毎日、「今日も何も起こらず無事に1日が終わってくれ...」と心配して祈りながら毎日過ごすのは大変過ぎると言えるし、辞退したくなるだろう。
トップは逃げられないからね。

 
PS:モンスターペアレンツ連合軍

子供から「学校崩壊している」「授業崩壊している」「うるさくて授業に集中できない」と子供から報告を受けて立ちあがる親集団。朝、先生達が学校の前に立ってあいさつしたりする場所に集団で行き、他の生徒にも「君ネクタイきちんと締めなさい!」とか生活指導までやる親集団。 (生徒達も親集団を目にしてびっくりしている)
 
信じられないかもしれないが、崩壊している先生の教室に入り、後ろから集団で授業参観までして、ダレている生徒の所に行き「しっかり聞きなさい!」とか注意もしたりする。(先生もやりにくいだろうな~と思う。毎日、後ろから数人のママ達に監視されて授業するのは相当の屈辱だろうと同情する。他の先生も恐怖だろう。「次は俺かも....」と思うと先生達が全員不登校になるかも知れない。)

毎日、交替で出てくる。先生が辞める原因にもなっているだろう。かわいそうなのはその親達の子供である。「お前のおかん、なんとかせーや!」、「何で出てくんねん、お前の親おかしいんちゃうか?」とか子供が子供に責められるという当たり前のことが起こることに気がつかない。(熱血は評価するが...)

なぜならこの連合軍のリーダーは私の知人のお母さんである。いい人なんだがここまでやるとは想像していなかった。(笑) ただ、早急に他の意識の高い?
保護者達に連絡を取り、連合を結成し、学校に乗り込むリーダーシップには感心したが...

こういうケースもあるのである。 「冗談だろ?」と笑ってはいけない。 理科の実験やカエルやフナの解剖だって「子どもが恐がるから止めてくれ!」と保護者からの苦情で潰されているため、塾でのサイエンスラボやキッズラボで希望するものだけ行うように変化している。 

多分、それを知っている保護者が「解剖や実験はやるべきだ」と思っているから行かせているのだろうと思う。

「そんなに過度に保護して大丈夫かよ?」と思ってしまう。

「実験や解剖?そんなのやったことないです?もうなくなりました。
まだやってるとこなんてあるんですか??」と聞かれたこともある。

理科室の薬品の匂いがするような場所で実験にワクワクするような感覚は今の時代に伝わらないのかな?

あのね、今いじめなんかやったら大変ですよ。例えば生徒の筆箱をある生徒が蹴ったとしましょう。それを6人の生徒が見ていたとするでしょ?
問題が問題だけに7人の生徒に14人の親の謝罪の場と話し合いの場を創ったりしないといけない。

合計21人ですよ。親も呼び出されるから休みを取って朝から正装しないといけない。いじめた側は絶対お父さんまで謝罪に行きますから仕事も休まないといけない。

先生も大変ですよ。電話かけてご父兄一同の話合いの場まで準備してですよ。1つの事件終了するのに1ケ月位かかりますよ。これで授業や予習に時間なんて避けないですよ。

それからその後改善されたかどうか報告もしないといけない。いじめた側の親はまた別に菓子折りでも持って謝りに行こうとしますが「来るな!」と言われたがどうしたらいいでしょうか?と担任に電話がかかりますからね。そのトラブルの仲裁だけでも大変ですよ。

ここを読んだ生徒は君たちの後始末をしなければならない親と先生のことを考えてね、いじめなんか絶対にやるなよ。
とんでもないことに発展するからね....

<11月27日(火)> メンタルタフネス

再び、風邪が猛威をふるっているようだ。今回は非常にたちの悪い風邪のようなので気をつけ
るべきだ。大体、精神的にも色々と悩みを抱えて、肉体的にも無理をするので抵抗力が弱くな
り、風邪の餌食になると思う。鼻水が止まらない方も多いと思うが、肩こりや腰痛から熱が出る前の「寒気」を感じたら、すぐに眠るべきだろう。

色々と考えて眠れないかもしれない。

しかし、完全に熱が出てインフルエンザにでもなろうものなら1~2週間の致命的ダメージだと思う。
これだけは避けて欲しいと思う。以前、風邪を引いても「焼肉を食べて銭湯のサウナで思いっきり汗をかいて1日で風邪を治す強者」を見たことがあるが、体育会ならではの体力があるからそんなことができるのであって、普通の人間がやることではない。

これを読んで「一か八か!」とか言ってやらないで頂きたい。絶対にやらないで欲しい。
もし、失敗したらどうするのだろう?

マスクをして、あえて酸欠状態にしてサンドバックを殴り続ける者もいたが、それ位異常なことをしないと落ち着かないのかもしれない。

大体にしてセンター試験「未知の一発で90%超えろ」ということは、「ほぼ満点取れ!」ということの方が近いのだからTVチャンピオンの入試版のようなものだ。私立だって半端ではないだろう。
センター初日で失敗して行方不明になって「家族から捜索願い」が出るというのも頷ける。

この時期になると一つの悩みとして「先生、当日精神安定剤飲んでいいですか?」と聞かれる。
勝手に飲んで成功したとか言う例を聞いて気持ちが揺れているのだろう。気持ちはわかる。「ユンケル3000円の一番高いもの飲んでいいですか?」(人によって鼻血が出たりするらしい)とか聞かれると本当に困る。

最高の物を飲めば最大のパワーが出ると信じているから困る。
当日「最高のパフォーマンス」を望む気持ちはわかる。捨て身の気持ちになってしまい「飲むな!」と言っても言うことを聞かない場合だってある。

逆に安定剤で眠たくなったりするからやらない方がいいと思う。
「自殺志願者をストップさせる刑事か?」と自分を疑いたくなる。
この時期は「コミュニケーションの方が重要」と以前書いたが、こういう理由からだ。
ほとんど金メダルを取ることを義務づけられたオリンピック選手と同じような心境になるのだろう。

本当に大変な試験だ。「メンタルの勝負」の時期だ。

センター試験終了後の「多数の落とし穴」

~1月に焦りがピーク状態の受験生と保護者に向けて~

センター試験の問題が最も良い問題である理由として全国に公開されるからという理由が大きいのとそれによって入試問題マニアのような教育関係者から批判や苦情なども多いため、いい問題を練りに練って出すということになる。

いい問題というより全国公開されるため、批判や誹謗中傷も多数出るため、良問題を出さざるを得ないという理由がある。

苦労して創ったのに全国的に文句を言われたらかなわないという心理があるからだと思う。 ネット上なんかでここぞとばかりに叩きまくる。日本人は他人の誹謗中傷が大好きだから... 

