大阪市北区のフェニックスゼミは、少人数指導&個別指導の医歯学部受験専門予備校です。親元を離れて寮に入りがんばっている地方からの受験生も毎年います。

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コース案内と指導記録-4

<12月4日(火)>   元気回復の言葉を準備せよ!

12月に突入しただけで気分そのものが追い込まれていくような気がする。昨日、偶然目に
した記事で「12月は3週間位しかない」という記事だったが、世間はその通りだ。車を洗車
したり、年を越す準備をしたり、大掃除をしたりして第4週はないようなものだ。現役生が
国公立から「もう間に合わない」と言って私立に変更せざるをえない決断を迫られたりする
のも理解できる。

いつも思うのだが、「人間は追い込まれないとやるべきことが見えていない」ような気がする。
「やらないかんな~」がやはり極限レベルまで行くのは直前だろう。一本筋が入るのは、「恐怖」を本当に体験した後にならないと無理なのかもしれない。

どんなに早く計画を立てても直前の「本気モード」が更にやるべきことを教えてくれたりする。浪人生は「守り」に入るかも知れないが、現役生は攻撃、攻撃、攻撃あるのみだろう。

極端な言い方をすれば、「私は悩むほど勉強していない、浪人生の苦労に比較すれば悩む資格もない位だ。だから、アクセルを最大まで踏み続ける!」位で言いと思う。それが、勢いとなり、「後がない」と固くなっている浪人生を追い抜いたりするものだ。

特に平均5~6校受験する場合、受験しながら通知も並行して届く。「不合格通知をもらいながらテンションを上げ続ける」ことが本当に大変だ。だから、最後の後期入試など異常に欠席が多かったりするものだ。出願はするが、最も重要なテンションが上がらないのだ。気持ちは本当によくわかる。後になればなるほど苦しいのだから 気持ちと体がついて来ないのだ。

経済的理由で、国公立のみとなっているとセンター失敗すると家出したくなる理由もわかる。どういう詞をかけるのだろうか?近畿大の医学部だって、推薦、前期、後期と3回振られる
「もういい加減にしてくれよ」とすねたくなる気持ちもわかる。

だから、指導者は「元気を回復する詞」を多数準備しておく必要があるだろう。4月に行く所がない生徒のスタートは「かけられた暖かい詞が救い」となるものだ。
今は考える必要は全くないが

「危機感を持て!」は相手に伝わるのか?

よく保護者の方が「受験の厳しさを叩きこんで欲しい」とか「危機感を持たせて欲しい」とか言われるがこれは非常に難しいと言える。

なぜなら、我々が言っても「親と同じや!」と思われるからだ。むしろ、以前に書いたと思うが、今まで経験したことがないような「悲しみ、痛み、屈辱」を受けた時や同年代の言葉の動きや言葉の方が腹に落ちると思う。(家族が言うより第3者の方が効果的ではあると思うが...)

時代の変化が速すぎて、「価値観のズレ」も大きい。ひとことで言えば、戦争の恐さや悲惨さを経験した人が今のマクドナルドのシャカシャカチキンを食べて、DSやWillをやってる連中には届きにくいのは当然と言える。

伝わるわけがない。もうひとつは動かない言い訳を常に言う生徒、行動できない言い訳をする生徒、モチベーションが上がらないと文句を言う生徒は心に自分だけの余裕がまだまだあるんですよ。

「今、行動をしなくても大丈夫だという余裕」、「今の状態もそこまで悪くないという余裕」
ですよね。

私もそうでしたよ。店のレジから大金つかんで「スペースインベーダー(古くて申し訳ない)」の最後の一匹だけが撃つことができなくて毎日ゲームセンター行ってた時期ありましたよ。

意地になってましたからね。(笑)
そして金庫から毎日、お金が減っていてバレて怒られましたよ。
かなりのドラ息子ですよね。(1)
どんどんつぎ込んでましたから

 
祖父:「お前、お金をなんだと思ってるんだ?わしらはな、ぞうすい食べて戦後の焼けの原でな、乾パン食べて、イモしか食べてなくて闇市から始めたんだぞ。お前にその苦労がわかるのか? このバカたれが!!」

母親:「私もイモの葉を食べてたのよ。唯一のごちそうは卵焼きだったのよ、何してるの
玄米ごはんと漬け物しかなかったのよ。どれだけ苦労して来たと思っているの」

:「(心の中で)どのタイミングで撃てばインベーダーに勝てるのだろうか???」

こんなものである。「危機感や本当の反省」はよほどのことがないと伝わらないと言える。
この話をすると、ある生徒がこんなことを言って来た。

生徒:「先生、まだまだ甘い。俺なんか弟と一緒にな、親父の金庫から財布が曲がらない位な、万札パチッて来てな。近所のガキ全員一列に並ばせてな、パンチゲーム(殴ってパンチ力がキログラムで表示されるゲーム)させたことあるで。一発ずつ連続で1人ずつやらせてな。弟がお金入れて行く係でな。(2)

でもバレて長男の俺だけ親父に殴られたんや.....と」(笑)

こういう状態から「危機感」を植えつけるのは至難の業と言えるだろう。
また、真面目と危機感は異なると言えるし、「危機感」の方が相当のパワーをもたらすと思う。

「危機感」は本人が今まで想像もしたことのないような「心の痛み」から初めて出るものだと思うし、人が成長するために必要なものだと思う。

PS:(1)インベーダーが日本に登場した時のブームはすごかった。今の受験生の父親の中で自分のことは棚に上げて「こら、ゲームすんな!!」と怒っている父親もいるだろうと思う。(笑)、私も「ナゴヤ打ち」、「300点UFOの出し方」とかにはまった。操縦レバーを持つ左手の親指が機械本体にこすって、すりむけて血が出る位やった。

(2)ちなみにこの兄弟は2人とも別々の地方の全寮制の高校に送られることになる。
お父さんが2人を前にしてこう言ったという。

「俺はお前らにあえて苦労させるためにこういう決断をした.....」と
素晴らしいお父さんだと思う。

やはり他人のご飯を食べたり、自炊したりして親のありがたさとかが初めてわかる。
特にどれだけ「日常生活の面倒くさいこと」を母親が
やってくれていたかが痛いほどわかる。

個人的には親元を離れる経験は必要だと思う。
「自分しかやる人間がいない」という状況に置いてみる。

これも成長するために必要なことだろう。

 
<~親が経験する最初のパニック(追加情報)~>

上記を読んでわかる人も多いと思うのだがかなり高い確率で子供が家のお金を盗むという経験をされた方が多いと思う。ここを読んでいる受験生もね、自分の子供がかなりの確率でやると思うからその時に自分なら「どうやって更生させるか?」考えた方がいい。いずれイヤでも直面することになるから...
(「俺も実はやりました..」っていう人も今読んでるだろ?(笑))

とにかく、「もっとゲーム代金が欲しい」、「遊ぶお金がもっと欲しい」が最もわかり易い理由だろう。中学位になるとサイゼリアやファミレスにいったりし始めるから「友達と自分の所持金の格差」などに気がつくようになる。
 
100円マックがやっとの生徒が隣で1000円食べている仲間に囲まれているとそれを求め始めるのは当然と言えば当然だ。 同じようになりたいと思うはずだ。

クラスやクラブの打ち上げで2次会まで行ける仲間と行けない自分との違いに気がつくようにもなる。自分も残って楽しみたいと思うのは当然だ。
無理もない、誰でもそうだと思うよ。 「そうだよね? 」

少ない所持金の自分に疑問を持ち始めて家の中のお金の場所を探し始める。
兄貴がやると弟や妹もやり始める。不思議とこれは連鎖反応を起こすものだ。
見つかった時にも「お兄ちゃんもやってるやろ?」が言い訳だ。

たくさん小遣いをたくさんもらっている子と友達だったらね、「なんで俺少ないん?」になって当然ですよね?、友達がうらやましくてうらやましくて仕方ない。
いるんですよ。毎日、1万円持ってる中学生とかね。

私の幼稚園にもいましたよ。今、京都で社長やってますけど。「カッ君」という猟師の息子ですよ。そいつが毎日幼稚園に3千円から6千円持って来るんですよ。彼のおごりで駄菓子屋で近所の幼稚園児達が毎日豪遊ですよ。
「カッ君」もその時みんなに囲まれるスーパーヒーローですから毎日やらざるを得ない。

毎日、「何でも食べていいよ!」とかっこよく千円札を出すカッ君が金色に輝く神の子に見えましたね。 (「京都のカッ君、読んでるか?、一応褒めているから怒るなよ。」)

2週間くらいでそいつ親にバレましたけど...その時の楽しかったことってないですよ。
まさに夢のような日々でしたね。(笑)

幼稚園が楽しくて楽しくてね。でもついにバレましたよ。朝、ルンルン気分で呼びに言ったら「カッ君」がお母さんにバシバシ叩かれている真っ最中でしたよ。手に千円握り締めたままでね...ついに現場を押さえられてしまったんですね。
ついにエックス・デーが来たなとね。最後は未遂に終わりましたけど。(笑)

でもあんな楽しかったことないですよ。当然、罪悪感ゼロでしたからね....

今でも「まだ早い」と子供に携帯持たせていない親はえらいと思いますよ。
絶対、負けてしまうんですよ。なぜなら子供が仲間に入れてもらえないからね。
大体、これに負けて買い与えてしまう。 子供がふびんに思えてね。
「DSもそうでしょ? 」

そこで親のお金をくすね始める。気の弱い保護者はあるはずのお金がないのに気がつき「ここにあるはずのお金がない....」とパニックになる。

「うちの子に限って...」が初めて崩れ始める。問い詰めても「俺はやってない...」とか「友達からもらった」とか「道で封筒に入った1万円を見つけた」とシラを切る。そこで1回目は信じる。しかし、それは続く。毎回あるはずのお金が消えている。(...ですよね?(笑)、今保護者のうなずきがリアルに見えてくる。)

「いいかい、君のやっていることはね、悪いことなんだよ..」で聞くと思います?
聞かないと思いますよ。更に言えば効かないですよ。
成功例あったら教えて欲しいですね。
聞くわけがないでしょ? 、聞きますか??

そんな「一を聞いて十を知る」というようなインドのガンジーのような聖人君主のような中高生いますか?、95%以上は何十年もかけて序々に時間かけて完成していく人間ですよ。

この時期に放っておくとね、今度は他人の家でもやるし、店でも万引きするしね。
だって頭の中はね、「みんなやってるだろ?」ですからね。

そして、よくある弱い奴ビビらせて「家の親の金盗ってこい!」とかにも波及する。
ここまで行くとね、相当きつい痛みがないとわからないと思いますよ。
ここまで来るとね、早く更生させないとエライことになりますよ。

被害者の弱い子が自殺するとその家族終わりますよ。一生かけて償わないといけないから... 私なら殴ってでも更生させてくれた方が感謝しますけどね。
先生殴らなくてもね、どうせお父さんがキレて殴りますから一緒ですよ。

そんなことよりね、ここ気がついて下さいね。熱心な保護者の方ね。ニュースになった時点で今、住んでいる所からすぐ引っ越ししないとまずいですよ。

窓から石が投げ込まれるかも知れないし、マスコミ全社もう家の前に来てますよ。
ネットを見たら深夜までに1千件以上書きこまれてますよ。そしていきなりけたたましく自宅の電話と家族全員の携帯が鳴り始めますよ。わかりますよね?

自宅の住所、電話番号、携帯番号、写真等すべての情報がネット上にさらされて
「みんなこいつら家族を攻撃しろ!」とやられますからね。

一瞬でノイローゼになりますよ。「これはえらいことしてくれたな!」となりますよ。
そんな時代ですよ。

もう近所歩けないですから... 自分が知るより先にテレビ付けたらもうやってますよ。
ものすごく早いですよ。 仕事も辞めないといけないでしょうし、兄弟にも
影響する。
どこの家庭にも起こる可能性はあると思いますよ。

今、道徳教育やってる所なんてあるんですかね?

やった少年はそんな所まで波及するなんてまず考えてないですからね。少年院に行って自分の履歴も傷がついて就職もできずに将来が無くなるし、保護者もマスクしてサングラスしてずっと人の目を気にして歩かないといけないですよ。

被害者には一生かけて償いをしないといけないし、お父さんも年取ってから引っ越しして慣れない土地で転職しても簡単に転職できないですよ。加害者の家庭が終わるというのはこういう事ですよね。私が多少体罰やってでも更生させてくれた方がうれしいというのはこういうことですよね。

明らかに損ですから、ダメージ大きいですから...
そこへ行くまでに救ってくれたと先生に感謝しますね..

私も親や先生に何度も殴られましたけど殴られてないとわからなかった時ってありましたけどね。なんと言うんですかね、言ってもわからない時期ってありますよ。衝動的エネルギーみたいなものですかね?

気をつけないとどんな家庭にも起こる可能性はあると思いますよ。
だって自分をコントロールできない時期ってありますからね。

多少、わからせるために圧力かける必要はありますよ。もっとエスカレートして行きますからね。100%体罰反対はまずいと思いますね。
ただね、その中にね、「愛情とさじ加減」は必要ですけどね。

もう1度言いますけど言葉だけでわかってくれたらね、こんな楽なことないですよ。

おもしろがってホームレス連続襲撃しているような中高生の軍団が聞くと思いますか?
弱いやつを捕まえて。「お前、ハチ喰え!」って言ってる生徒が聞きますかね?
絶対聞かないと思いますけどね。ホームレスの人死んでしまったでしょ?

ああいう連中はね、自分が「痛み」を知らないからやるんですよ。
ゲーム感覚でないと普通はこんなこと連続ではやらないでしょ?

彼らのやった理由が「ストレス解消」ですからね...

痛みで苦しんでのたうち廻っているのを見てるはずですからね....
まして亡くなった人は老人だったでしょ?、普通の感覚ではないですよね。
そういう連中が聞くと思いますか?

それよりもね、わからせる時にわからせないとね。
今後、もっとひどいことやりますからね。

一番恐いのはね、体罰絶対反対とか言われて先生達が「文句言われる位なら怒るの止めるわ...しんどいし...」となることですよね。こんな恐ろしいことないですよ。少年達の凶悪犯罪がものすごく増えていくと思いますよ。

思春期の衝動で動いている時期ってありますよ。ブレーキ効かない位にね、
私も中学の時は自分のコントロールできませんでしたよ。
解明できないですけどね、何の力なんですかね?、100%自分が正しいみたいなね。

言えることはね、間違いなく聞く耳持ってなかったことは確かですよ...

その尻ぬぐいで苦労するのは誰ですかね...その子の親ですよ

そうなってからでは遅いですよ....

こんな例もありますよ。何回も家のお金を盗むからお父さんとお母さんが自分の中学生の子供を近所の警察の駐在所まで引きずっていって

お父さん:「すいません、うちの息子を逮捕してください!」
「牢屋に入れてやってください!」
ってやったそうなんですよ。わからせるためにね。(笑)

息子: 「何で俺だけやねん、みんなやってるわ...!!」 と

皆さんだったらどうします?、独身の方でこれから結婚される方は準備しておいた方がいいですよ。かなり高い確率で起こりますよ。保証しますよ。
「それ、誰もが通る道ですよね?....」って浪人生でも言いますよ。

そしてね。こういう正当化する中学生がつるむとね。色々考えますから...
みんなでね、家出する場所を創ったりしますよ。公園にテント創ってね、
公園位しか思いつかないんですよ。 お金持ってないから....