人の批判を徹底的にやって満足する悲しい人がこの世界にたくさんいますからね。
特に受験とか勉強方法についてはつまらないプライドを賭けて意地になる人たくさんいますからセンター試験なんて集中砲火を浴びるんですよね。

浪人生でセンター試験で神風が吹くのは現役生の方が多いと思うんですよ。
なぜなら「失うものが何もないから...落ちたって1浪やろ?、4浪や5浪の苦労に比べたらどうってことない」で完全リラックスでチャレンジャー精神で行くからですよね。

勢いがありますよね。なんのプレッシャーもないんですから...
だから長く浪人するとね。本人がね失敗できないんですよ。
どんどん自分で自分を追い込んでいきますからね。

これに対して2浪以上位になるとどうしても守りに入りますからね。絶対これ以上家族に迷惑かけられないとか潜在意識にありますから。
みんなそれ位受験生もわかってますよ。
「家族に申し訳ない」と思うのが普通ですからね。

これが一番大きいプレッシャーですよね。親や家族に対してね。
「絶対、絶対勝たないといけない!!」と宿命づけていきますからね。

「守るのが精いっぱいで当日飛躍的に伸びない」と思ってた方がいいでしょうね。潜在意識力というか本人の自分による精神的呪縛は大きいですからね。

人生経験もないし心の状態も未完成なんですから...
試験が近づけば近づくほど反比例して精神的呪縛の力は大きくなっていきますからね。

「潜在意識が固めてしまう=のびのび戦えない=当日普段やらないミスをする=本番だけうまく行かない」という流れになりますよね。無理ですよ。「当日、試験を楽しめ!」なんて...無責任に言う人いますけどね。

また、ぎこちない言葉投げても何の効果もないですよ。

去年は1日目成功したけど2日目で失敗した。今年は1日目文系科目で失敗したけど2日目で成功したとかキャッチボールのようになったりしますよね。

それに対して私立は非公開のところもあるし、問題を回収してしまえば別に大きな批判などなくなる。だから究めて解きにくい問題が出たりする。
今でこそ改善されて来ているが昔の問題はひどかった。

国立併願者が私立に落ちたりするのも「この時差ボケのような対応力の不足」があると思う。そこで波に乗れず連続で落ちたりする。

センター終了後4~5日で奇問や難問に違和感を感じてしまう。次に1次合格して本校に移動しなければならないために元々のペースが大幅に狂ってしまう。日程バッティングにより別の大学の1次試験をキャンセルしなければならなくなる場合もある。

当然の如く2次試験を優先するだろう。そこで別大学の1次を捨てることになる。
つまり、その大学の可能性を捨てないといけない。

そして気合を入れて、別大学の1次をキャンセルして2次で落ちると落胆が大きい。連続で2次に落ちると「モチベーション上げろ!」と言う方が無理である。ここからの精神的修復は相当に難しい。 「どうやってここから上げるんだよ???」が当然だと思う。

わざわざ、この死ぬほど忙しい時期にお金と時間と労力をかけて本校まで行って落とされるとたまらない。「俺の時間を返してくれよ~、こんなことなら1次で落とせよ....」
と言いたくなる。 精神的ダメージをもらいにいったようなものである。そして貴重な貴重な時間を失ってしまう。これはきつい。

この1分、1秒が大事な時にわざわざダメージを受けに行っただけだから..
1次で落ちて、次の受験にリセットして心と体をリラックスさせた方がましである。

マラソンで言えば、リードしていたのに途中で靴が抜けて取りに行く時に後続に抜かれてしまったような...これが2回続けば「走れ!、今すぐ立て!!」という方が難しい。
「どうやってここからがんばれるんだよ~」となるのが当然だと思う。

そして1月の試験の2次試験が2月の頭の大学と重なるので2月第一週の対策ができないというか潰されてしまう。だから2月第2週までの対策は「入試ロード」に入る前に全て終了しておかなければいけない。「そんな時間どこにあるんだよ???」となってしまう。

更に年が明けて願書の志望理由なんかに時間を取られていたら論外である。時間がもったいない。年内に書き終えて、とにかく年明けは「1点でももぎ取る努力」に時間を廻すべきである。同時に2次に向かう時にそなえての準備も併行して行う。

また遠征先のホテルで見直す武器の最終チェックである。たくさん持って行っても見る暇なんてないよ。厳選したエッセンスの最終チェックである。戦争で言えばマシンガンや戦車のチェックである。

急に1次で合格すると小論文と面接のシナリオ創りとかで更にパニックになる。
そして上記のような悪循環になる。

そして2月第2週以降は「強豪大学」しかないため、ころげ落ちて3月が来てしまう。つまり色々な爆弾が仕掛けられている戦場を走っているようなものだと思う。また地域枠のふる里枠で2000字の論文を提出を命じるところがあり、下書きを手伝ったことがあるが、この忙しいのに「どうやってこの時間を創り出すんだよ?」と思えた。

締切日の2日前に私に持って来た生徒も生徒だが...
私も息を止めて必死に書いたのに生徒が不合格だったので相当落胆した。 
「これだけ苦労させたのに、お前落ちるなよ!!」と今だにひやかしているが

そして最も重要なことは「全体の流れが悪くなることなんですよ」
「負けの流れ」ってありますよね。精神的軌道修正が急務なんですけど難しいですよ。
これは相当難しいですよね。


「負のスパイラル」ができてしまう。これが最も良くない。ただでさえ疲れているのに精神的ダメージをもらうと全て悪い方向に吸い込まれてしまう。これが良くない。

また「数打ち作戦」で9校から10校受験する生徒もいるが、疲れが蓄積して気は張っているが頭が回転していないかまたは1から2校キャンセルしなければならない位疲れるはずだと思う。

難易度もそうだが、この「受験ロードの走り方」はよほど注意しないと参加するだけの試験になると思う。「今、この時点で何をすべきか?」の冷静な判断力が問われると思う。

補欠合格しても合格が来るかどうかもわからない。電話の近くで「生殺し状態」がきつい。トイレに入っていて電話がかかると全て合格電話と勘違いして下半身丸出し状態でトイレットペーパーで拭くことさえ忘れて電話に飛びつく日々が来る。(笑)

電話に出ないと次の生徒へ朗報が飛ばされる可能性だってある。
複数補欠を持っていた生徒が「その気があれば30分以内に電話してくれ」
と言われたこともある。
(真昼の昼2時に30分以内で緊急家族会議なんてできないよね?)

この時、生徒はAとBの2大学の補欠を持っていて、生徒は両方来たらAを選択する予定だった。でも来たのはBだった。(しかも時間は30分以内でAは確実に来るかどうかもわからない....)

もし、電話を掛けて、後日にAの補欠がもし来たらどうすんだよ?.....
30分以内にBに電話を掛けけなければこのチャンスさえも流れてしまう...
「どうすんだよ??????」

この時の決断の苦しさ、わかるよね?
みんなも体験する可能性はあるよ。 

(心臓がバクバクするよ、後15分しかないとか考えると次の電話を掛ける
準備をしている受話器を持った人間の絵が頭の中に出てくるよ。(笑))

結局、Bを選択したけどね、Aが来なかったから判断は正しかったから
良かったよ。

本当に3月に来るか来ないのに待つ日々が続くのもきつい...
 
これがまたきつい。何日も続くと気になって頭がおかしくなりそうになる. 
誰かがキャンセルしないと朗報は廻って来ない。
最も動くと言われる3月24~26日まで続く。過去の例から言えば、「入学式の前日」だってある。

特に期待している生徒の3月24日から以降の「祈り」状態は見ている家族も同時に疲れるものだ。「神は私に微笑むのか?」

ひたすら祈るしかない.... とにかく祈るだけしかない
 
過酷な試験だと思う。
 
また私立の入学金の期限もあるから保護者も大変だ。「未知の合格を待つのか?、入学金だけ入れて私立を確保しておくか?」とか悩まないといけない。
受験にはお金がかかるものだ。 捨てなくてはいけない入学金だって出て来る。
 
爆弾が仕掛けられている場所はここに書いてあるから、準備すべきだと思う。
 
がんばって欲しい。あらかじめ爆弾を予測して冷静に動いて欲しい。

それとですね。国立医学部上位層しか相手にしない予備校にいる中位層なんてセンター失敗して1月第2週以降まで落ち込んでいて私立の出願期間が過ぎてしまっていて

涙目でですね..「どうしたらいいかわからないんですよ...」って相談しに来る。

ちゃーんと私立行くのしんどいんだったら私立の奨学金出る所だとか地域枠だとか産業や自治も調べておけよって思いますよね。

絶対センターで成功する自分しか考えてないから浪人を繰り返す。
共通しているのは近年の私立の難しさがわかっていないし、センター終了後、赤本をパラパラめくっただけ、とか見ただけとか赤本さえ買ってない場合もある。

2浪以上でまだそんなことやってたら、下手したら4浪~5浪になる可能性もあると思いますよね。読者の方そうではないですよね?
4教科専門的にやりこんで来た生徒も強いですから、数も多いですからね。

「なんで俺は私立も落ちたんやろう?」とか言いますからね。
当たり前のことが当たり前に起きていることに気がついて欲しいですね。
(共通点として予備校の高い特待生認定をもらって多少天狗にもなっている)

負ける時って容赦なく落とされるでしょ?
「ここまで落ちるか? それこそ雪崩のようにね、ですよね?」
ここ読んだら共に反省しましょうよ。

「自宅通学なら私立でもなんとかなるかも...」て考えろよと思いますね。一発勝負が全てでその後落ち込んで3浪目、4浪目になり、今度は反比例して私立が不利になるリスクだってあるわけですよね。

ここを考えておかないとセンター失敗サイクルを繰り返して出れなくなりますからね。それで最後他の学部に泣く泣く下げざるをえないパターンになる。

先輩たちの失敗の教訓はゴロゴロあるのだからそれをわかった上で避けて欲しいと思う。

大体センター本番だけ78%から82%にこのような生徒が多いような気がする。

もし、読んでいる生徒の中に
「俺もそうや!その通りや!!」という受験生がいるかも知れない。

センター本番だけ78、80、82%は気をつけるべき数字のような気がしてならない....

医歯学部受験予備校指導記録56

<11月28日(水)> 母校への凱旋

12月になると願書製作と浪人生は高校へ調査書を取りに行く日を早目に決定しなければならない。これを後回し、後回しにすると痛いしっぺ返しが返って来ると思う。まず、年明けてぎりぎりで多数出願書を書いているのは最悪のケースだと思う。最後は、「知識の調整」の方が優先だろう。ためて書くのは良くない。

第1志望の大学から順番にでもいい、または受験日の早い大学からでもいい。「後はポストに入れるだけ」の準備をどれだけ早くできるかである。また、「願書の志望理由」だとか、現役生は書けない所が多いと思う。家族は当てにならないし、高校の先生も忙しそうだ、第一に志望理由など何種類も書けないだろう。

浪人生なら、去年と同じ大学を受験する時に「果たして去年と同じことを書いていいのだろうか?」とか去年のコピーを見ながら新たな悩みも出て来るはずだ。
「毎日少しずつ書いていく」、または「週に2回願書製作の時間を取る」でもいい。

苦労を小分けにしておくべきだ。年明けに一気にやるとか考えない方がいい。調整の方が重要だ。冬休みで高校の担任が不在の場合だってある。担任がスキー場に行っていて携帯が圏外の場合だってあるかも知れない。

「なんで俺が休みの日に学校まで出て行かんといかんのか?」といやみを言われる位なら早目に済ませるべきだ。

制服の高校に浪人生が私服で行くのも嫌な気がするかもしれない。職員室で他の先生に「お~元気か?」と何回も話かけられるのも嫌かもしれない。デリカシーのない先生に「お前、まだやってんのか?」と言われたりしたら最悪だ。

やはり、卒業生よりも在学中の現役生の方にどうしても目が向くため、調査書等は早目に入手した方がいいだろう。何回も同じことを書いたりしていると字も汚くなってくるし、面倒くさくなる。

第一、年が明けると新幹線や飛行機、ホテルの予約等でおのずから注意が散漫になる。家族の協力が必要になる。ここで受験の最大の盲点が再び顔を出す。注意して欲しい。この手続き等で忙しくなり、年が明けると更に準備で気を取られる。

「すべり止め」がよく選定されてないのだ。医学部や歯学部等でも両方受験する場合など、適当に選択しているケースが多過ぎるのだ。学校の担任や進路指導も簡単なアドバイスはするが、必死で考えてはくれない。

両親はほとんど何も知らない。塾や予備校でも授業のことばっかり考えて進路の吟味をしてくれない。事務のおねーちゃんが知るわけもない。要するに「完全な進路ナビゲートできる人間」が圧倒的に業界に不足しているのだ。

行く行かないは別として「すべり止め」があるのと「すべり倒し」では全然印象がちがう。
「もう1年浪人したいと考えている受験生」でもあえてすべり止めを準備して家族を安心させる必要はあるだろう。「完全な進路ナビゲートできる人材」が多ければ、「すべり倒し」は格段減少すると思う。

だって「指導されていない生徒」と「何も知らない保護者」だけでどうしろと言うのだ。
学校や塾や予備校に「これ以上ない完全な動き方」を全く指導されていないのだからどうしようもないだろう。 でも、お客さんは「そこまでやっていてもらっているもの」と信じているのだ。

この試験、初めての場合はミスをする所はほとんど同じだからわかりやすい。
「やらかすミス」はほとんど同じと言える。

すべて終わってから気がつくことかも知れない。

多くの他人が気がついていて「自分だけが気がついてないことがあるんじゃないか?」と常に自分で問う姿勢が必要だと思う。

何年もたって初めて後悔するのが人間の常だから.....