「お前、ランプ家から持ってこい、お前は毛布取ってこい、お前はマンガ持ってこい」でうまく手創りの共同簡易宿泊所を創るんですよ。おそらくホームレスのいる所とかね、

公園が多いですよ。(笑)不良少年達がね、みんなで協力体制をしくんですよ。
交替で「食べ物の差し入れ」を家から運ぶから別に長期間家に帰らなくてもいい。

そして家に帰って来ない。何日も帰ってこないとね、さすかに怒りから心配に変わりますよ。携帯にも出ないからよけいに焦る。そして背筋が凍り始める。

「もしかして新聞に載るんじゃないか???」と急速に悪い方向に考え始める。
「近年、まれに見る鬼親が登場!子供を放置して公園で凍死!」とか新聞やテレビでインタビュー受けている自分を想像して眠れなくなり始める。

子供の心配と自分の保身とか色々考え始めるようになる。
「下手したらえらいことになるかもな....」と悩み始め、仕事も手につかない。

そこからパニックですよね。
(「もう、それはうちは経験してるよ!...」という声が聞こえたような....」)

夏はいいですよ。でも冬が危ないですよ。凍死するかも知れませんからね。
冬の寒い日に大雨と雪降ったらね、本当にまずいですからね。
毛布1枚で無理ですよ...

このあたりから「子育ての難しさと恐怖でどうしたらいいかわからない」がリアルに出てきますよね?思いっきり焦りますよね?

女の子の場合はね、複雑な人間関係に悩み、対応できずにね、髪の毛がある日「バサッ」と大量に抜けたり、円形脱毛症になったりね。 ものすごいショック受けますよ。

学校行かないと言い始めたりしますよ。確実な答えって実はないんですよ。
全員育った環境も違うし、みんな性格も異なるから...

10人に同じこと言ってもね、「いいこと言ってくれた!」と聞くのもいれば「うるさいバカ親父!」って取るのもいるんですよ。ここまで考えると相当難しいですよ。 

この辺が直面するであろう最初の困難ですよね? 
「そんなことはうちの子にはないよ、大丈夫だ!」と思っている人が一番危ない。
なぜなら中学まで真面目でも高校から思い出したようにグレ始めたりする。

高校まで真面目だったのが思い出したように大学からデビューする。
社会人からそうなると「すまないが、もっと早い時期に終わっておいてくれよ!」となる。
要するに早いか遅いかですよ。


中学までまれに見る秀才だった私立進学高校の生徒が高校になって強い「うつ」になって底辺公立高校に転向する例なんて今、珍しくないですよ。
よくあるでしょ、これが

不登校の学校に「何でお前みたいに賢い子がいるの??」なんてざらにある時代ですよ。
急に予告なく「まさか?」ってことが来ますからね。


順番で言えば、上記のように早く起こって、早く改心する方がいいと思いますけどね。
中学位になったら保護者も「そろそろ、なんかやらかしてくれる頃やな....」と心の準備をしておく方がいいと思いますけどね。
そうでないとパニックになりますよ。

「ずっと何もない.....」なんて絶対にありえないですよ。
そう考えておいた方がいいと思いますよ。

最後にこんなケースもありましたよ。


ダイエーの店員:「すいません、●●さんのお宅ですか?、お宅の息子さんの●●君がうちで万引きして1階の従業員事務所で預かっているんですが引き取りに来て頂けますか?、えーまだ今回は警察には報告してませんので....」

この電話を受けたら大体パニックになると思う。大体、事務机に座らされて下を向いて
店長に説教されているはずだ。しかし強い親もいる。

ダイエーの店員:「すいません、●●さんのお宅ですか?、お宅の息子さんの●●君が
うちで万引きして1階の従業員事務所で預かっているんですが
引き取りに来て頂けますか?、えーまだ今回は警察には報告して
ませんので....本人も今、泣いて反省していますが....」
 
お母さん:「そんな子はうちにいません、それ、うちの子じゃないです。」と「ガチャ!」と電話を切る親もいる。 

ダイエーの店員:「うちにそんな子はいませんと言ってるけど....」
 
生徒:「えっ!......(絶句状態)....」

反省させているのだろうが、かなり勇気のいるやり方だと思う。 ショックは大きいだろう。

ただ、時代の流れと言うか最近の事件報道では
自分より確実に弱いものを狙っているような気がしてならない。

女の子だとか幼児だとか年寄りだとか絶対に自分が勝てるという相手だけを狙うというか...そんな気がしてならないのだが...
 
そういう教育が必要な気がしてならない。
学校でそんな教育なんてできる余裕なんてないから家庭で教育しないといけないと思う。

医歯学部受験予備校指導記録62

<12月5日(水)> ダッシュするための脱走

相変わらず、現役生の受験生の保護者からの相談が多い。浪人生の受験生の方はここから現役は、「猛ダッシュ」をかけて来るのでリードを保ちつつ逃げ切って欲しいと思う。現役の強み
は、やり方さえわかれば「水を得た魚」のように爆発できるからだ。

第1失うものがないのだから何も考えず爆進できる。浪人は苦労しているので「元を取らなければ」とか「親を安心させなければ」とか「行く所を確保しなければ」とどんどん頭の中に悩みを蓄積させて動きが鈍くなるのが難点だ。

レースの第4コーナーの伸びは現役が強いだろうと思う。
この時期、塾や予備校が学校ともめる場合もある。

なぜなら、強制補習とか学校の補習と塾等に行く生徒のスケジュールがバッティングしてしまい、生徒が学校の補習を捨てるからだ。学校も立場がない。

学校の中で強制補習に「抜けた生徒」がいると「あいつ違う所で追い込みかけてんな~?」とかなってどんどん生徒が学校を捨てるからだ。出席している生徒も不安になる。
連鎖反応で抜けられたらたまらないだろう。

家に帰って「誰も学校に来てへん、塾行ってるようや」と言ったら「あなたも行くの止めなさい!」と親に許可されたら収拾つかないだろう。
しかし、進路が決まった生徒が多数いる「ぬるい空間」に置いておく方も良くない。
同じ目的の空間に置いた方がいいだろう。

それがわかるから学校が塾や予備校にジェラシーを感じるのだ。
しかし、捨てられる方にも責任がある。お客に捨てられないものを提供すればお客に更にお金を使わせる必要はない。

仮に出席していても「完全内職状態」だったら先生もしらけるだろう。
教壇に立った経験がある方ならわかると思うが、内職状態の生徒はすぐ発見できる。
プライドの高い人なら腹が立ってたまらないはずだ。

40人中15人が塾の教材の内職をしていたら悲惨だと思う。
しかし、今のお客はクールだ。「つまらんライブ授業は時間の無駄」と決定されたのだ。
それ以上でもそれ以下でもない。生徒の内職は「お前のステージは正直聞く価値がない、できれば帰りたいという無言の抵抗」なのである。

大体、高校3年の1学期で評定が決まっていたら、もう学校に用はないと思う生徒がいても当然だ。田舎の生徒は義理、人情があるから通学するかも知れないが、大阪や東京の生徒がそんなことするわけないだろう。

塾や予備校は「つまらん」と判断すれば辞めればいいだけである。
生徒が来るための「いい商品」を出さなければ成立しないのである。
潰れても誰も気にしないだろう。他に受け皿はたくさんあるのだから。
潰れたら「必要ない」と判断されただけのことだ。

「潰れたの?あーそう」位のものだ。誰もさほど気にしない。そんなものだ。
また、今の時期になって進路指導らしきものを学校がいい加減なので「浪人なら当然常識として知っていることを一から説明しなければならない」、専門の塾でも「君、本当に行ってたの?」という位指導されていない。地図やナビゲーターは何のためにあるのか?

学校や他塾がやっていないことの埋め合わせに現在時間をかなり取られているので今日の記事は非常に「大人げない」ものとなってしまった。保護者の方はどんどんクレームを出すべきだと思う。「やってもらって当たり前のこと」が全くできていないことを現場から生中継で報告

失速と加速(毎年、同じ過ちを繰り返す世界)

よく「浪人したって伸びないやつは伸びない」とか言われることがある。それはその生徒の運命と言うか、どんな環境に囲まれ、どんな指導者に指導されるかによって左右されるだろうと思う。

それよりも長年形成された「性格の影響」が大きい。人間の性格はそう簡単に変えることができない。例えば、普段勉強しない生徒が普段より1時間多く勉強して脳に命令を与えたとする。

「今日は俺は頑張った!」と...この命令で終わりですよね?命令しているのは自分の頭の中にある「小さな神=自分の性格」なんですよ。

受験生なら気がついていると思うが、10月から動揺と焦りで勉強はする。
しかし、意外にやることが多くパニック状態になって失速している人も多いはずだ。
「意外に進んでないな...焦って、不安になって座っているだけ」

親はがんばっていると思うがものすごく効率は悪いはずだ。そこでやることがクリアになっていてきちんとしたことをきちんとあらかじめ「予測できる」
そこができていれば飛躍的に効率は上がっていると思う。

10月から焦り初めて、パニック状態になった受験生はここを読んで納得していると思う。「本当やな...あがいているだけで効果上がってない」とね。

加速しているようで実は失速している... 
加速して加速した分の効果を求めているがそうはなっていないはずだ。
むしろやることが見え過ぎて自分のやるべきことが見えなくなったり、科目別の時間配分がうまく行かなくなって更に焦っているはずだ。
 
そこをクリアできている恐いもの知らずの現役生が弾丸のようなスピードで加速して浪人生を抜いてしまう。それがいわゆる逆転ですよね。
 
有名な言葉で「心・技・体」と言うのがありますよね。
 
その中で「心」が最初に来てるでしょ?、そこですよね。
迷いをクリアにしてもらっている、迷いを先に解決してもらっている
そこで加速がつくんですよね。

毎年、毎年、コピーされて増殖していくように同じ問題で苦しむようになっているんですよね。同じパターンで焦り、同じ過ちで撃沈する。そこを先に回避することですよ。

そうしないと「時間に追い越される」、追い越されると「焦る」という同じ運命になるだけですよね?

最も危険な睡眠できないことによる昼夜逆転

受験生は10月位から急速な精神的プレッシャー、精神的動揺、強い不安に襲われ吐き気や眠れなくなる特有の状態に襲われる。

まず、吐き始めた時点で保護者は心配し始める。次に夜に眠れなくなり朝起きれなくなる昼夜逆転が恐い。この時点で調整の失敗につながるのが恐い。

なぜなら昼夜逆転以上に恐いのが1日中眠れない状態が恐い。こうなると日に日に体力を奪っていくことになり、集中力ややる気もなくなっていく。

これが一番きついのではないだろうか?夜、なんとしても眠ろうとして「ひつじが一匹、ひつじが二匹...」と数えて行くのだが...ひつじを数えるのに疲れて寝てしまうのなら健全である。(一万四千匹以上数えた生徒もいる)

恐いのは朝まで数え続けてしまう場合だ。つまり、司法試験の受験生と同じように神経が逆立ち過ぎて「ギンギン状態」が続いてしまう。常に意識がある状態で24時間過ごしている。

「ボー」と鉛のような反応の悪い状態につながる場合も多い。これが続くとシーズンを乗り越えられないと思う。あらかじめ、そういうケースになった場合の急速な脱出方法を考えていた方がいい。
 
真面目で気が弱く自分で自分を追い込んで行くタイプの生徒に多い。代わってやりたいと思うが本人のメンタルの強さに依存しているのでどうしようもない。
最も苦しいタイプの受験生だと思う。

医歯学部受験予備校指導記録63

<12月6日(木)> ホステスに学べ

以前から進路指導の重要性とその「ナビゲートのプロ」の絶対的不足を説いたが、追い込まれ
て視野が目の前のことで精一杯になる。そして冷静な判断ができなくなる。
もっとわかり易く言えば父兄は傍観者で満足なアドバイスができない。

毎年、激変する制度や各大学において異なる選抜方式についていっていない。そして「あ!しまった!受けとけば良かった」となるからだ。

進路相談をできずに抱え込んでいる生徒はたくさんいるはずだ。
相談したくても声がかけられない生徒だってたくさんいるはずだ。
かけられるのを待っているのに気がつかない鈍感もいる。

全員に平等な時間と内容を提供できている所がどれだけあるだろう?
1度計測してみたらいいと思う。
有名なホステスは満足を与えて席を回転するだろう。
同じことを毎日継続すればいいだけだ。

そういう生徒は、「未熟な判断で墓穴を掘る」のは当然だ。
それを放置している所が多過ぎではないか? 自分の中で処理させると危険だ。
今の時期で弱気になっている現役生も多いはずだ。
国公立断念すべきか?

私立に絞るべきか?
とか相談に来ているのに、浪人して欲しいものだから「受けたら、浪人してまた受けたら!」を連呼しているだけの所には驚いた。

「保護者面談5分で切り上げ」というのも人数が多ければわからないことはない。
本気で面談をしたら1家庭につき最低でも1時間、2時間を越えることもざらにある。
本当はそんなものだ。その代わり、悩みが解けた「心の軽さ」を与えることができる。本当はそれ位の悩みを抱えているものだ。実質5分切り上げはないだろう?
カップヌードルができたら帰れというのか?

挨拶でおしまいだ。大体、お客に失礼だろう。「朝から、もう少し寝ていたいのに早く起きて、服も着替えて来ているのにそんな失礼なことはないだろう?」
「メンタルな部分の悩み」を解決することがいかに重要かわかっていない人材にそういう重要な役をやらせてはいけない。

「絶対に客の前に出すな!」と言いたい。
同じマニュアルを読ませるのも、もうばれているから止めた方がいいだろう。
そんな単純なものでもないだろう?

お客さんの「口」をバカにしてはいけない。
自分が逆の立場になって「やられたくないこと」を実施しなければいいだけだ。
忙しすぎて大事なことを見落としている所が多いから「とばっちり」を受けている。

また書きながら感情的になった。
ダメだな...

元祖アントニオ猪木

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私自身はモチベーションや自己啓発やメンタルトレーニングの世界は割と好きな方である。「自己改造セミナー」にも通ったことがある。母親によれば小さい時はへこみ易く、人見知りの激しい方だったそうである。

父親は暗い性格だったので母親の影響は強い方だったと思う。よくへんこんだ時に言われた言葉がある。

「もう、ダメや...もう無理や」とか言うと決まって「お前は目が見えるやろ?、耳も聞こえるやろ?、今、体が不自由で歩けない状態でもないやろ?、不治の病で苦しんでるか?、今、毎日車椅子生活でもないやろ?」

と何度か言われたことがある。そう言われると返すことばがない。
アントニオ猪木の「元気があれば何でもできる」とほぼ同じだと思う。
 
すぐ、人間は自分を「世界一つらい人間」とみなすことってありますよね?

もうひとつは私は重度の「方向おんち」である。ある場所がわからずに困っていたら、母親がこう言った。「どうしてもわからなかったら米屋か酒屋に聞きなさい。誰が一番詳しいのか気づきなさい。そして、目と耳と口とあったら人に聞きなさい!!」だった。
(なぜか目と耳と口だったと思う、意味はあまりないが....)