「羨ましさ」の裏側にあるもの

有名なI先生に教わったことだが、人間は成功した人の成功した部分だけ見てその裏側にある「下積みの部分」を見ないのでギャップに苦しんだりするそうだ。
つまり、やったことの成果をすぐに求めてしまうので挫折するんだと...

「そりゃ、そうだよな」と納得した。I先生には「成功の仕組み」のヒントを多数教えられた。そういえばイチロー選手は小学5年から毎日バッティングセンター通って「将来、メジャーに行く」って言ってたのは有名な話だよね。

オリンピック柔道3連覇の野村選手は6歳から走ってたんだし、ブラジルのサッカー選手のロベルトカルロスも45分荷物背負って毎日山道を小さい時から走って通学してたんだよな。

起死回生の「ガッツだぜ」のぎりぎりでヒットを出したウルフルズもこの曲が当たらなかったら解散だったそうだし、その前はバンドのメンバーとジャンケンして「勝った方がラーメンのめんを食べて、負けた方がスープを飲む」という状態だったらしい。

人気バンドのグレイもいかすほこてんバンド天国で「ロックなのに元気がない」なんて言われて落とされているなんて経験があるなんて信じられない話だが..

「やっぱ、みんな苦労してるで~」と改めてI先生の例示のすごさに驚いた。
ものすごい苦労の継続があって少しだけの成功があるのに

一直線に急上昇すると期待するからダメなんだと.....
通常はずっと平行線で進んでそれからあるポイントで上がり始めるそうだ。

多分、そこまで待てないんだよな...ということだそうだ。

「ちょこっとやったら、すぐその見返りを求めたがる.....」
そしてすぐ挫折する。

普通の人はやったらやったその分だけ急激に成功すると思ってしまう。
あたかも斜め45度に急上昇を夢見ているように
そこにギャップがあるんだと....

もともと自分よりもっと努力している人はゴロゴロいるのに気がつかないちょっと努力した自分を特別視してしまうんですね。

気持ちはわかるんですよ、でもスタート地点が幼稚園から継続して準備しているわけではないですよね?

ここに最大の問題があることに気がつかされた。
「もっと早く気がつけば良かった」いや気がつくだけましだろう。
当たり前のことに気がつかないで人生終わる人も多いんだろうな...


要するに
 

  1. 軽い努力には軽い結果しかついてこない。
     
  2. 今まで大した努力をしたことのない人間が「ちょっと努力するとすぐ見返りを求めた
    がる。」俺はこれだけやったのに~になる。その基準値が低い。
     
  3. 比較の対象が「今まで何もやってなかった自分」だからそれが少し努力しているだけで
    実際はゼロからイチ位のことがわからない。
     
  4. 合格体験記には「さも苦労がなくすんなり行ったケース」が掲載される場合が多い。
    血のにじむような普通の人の苦労したケースはあまり載らないと言うか載せない(笑)。だから比較の対象が「スムースにスマートに成功したケースだけに注目しているため
    比較して悲観する。心がすさむ。


●「4番」については「ここにくれば苦労せずに楽して合格できますよ!」という願望の生徒を逃がしてしまうために爽やかな笑顔と共に出すのが普通
 
ここに重要な真理があると思う。 

要するに最も重要なのは「自分の心の持っていき方と気づく能力」と言える。
これで悲劇の主役を悲しんでいる自分にバカバカしくなって欲しいと思う。

 
「実るほど頭をたれる稲穂かな」

当たり前のことに気づかずに苦しんでいることは多いと思う。
「もともと甘くない世界じゃん!、何を悲観してるんや俺は?」
と最初から思えばいいんですよね?

だから、わがままに育てられて来た子供はやっぱり「わがままな結果」を求めるんですよね。

もう一つはこういうメカニズムに気がついていないと長く勉強できないんですよ。例えば自宅浪人でずっと1人で勉強しているとですね、何が恐いかというと「自分の考えだけが暴走するんですよ。」

誰も考え方を修正しないですからね。どんなエリートでもですね、長期間自分の頭の中で「俺はダメな人間なんだー」と考え続けるとですね、本当にダメになっちゃうと思うんですよね。

こういう部分にひとつひとつ「解」を持っているかどうかで同じ勉強でも全然心の負担や摩擦は異なって来ますよ。

それだけ「気づく能力」って重要だと思いますね。

わかっていたら今自分に「当たり前のことが当たり前に起きている」で納得できますからね。

医歯学部受験予備校指導記録57

<11月29日(木)> ナビゲートの重要性

昨日、業界に「進路指導をプロレベルでできる人間の不足」を書いたが、これは以前から最
大の問題であると思っていた。また、例え良いアドバイスを提供しても受験生本人が気乗りし
なかったり、親が反対したりして何の意味もなさない場合もあるため、業界に携わる連中が気
がついていないのかも知れない。

私、個人の意見では「最も重要なのが進路指導と進路ナビゲート」だと思う。
まず、目標設定する。目標に対して指示を出す。「やれ」の具体的情報伝達と管理をする。
お客さんは、「受験勉強というレールに乗せる力」にお金を払っているのだ。ナビゲートの情報伝達なしに目的地に行けるか? そのナビゲートの精度は高いのか? 間違いないのか?
そういう部分が、高校でも塾でも予備校でも時間が割かれていない重要な点だと思う。

全国の業者から「お前、そこまで言うなよ。そんな人間豊富にいたら苦労しないよ!」という声がパソコンの向こうから多数聞こえて来そうだ。

この指導記録をずっと読み続けている業者の方々は、「こいつ痛いとこばっかり突いてくるな~」ときっと思っているだろう。

見続けているお客さんは、かなりの知識と情報武装できたはずだ。
かなりの業界の盲点は知ることができたと思う。
大体、毎年激変する入試制度とこれだけ入試科目や入試日程が多様化して全ての変化情報を理解している人間など1~2割もいたらいい所だろう。

お客の人数が多ければ多いほど各家庭に割かれる時間と情報は少なくなる。情報レベルが低くなるのは当然だ。

先生や講師は授業の準備で忙しい。優先順位から言えば授業の準備だろう。先生や講師も知っていると言っても大体のレベルだ。細かい所はまずわかっていない。細かい変更個所など当然だ。「少子化だからどこでも行けるんじゃないの?」位だろう。お客さんも一回の説明で完全に記憶に残っているとは思えない。受験校の調べ方さえわからない場合もある。
大学生のチューターは「ただ自分の経験のみ」でしゃべる。

自分がうまく行ったものだから「これ位いけるやろ~」位のものだ。
大体、入試終わって大学行きだしたら受験生の時の10分の1も緊張感はないだろう。自分の留年の方がはるかに心配だ。

主役である受験生はひたすら第一志望しか眼中にない。それはそれでいいのかも知れない。
しかし、行く行かないは別としてトータルで考えて「すべり止め」を入れたり、自分の得意科目で絶対的に勝てる受験校を入れたりすることは重要だ。浪人を継続させてくれるかどうかは親が決めたりする。全く合格ゼロだったら反論もできないだろう。親は死ぬまで子供の心配をしているものだ。「ここまでは達成できた、だからもう1年やらしてくれ」ならわかる。証拠がないと家にニートが1人いるだけなのだ。

受験生の親は心配だから悪い方悪い方に考える傾向がある。
また、「しんどい受験勉強から早く開放させてあげたい」とも考えるはずだ。
そうなる前に手を打ちたいと思うものだ。受験生はそこを理解しなければならないと思う。
受験は「自分だけの問題」ではないはずだ。学費を誰が払うのかを考えたら両親の意見も最もだ。

「すべり止め」を設定するのも重要なことだが、大切なことを加えたい。つまり、「すべり止め」を設定した瞬間に受験生の心の中で「安心のようなもの」が出来て、第1志望に合格する可能性を自分で断ち切ってしまうことがある。また、「すべり止め」を外すと軌道修正は非常に困難だ。まず精神的な動揺が倍増するため慎重な選択が重要だと思う。

そう、考えると進路ナビゲートを十分理解してない業界人、流れに任せるだけの保護者、第一志望しか見えてない受験生で「100かゼロ」しかない場合が多くなるのは残念なことだと思う。逆に業界に「進路指導の達人」がいたらものすごい希少価値だと思う。
産科医の不足も深刻だが、進路指導の達人の不足はもっと深刻だと思う。

「口が立つ受験生」

受験生の中にはいつまでも親に恨みを隠し持っている生徒もいる。代表的な例が「中学や高校をあそこにしておけば良かったんや、親のせいや!!」 
といつまでも根に持っているケースだ。

親が背中を押したから現在こんな状態になったんや!と親に恨みを長く持っているケースだ。 
(「うわ、うちのことや!と驚いている保護者もいるだろう)

大体、そういう所は常にもめているケースが多い。生徒も日々の戦争で慣れているせいか全体的に口が立つものだ。そこを全く同じ人種ではなく、いかにわからせるかが重要なことだ。
 
親に恨み持ってるのに「親と同じや!」と判断されたらその時点で終わりである。
親だって人間なんだから判断ミスだってする。その聞かせるためのバリエーションが大切な部分だと思う。そういう点はものすごく受験生はよく見ているものだ。
 
どこの塾や学校でも先生や講師と喧嘩して辞めて来た生徒など普通の人は手に負えないし、それが当たり前だと思う。教える方にも聞かせるためのバックグラウンドが必要だろう。

それもなければ結論は同じだろうと思う。つまり改善はされないだろうと思う。
全ての生徒が改善できるわけではない。それだけ人間の改善は難しい。
 
ただ言えることは出来る子、出来ない子、問題のある生徒、とびきり優秀な子とか経験したバリエーションの多い人間の方が安定しているのは事実である。
「進路を決めること=家庭内トラブルだらけ」だと思う。
 
理性と意見の理由がしっかりしており、それが納得できれば効果はあるだろう。
間違っても自分の思い通りにしようとしたり支配しようとしないことだと思う。
 
解決したトラブルの数が多いほどいいと思う。
なぜなら成功体験も失敗体験も多ければ多いほど動揺しなくなるからね。 
ぶつかったトラブルの種類が多ければ多いほど「また、それかよ?」ってなるし、解決が楽になりますからね。
 
そして最もいいことはですね。
最前線に立つとね、自分が最も詳しくなれるんですよ。

自分がね、誰よりも詳しくなれるんですよ。
それを喜べるかどうかですよね。

難しい質問

医学部受験生の中にはものすごく真面目でものすごく考え込む生徒がいる。
そういう生徒の質問の中にはものすごく難しい質問がある。
 
真面目ひと筋で石橋を叩いても渡らない。慎重過ぎて何も行動を起こせない場合だってある。リスクを過度に考えるケースだ。
 
人が悩まないようなことを3ヶ月位悩みまくっている生徒だっている。
こういう性格の生徒は人の3倍以上悩んでいるので苦しみも相当だと思う。

持って産まれた性格の差は大きいと思う。 性格はなかなか変わらない。

例えばこういう質問はどうだろう。読者の皆さんならどうアドバイスするだろう。
 
質問:「先生、度胸はどうやったら身につけられるのでしょうか?」
 
なぜかこういう質問は多い。この生徒は模擬試験で毎回時間配分に失敗してその原因が「自分に度胸がないからだ!」と結論を下して来た。

真面目過ぎて線の細い子だ。本当に礼儀正しく真面目過ぎると思う位だ。 
そして笑ってはいけないが深夜のラジオでそういう質問に答える番組があったそうだ。 
彼は寮にテレビもおかずに休憩はラジオだけということだけでいかに真面目であるか想像できるだろ?昭和のオールナイト日本を聞いていた世代のようにさえ見える。

その答えを本当に信じて私に確認しに来た位だ。
ふざけたバラエティ番組なのに100%信じ切っている所が彼らしい。 
「とっておきの答えがあるよ」とラジオのパーソナリティが無責任に言う。
彼は100%集中して聞く。
 
彼は真剣に真剣に悩んでいるのだ。
そのバラエティ番組の答えが受験生がすぐに度胸をつけるためには

「度胸をつけるために...野犬と戦う...」だったそうだ。 (笑)
 
SI君:「先生、野犬なんて今いないですよね...?」、「いるとすればどこですかね?」
「何を武器に持って僕はどう戦えばいいんでしょうか?...」
 
:「(自分の経験から)お前、山道で急に野犬と出会ってみろよ。恐いよ。野犬と見つめあって動くべきか、じっとしているか考えるだけで精一杯だぜ。第一に噛まれてバイ菌でも入ったらどうすんだよ?、狂犬病かも知れないぜ?」
「そんなことしなくていいよ....」
 
こういう質問に対して先生によれば道で女の子に声かける練習しろ、とかひどい場合は夜にヤンキーにケンカ売って来いとか自分でも出来ないことを無責任に言う先生もいるらしい。

「ケガでもしたらどうするんだよ?」と思う。「 実行しないと人生終わる」位に悩むタイプだから本当にやるかも知れないからね。
 
これは非常に危険だと思う。悩み過ぎる受験生の扱いは慎重にすべきだと思う。
ものすごく思いこむタイプは見ていてかわいそうな位思いこむものだ。 
本人は弱いのに決死の覚悟でやるかも知れないからね。
 