親の家族教育って最も重要だと思う。
根幹は家族関係による教育に勝るものはないとも思う。 ベースはここにある。
ここが最も重要だと自信を持って言えると思う。

次男の兄が高校時代に学校で先生に文句をつけて先生から黒板消しを至近距離から投げつけられて頭から流血したことがあった。

当時の黒板消しは30センチ位の巨大な木製でかなり重量感がある。兄貴も相当悪かったため、もう詳細は忘れてしまったが相当許されない言葉を先生に言ったのだろうと思う。
確か、一番前の右端に座っていて先生がキレて投げつけたと思う。

すぐに病院に連れていかれ、帰って来た時は頭半分包帯のヘルメットをかぶっていた。
九州弁で行こう。


:「カッちゃん(次男)、そらぁどうしたつ?、いとうないと、頭かり血ん出よるよ?」
(訳:どうしたの?、痛くないの? まだ頭から血が出ているよ。)

次男:「どうもしちょらん、なーんもなか、おらぁ、ピンピンしちょるとぞ!!」
(訳:どうってことない、何もないよ。俺は大丈夫だよ、絶好調だぜ!!)

頭を切るとかなり血が出る。包帯の中からまだ出血しているのだろう。滲んで血が見えているのに大丈夫も何もないだろ?、その包帯の中の滲んだ血もだんだん濃くなって来てるぞ。
相当、深く切れてるぞと思った。

それで「ピンピンしちょる!!」って...
白い包帯の帽子が鮮血の赤い帽子にだんだん変わりつつあるぞ...
 
学校で何があったかも絶対に言わない。母を心配させたくないからだろう。
この全く意味のない強がりがまさに兄貴らしい。  (笑)

この頭に包帯のターバンを巻いて帰って来た時にはさすがに「何ごとか?」と思った。
その投げつけた先生が校長か教頭と共に自宅に謝りに来た。今だったら全国ニュースものだろう。さすがにこの時は母も怒るだろうと思って見ていた。

人間的にも心酔している素晴らしい母でも不良とは言え、息子の頭をカチ割られて黙ってはいないだろうと思っていた。

しかし一言「先生、ありがとうございました。いい薬になったと思います。」と終始ニコニコ笑って終わりだった。
わざわざ帰りにおみやげまで渡していたと思う。(笑)

今の時代なら絶対にありえないことだった。
「懐の深さが全然違うな...」と中学生の頃から感心していた。

いい意味ですごい親だな...と思っていた。
なぜか母親の言うことなら不良ドラ息子兄弟全員が聞いていた。
男の子にとって母親の影響はものすごいものがあるはずだ。

プロ野球の清原選手もかあちゃんの笑顔のためにがんばっていたと言うし、相撲の高見盛(ロボコップ)も母親だけのためにやっていたと言う。

うちでも母親のためならの兄弟達の協力体制はすごいものがある。
人間的魅力だと思う。 母親は特別な存在なのだろうと思う。

今の時代は子供が大切にされ過ぎて、倒れる前に抱きかかえてしまう。母の場合は思いっきり頭を打たせて、怪我させてから理解させる。本気で痛い目に合わないと本人はわからないという教育だったと思う。



当たり前のことだが重要だと思う。
マザコンと誤解されても全く構わないが自分は母親に創られたと思う。

 

そしていい育てられ方をされたと思う。

医歯学部受験予備校指導記録64

<12月7日(金)> フランチャイズ

追い込みの記事ばかり書いているので、異なることを書こう。そして保護者の方に向けて書こう。例として中学生等の教室に多いフランチャイズ教室(別名でコンビニ教室と言う)について書こう。そしてお客に「サービスの仕組み」について理解してもらおう。

こういう種類のコンビニ教室は、「ある程度6割位の満足さえ与えればいい」と考える。そうでないと多数つくれない。妥協すればするほどコンビニ化は簡単だ。つまり、「満足度」を限りなく下げればいいだけだ。使っている教材も種類を少なくして同じものを使えば使うほど運営は楽だからだ。

つまり、「こちらが簡単に準備したものに押し込めば押し込むほどコンビニ化は簡単だ」
その代わり、客は選択肢が限定される。どうでもいい大学生でも使えば使うほど価格も下げることが可能だ。「別にどこでもいいよ」であればこういう所でいいかもしれない。

なぜ「コンビニ塾」と業界で呼ぶかというとひとつには誰でもできる位簡単なシステムにして拠点を多数創る。また、多数創れる位に完全マニュアル化してしまう。

マクドや吉野屋のようにオペレーションを簡単にしないと多量生産できないのと同じだ。
もう一つは、深夜のコンビニの給料と変わらない値段で学生を利用するという理由もある。
熱心な学生に当たればいいだろう。


しかし、「コンビニのバイトと変わらない意識」でやる場合があるから「学生の研修」をどれだけうまく指導しているかが、駅前個別の選択をする基準になると思う。更に、テストや予習の料金は時給から出ないので責任感のない学生は予習さえしない。するはずもない。確認テストもしない場合がある。第一テストを創れない学生だっている。

教材は、自分が受験生時代に使用したものと同じものを使用する。
なぜなら予習がいらないからだ。思い出しながらやるだけだ。

学生時代に家庭教師をやったことのある父兄なら、自分の当時の学生時代の「意識レベル」を考えれば答えは出るはずだ。「子供の人生がかかっているんだぞ!」なんて最初から求めない方がいい。今の学生はもっと合理的に効率的に物事を考える。

なぜならコンビニのバイトに入った方が効率的だからだ。「できれば将来、教員になりたい。
そのための修業をしている」と位置づけている学生などに当たればいいだろうと思う。熱心な父兄の方は選択のヒントとして考慮したらいいと思う。

個別指導は時代の流れにそって「より細かい指導」を願う父兄の願望から産まれたものだと思うが、1人の生徒に1人の先生を準備するため、集団指導より質が落ちる場合も保護者は忘れてはいけない。もし、大学生の子供がいたら聞いてみたらいい。大学の学生課のアルバイト募集に「小、中の個別指導講師の募集」が山のように貼ってあると思う。
数が足りないから、どんどん採用していかないと追いつかないのだ。

そうすると何が起こるか? 今日、採用された学生が何の研修もなしに明日お客の前に登場して指導するということが起こったりするのだ。そうすると学生は、受験生時代の記憶に頼らざるをえない。らしく見せるためにスーツを着せたり、白衣を着せたりするのもひとつのテクニックと言える。子供の心をうまくつかむことのできる学生もいるだろう。

それ以上期待しないと言えばそれでいいとも言える。
お客さんの願望の大きさ次第と言える。
極論すれば、コンビニ個別は「指導しているように見える形さえつくればいい。

教え子が「大手の家庭教師センター」に登録していたのだが、学生食堂できつねうどんを食べている時にスカウトされたと聞いて笑ってしまったことがある。

聞けば何人もの「渋谷のカラス族」のような学生を大学の学食に潜入させてスカウトしていたと聞く。そして、どんどん教え子の携帯メールに依頼のメールが入って来るのを見て驚いた。
「場所と学年と条件」が入ってどんどん送られて来るのを見て本当に驚いた。
たまに「お母さんはうるさい人です!」とかついでに書いてあった。

もし、責任者の方が見ていたらこれを読んで苦笑されているかもしれない。
それに対して、こういう業界は、完全にお客の希望からスタートすればするほど運営は難しく面倒くさくなる。手もかかるし気も使うし、選択肢が無限に出て来るのでスケジュールミスや管理も数倍大変になる。そして「そこまで聞いてられん!」と開き直って単純なパターンに戻す。業者の思考とはこんなものかもしれない。



理想は一応追求して見るが最終的に現実に戻す。
スケジュール管理を実際にやったことのある人間ならわかるだろう。スケジュールのバッティングや講師や生徒や保護者への連絡不足や「場所がない」などの問題が多発する。つまり、お客の方向に細かく向けば向くほど、「それを捌くことのできる有能な人材が必要」となる。細かく対応すればするほど準備の手間や場所の確保や全てのものが重労働となっていく。これを同じように評価されていると非常に困る。ひどい場合は、20年以上の経験者と大学1回生を同じ商品と考えているお客さんもいる。



外見上同じように見えるから細かくやっている方が損をするから書いておく。
ただ年数だけ積んでいる老害だけの先生もいることは否定しない。大学生以下の「自称プロ」もいる。次に進路指導や保護者対応をお客さんに応じて臨機応変にできる、これまた有能な人材が必要となる。更に生活や精神面での管理能力も必要だ。

 


これらの要素を満たすことができれば、お客の満足度は限りなく高くなる。ただし、そうそう全てのオールスターを揃えるのは至難の業だ。そんな貴重な人間は数少ない。



まず、質の高い満足度の高い教室をお客の要求に応じてミスなく廻せる人材はほとんどいない。なにしろ全てが変化するのだから、素人がやると誰にどのプリントを渡すだけで多くのミスをする。授業だって上から下まで瞬時に柔軟に変化できる人材はそうそういない。



だから、手を抜けば抜くほどコンビニ化は簡単だ。
誰でもできる作業にレベルを落とさないと数を増やせないと考えれば、おのずとその答えは出るだろう。第一人間が人間を指導するのだから同じ人間は存在しない。
コピーして複製人間を創ることは不可能だ。

売っているものが「人間と人間の間に産まれる相互作用と刺激」なのだからラーメン屋やうどん屋のように「全国100店舗同じ味です!」なんて考えたらわかるだろう。
スープの味の統一はできても人間の質の統一は究めて難しい



この業界は「品質にこだわればこだわるほど横展開して拡大できないように最初から成っている」と言える。だから、「サービスはここまで、人間のレベルはこれ以上無理!」というようにしないと場所を増やすことはできない。



ここで地方の医師不足の原因の1つを絡めたい。子供を将来医師にしようと思うと難関の医学部に入れる必要がある。当然、「文化と人材と情報の豊富な都会に子供の学校生活を置いておく方が有利なことは否めない」

例えば本職の専門家を地方で5教科集めようと思えば「絶滅寸前のイリオモテ山猫」を探す位難しいだろうと思う。

ここにも地方の医師不足の原因の一つがあることがわかっただろうか?

拠点を増やすためには誰もがこなせるレベルまで落とさないと拡大できないだろう。
当たり前のことだ。

簡単に利益を上げ、そして1番運営が楽なのは、「人件費の安いヘボ講師を置いてテキストを市販の教材を使ってブロイラーのように大量にお客を詰め込みまくる」ことだ。

大学入試で最も経済的なのは、大手で特待精度もらって自習室だけ利用して自分で勉強して国公立に入ることだ。これが最大の親孝行であろうと思う。 それ以外の別の選択肢は、「ニーズに応じて時間をお金で購入する」と考えればいいと思う。よくネット上に「塾を選ぶ大事な基準」とかが書いてあるが、今日の私が書いた記事の方が現場の人間が書いているので限りなく重要な点を述べていると思う。

お客さんの方も「塾や予備校の仕組みのどこに問題があるのか?」を追求する視点を持った方がいいと思う。必ず、どこかに盲点がある。そしてその盲点を発見したら、どこかで「その部分を補う対策」を打つべきだ。時間は止まらない。現在も1000人以上がこの記事を見ているのでこれで業界の水準が上がってくれることを祈る。そうすればお客さんが幸福になる可能性は高まるだろう。それに対して「おい、変にお客に詳しい情報入れるなよ、うちが困るじゃないか!」と思っている所は対策マニュアルをすぐに準備した方がいいだろう。

フランチャイズの仕組みと盲点

フランチャイズの盲点は、お客さんが「全国に多数あるから大丈夫だろう」と思う所に盲点がある。現実には「いい所と悪い所が混在している」のが現実だ。教室長の管理力やスタッフのレベル等が全てうまく重なりあっていい教室ができる。
そしていいサービスとなって消費者に提供される。

例えば、皆さんが全国チェーンの病院が、数が多数あるからという理由だけで行くだろうか? やはり、口コミや評判の方に左右されるだろう。それと全く同じである。


マクドナルドであれば、全国どこで食べてもマクドの味が楽しめる。なぜなら、誰が調理しても同じ味がするように素材も業務も完全に単純化されているからだ。

同じ居酒屋チェーンでも支店によって味やサービスが異なる場合がある。それはそこを管理するマネージャーの力量と言える。 有名な料理店が支店を出し過ぎて逆に「味が落ちた」と批判され、自分の首を自分で絞めていくのと同じ所がある。

マネージャーが品質管理や従業員管理をしっかりしないから、砂糖や塩の量をいいい加減にするだけで「玄人のお客さんが気がつく」ようになり、急に元に戻すことができず、自滅するのと似ている。

食べ物でさえそうなるのに、人間の場合は言うまでもないというのが当然である。
しかし、外からはそれがわかりにくい。そこを説明してみたい。 教育サービスと言うのはある意味「宗教」に似ているところがある。

また、お客さんの思い込みが強い世界だ。例えば、中学入試で成功すれば全てその後もうまくいくと勘違いしているのがいい例だ。 現実は6年間、「温室状態」で次の難関大入試でつまづくケースが非常に多い。でも保護者はそれでも安心している。

基本的に人間を入れれば問題は大小さまざまな問題は起きる。毎日起こると言ってもいいくらいだ。そこに気がつくマネージャーか鈍感なバカがやっているのかで全く変わってしまう。例え同じ看板であってもだ。

ものすごい親密な進路指導のできる管理者とただ「ドアの開け閉め」だけしている無能な人間が混在しているのが現状である。大体、優秀なマネージャーなどそんなに多くない。そして植物と同じように、毎日目を光らせていないと悪い荒れた方にどんどん進むのが現状である。それを毎日、目を光らせて管理するのがマネージャーの力と言える。悪くなる要素を未然に予見してブロックする力が必要だ。

ここまで来るのに経験として10年はかかると思う。それを現状ではすぐにお客の前に出す業界だから恐い。自転車のかごに1人がゴミを入れると気がついたらカゴのゴミが増えていくだろう。それと同じように塾も荒れていくスピードは速くなる。
経験がないと気がつかない。そのようにして無能な支店がどんどん増えていく。



食べるだけのハンバーガーならまだしも人間を扱う教育サービスはそうはいかない。
なぜなら1人1人異なって当たり前だからだ。そして書面のマニュアルで管理してもうまくやれる人材とまったくの無能な人材が出て来る。
増やせば増やすほど無能な人材が管理する確率は高くなっていく。



急いで増やす所は昨日まで運送屋だった人や調理師だった人や看護婦だった人をろくに研修しないで出したりする。当然、何十年も前の知識で通用しない。入試は毎年、激変するからである。生徒や保護者の方がはるかによく知っている。



そうするとお客さんは「悩み」を解決できない。悩みを解決するための機関であるはずの所が機能しなくなる。瞬時に「最適解」が提供できなければならないのにだ。これを昨日まで不動産や居酒屋の店長だった人やセールスマンだった人ができるだろうか?、転職雑誌に山ほど募集が出ている。

 

現実は、お客さんの細かい要求や知識についていけなくて離職率が高いのだ。


本当にすぐにお客さんの前に出すのだから恐い。第一、急にお客の前に出された人間も相当の悲劇だ。お客さんが何に困っているのかわかるはずがない。
今のお客の中には相当の情報通がいたりするからだ。逆に教育されるはめになる。



だから管理者の離職率の高い教室が出てくる。そりゃそうだ。十分な知識もないのにクレーム対応やお客さんに罵声を浴びせられたりしたら逃げるだろう。
ただでさえ経験が必要なのにいきなり登場はあんまりだと思う。クレームの種類を認識するだけでも時間がかかるのにである。



同じ、看板を上げていても「全く中身は別塾のようだ」ということはよくあるものだ。
基本的に同じレベルにならなくて当たり前である。



こういう視点を持っていないと同じ看板の塾に行っても全く効果は望めないということになる。教育サービスは、巨大なフランチャイズに向かない理由がわかると思う。



多くなればなるほど本部の目が行き届かなくなるから、サービスが荒れてくるからと言える。最後は無法地帯のようになっていくものだ。



私自身の個人的意見であるが、マネージャーの定義というものは「教室の熱や空気を創りだす仕掛け人」だと思う。いい教室というのはつまらない世間話の中にも細かく仕掛けられた受験やモチベーションに関する話題が盛り込まれており、それが生徒の腹に落ち、それが次々に伝染し、やる気のある集団に変化していくものだと思う。これができるまでには相当の時間とマネージャーの問題意識と改善意識がないと無理だろうと思う。



それをどんどん出店スピードに合わせて「適当に間に合わせる」というのがお客さんが気がついていない点である。有能な司令塔はそういないものだ。



すべての問題に柔軟に対応できる、かつ瞬時にお客さんに応じて「最適解」を提供できる人間もそういない。そこに気がついた方がいいと思う。



また、「トップであるナンバーワン」の責任感はナンバー2には50%しかなかったりする。
それがナンバー10位の人材には10%位の責任感になり教室が荒れ始める。
適当と言うか、教育が行き届かなくなってくる。要するに「質」が落ち始める。



生身の人間に「完全マニュアルだけの調理」はできない。それが理由である。
生身の人間であるが故に複製コピーができない。



例えば、女の人であれば美容室の気にいっていた自分の担当者が店を辞めるとその店に行かなくなるだろう?それと同じである。
シーツも変えないような駅前のビジネスホテルはどこにでもあるが、サービスの質の高いリッツカールトンは数えるほどしかないだろ?