その場での即答は禁物かも知れないと思う。

医歯学部受験予備校指導記録58

<11月30日(金)> 焦りの台風

現役生が焦り始めたようだ。相談の電話等も多くなって来た。無理もない。まず、「どんな試験かよくわからない状態」で受けていくことが最大の原因であると思う。以前の記事にも書いたが

日本で「集団討論」の機会など産まれてから与えられた機会などほとんどないのだからもう一つは、自分では明るいと思っていても、性格が明るいとか積極的にもレベルがある。

集団討論が始まって、「はい、私がリーダーやります、議長やります!」と一気にやられたら何も知らない生徒が雰囲気に飲まれるのは当然と言える。

弁論部もいるし、生徒会長クラスやキャプテンばっかりなんだから、「最初の空気を支配されたら、もうおとなしい子猫になってしまう」

人間その場の空気に飲まれてしまうと、小さくなってしまう。
声も動作も全て小さくなる。 気づいてないのは本人だけだ。

だから、何も知らない状態で「たぶん何とかなるやろ」と思っていくと状況に飲まれてしまうと思う。
また、もともと積極的に考えている生徒が動かないわけはないだろうと思う。「この試験にパスすれば、いつ終わるとも予想できない暗黒生活から回避できる。だから、やるぜ!」と燃えに燃えていて、大体の情報を事前に入手していたら当然強いと思う。「何も知りませんでしたからね」と良く父兄が言われるが、「学校が事前に教えてくれなかったのか?」といつも思う。
推薦入試というのは、名目上は、学校の代表ですよね。

たぶん、私立医大受験する生徒が学年に1人しかいなくて、学校も「関関同立何名、阪大、京大何名」という数字の方が重要で「置き去り」にされた可能性が高い。何も知らない状態で送り出されてもどうしようもないだろう?あるいは、もう自分で研究して行くしかないだろう。進路指導部が何もしない学校が存在している。資料を渡すだけなら誰でも出来るだろう。「その奥の世界を解き明かす」のが進路指導だと思うのだが。

進路指導部が存在しているだけでは不安一色になると思う。
最初から自力だけで進路指導に頼らない生徒もいるにはいるだろう。
例えば、大学の就職科なんて、あるだけでほとんど誰も相談に行かないだろう。
全体の学生数から見れば、相当利用率は低いはずである。
進度にも問題がある高校もあると思う。

数学3C(特にC)が形式上終わっているが、定着も何もしていないのも現役に顕著な例である。
「センター対策を重視した」と言えば言い訳にはなるがまずいだろうと思う。3年生は、授業日数も少ないし、9月以降「水が流れるように過ぎてゆく」そして、適当にやるか、Cのない大学を受ける。Cがなければ当然倍率は上昇する。という悪循環が繰り返されるということになる。

願書作成の志望理由、保護者が書く推薦書、第3者に依頼する推薦書、適性検査、個人面接と集団面接のさばき方、AO入試の対策、資料データ型小論文の切り込み方、等の「悩み」に通じる部分だけでも相当の数があるだろう。

そこに受験するのは学校で1人だけ、「すまんがお前だけにかかわっているわけにはいかない」と言われて、作文を書いたのは小学校で書いた「夏休みの思い出」位の状態で推薦会場に送り込まれていること自体がまずいことこの上ないだろう?

毎日、つまらない内容の「絵文字付きメール」しか書いたことないのに差があり過ぎるだろうと思う。そんな生徒が地域枠やAOの1600字から2000字の意見を書け!と言われてもできるわけないだろう?

「早く、早く気がつけよ~」の一言しかない....

面談の場での親子バトル

 

私が入塾説明会や個別相談をしている時にその場で(50cm先の目の前で)親子げんかが起こることがある。今は慣れたが、一定のパターンがあるようだから紹介しておきたい。

:「どうですか?お母さんの目から見て○○君 は?」

母親:「先生、今日という日は言おうと思ってたんですよ。この子まったく勉強もしないし、持続力ないし、ゲームばっかりやりよりますし、やる気ないんかと思いますわ。
上の子はね、目標持ってね、やるんですわ。こいつはもう全くいいとこなしですわ、一体、何を考えてるんやろうかと思いますわ。本当に.....」

PS: 大体、「待ってました」とばかりに今までのどまで出ていたものをこらえていた反動か?速射砲のようにしゃべり始める。まさに今日やっと吐き出せるかのように...


:「目標持ったら彼もたぶん動きますよ。」

母親:「先生、私も何度この子にだまされたことか、言うても言うても聞かんのですわ、
   今のままじゃ、どないもなりませんわ、学校辞めなさい、やる気ないんやったら」

○○君:「おいおい、別にここで言わんでもいいやろ? 何でそこまで言うねん。」

母親:「今日という日は言わないかんの、何を今さら言うとんの? 言われて当たり前やろ」

○○君:「何を言うとんのや? そこまで言うなや! 家で言えや」

母親:「中学ん時あれほど注意したのに全く治らんし、あんた一体何したいん?」

○○君:「別に俺の勝手やろうが、うるさいんじゃ! ほんま、うっとうしいわ...」

母親:「お父さんやお母さんがおるうちはええわな、成績も伸びひんし、何やっとるん?」

○○君:「いつもごちゃごちゃ言うてくるからやる気出んのや、もうちょっと黙っとけや」
    (本当にうっとうしそうに顔をしかめながら斜め方向を見ながら言う)

母親:「本当、いつからこんなどうしようもない子になったんだか......」

○○君:「黙れや!(廻りに人がいたらびっくりすると思う位大きい声だが私は気にしな  い)」

母親:「......」

この辺になると完全な「2人だけの世界」で睨み合っているので私のことなど意識していない。

この辺りになって来ると「私は何のためにここにいるのか?」分からなくなって来る。

大体、50センチ前の私の姿が見えていないように白熱して来る。大体は、「ためにたまったもの」をお母さんが速射砲のように吐き出すことから始まり、「ここでそんなこと言うな!家で言え」から売り言葉に買い言葉につながるケースが多い。

喧嘩が一時的に途切れた所で流れを変えるケースが多い。
「またか?」と冷静に判断できる自分が何かこっけいだ。
 

参考のために.......

 

<~どこの家庭も喧嘩する~>

受験が近くなるとイライラがつのり、元旦早々から喧嘩が起こる場合も
多い。お父さんと男子受験生が取っ組み合いの喧嘩も起こる。

 

戦える体力のあるお父さんも尊敬するが....

 

取っ組み合い状態で正月の鍋料理の所に2人組みあった状態で倒れこむ
ケースもあった。この場合、とにかく火傷が危険だ。

 

面接まで行って「君、その顔どうしたんだ?..」と聞かれて困るだろう。
まさか、「バカ親父と正月から喧嘩して2人で鍋料理に倒れ込みました」
なんて答えられないだろ?


喧嘩はどこにでもありますよ。

でもね、何十年か後にわかり合えたらいいんじゃないですかね?
生きて来た年数が異なるんですから今は和解できないですよ。

 

医歯学部受験予備校指導記録59

<12月1日(土)> チェスのように考え抜く

いよいよ12月に入った。もう1ヶ月で戦争開始となる。センター試験にのぞむ人は総合力を
医大のみを受験する人や歯科大の受験生は、どの大学を受験するのか絞り込んでいかなければならないだろう。とにかく何度も言っているように「同じ受験生と何度も戦う試験」であるた
め自分の有利な受験校選定をしなくてはならないと思う。受験生は基本的に同じことを考えて
動く。番狂わせを起こそうと思えば「チェス」のように考え抜くことが必要だと思う。

自分の1人前で「補欠繰上げ合格」が止まる可能性もある。そうなると自分の運命を呪いたくなるかも知れない。例えば、医大なんかであれば、1月第4週から2月第2週までの3週間でほぼ終了する。1年間の集大成が「たったの3週間以内の数箇所」で終わる、アドレナリンを出して、駆け抜けてすぐに終了だ。

例えば、医学部や歯学部でもあえて一番入試日程が重なり苦しい日程の中で「本校入試のみ」の所を狙う受験生だっている。地方会場開催がなく、かつ、日程的に「この予定で本校まで行くのはかなわんな~」と思う所をあえて受験する生徒だっているものだ。立派な戦略だ。
「野村監督のID野球」のようなものだろう。

「相手の裏をかく」という立派な戦略だ。まだまだ、「田舎はいやだから」「ここはイメージがあわない」とか言っている受験生もいるし、女子の受験生を遠距離まで出さない家庭だってまだある。
「記念受験で遠くは受けない」という層だってまだまだたくさんいると思う。

やり方によっては、数十人単位で上に上がっていける可能性があるかもしれないと思う。地方の受験生であれば、わざわざ「何度も都会に出て受験するのがしんどい」と思っている層もかなりいるだろう。こうやって記事に書いてしまったので「そうか~知らなかった」と思って考え抜く生徒も増えるかもしれない。

あるいは、「すべり止め」で薬学も歯学部も受けざるをえない家庭だってたくさんある。その薬学、歯学のすべり止め大学の受験日まで調べて「穴場」を探す。言っておくが、「これほど同じことを考えている受験者層も珍しいのではないか?」

多数の人が何も考えずに自動的に動く。そしてその反対方向や裏側に「天国」が存在する可能性は否定できないと思う。そして、それが進路指導だと思う。

お客さんに喜ばれる「進路指導」とは「ベストの提案をお客に合わせて瞬時にはじき出せることができる指導」のことを指すのだと思う。

なぜなら、お客さんである受験生と保護者は、時が立つにつれてどんどん精神的に追い込まれて「ほんの目の前のもの」しか見えなくなるからだ。「忘れものはないだろうか? 書類はそろったのか? 無事に会場まで着いたのか? 途中で体調悪くならないだろうか? お金は持たせただろうか? 昼は食べたのだろうか?」とか考えるだけで精一杯なのだから

余計な心配を避けるために

これもよくあることだが、受験直前になって願書を書く。あるいはぎりぎりになって「やっぱ、この大学受験するわ!!」と気が変わり、急いで書類を出す。そして何が起こるか?

必死で大きな本屋を走り廻って願書を探すが....ない!

当然だ。ぎりぎりなんだから...
焦り始める...

そして運良く見つかって走り書き状態で出す。

そしてどうなるか?
 
「受験票が届かないんですよ????」
「もう届いてもいいはずなのに......」と被害妄想にかかったように心配して勉強が手がつかなくなる。
 
確かに12月、1月は郵便事故は多い。私も経験している。
例えば転居届なんか出していて転送させる場合なんかも危ない。

ポストに願書を差し込んでいた状態でそれが落ちてしまいマンションの管理人が預かっていた状態で渡すのを忘れていたなんてこともある。
隣の部屋宛ての集合ポストに入っていた場合もある。


12月1月は郵便物が莫大になる。年賀状やクリスマスプレゼントやら今年、世話になったお歳暮の贈り物なんかで事故が多くなる時期だ。

配達員が年賀状捨てて新聞に載ったりするのも多過ぎてイヤになるからだと思う。
「年賀状が年内に来た!」なんてあるから


だから早め、早めに出す必要がある。
悩む位なら悩まない状態を創ればいいだけのことだと思う。

「願書間に合わないかも....」
「受験票が届きません....」

これは避けるべきですよ。
あるいは家族全員で役割分担を決めておくことですよね。

無駄な心理的負担を創る必要ないですよ。
ただでさえ精神的負担も大きいのに....

またどこかで100%起こっているだろうと思う。

医歯学部受験予備校指導記録60

<12月3日(月)> 顧客満足度

最近の問い合わせの中には、「塾の先生ににもう今年は無理だから浪人しなさい」と塾に言わ
れた現役生の保護者からの悩みが多い。これを読んでいる皆さんはどう思われるだろうか?
そう言われて納得できると思うのだろうか?

例え、そうであっても直前に「今年は諦めろ」という人間の神経を疑う。「直前にダッシュする気持ちを萎えさせる神経」を疑うものだ。これから社会に出て全ての困難を前にして、「諦め癖」でもついたらどうするのか?

この業界には、「他の仕事では絶対に通用しない人間」がかなりの数存在する。
デリカシーに欠ける人間も多数いる。
書いている私自身も未完成でまだまだ人間修業が必要なことは当然だが

長くやることによって麻痺している人間もいるし、何も考えずに「思いつき」で発言するバカもいる。「言葉」というのは危険だ。このピリピリしている時期にお客さんに言葉を選びながらしゃべるのは当然だろう。2日連続で全く関係のないこちらに電話がかかって来たぞ。

予備校で指導している時に福岡に行った時に図書館に行き、「大阪の受験生と福岡の受験生が使用している参考書や問題集にどれだけ違いがあるのだろうか?」とアロハシャツを着て受験生と思われる生徒の動きをよく観察したことがある。

冷房の効いた大きな部屋でアロハシャツを着て1人だけ試験官のように動いている人間は今、振りかえるとものすごく怪しいことこのうえない。

その時は生徒の近くに寄って見ていたため、非常に怪しい人間だったと思うが。

かなりこちらの方が相当のこれ以上ない位の挙動不審者に見えただろう。
(腕を腰の後ろに廻し、まさに試験官のように歩いていたのは私だけだった。刺すような視線を多数感じたが、もともと鈍感なのでさほど気にならなかったと思う。)

通報されなくて良かった。 ノートに顔を近づけて見たこともあったため、不快な思いをした福岡の受験生がもし見ていたら改めて「ごめんなさい」と言っておきます。
あの時の紫のアロハシャツを着ていた挙動不審者が私です。

そこで気がついたことは、こういう参考書や問題集を書いた人と自分が比較されているんだなと再認識したものだった。例えば、今大学入試の指導をしている先生方に「自分の指導している教科の人気参考書ベスト3をすべて挙げよ」と聞かれてどれだけの先生が即答できるだろうか?