それと同じで人間の問題なんだということがわかったと思う。
駅前DVDだけで受験勉強をしていた生徒に「わかった気になって終わっている」
のも問題だ。「わかった気にさせる」のがDVDの真のポイントでもあるので
それはそれで目的を達成しているのだが...

 

やはり、人間の手でコツコツ創らないとダメだと思う。教育は家内製工業の
ようなものであり、直伝に勝るものはないと思う。

例えば、DVDでは「君、このままじゃ永久に浪人するよ?」なんて
絶対に言ってくれないし、危機感も芽生えない。

 

「あの時の言葉で目が覚めました!」という感想も絶対に発生しないですか
らね。長期浪人の理由ってわかります?

 

それはね、その子の周りにその危険を見抜ける先生がいなかったか、見抜けても
相手が気がつかなかったか、あえて言わなかったかのどちらかなんですよ。

だから人間の生身の力がないと人生を棒に振ることも起こりますよ。 

 

<気づくべき点>

①教室を急拡大すればするほど「素人の教室長」に当たる可能性が高くなる。
 進路指導ができるまで10年以上の経験が必要なのに素人を置くようになる。
   常に未経験者歓迎で転職雑誌で募集している。お客さんの方が教室長より詳
 しいため、クレームも多くなる。急拡大を狙えば狙うほど「ど素人」に当た
 る。「10年も待てないよ。」ということです。


 受験生の人生設計をトータルに考えてアドバイスできる人間、全科目の進度を
 トータルにバランスが取れているかを吟味できる人間はそういない。

 

そして最大の罪を簡単に犯す。何かわかりますか? それはね、
デタラメな進路指導をしてお客様である受験生も保護者もデタラメだと気づかない
ことなんですよ。そして何の罪悪感もないと言うか、進路指導している人間も
未熟だからデタラメだと分かっていないんですよ。

 

この犠牲者がものすごく多いんですよ。人生が狂ってしまうんですよ。何年か立って
デタラメだったって気付くことありますよね?、これが最大の罪ですよ。
経験値が最も必要とされるのはここですよ。

 

そして、最も恐いのが「コミュニケーション能力が低い人間」に任せると
トラブルやクレームをより大きくしてしまう。そうして全体のブランド価値
を下げてしまうんですね。うまい人なら穏便に楽に解決できるのにこれを
ボンクラがやると「10倍位の怒りと恨みの炎上状態」にしてしまう。


 

あるいは誤解を誤解状態のまま放置してしまう。
今はツイッタ―の投稿1つでマクドナルドやワタミのような大企業が
傾く時代ですよ?だから人間社会の中で「コミュニケーション能力の
不足が大きな社会問題になるんですよ、わかりますよね?」

 

ベネッセだってそうだったでしょ?個人のミスから全国ニュースに
火がつくのが今は「一瞬」なんですよ。

 

これは受験生も学ぶべきことですよ。だからコミュニケーション能力は
サービス業においては卓越した力が絶対に必要なんですよ。

 


②講師もとりあえず間に合わせなくてはいけないため「プロ」と書いて
 具体的な経験年数や履歴を隠す。テキストを創る能力がないため市販物を使う。
 集団の満足度を上げる経験もないため、個別対応のみにする。(ボロが出ないため)
 隠すにはそれなりの不都合な理由があるからです。

この世界は最終的には「個人技に依存している業界」なので均一化はできない。
 同じ形にはできない。だから不満が出ない位の標準化は不可能だ。
 全部の商品が異なると言っていい。粗悪な商品は商品にならない位ひどい。

 

例えば司法試験の予備校ってライブ授業って大都市しかないでしょ?まともな人材を
お客の前に出そうと思うと地方で独自のライブ体制って無理なんですよ。全教科揃わ
ないですよ。医学部なら大都市の業界に10%しかいないんですよ。

 

30代、40代のバリバリ指導者は1パーセントしかいないですよ。仮に地方に持って
いったとしても「講師が成長し、鍛えられる場所にならない。」だからいずれ消滅しま
すよ。だから地方で医学部専門とか言われてもね、無理なんですよ。

 

いい商品を創ろうと思うとね、目にかなう人材がいないんですよ。これが現実です。
「地方でいい教育サービスを!」って言われてもね、人材供給の部分で不可能なんですよ。

 

例えば、駅前のコンビニ個別を見てくださいね、ほぼ中学の塾に代々木か東進の
DVDが高等部にセットになっているでしょ?、なぜかと言えば高等部以上を指導できる
人材がいないから仕方なくDVDで間に合わせているんですよ。

地方なんて指導できる人材いないですからね。

 

そうなると自動的に進路指導も不可能となるじゃないですか?
すぐに気がつかないと..まして医や歯なんて絶対無理ですよ...
私立の医歯なんかは名前すら知らないと思いますよ。

 

難易度なんて知るわけないでしょ?、何を求めるんですか?

 

③設備や場所や宣伝にお金を賭けると人件費に廻らなくなるため、講師の質
 を落とさないといけない。どこかに「ひずみ」は来る。わがままな生徒を
 定着させるためにやたら過度に快適な空間を準備する。これも作戦の1つ。


 例えば、ハイグレードなビルに入るなら授業数を減らすか過度に人件費を
 落とさないといけない。講師にやる気を出せという方が無理です。


 なぜならビル家賃を学費に反映させないといけないからね。場所に喜んで
 実は損をしていることに気がつかない。

 

<理由>
人間が成功するために順番があるんですよ。

①Be(あり方や将来のビジョンから人生哲学、生き方、考え方)等を強化する。

次にDo(具体的行動手順)、それからHAVE(人生の成功)が最速なんです。

Beを最初に強力に植えつけると脳が勝手にそれを実現するために情報を取り
に行くようになる。

 

このケースは

HAVE(所有と所持)からDoへ行き、最後にBeになるんです。つまり、これは
人間を最速でダメにするパターンです。最先端のスマホ持って勉強しなくなった
パターンです。
最もモチベーションも上がらないパターンです。

 

そして自分は結構能力はある(HAVE)と過信からスタートしているケースだから
もちろんダメになる。過信でプライドだけが高いから他人の意見も聞かないし、
性格も悪いから廻りが助けないから最後は孤独になる、そして実はもろい。

 

親が与えるものだけ全て与えまくって長期浪人して終わりというパターンです。
設備や環境だけに満足して自分は行けると思い込む世間知らずのボンボンが
長期浪人まっしぐらのケースです。

 

つまり、意図的にダメにされているケースですね。でも気がつかない。
「設備が僕を大成功に導くはずだ」と信じ込むパターンですね。


「僕は能力はあるんだ、僕がうまく行かないのは僕のせいではなく他人のせい
なんだ!」でうまく行きます?、わかりますよね?

 

だから親が産まれてから長期間ダメにして来た人間を10ケ月で別人に変えてくれ!
と言うのがいかに無謀なリクエストであるかわかって欲しいんですよ。

 

本来であれば育てて来た期間と同じ期間かかりますよ。「オギャー」とこの世に生を
受けてからずっと浴びて来て染み付いた「情報、哲学、考え方、価値観」等全てを
変えてくれ!と依頼されて皆さん出来ますか?、そういうことなんですよ。

 

「10ケ月で長年染み付いた性格変えてくれ!」って出来ます?

 

「快適さ」は長期化の原因となる。なぜなら変化が必要なのに本人が快適
 なため、変化を求めなくなってしまうからだ。
それを分かって過度の「快
 適さ」を提供していることに気がつかない。


 「変化せねばいけない」という感覚が鈍るようになるからだ。快適になる
  と変化よりも「面倒くさい」という心理が優先するようになる。
そこが
  盲点だ。これにほとんどの人は気がつかない。

 

  危機感を意図的に鈍らせる。振り返って気づく人もかなり少ない。自分
  が「過去に成長した時はどんな時だったか?」考えたらわかると思う。

 

      不登校の学校でも過度に快適な空間を提供して移動しないようにする
  所もありますよ。過度に大事にされ過ぎて外に出れなくしてしまう。
  これを業界用語で「養殖」って言うんですよ。ここまで来るともう世間
  に出て戦うなんて不可能ですよね?

 

④美人の女の子を準備するのはやる気のない生徒を来させるための作戦でも
 ある。アイデアはいいが本質から外れている。受験生の保護者は美人目当て
 でも通学していたら安心するという盲点を突いた作戦でもある。
 お父さんが女性目当てにスナックやキャバクラに通うのと同じ心理である。
 ストレスが高い試験ほどこの効果はある。

 

 

つまり、場所や設備はボロボロでもいいが、指導者はベストが最も重要である。
普段の何の不自由もなく育った受験生や知識のない保護者は重要なポイントを
見逃してしまう。最も優先すべきは「指導者の経験値と質」だ。

 

 

未来を買いに来ているのであって「快適空間」を買っているのではない。どちら
かを優先すればどちらかの質は落ちる。逆に言えばいい人材がいないから別の部
分の売りを考えると言える。無知なお客さんには絶対にわからない。

 

人間が快適さを感じている時は成長していない時だと思う。考えればすぐわかる
のだがわからないお客さんが多い。マクドナルドはアルバイトでもできる位に
「作業や仕事を限界まで単純化」しているから店舗を増やせるのであって受験の
ように難しい世界ではできないということに気がついて欲しい。

 

もし、やるなら「安い人材を使ってバカでも出来る位に単純労働にしてしまわない
と無理だ
」と言う結論になる。この当たり前のことに気がつかない。わがままな生徒
ほど自分中心に考えるからいつまでたっても気がつかない。

 

それか、そんなことに気がつかないレベルのお客さんだけをターゲットにしてい
るかだと思う。何年もかけて人を育てないと参入できない仕事のはずだと思うが。

 

<気づく能力チェック>

デリケートな問題なのであまり詳しくは書けないが、英会話スクールなども中身より
先生の外見を重視する。トムクルーズのような外見がベストだ。例え、犯罪歴が過去
にあろうと、ひどいジャンキーであろうと旅行者であろうとお客さんはわからない。


知的レベルの低いギャルや三段腹になったおばちゃん達はその方が集客効果があるか
らだ。私なら黒人であろうと何人であろうと中身を重視する。



 

医歯学部受験予備校指導記録65

<12月8日(土)> システムの盲点

昨日の記事は、コンビ二塾を例に出して簡単な仕組みを説明したが、急激にアクセスが上がっ
たことにこちらが驚いてしまった。やはり、ほとんどの保護者が「通学していることだけに満足している」所があるため、内部構造や仕組みを説明した部分が興味深いものだったのかも知れない。他にも自立学習と命名された教育システムもある。

簡単に言えば吉野家の牛丼のカウンターを想像して見たらいいと思う。生徒がおのおの自習をしている状況に監督が指示を与えていくシステムだと思えばいい。

「一定の場所に行くことによって勉強するという習慣をつけること」には意義があると思うが、よほど目標管理のプロと進度チェックを達成しなければ、保護者の月謝は、単なる場所代金だけになる。あるいは、ただの質問解決だけになり、年間スケジュールの達成が非常に困難になる。
もう1つの危険は、その監督者がぼけた人間であれば、5~6人いるのに1人の質問にかかりきりになり、他の生徒の全ての月謝はその部屋の空気代金だけになる。

熟練した人間が監督していれば「平等の時間と満足」を提供できる可能性はあるだろう。
監督者の管理能力が問われるシステムだ。

以前の記事に書いたとは思うが、塾とか予備校は、「どれだけ無駄金になっていないか?」を

吟味すべきものだと思う。おまけに今日やったことが、すぐに効果が出ない場合もある。つま
り、費用対効果を常に吟味されることになる。もっと厳しく言えば、1分あたりの金額まで計算すれば、講師が「関係ないバカ話」をしても、保護者はその講師のバカ話にお金を払っていることになる。

つまり、教育業界の盲点は「目に見えない、見えていない密室で行われている空気のようなもの」に金銭が動くということに問題があることになる。

もしかすると、この業界だけが費用対効果が最もわかりにくい業界なのかもしれない。
また、同じ講師と言っても「個人差」が多きすぎる。力もそうだが評価もだ。
例えば、基礎に向く講師、難関に向く講師などいろいろあるからだ。実力はたいしたことはないが「生徒をやる気にさせる能力は天下一品」なんていうのもいるから評価が難しい。
人間同じは絶対にない。ある生徒にとって最高の講師が他の生徒にとっては最悪もありうる。

私が「いいな~」と評価しても生徒が「よくないな~」もあるし、その逆もある。
情熱の塊のような地域の個人塾の先生なんかは、「全ての他の講師が自分以下に見えて絶対に他人にやらせない」なんていう人もいる。夜の12時位までがんがんやる先生だ。

他人が絶対に信用できない堅物とも言える。一度他人を雇った経験があるのだが、「どうしても自分と比較してダメ人間に見える」と言う。

しかし、自分が倒れれば全てがストップする。
受験前に過労で倒れるケースなんてあるから危険である。
親分が受験直前にインフルエンザでもなったら、生徒は焦るどころのさわぎではない。
親にとったら「取り返しのつかないアクシデント」だ。

教育業界はある意味、つかみ所のない業界と言える。つまり「厳密に判断のできない業界」という意味である。

DMはどこから来るの?