英語であれば、「人気の辞書、人気の長文問題集、人気の文法問題集と参考書、人気の発音、強勢問題集は?」と聞かれて即答できるだろうか? 時代の流れは早い。
自分の時代とほぼ同じ物だと錯覚してはいけない。

衛星予備校出身の生徒やDVDを利用している生徒からは、「そのDVDの出演講師と比較されて自分がアンケートを取られていることをわかっているのか?」 じゃあ、アンケートの低い講師が十分研究研鑽しているか?と言ったら疑問である。

改善の仕方さえわかっていない場合もある。どんな状況であれ、「これからがんばろう」と思っている生徒に「今年は諦めろ」と言っている人間がいることに失望するものだ。
気をつけろと言いたい。

この業界では「100%悪気がなくていったことが著しく傷つける場合が頻繁に起こる」
家族内でさえそうなのに他人に言われると更にそうである。
「じゃあ、しゃべらなかったらいいじゃない?」と言われるとそういうわけにもいかない。
しゃべる頻度を下げると「最近冷たい、無視されている、期待されてない」とか言われるからどうしようもない。

少なくとも謝罪すべきだろう。
生徒は、お金と時間と労力をかけてわざわざ来ていることがわかっていない。生徒が疲れた体にむち打って来ていることに感謝しなければならない。また、問題解決をしに来ているのに、他業者に親が相談してくるその原因さえおそらくわかっていないだろう。これを見ている全国の指導されている先生方に伝えておきたい。

有名なビジネス書から抜粋する。
「失礼な扱いをされて腹を立てているクライアントの96%は、おもてだっては抗議してこない」
「サービスに不満のあるクライアントのうち90%は戻ってこない」
「不満を持つクライアントは、そうした不満を最低でも9人に話す。そのうち13%は20人以上にその経験を吹聴する」「通常クレーム1つの背後には、26人の不満を抱えたクライアントが存在しており、そのうち6人が深刻な問題を抱えるまでに至っている。」

まだまだあるが、これらは顧客満足の数値を上げるサービス業の中での基本中の基本だ。
講師やチューターが悪気なしに言ったことが、お客さんの心を著しく傷つけ、他の業者に電話をかけて話をしていることを忘れてはいけない。

そういう人材が来ないように全て記録はしているが、狭い業界だからすぐに人物が特定されることを忘れてはいけない。

言い過ぎたかな...感情的になった。
未熟だ....

否定的考え100%の生徒

受験生や生徒の中に最初から最後まで「できない、やれない、無理だ、ダメだ」の100%否定的カラーの生徒だっている。

例えば、兄弟で比較されて「下の子は見込みがあるが、長男はダメ、全くダメ」とか言われて来て育った生徒に自信を持てという方が無理である。 
「俺は何やってもダメなんだ」って刷り込まれてますからね。
 
有名なJ先生に教わったことがある。

「うつ状態と言うのは自分と自分の心の中で対話し続けてるんだよ。
俺はダメだ、何やってもダメだ、もう死ぬしかない、生きる価値がない。とかね。
また周りも知らず、知らずのうちに常に否定的言葉のシャワーを浴びせているよ。」と

ひとりごとをぶつぶつ言うようになるのも頭の中で自己対話し続けているからやるんだと

そして次の言葉に衝撃を受けた。

「要するに自分自信を否定的言葉で説得してるんだよ。」
「自分自身の説得に成功したらどうなると思う?」 と笑いながら教えてれた。
 
この「自分自身の説得に成功する」という言葉にものすごい衝撃を受けた。
「なるほど、そうだよなー」と思った。

ニューヨークブルックリン出身の最悪地区で最短世界統一ヘビー級チャンピオンになったマイクタイソンも言ってたな。
トレーナーのカス・ダマトがいなければ達成できなかったと。

「カスは今まで誰も信用したことのない俺を徹底的に褒めるんだ。
褒めて、褒めて、褒めちぎるんだ。彼は俺に自信を持たせようとしてくれたんだと思う」と...
 
医学部受験生の中にもいますよね。憎悪心に包まれたような生徒ですよね。国立旧帝大合格が全てで私立医学部をバカにするような生徒ですよね。バカにすることだけに生きがいを感じている生徒だっていますよ。
 
でもね、そういう生徒は早く合格して何百人の従業員の生活を支えないという宿命を背負った私立希望の生徒の苦悩をわかってないんですよ。それはそれは相当のプレッシャーですよ。
 
そういう点に目が向かない自分を反省すべきだと思いますよ。 
感情的になると主観的になりますからね。
そして主観的な期間が長くなるとそれが定着してしまう危険もありますよね。
 
誰かをたたき落とさないとやり切れない気持ちもわからないことはないんですけどね。
 
確かに私立受験できるだけでも恵まれているとは思うんですが、
「君がどんな人の人生も否定する必要はないんだよ...」って言いますけどね。
 
長く浪人するとものすごい「ひがみ根性」とかが出てくるんでね。
本人もそういう自分が嫌いなことはわかっているんですよ。
 
そうですよね?
 
これも長期間否定的考えで自分自身の説得に成功しているケースですよね?
知らず知らずに自分の正当性を自分自身に説得していくんですよね。
 
長く浪人して性格が屈折してくる恐怖が一番恐いとも言えますよね。
だから早く抜け出して欲しいと思いますよ。
これがこの仕事の使命感のようなものかも知れませんね。

最後にJ先生のおもしろい質問を紹介したい。

J先生:「何をやっても絶対に失敗しない方法があったら知りたいと思わないかい?」

:「ええ、そうですね...もし教えていただけるのであればぜひ知りたいですね。」

J先生:「本当に知りたいかい?」
 
:「もしそんなものがあれば、ぜひとも知りたいですね...」
 
J先生:「それはね、一切何もしないことだよ。一生、何もしないことだよ。(笑)」
 
つまり、何かを行動する時にいちいちリスクを考えても仕方ない。「行動をまず起こせ!」
と言いたかったのだと思う。「なるほど」と思った。
「やる前から、びびるな!」ということだろう。
もう1つ紹介しよう。

J先生:「祈とう師は絶対に雨を降らせることができるんだよ。信じるかい?」

:「嘘くさいと思いますけどね。」
 
J先生:「絶対に降らせることができるんだよ。すごい力だと思うわないかい?」
 
:「...多分ありえないですね...無理ですよ...」
 
J先生:「それはね...祈とう師は雨が降るまで祈り続けるからだよ。(笑)」

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