よく、受験関連のDMが時期になると届くと思うのだが、父兄の中には「一体、どうしてうちが受験の時期だとわかっているんだろう?」とか「どうして、うちの子が医学部受験すると知っているのだろう?」と疑問に思ったことがあるだろう。

昔は学校の卒業生名簿というのがあって卒業生の住所や氏名が裏に書かれている小冊子があった。私がアルバイトしている塾にそれを売りに来た高校生もいた。(笑)
それもチームを組んで、友人の高校、そのまた友人の高校、中学等も含めて紙袋一杯につめて高校生が「おこずかい稼ぎ」に塾を巡回しているのである。
塾長が「高く買ってやるからな、他の塾を廻るなよ!」と念押しをしているのには笑ってしまったが.....


特に驚くのは小学校に上がると同時に「ベネッセ」当たりからタイムリーにDMが送られて来るのには「子供の成長まで監視されているようで怖い」とか聞くこともある。

それから大量のDMが各家庭に送付されるようになり、学校の卒業生名簿はあまり創られなくなったと思う。「名簿屋」という業者も存在するし、直接売りに来る業者さんもいる。「名簿買いませんか?」のDMも来る。(値段は高いが....)

値段は1名につきいくらでその合計人数である。例えば1名10円なら10×300名になる。CDや宛名名までプリントアウトがすぐできるように最初から製品化されているものもある。

不思議に思ったのは卒業生が東大7ヶ月合格の合格をした時にたくさんの電話が生徒の自宅にかかって来ていた。

「名前貸してくれ」から「使用させてくれ」とかお母さんがびっくりしていた。ただし、たまには感心するDMもある。それは獣医さんのDMだ。うちの九州の実家に年老いたネコがいる。
年老いたネコの割にはかわいい名前だ。「ミク」という。


そして「川添ミク様へ」で定期検診の案内やDMが届くのだ。当然、配達する郵便局員は
「この方いらっしゃいますか?と聞くだろう。 DMを開封すると、あたかも人間に書くように
「寒くなってきましたが、ミク様はお元気でしょうか~」とか丁寧に書いてある。
 
郵便配達員に聞かれ、「あ~うちのネコね!」と笑顔になるし、うちなんか店屋だからお客さんにも話すだろう。見事だ、見事過ぎる。「あっぱれ!」というか驚くべきアイデアの獣医である。これは口コミにもなるはずだ。うまいというか「御見それしました!」といいたい。

この記事を読んでおそらくペットショップの方が「そうか!その手があったか!!」とマネをするだろう。コンサルタント料金を請求したいものだ。(笑)

笑い話ではあるが、高校生や浪人生になるとたまにはアダルトビデオ位借りたくなる。
入会の時に嘘の年齢を書いて借りることもあるだろう。証明書を必要としない所から借りたりすることもあるだろう。

子供が「部屋にかってに入るな!」と親に怒るのはベッドの下にその手のものが隠されているから見られたくないから(笑)というのもあるだろう。成長の過程で自然なことである。男親ならわかるだろう。

そうするとポルノ関係の商品やアダルトビデオのカタログが自宅に届いたりすることがあり、真剣に悩んでいた高校生がいたものである。

「どうしたらいいもんですかね?今さら僕18歳未満と言えないし....」と
「先生、僕は逮捕されたりしませんかね?」とか情けないことを言っていた。
真面目な生徒がどうしても欲しくて精一杯の勇気を出して買ったのだろう(笑)

DM開封されて「親にめちゃくちゃ怒られたんですよ!」と(笑)

「君、その手の愛好家リストに入ったんだよ。」と丁寧に説明したことがある。

地方にはその手のものを自動販売機で買える所があるそうだ。夜中に勇気を出して買いにいくと言っていた。そしてお金を入れた瞬間に、自動販売機の後ろから警官が登場して怒られた受験生もいた。
(自動販売機の前でなんども周囲を確認して.....気合いを入れて)

なんと地方の警察官は暇なんだろうか?と思う。まさか大の大人が自動販売機の背後に隠れているとは.....悲しくならないのだろうか?と思うが
また、友人に学校でアダルトビデオを借りて、玄関から入ると親に見つかるとまずいと思い、下から家の2階の窓に投げ込んだ受験生がいた。


しかし.......(次が傑作である) 笑う準備をして欲しい。

運悪く、そのアダルトビデオを投げ込もうとした部屋で父がたまたま昼寝をしており、その頭にビデオがダイレクトに命中して没収されたものもいる。(笑)当然、父は急に窓からアダルトビデオが飛び込んで来るなど予想もしていない。

ルンルン気分で第1関門をクリアして希望に胸を膨らませて2階に上がったようだった。
ドアを開けると父が頭を押さえてうずくまっていたそうだ。
一言「お前か~!」と....... (  親父の額が赤くなって傷になっていたそうだ。(笑))

こんなエネルギーあふれる若者を1日10時間近く勉強させるのがいかに大変か親も理解できるだろうと思う。 一番遊びたい時期かも知れない。

受験勉強とは「自分の欲求やぼん脳との闘い」でもある。
エネルギーのある生徒が浪人すると5月位までものすごい勢いでとばすが6月位に梅雨と同時にスランプになりスランプ回復まで1ケ月までかかったりする。

調子の出る時と悪い時の「差」が激しい。それに対して長くやっている受験生はあまり乱れることなく淡々とやるような気がする。
この辺は「年の功」かも知れない。

1年間で大体3回位「全てがイヤになる時期」が3回位あるのではないだろうか?
回復は早い方がいいが、無理やり回復させるとスランプの回数が多くなる。
「自分のコントロールと感情のコントロール」の差が出る所だろうと思う。

 
PS:ベネッセDMの「4コマまんが」のすごさと与える恐怖感

ベネッセのDMについてくる小冊子のマンガはおそらく心理学等も研究されていると思う。ストーリーはいたって簡単だ。クラブや遊びにはまっていたマンガ主人公が定期テストで30点位下がる。

そして暗闇の中でショックを受けて「ガ~ン!!」と書いてある。そして友人の●●君は見事に「30点アップ!!」と対比されている。

そして友人の●●君はここぞとばかりに30点アップの秘密を公開する。
 
「実は●●君は早くからベネッセの通添で頑張っていたのだー!!」で終わる。
 
この時、中間テストの点数が悪かった子供の保護者はマンガと子供を重ね合わせて強烈なショックを受ける。見事な戦略だ。
私も見たがかなりの恐怖感を保護者と子供に与えると思う。
 
心理学を自由自在に操れる優秀なマーケッターが監修していると推測する。 
そして中間、期末が終了するまさにベストタイミングで到着するから更にすごいと言える。
言い訳なしで脱帽の技術である。

医歯学部受験予備校指導記録66

<12月10日(月)> 後悔のない行動

12月もいよいよ第2週に入ろうとしている。今だに風邪が猛威をふるっているようなので気をつけて頂きたい。ここからは体力、気力を保持することが重要な要素です。がんばって下さい。
志望校についても吟味に吟味を重ねて、後で「あ~あの時受験しとけば良かった」とならないようにして下さい。吟味に吟味を重ねて2手3手先まで考えましょう。

くれぐれも見落としがないように!切符や宿の手配は家族で分担しましょう。
進路指導の重要性については、かなりの回数をさいて述べたが、簡単に言えば、「目標が定まらないと人間は動かない、動きにくい、」 受験生は何か灰色のオブラートに包まれたような重苦しい動きになるからです。最も重要な心が楽ではないからですね。

「誰かに相談したいが、誰もいない」状況で受験を迎えている生徒は全国に多いでしょう。なぜなら進路指導にかけられているひとりあたりの時間がものすごく短いからです。

進路指導になっていないからですね。「絶対に迷いがない」位までの答えが出ていないのにダッシュどころかスピードも出ないですよね。「誰かに決めてもらいたい」といまだに悩んでいる生徒も多いと思います。

もし、指導者の方が見ていられるならば、完全に決定して「迷わずダッシュかけるのみ!」の生徒が何人いるか?カウントしてみて下さい。そして、「チャレンジ校、相応校、すべり止め校まで全て入っているか? 出願書類の締め切り日まで認識しているか? 調査書を取りに行く日は決まっているのか? 入試会場が複数ある場合に最も効率的な会場を選択しているか?
全てダメだった場合に2月後半や3月入試をどうするのか?」等様々なチェックポイントがあるでしょう。

改めて3月までの予定の吟味に入って下さい。
自宅浪人や働きながら受験勉強をしている人は、全て自分の頭の中で答えを出さなくてはなりません。最も苦しい時期でしょう。廻りにアドバイス等してくれる人がいれば心強いものです。浪人生の人は、「自分が4月にどこにいるのか?」考えるだけで不安でしょう。

しかし、必ず「その答え」は出るものです。その答えを受け入れることができるか否かの葛藤はあるでしょう。全国には1人で孤独に戦っている受験生もいるでしょう。
しかし、家族だけは味方です。
「自分は1人ではない」と自分にエールを送りながらがんばって下さい。

個別指導の盲点

個別指導の盲点は以前、どこかで書いたと思うが生徒から「能動性と積極性」を失う所だと書いた。わかり易く言えば、仲のいい5人組がいたとする。その内の何人かが将来に向けて一緒に遊ばなくなった時期を思い出して欲しい。

みんなが私立中学受験に向けて塾に行き始めて放課後のドッチボールのメンバーがどんどん少なくなっていったとしよう。

子供心にもなにかしら「孤独感」や「俺はどうしよう?」とか感じたはずだと思う。

これは初めて「危機感」を「友人が離れたさみしさ」から得たわけですよね。

これって「人は人に反応する」いい例ですよね。お母さん達が焦り始めるのも他のお母さん達が早くから塾に行かせたり、将来の準備を始めた時に「うちの子も何かさせないと....」と自然に思いましたよね?

これも「危機感」を親しいママ友達から得たわけですよね。

これも「人は人に最も反応する」いい例ですよね。全員、今さえ良ければいいという悪友に囲まれていたら全く反応しないですけどね。(笑)

長期間の個別指導をやり過ぎると「反応のチャンス」を奪ってしまうんですよね。
でも医学部等の直前は個別の方がいいんですよ。受験する大学も問題も全く別だし、小論文等の問題もまた別だからですよね。

また1点でも上に行かないと、自分の1人前で補欠合格の声がかかったり、それがなくなったりしますからね。だからミックスされた指導がベストだと思いますね。

スピードを最高速に上げた「直前のピンポイント」は個別がいいですよね。


<個別指導が向くケース>

  1. 現役生の推薦入試の直前対応(生徒が何も知らない場合で時間が限られている場合)
    →時間がないため相手(志望校の出題傾向)を急いで知るためには有効となる
     
  2. 浪人生で完璧に計画を立てて自学が進められる場合
    (成績が全国的に上位で受験日を待つだけの場合 )
    →いきなりのテストや定期的に刺激を与えるためにチェックとして使用すれば有効となる
     
  3. 受験生の最後の追い込み指導
    →進路や志望校の傾向がクラス授業の中で著しく異なる場合は個別による集中指導を
    ミックスした方が効果的と言える。
     
  4. 長期浪人中で成績も良く授業に全て出席する必要がない場合
    →1日中誰ともしゃべらずに長期間自習するのはつらい。自宅浪人がつらいのは
    「他人とのコミュニケーションが取りたくても取れず、人恋しくなるほどの孤独感や
    虚無感と孤独に闘わなければならないことにある。
    また、精神衛生上良くないし、よほど精神的に強靭でないと無理だと思う。

    そういう場合に一部でも所属することによってコミュニケーションの機会を設け
    「精神的潤滑油」を注ぐ機会として利用することは有効だと思う。

    「自習に飽きる、孤独感に耐えられない、答えを全て自分の中から出さねばならない」
    これはかなりきついだろうと思う。また、自分だけの閉鎖的な世界から正しい答えが
    出るとも限らない。



<個別指導が向かないケース>

  1. わがまま個別で世間知らずの場合
    →刺激や危機感を得ることなく自分だけの世界で自動的に長期浪人する
     
  2. 勉強の量稽古が必要な生徒
    →多量の問題や授業時間が必要な生徒なのに短時間だけの指導で放置されている場合、
    心地良い空間に浸っているだけで大切な「量」をおろそかにしている場合。
     
  3. 勉強が好きな科目だけに偏る生徒
    →強制的に苦手科目に直面するチャンスを逃してしまう場合
     
  4. 先生がいる時だけ勉強する生徒
    →自学の能力が上がらない。他の生徒が工夫している情報等がわからない。 
    親切な受け答えだけに満足している場合等。
     
  5. 馴れ合い指導、なあなあ指導で講師も生徒も適当なぬるま湯空間に慣れている。
    →進んでいるようで全く進んでいない。喫茶店でお茶してだべっているような空間
    それを誰も注意しない放置状態。ここに保護者の大きな期待を裏切るような現実
    が現実に多数存在している。生徒も楽だし、講師も手を抜ける。

    お互いに手抜き協定を結んでいるか、講師が手抜きしている無意味空間
    個別だからこそ、むしろ進んでないという本来とは逆の状態。


個別指導は保護者は「うちの子供につきっきりです!」という文句にすぐ感動して酔いしれてしまうが個別は使い方に大きなポイントがある。集団指導より成長が大幅に遅れる可能性も高い。あるいは逆に退化させる場合もある。
 
個別オンリーで偏差値の上昇が見込めない場合、やさしく受け答えしているだけで科目に触れる時間量が少ないためである。「反復訓練の時間量」が不足して常に生徒の質問から判断する過去方向へのベクトルに向いており、未来へ積み上げていく「リーダーシップ指導」ではないからである。

もうひとつは「逆算した時間軸を監査する機関」が必要であり、いつまでたっても同じことを繰り返している。

大体勉強していない生徒の質問量など知れているし、9ヶ月しかないのに前進のスピードが著しく遅れるのが原因である。

「雰囲気のいい喫茶店でお茶を楽しんでいるような空間」になってしまい時間軸から逆算した「大量処理と対極の方向」に進んでいるのに気がついていない。親切な「なかよしこよしの場所」を提供しているだけに気がつかない。

単に「人間を2人だけおいているだけ」になっている場合が多い。

そしてその外見から見た「密着指導」に安心しているだけというケースが多い。
講師も1人だけだから逆に適当になったりするケースも多い。

そして全国に多数チェーン化されている場合、その管理者が「密着している姿」だけを見せているだけで受験知識も全くない場合もある。(そうしないと拡大できないし、「マンションの管理人」とさほど変わらない。ネクタイとスーツを着せればそれらしく見えるから...)

そしてその現状分析がわかる人間、判断できる人間は究めて少ない。 また講師も自分だけの都合のいい指導をするケースもあり、総合的な目標達成からそれるケースもある。
1人だけの指導で済むため全教科の総合的完成度を考えない。


例えば他教科との総合的視点がなければ講師が自分のことだけ考えて思いっきり多量の宿題を出したり、逆に全く出なかったりする。入試が最後は「総合力で高位置に位置しなければならない」はずである。

心理学では「自己変革は人間関係によってもたらされる」と定義されており、自己変革は様々な人間関係に触れることによって起こるとされていますからね。親の言うことよりその世界に詳しい第3者によって動きますし、それよりも同年代のいい意味での刺激が人間を変えていきますからね。

まとめると(1)柔軟な対応ができかつ指導能力と経験値も高い、
(2)時間軸の予定が監査されている、(3)未来に向けての「リーダーシップ能力」が指導する人間にある。、(4)あらゆるレベルに対応できる「問題の引き出しの数」が多い人間が指導している。(5)進路指導能力と的確な進路指導ができる。

上記の能力を備えていない人間が、「さー今日は何やる?」といきあたりばったりの個別をやっているケースがほとんどと言えるのが現実であり、どこに問題があるのかわからずに月謝を払っている保護者がほとんどと言える。

この世界は深いメスを入れたら「ほころび」が多数出てくる未完成の状態だとわかっている人はものすごく少ないと言える。 競争システムが入ってない(サービスが向上しない)学校などは言うまでもないというか期待する方がおかしいというのが現実ではないか?と思われる。

 
<反省すべきよくあるケース>

  1. 過保護の親が個別に入れると大丈夫と思っている。
  2. 受身の子供が親の見つけて来た所に自動的に放り込まれている。
  3. もともと視野の狭い子供の視野が更に狭くなり見えるはずのものが見えない。
  4. モチベーションが高まらないのと外部刺激を受けないため「うねり」が起こらない。
  5. 指導者が危機感と自己管理を徹底させればいいが、4の状態のため伝わらない。

 
<改善ポイント>

親が危機感を感じる位、鈍いのに更に鈍さを加速させる空間に入れられているケースに注意した方がいい。よほどできない場合かよほどできる場合に使う方がいい。できない子でもある程度見えて来たら少人数の集団に入れて競争と刺激を注入するのが本当の個別のあるべき姿なのにそれ気がついていない。

個別に入れた時点で「完結」していると思い込んでいる所にむしろダメにしていることに気がついていない方が圧倒的に多い。1つの「過程」である所に気がつくべき。異常な危機感を持つ親が「丸投げ」して安心しているだけだと思う。

医歯学部受験予備校指導記録67

<12月11日(火)> 家庭教師の盲点

受験生予備群の方もたくさん見ていると思われるので、久しぶりにその予備群の方に向けて書いてみたい。教育システムの盲点をついた記事を書いた時が一番アクセスが跳ね上がる。
そう言えば、現場の人間が中立の立場で書く情報はここしかないかもしれない。
言ってみれば、今まで業者の言いなりになっていたお客さんが、「そうか、そういうことだったのか!」と納得されているからかもしれない。

今日は「家庭教師」について書いてみる。
家庭教師は一見、個人に合わせての最高のシステムのように思われるが、最大のデメリットについて書いて見る。「そうではない」と思われる方もいるかもしれないが自分なりにまとめて見たい。

家庭教師派遣業者の最大のメリットは「テナント代金がかからない」ことである。人間さえ揃えて電話一本あれば「一丁上がり」である。つまり、業者からすれば、不動産の家賃を払う必要がないため、限りなく業者の利益率は上がる。

へボい学生や講師を使えば言うことはないビジネスだろう。しかし、私が思う最大のデメリットは「生徒の部屋や家で行うため、最高レベルの緊張感が出せない」ことである。言ってみれば周囲の雰囲気が柔らかいのである。つまり「ぬるい」のである。

また、背景を変えるためにまた緊張感を出すために勝手に部屋のリフォームはできない。

わかりやすく言えば部屋のどこそこに漫画が置いてある、自分の趣味となるものが飾ってある、2階から降りれば冷蔵庫に何か入っているしいつでも何でも食べることができるし、大好きなゲームの位置もわかる。いつでも息抜きできる。

つまり周囲の背景が生徒に都合良過ぎるのである。

部屋で勉強している受験生の中にも「10分だけ休憩!」と決めておきながら15分、20分と自然に休憩が長くなってしまう経験をしたことがあるだろう。誰もそこでしからないから。

指導者の先生もまた、生徒の家なので親に聞こえるほど生徒を強く叱りにくいのも当然だろう。

つまり、心のどっかで遠慮がある。塾や予備校と同じレベルで生徒の自宅で怒鳴れる先生はそういないはずだ。当然と言えば当然と言える。

つまり「道場」になり切れない。

誰も怒る人間もいない。以前、社会人で通学できない受験生に「メールでも何でもいいからとにかく叱って欲しいと、でないと負ける」と真顔で言われたことがあるがこういう理由からである。

やはり、ライバルの燃えている姿が視界に入り、「受験まであと何日、最後の追い込み!4月に幸せの涙を流そう!!」とか壁に書いてある場所の方がいいと思う。つまり、視界に入るものが、全て自分の目的に関するものだけの所でないとダメだと思う。

そして、先生がすぐに事務室から資料を出せる。いつでも受験難易度や過去のデータを引っ張り出せる場所でなければならないと思う。類題も瞬時に持ってこれる。目から入る刺激は大切だと思う。

私も家庭教師の依頼を受けて行ったことがあるが、まず他人の家に入ること自体が気を使うものだ。帰りに靴がきれいに並べてあったり、磨いてあったりしたら次回から新しい靴を購入したものだった。よほどの鈍感でない限り、気を使うという意味で行きにくいはずだ。 

田舎に例えれば「ほうじにお坊さんが今日来る」ような感じで急いで掃除したり、準備をしてくれるような感じだ。かしこまって迎えてくれるのが逆につらい。

そして最大の問題が、「ここでこの問題をやらせよう!と思っても肝心のコピーがない」つまり、ものすごく機動力に欠けるのだ。そして、横に座って教えるという角度も良くない。やはり、正対して黒板やホワイトボードを見る方がいいと思う。

私はあまりにも耐えられないので全て大きなカレンダーを貼り、受験まであと何日とか模擬試験や宿題日程とか全て書き込み、ホームセンターで小さなホワイトボードを打ちつけてもらい、生徒の視界を全て変えさせたことがある。言ってみれば営業事務所の「ノルマ達成部屋」のようにした。

それでもなぜか何か物足りない。

更に、欲しくもないのに途中でお母さんやおばあさんが「おやつ」を出すのもかなわない。緊張感が途切れるし、残すのも悪いから本当に無理して食べる。

お中元やお歳暮に商品券とかもらえたりするのもかえって気を使う原因にもなる。

何か知らないが、「達成感がないし、ストレスがたまる」というのが正直な意見だと思う。

「何が問題なんだろう?」と考えて見ると、最大の問題が「自分が出したいものを出せない」のと「空間の居心地が悪い」のだと判断した。戦場に立っていない兵隊のようだと言える。プリントを忘れでもしたら代替品や代替問題もすぐに提供できないからだ。

多分、生徒の家庭の方も先生が来る日は、気を使っているだろう。
「何時におやつを出さないとといけないから....」と時間を計測しているだろう。

それがわかると、またまたこちらも気を使う。

お互いに気を使っているのがわかるから更に疲れる。
(現在、行っている人は仕事よりこちらの気疲れの負担の方が大きいことを理解しているはずだ。なんとも思っていない先生はよほどの鈍感だと思うが)

指導に行っている先生方も逆に週に何回か他人が自分のプライベート空間に入り込むというのがどんな気持ちになるか?

逆の立場に立って考える必要があると思う。

お金も手渡しでもらうとその時に進路面談のようになり、なかなか帰宅できない。
要するに、何かとてつもなくしっくりこないのだ。

「ここはそういう場所じゃない」というのが結論だ。たしかに家で待っていて何かが解決されるという点では全て悪いとは言えないだろう。「体が弱いとか通学できない」ならわかる。

また、直前で1分でも惜しいという場合もわかる。

しかし、通学できるなら「勉強の戦場」に出向く方がはるかに効果的だと思う。
個人的意見だが空気や雰囲気は非常に重要だと思う。

また、自分の部屋で自分を長期間コントロールできたら大したものだと思う。

相当強い人間でないと不可能だと思うが

話は変わり、今は小学校の時から家庭教師センターからばんばん電話が掛かるそうだが、最近は家庭教師センターと名乗ると電話を切られてしまうので「〇〇大学の〇〇ですが」と大学名で掛けて来るそうだ。

名前を利用されている大学も迷惑だと思うが警戒心をなくすやり方と言える。
そうすれば、様々な大学名で掛けられるのでいつかは聞いてもらえるというやり方らしい。

そうすれば50人大学生を登録していれば一家庭に50回掛けられるということになる。
一つの例として電話をかけて反応が良ければ蛍光ペンの青、再度かける場合は黄色、全く反応ゼロの場合は赤と名簿にラインを引いていくのもひとつのやり方だ。

ただし、私の業界での経験上は「いい先生ほど家庭に行きたがらない」というのが結論だ。
理由は上記に書いた「気を使うのと遠慮」だと思う。昔、家庭訪問に学校の先生が来たら急に掃除をしたり、今か今かと気を使ったことがあるだろう。

あれが続くのだからまた、優秀な人ほど「行く必要もない」とも言える。

お客さんはセンターに依頼すれば素晴らしい先生が自動的に運ばれて来ると勘違いしている所があるが、以下を考えて見て欲しい。「ある家庭教師先に片道1時間半かかるとする。
往復で3時間かかる。

この電車に揺られている3時間は先生の利益を全く産み出さない。

できればそこで予備校で個別指導なり授業をした方が効率がいい。わざわざ、気を使って神経を使って、落ちた場合は責任を取らされる。また、十分に資料もない空間で6割位の満足度の授業しかできない空間に行かなければならない」と 考えたらわかるだろう。

お客さんに一定の品質をクリアした人間を送る場合にはこの「精神的な壁」を越えなくてはならない。「暇な主婦や学生や暇な講師を誰でもいいから送り込め!」ならわかる。第1医学部レベルまで指導できる人材は業界に10%以内しかいないのだからもともと人材の供給数に限界がある。

よく何百名登録とか何千名登録とか目にするが、私からすれば絶対にありえない。
大体、全体の受験生から見て医歯学部の受験生の割合だって圧倒的に少ない。
(1)指導経験のある先生が少ない、(2)直接指導して合格まで導いた先生になるともっと少ない。この2点を確認するだけでも相当絞られていくだろう。

条件をもっと厳しくして5名以上合格まで導いたとなると全体の5%位になるのではないだろうか?

この世界特有のトラブルや悩みまで精通している人間となると希少価値がある位少ない。
だってもともと出会う数が少ないのだから......


「そこそこ適当な人材でいいよ」と言われればいくらでも可能だが .....

最後にいい家庭教師を選ぶ最大のポイントは何かとあえて言えば、「信用できる人間が間に入っているかどうか?」が最大のポイントといえる。

なぜなら「仲介してくれた〇〇先生の顔を潰すわけにはいかない」という心情が深く入っているかどうかが最も信頼できるルートと言えると思う。これが最強だと思う。 

 
この部分が強ければ強いほどお客さんは幸せになれると思う。

センターと講師の関係が悪ければ、必ずと言っていいほど問題が起こる。つまり、仲介者と講師との間にある「人間関係」が責任感を産むと言える。いい先生ほど義理固いというか顔を潰さないからだ。

また、クレームが自分にふりかかるのを嫌がるため、あえて紹介をためらうというのが現状ではないだろうかと思う。 現在、家庭教師を依頼している家庭の方に「責任感の度合い」を測るポイントを伝えたい。(秘密でチェックしたらいいと思う)

ここを先生が読むと「痛いとこつくな~」と思うだろう。

それは先生が持参して来るテキストやプリントや参考書類の種類と量をチェックして見たらいい。問題集1冊とかテキスト1冊だけというのは「運ぶのが重たい=最低限のことしかしません」という心の表れだと思う。

上記の文に記載したように塾や予備校の資料コーナーから瞬時に類題や参考問題を出せるのを「機動力」と書いたと思う。

それでは、その機動力を各家庭に運ぶためには先生自身が自ら運ぶしかないというのがわかるだろう。

純粋ないい先生ほどいい意味でよけいな物をたくさん持参して来るものだ。
(それを例え使用しなくてもだ)

ここで「残り数分でもう1題問題をやってくれるか?つまらん世間話で済ませるか?の差が出る」はずだ。保護者もお茶を出す時にでもさりげなくチェックして見たらいいと思う。

こういうチェックポイントは指導経験者にしかわからない所だ。

今後、この業界はどれだけ「指導空間をブラックボックスからオープンボックスに変化できるか?」が重要なポイントになると思う。

最後に医学部や歯学部受験をしている限り、やれ面接対策や願書の添削や小論文対策やら入試の変更情報等色々な助けを求めたくなる部分がたくさん出て来る。

また、ライバルとのじゃれ合いや、先生とコーヒーを飲みながらの世間話や受験のアドバイス等の「気軽な重要な情報」を入手できる。私自身はこの部分にものすごい価値感を感じる。ここが「差」を産み出すといっても過言ではない

したがって、たくさんの先生が出入りしている「総合情報センター」がベストと言える。
孤独状態はすべて自分で処理しなければならないから

そして、大手がダメなら家庭教師で大から小へと考えるのも間違っている場合が多い。

「わからない所はどこ?」
「じゃ、ここね、終わったから今日は帰るね....」だとする。
(極めて優しく返答しているだけで確認テストもほとんどやらないだろう)

受験に対する「情報力の伝授や目標達成管理はゼロ」とする。

もっと大切な「いつまでに何をやる」とか全体的な目標達成とか総合的な作戦だとかレールをひいてその上を走ることの方が重要だったりする。経験者ならわかると思うが多少の「局所麻酔」より「目標達成製の立案とか達成のレール」の方が重要だと思う。要するに局所的助け役ではあるが、この特殊な試験の「司令塔」ではないということだ。ここに問題があるのだが、多くのお客さんが気がつかない。

ただでさえ9ケ月しかなくて時間が足りないのに細かく見てもっらっていると錯覚を起こす。家庭教師の先生がそこまでやらないだろう。プロセスの全体管理はしないだろう。「して下さいよ!」と言っても「そこまで私の仕事じゃないですから」と言われて終わると思う。

「大から小へ移行すれば全てうまくいくだろう」
これは間違っていると思う。

問題は「総合的リーダーシップのある家庭教師」はほとんどいないという言葉に集約される。 また、そこまで求めてはいけないという所に大きな盲点が存在している。

計画の立案、実行、プロセスの管理、達成度のチェック、願書作成添削、面接対策、小論文対策、受験戦略会議までやているかどうかを考えて見たら答えは出るだろうと思う。

「親身に密着しているイメージ」に幻想を抱いている限り問題は解決しないし、するはずはないと言える。最大の問題は「プロ家庭教師」と書けばお客さんが信じてしまう点にある。

 

実際は「プロのふり」をしているだけで「プロ」という詞の定義が非常に漠然とした「あいまいな詞」だからだ。本当にプロなら何十年もネット上に問題分析等の情報発信をしてもおかしくないだろう?、なぜか?、発信すれば叩かれるからだと思う。自分のレベル以上の人にバカ
にされるのが恐いとも言える。情報発信には相当勇気がいるからね。

 

 

もう1つはこれが最も重要なのだが、他の先生との交流がないと先生が成長しないからだ。
つまり、「自己満足の過去の知識だけでやるだけの職人」に必ずなるからだ。入試制度は
毎年変わる。将来の変化についていけない「過去だけを見ている職人」になりがちだ。

 

プロ家庭教師という詞ほど「あいまいな思い込みだけの詞」はないと言える。

 

家庭教師のススメ

合格者や卒業生には家庭教師をやることを勧めている。最も短時間で自分のキャリアを活かせるという点もあるが、経験して欲しいことは以下の点である。
私自身が個人的に紹介する場合もあれば、「○○先生の紹介」もあれば○○先生から○○先生へ連絡が来てと間に2~3人入ることもある。

その時最も神経を尖らせるのは正直に言えば「誰からの紹介なのか?」である。

それに応じて「顔を浮かべながらまず性格のマッチングを考える」
そして相手のリクエストを考慮して熟慮する。

まず、年齢が近いという点では「気軽に相談できる」という点では有利だろう。
しかし、「化けの皮はすぐに剥がれる」という点をわかっていてやらせる。

ここが重要だと思う。すぐに壁にぶつかるから。(笑)
「友達感覚の限界」にすぐに気がつき、焦り始める。


<ぶつかる壁(わかっていて「あえてぶつからせる壁」)

  1. 「自分の言っていることがここまで伝わらないものか?」と唖然とする。
     
  2. 中間、期末試験は単なる「コピー作業」だからなんとかなる。
    しかし、「実力テストの点数や全国模擬試験の偏差値を1ポイント上げることが
    いかに大変か?」痛感することになる。
     
  3. 自分のオリジナルノウハウが全てに通用しないという事実に落胆する。
    最初は気合いが入って「俺はこれも知っている、こんなことも知っている」と
    あれもこれも教え過ぎて、独演会状態になり、テストをしてみると結局何も
    定着していない。(多くの先生が陥る穴に見事に自分も落ちる。)
     
  4. 成績が上がらないので焦るし、序々に「罪悪感」を感じるようになる。
     
  5. 教えたことの確認テストをやってみて「こんなにも点数が出ないのか?」
    と悲しくなる。やってもやっても点数につながらない自分が悲しくなる。
     
  6. 「やる気のない生徒」を「やる気にさせる」ことができずに、見切りたくなる自分と
    罪悪感のある自分とが葛藤する。影響力のない自分に気がつき言い訳が多くなる自分がいやになる。原因は全て生徒の責任にしたくなる。
    指導に行くこと自体が憂鬱になる。父兄への弁解を探し始める。
     
  7. 塾や予備校で指導すると「先生の授業は受講する価値がありません」とか休む生徒が
    出て来て「来るのが当たり前と思っていた自分に自信をなくす」学校と同じように
    「お客さんは自分を待っていてくれるもの」と考えていた自分に動揺する。
    下手をすれば「生徒全員欠席状態」で自分の鼻を折られる。
     
  8. 責任感の強い学生は「なついて何でも相談できる」という点に喜ぶ半面、
    このままではいけない、何とか距離を取らねば「なあなあの関係」になる。
    しかし、もともと性格の優しい学生が急に「鬼」になれない。
    どうしたらいいかわからない。
     
  9. 医学部等の場合は自分より年上を指導するケースもある。(「君」で呼ぶべきか、
    「さん」で呼ぶべきかとか色々悩む。「果たして怒ることができるのか?」とか
    多浪生と気持ちを共有できるのか?とか
    また、言葉に気をつけないと人間関係がうまくいかなくなる場合もある。
    「お前に俺の気持ちがわかるんか?」となる場合だってあるから難しい。
    自分より年上の生徒が「もう、俺はダメなんだ!」と投げやりになって泣き始めた
    場合にかける言葉に答えが出せたらトライしてもいいだろう。
     
  10. ものすごい意識の高い家庭もあれば、家族バラバラの家庭もあり、父と母で志望校等
    の意見が食い違うケースもザラにある。親戚が参入して更にややこしくなったりする
    場合もあり、様々な「人間模様」に巻き込まれていい勉強になる。

 

<追加>

子供と共に全国模擬試験を今だに解いている熱心なドクターもおれば、子供との「勉強特訓部屋」を準備している熱心な先生もいる。

それに対してあまりにも仕事が忙しすぎて家に帰れない先生もおられる。(忙しすぎて子供の通学している高校名さえも知らなかった、高校名も間違えていた場合もある。)

テキストやプリント内容にケチがつく場合もあるから注意した方がいいだろう。子供のことが心配で心配でたまらないお母さんの場合、指導後に進路相談のようになり、最長2時間位帰れない場合もあるから注意すべきだろう。

 11. 今は学校を辞めたり、通信制の生徒もいれば「心の病」に悩まされている生徒も多い。
       
進学高校ですくすくと育った生徒はあまりのギャップに悩む。
       
基本的に今の子は「打たれ弱い、もろいもの」とみなしていいだろう。

 12. ものすごいわがまま放題で育って来て「我慢」ということばから無縁の生徒だっている。
      
「努力」とかいう言葉が通じない場合もある。色々伝えようとするが相手の心に全く
       
届かないので悩む。「これは手に負えないな」と挫折する場合もある。

 
<プロでも気がつかない点~愚かな思いこみ~

学生の中には純粋でとことんつき合い、涙ぐましい位がんばる学生もいる。そして「これ位やっているのだからきっと感謝されているはずだ、絶対にそうだ!」と信じて疑わない学生もいる。プロを名乗っている人でも何十年も気がつかないかわいそうというか、鈍感というか、思い込みの激しい人もいる。

「きっと私のことをいい先生だ!と常に親に伝えてくれているはずだ!」そして私は夕食の時も感謝、感謝の嵐で褒められているはずだ!と勝手におめでたく思い込む「おめでたい病気」にかかる。

現実から言えば、その人が考えている100分の1も伝わっていないと考えていた方がいい。基本的に「数字または目に見えてわかる証拠以外のものは評価されるはずがない。」と考えていた方がいい。仮に例外があっても喜ばない方がいい。

どうせそういう家庭にいずれぶつかるから。プロセスがに「思い」が100%入っていても冷静な数字や結果以外に勝てるものはない。だから、「思いこむな、喜ぶな!」と言っておきたい。どうせ落胆する時が来るから。

逆の立場に立って見れば「ゼロか100しかない」のだから...
「100%思いの詰まった空気」に過剰に期待している純粋というか?おめでたい人間というか、幼稚というか?そんな人間が多数いる業界ではある。

逆の立場に立てないからわからないし、気がつかない。当然だが「思いは評価されない」現実はどうなのか?そこに集中すべきだと思う。期待するから落胆する。
「じゃ、自分の思いに自分でお金払うか?」と自分で自分に常に聞けばいい。
そうすればわかるだろう。

 

PS:1ヶ月の生活費だけ渡されて1日3食全て外食の生徒だっている。家族との会話時間が1年間で10分以内(1日ではない)の家庭だってある。夫婦仲が悪く、別々の指示が来て、どちらに合わせていいかわからない場合だって当然ある。
「色々な問題を抱えているから依頼があるんだ」と心の準備をしておいた方がいい。

そこで「悩むという経験」を積んで欲しいために勧めるのである。
「人を動かす能力開発の試練」としてはいいと思うから。 

コミュニケーション能力を磨くという意味では試練かも知れないがいい経験にはなるだろうと思うから。どうせ患者と接して同じような経験をするわけだから事前練習のようなものである。

今、やってる人は悩みに悩み抜いてくれ!

家庭教師に頼めば全て解決するという誤解

以前にも書いたと思うが、父兄面談の時に「今後、どのようにされますか?」と聞いたら、「本人の好きなように.....」という返事が意外に多い。
(多分、本人に合ったストレスにない方法でという意味で悪気は全くないと思うが)
そんなもん、やり方も入り方も解決法もわからないのに「好きなように」させてたら「数年浪人するぞ!」といつも思う。

判断力未熟なのに「好きなように~」はないだろうがこれが意外に多い。
「どこいくかわからんぞ?.....」と思うのだがどうしてこの答えが出るのだろう。「よりあえず1回やらせて見るか?」なのだろうか?

多分、父兄も動かなくてはいけないとわかっているのだが、「自分も忙しく目が行き届かない」のと家庭教師に頼めば密着指導で全てがバラ色に変化すると幻想と錯覚を起こしている点だ。

家庭教師の先生方もわかっているはずだ。
「私が局所的にちょこっと手を加えてもどうにもなりませんよ....」と

大手がダメなら家庭教師で「好きなようにさせる=どこかに丸投げしたい」という保護者の潜在的願望かも知れないが、保護者も研究して子供と共に戦争を乗り切るという姿勢が大切だと思う。

「そんなもん何十年も昔の経験じゃわからんよ~」と言われる。

でも安心して欲しい。
「きっと一番子供がしんどい時に通じ合える部分が必ず出てくるから」

必ず見ているから...
「俺のために研究してくれている」という部分が伝わるだけでも感謝するから。

最初はポイントの外れた意見で子供にバカにされるかも知れないが、だんだん聞くようになるから.... (不安になると一応聞くから)

「親に言うてもわからん!」と無視されるより戦友になった方がいいと思うし、そうあるべきだと思う。

「うちは忙しいんじゃ、お前らがやれよ!」
こういう家庭より家族力ははるかに強くなるし、「絆」が強力になるし、後で感謝されるから「やっといて良かった」と思うときっと思う。

もし、子供にアドバイスの多いチームワークの優れた家庭に友人がいたら友人の親との姿勢を比較されてすねている場合もあるから ......


~愚かな思いこみPART2~

これもよくあるケースだから追加しよう。国公立医学部に現役で合格した大学生が私立医学部専願の受験生を指導する場合に起こる。
親はこれだけ優秀だったら大丈夫と思う。

しかし、学生は私立医学部の世界は全く知らないから自分の経験と基準で指導を続ける。
「私立では出ないところを真剣に時間をかけて指導する」

そこでいつまでたっても成績は上がらない。
親は出る所なんてわからないからそのままにしている。

学生が指導して最も多いケースがこれである。おそらく今もわからずに指導を継続しているケースが多数あるだろう。

「決してお互いにわかり合えない指導を無駄に続けている」と言える。
そして、それを判断し、指摘するものもいない。

気がつかないままの悲劇の放置空間と言える。

例えば、今は中学までは優等生だったが、高校を辞めて「大検」とか「通信制高校」に行き、再び医学部を目指そうとやっと燃えているのにこういう「すれちがい指導」のために再び自信をなくし、元の状態に戻ったりする。

プライドの高い、見栄をはりたがりの家庭にこういうケースが多い。
だって通信制高校のテキストがどんなものか、どういうシステムなのかレベルはどうなのか、私だって10年以上たってからやっとわかった位である。

「体育の授業の単位取るためにボーリング場で2ゲーム以上やってその証明書のハンコもらって来るだけ」なんてわかるわけがない。(笑)
生物の単位が動物園に行けばもらえるなんて知らなかった。

通信制高校には「いじめ 」で行かなくなった生徒も多いし、家庭環境の悪さから行かなくなった生徒だっている。人とコミュニケーションが取れないから行かなくなったケースもある。
ケーススタディの力が必要だ。


また、家庭環境がどんなものかいくつかのパターンがあり、そういう知識も必要である。そして、最も重要なのが「保護者からや本人からのクレームやトラブルをどれだけ経験し、解決して来たか?」が最も重要なのである。

普通の熟や予備校でも事務レベルや教務レベルでクレームやトラブルをそのレベルで「蓋」をしてしまうケースも多いので講師に伝わらないからわからないケースも多いのだ。

上記の学生には何の罪もないかも知れない。でも心の中では
「末期状態の患者を僕に連れて来られても無理ですよ.....」位の意識しかないし、なくて当然だと思う。

また、「こいつはこの程度」と素早く判断して努力しないずる賢い学生だっている。頭はいいが、簡単に処理した方が効率がいいとして自分が全て覚えているような教材を何の予習もなしに行う。

この業界の最大の盲点は「お客さんの側に鋭い鑑識眼がない」ということ。
基本的にどこもいいことしか書かないのだから

「お客さんがわからない」=「最大の盲点」と言える。
下手すれば教える側も教わる側も両方わからない人達がとりあえず集っているだけで何のメリットを享受しようとしているのかわからない「空間」が多数存在しているのが現実だと思う。

医歯学部受験予備校指導記録68

<12月12日(水)>センター教材発売開始!

指導記録44で書いた「センター試験理科教材(各5巻)」が発売開始された。
もともとは中学部までしか持たない個人塾の塾用教材として製作されたものである。
高校の教員の研修教材としても最適である。

1問1問解説を撮影したそうだから、かなりの時間がかかったようである。
教材を見た方ならわかると思うが、黒板が小さいので講師が何度も消さなければならなかったそうだからこれも大変だったようだ。

しかし、60分の5本で終了するとなるとかなり詰め込まなくてはならなくなる。素晴しい教材であることは間違いないだろうと思う。これで理科の平均点が急激にアップしてくれたらいいと思う。もともと理科は英語、数学に比較して範囲がそんなに広くない。だから、もともと点数が出易い科目なので逆に落とすと痛いだろう。

もう教材を見た方は、「感想メール」をお待ちしています。
また、「ここはこうした方がいい」という現役の現場の先生方の意見も全国からお待ちしています。
「辛口の批評」ももちろん構いません。その方がうれしいです。

大体、この業界は「先生」とか呼ばれてその気になっているバカが多い業界です。
廻りに苦言を言う人が多ければ多いほど成長するのです。
全く気を使わずに何でも言ってください。

また、先生と呼ばれて勘違いすると同時に保護者も子供が人質に取られているため、塾や予備校との関係悪化を恐れて変に気を使っている所もあります。

また、そのことさえも気がついていない鈍感も多い業界です。単なるサービス業を利用していると思えばいいと思います。「気にいらなかったらすぐ捨てればいい」だけの場所です。

コンビニが潰れても誰もさほど気にしないと思います。そのような種類のものです。
数学CのDVDをお待ちの方、編集者が体調を崩してしまい完成が遅れています。
本当に申し訳ありません。

たぶん地方の塾の経営をしている方で生徒がCが弱い生徒を抱えているからなのでしょう。
本当に申し訳ありません。

おそらく学校の授業進度が極めて遅く、生徒が不安になっているパターンかもしれません。
全国的によくあることです。

その分センターの教材で生徒の実力を上げて頂けたらと思います。
最後にセンター試験をひとことで言えば、「本番では点が取れそうで取れない試験」と締めくくっておきます。

練習と本番は全く異なるものと考えて気を抜かずに行きましょう。
教材を利用されている方は本番の試験で心の底から健闘をお祈りします。
北海道から沖縄まで「最後に笑顔を!」

リーダーシップの手本となる人

しつけとか教育とか苦手な父兄とかも見ていると思うのでアドバイスしたい。
うちの先生の中にも子育ての天才がいる。よくアドバイスをもらう。

兄弟3人が医者、ロシアでバレリーナ(長女)、司法書士、と全員成功している。
一番のコツはクラブでもなんでもいい。何か活動させることだと思う。 

「不良になる暇がない」というのが理由だと思う。
ただひとつだけ弱点がある。
 
何やらせてもすぐ辞めてしまう。辞めたら楽になるという「辞めクセ」がつくとまずいと思う。何でもすぐに辞めてしまうようになっていく。
 
そうすると今度は「心の強化問題」になっていく。そこが弱いから何でも中途半端になると思う。 今度はハートを強くしないといけない。
 
憧れでも何でもいいから影響を受けることも大切だと思いますよ。できれば大きな舞台に立たせたり、試合に出たりさせることがいいですよ。
緊張や困難を超えさせることじゃないかな?と思いますね。

そして超えたり、達成すると派手に喜んでやる。 
それから序々にハードルを上げていく。
 
できれば役職やキャプテン等やらせたらいいと思いますよ。私も中学のキャプテンをやった時が一番考えましたね。先輩達が前年優勝してたので「個人戦はどうでもいい、でも団体戦は絶対に勝たないといけない」と思いましたよ。

この時の柔道部の顧問の先生のキャプテンの選び方はうまかったですね。
今、思い出しても自然に受け入れられた。見事ですね。2年以下全員集められてね。

 

顧問「これから来年からのキャプテンを選ぶ、お前ら全員顔を机に伏せろ。」

顧問:「いいか、これから部員の名前を呼ぶ。●●がいいと思ったら顔を伏せた
    まま手を挙げろ。いいか1人ずつ名前を呼ぶ。」

顧問:「まず、●●がいいと思うやつ、手を挙げろ」

顧問:「次に○○がいいやつ、手を挙げろ」

顧問:「川添、お前がやれ。みんなの意見だ。」

 

地区とは言え、団体戦3連覇がかかっている。何が恐いかと言えば「優勝を
逃したら先輩達のリンチに合う」その方がはるかに恐怖だった。

まず、近所を歩けないかも知れないし、先輩達の顔を見つけたら隠れないと
いけなくなるだろう。

 

「絶対に伝統は守らなければいけない」と思った。「責任感が人を創る」と言う
のは絶対的な事実だと思う。この時の重圧は本当に大きかったと思う。
心のどっかで逃げていたからね、もう絶対逃げられないですよ。



自分なりの責任感でしたね。中学時代のない頭絞って考えましたね。



武道系の練習ってきついし、おもしろくないし、そんな時に廻りを鼓舞するために自分が率先しないといけないですからね。「廻りを引っ張る」という能力は中学の時に一番勉強しましたね。キャプテン が一番勉強できるんだなって思いましたよ。
 
部員に嫌われる役もやらないといけませんからね。できれば私もみんなと仲良くしたいですよ。でも、嫌われ役もやらないと目標まで行かないことはわかりますからね。年を取ってから「いい経験しておいて本当に良かったな...」と思いますよ。
リーダーシップ能力の原点ですよね。

ただね、団体戦で優勝して役目果たして、個人戦の3位決定戦で「もう、ええわ」って諦めた自分が許せないんですよね。数十年前の話ですけど今だに許せないですね。もう一つは地区の個人戦の決勝戦で私、副主将だったんですけど同じチームのキャプテンと当たり、遠慮して勝ちを譲ってしまったことですね。

わざと負けたんですよ。

お互い身内だから手の内知ってますからね。次、内股来るな、それをすかして背負いを出せば一本勝ちだったと思うんですよ。相手は調子悪かったし...

それに対して、私は絶好調で「不動心」ありましたからね。この「不動心状態」って相手の心が読めるんですよ。で予定通り内股が来た。

そこで迷ったんですよ...「負けてやってもいいかな、キャプテンだから..」
その時はそれで良かったんですけど、年取ってもう柔道出来ない頃に出て来るんですよね。これが結構精神的に痛い...

リアルにスローモーションで出て来る。むしょうに自分に腹が立つ。
その時の感覚を体がまだ覚えているんですよね。
わかる人には「そう、そう!」って同意できると思うが...

「お前、何十年も前のことやろ、どうでもいいやろ?」と思うかも知れないですけどたまに思い出してね、腹立って仕方ないんですよ..これが...ね。
「自分だけが知っている唯一の八百長試合」みたいでね。

失礼ですよね、相手に対してね。この2試合の自分は一生許せないでしょうね。
でも許せないという気持ちがあるからこそ何十年もできたかも知れない。

後悔というのは「その時できたことをやらなかったから」なんですよね。
受験でも数十年、落ちた挫折を引きずっている人いますよね?

子供にその心の傷というか、自分の悔しさの復讐を託している親もいますよ。(笑)。
だからね、年取って思い出した時にね....

「あの時の自分は、あれが限界やったな...」と思うまでやっておくことですよ。
これは絶対ですよね。これがないとね、死ぬまで心がチクチク痛む場合がありますからね。
受験生の親がうるさいのもね、この連鎖反応があるとも思いますよ。


同じ思いをさせたくないとかね。でもほとんど伝わらない..... 
勉強してない親ほどうるさい場合もあるでしょ?

気にするかしないかの問題は個人差がありますが、数十年、受験の失敗を苦にしている人、実際にいますからね。後悔はない方が絶対にいい。 

 
だからここを読んだ人はね、全力でおやんなさいよ。時間だけは巻き戻しできないです
からね、年取ってからの後悔がない人、少ない人は精神的に幸せになれますからね。
 
今なら一番の手本はサッカーの「三浦カズ選手」ですよ。やはり「キングカズ」ですよ。
あの人のすごい所は準備運動のランニングから絶対にいつも先頭走ってますよね。
あの年齢であれだけ無言で背中見せられたらついていかざるを得ないですね。
 
カズに勇気づけられている中年の人、多いですよ。
私も本当に尊敬してますよ。「男が男に惚れる」って言う領域なんですかね。
「カズさんがやってるんだったらやらざるを得ない」ってなってますよね。
 
あの人、本当にすごいですよね。高校を1年半で中退して1人でブラジルに渡った勇気もすごいですよね?、親もよく許可したなーと思いますよ。
あんなことを普通の15歳は真似できないですよ。 ブラジルはポルトガル語でしょ?、それだけで不安になりますよ。すごいですよ。
 
「あの人いつでも全力ですよね?」、素直にリスペクトですよね。俳優の高倉健さんも撮影中は絶対に座らないことで有名ですよね?、だから「健さんが立っているのに俺たちが座るわけにはいかない」と監督も共演者も誰も全員座らない。(笑)
 
「廻りへの影響力」って重要ですよね?、 「あの人が言うんだったら俺たちもやらなしゃーないやろ?」って自然と廻りが動くようになったら素晴らしいですよね。
 
いるんですよね、長嶋監督みたいな人。
一方通行の道を逆行して警察に止められても車の窓から顔出して「長嶋でーす!!」
で許してもらえる。本当かどうかわからないですけど電車の改札も全てこの「長島でーす!!」での笑顔で乗っていたとか(笑)、「あ、長島さんならしゃーないか?」となりますよね。あの人の人徳なんでしょうかね。
 
でも、その人がいなくなると全ての組織が一気に崩壊するようになる。
これが恐い点ですけどね。 その人がいるからまとまるってありますよね。
要するに「人間力の差」なんですかね。

 

<長期間の誤解>

今の世代は先生達に恨みや憎しみがあったら掲示板等に書き込んで「うさ晴らし」を
するんですよね?、私立進学高校にいた時ですかね、卒業後にもらう文集に学校の悪口
をモロに書く生徒もいるのに驚きますよね。

 

よく聞きますよ。面談の時に保護者から中学や高校の先生を今でも恨んでますとかね。
私も中学の担任が嫌いでね、職員室でよく殴られましたよ。竹で太もも叩くんですよ。
ネットで動画にしてあげたら「炎上」しますよ。世界中から「クレイジーティーチャー」
と言われてもおかしくない。

 

 

兄貴は気にいられてたんですけどね、弟の私はどうも合わない。ビンタも全力でやるから
生徒が空中に飛ぶ場合もありましたよ。坂口君というミニサイズの友人がいたんですけど
毎回、先生からのビンタで1メートル位飛ぶんですよ。(笑)

 

それを見て笑うから更に殴られてましたね。無理ですよ。私も殴られる準備している時に
人間が目の前に飛んで来たらね、耐えられないですよ。同窓会でも今だに笑いますよ。

 

「俺はこの先生に嫌われてるな」という思い込みあるじゃないですか?サッカーやってる
時にもらった背番号10が嫌いだったんですよね。「なんで下から2番目なんだよ?」と思ってましたね。センターフォワードだったんですけど、「10」って「エースナンバー」って
知ってから誤解が解けましたね。絶対、誤解ってありますよ。

 

誤解を誤解のままにしておくとずっとトラブルのままって多いですよ。誤解を解く機会
はできれば創って欲しいですね。

 



 

 


 


 

 

医歯学部受験予備校指導記録69

<12月13日(木)> 学校とぶつかる父兄

センター理科DVDも無事に発売され、残りは数学C(全3巻)だ。何とか間に合わせたい。
ブログを書いていると、とてつもなく書きたくなくなる時がある。サボりたいと思う。受験生
が勉強したくないと思うのと同じだ。何度も言うが、いいかげんな記事は書いていない。

最初の何号かまでは、ゆとりを持って気軽に書いていたが、急速に読者が増えて圧力との戦いになって来た。毎日、読者が決まった時間に「日課」として見ているのだから逃げられない。苦しい時もある。1000人以上が待っていると思うとかなりの重圧だ。

とにかく、その日だけに集中する。過去何号書いたとか、未来の何号まで書くかとか一切考えずにひたすらその日に集中する。これは、受験勉強にそのまま共通するのではないだろうか?たまには、「映画やTVや芸能や飲みにいった話」で逃げられたらどんなに楽だろうか?と思う。以前に「受験生ががんばっているのだから」と書いたからには、絶対に「教育、受験というテーマ」から外れない路線を守り切ろうと思う。

一切、ふざけたことを書かずにテーマを持って貫き通すつもりだ。
知識の限界との挑戦だ。
「あいつ、さんざんエラそうなこと言って途中で逃げたぞ」と言われたくない。しかし、永久にこのペースで真剣に書けない。休んだら負けそうだ。たまには弱音をはきたい。

こうやって宣言しておかないとこちらの心が折れそうになる。しかし、受験も終わる日が来るのだから、こちらも「100号でいったん終了したい。そこまでは意地でも全精力で書く。」わざわざ、教育関係の方から「当社のマニュアルとして利用しています!」なんて来るのだから、それはそれでいいだろう。がんばってください。現役生の親の焦りの電話が多い。

また、学校との問題だ。「医学部あきらめて他の学部受けろ。」「補習も出ろ」とかあいかわらず学校との問題だ。全国の高校の進路指導部の方にひと言「学校の不満は全て他の塾や予備校に訴えられている、学校が保護者に呆れられている」ことを伝えておきます。

例えば、「センター試験強制なんてのもおかしいだろ?この1分1秒を争う時期に2日も取られる。自習室で過去問題を本番と同じようなスケジュールで時間を計測して本番シュミレーションした方がいいだろう。私立のセンター流用は医学部なんかはあまり報われないだろう。あまり期待しない方がいい」

第一、医系の保護者の中には全く知らない保護者もいれば、大学の中の中まで熟知している強者がいることを忘れてはいけない。高校の進路指導部なんぞ、勝てるわけがない。
心の中でバカにされているだけだ。少なくとも受験システムという面では、はるかに生徒の親の方が知識がある場合がある。相当すごい場合もある。

たしかに、今は高校を完全無視して休んでいるケースも多いと思う。早い生徒は12月初めからもう出席していない。朝から晩まで勉強している。現役生の焦る理由は、ひとつだと思う。「直前になってあがきたいのだが、学校ともめるわ、何からやったらいいのかわからんは、時間はないは、親はうるさいわで家庭内パニックを起こしている」
まとめるとこうなる。全国で今多数起きているだろう。いかに進路指導が行きわたってないかの証明を再度伝えておきたい。 

推薦入試のパワーゲーム

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現役生の生徒ならわかると思うのだが、医学部を除いてだんだん秋以降に推薦入試の合格者が増えて来て、学校で勉強するのが困難になっていくはずだ。
私も生徒の口から聞いて初めてわかったのだが、「学校推薦代表者に申し出る」そして誰を選ぶか?という所まで来た場合、さまざまな生徒同士のパワーゲームが起こる。

もし、高校の先生が見ていたら「そんなことがあるのか?」とか思うかも知れないがドロドロした「生徒同士の足の引っ張り合い」が起こったりするものだ。
特に女子校の方がひどいと思う。これは、共学であれば男子生徒の目があるからおとなしくしているそうだ。(詳しくは書けないが.....)
学校裏サイトがある時代に当たり前と言えば当たり前かも知れないが

よくお母さん達が「女の子はむつかしいからなー」というが本当にその通りだと思う。これは男子生徒より精神的にかなり大人だからだと思う。女子高校というか女の子の人間関係は大変だ。「どの派閥に属さないと学校生活がうまくいかない」とか「あの子に嫌われるとまずい」とか色々ある。ストレスをため過ぎて円形脱毛症になったり、視力も落ちたりするそうだ。男子生徒の方がからっとしているというか、子供と言うか単細胞と言える。

女子生徒同士の「鋭い損得勘定」が推薦入試の時期に起こっているが、もしかすると表面化しないため、担任の先生も知らないだろう。

女の子同士の人間関係はある意味大学入試より難しい?のではないか

女子の集団の中でうまくやっていくことはかなりの高等技術が必要だろうと思う。
男子が子供に見え、はるかに幼く見え、かわいく見える。

男の子の扱いの方があっさりしていて楽だろうと思う。

医歯学部受験予備校指導記録70

<12月14日(金)> ランナーズハイPART1

いよいよ70回だ。あと30回全力で駆け抜けよう。昨日、ある現役生が「ランナーズハイ」の状態でしたよといった。つまり、簡単に言えば「アドレナリンを分泌して無限に集中できる」状態のことを言ったのだと思う。

「ランナーズハイ」と言うのは常にその状態を創り出せれば良いが、私の意見では「長期間の訓練の中では、何回か信じられないハイパフォーマンスの出来る状態が来ることであって自分のコントロールでいつでもどこでも産み出せるものではない」という意見だ。

受験生であれば、本番の問題がどんどん解ける状態から自分を絶好調の状態になっていき、そのまま全教科終了した状態ではないかと思う。これを常に出せれば神様だ。
前提として必要なのは、地味な訓練ではないかと思う。
また、精神的に覚悟を決めて追い込まれた状態も必要だと思う。

個人的な経験だが、私も空手(型ではなく、直接打撃制)の全日本の大会に出場が決定してその練習の過程でランナーズハイを何度か経験したことがある。
まず、大会に出るのに「この大会で事故ならびに怪我が発生しても当会館は一切責任を負いません」という誓約書にサインしなければならなかった。

先輩が何気なく「過去に6人死んでるよ(笑)」と言った時には父母の悲しむ顔がちらついたものだった。しかし、当時はこの「恐怖の壁」を越えないと「男になれない」と信じきっていた単細胞だった。

その次、病院に行き「心臓の異常なしという診断書」をもらい提出しなければならない。
「なんで心臓の診断書がいるんだろう?、こんな理由で出してくれるのか?」とか疑問に思っていた。こんな珍しい患者はめったに来ないだろうな..とか思っていた。
参加費がたしか15000円だったと思う。

「15000円で死ぬかもしれんのか?」と思うと経験したことのない異常な恐怖がその日から始まった。今考えるとむちゃくちゃな大会だ。 また、こんな理由で病院に行く時も心臓がドキドキして「異常あり」とかなったらどうしよう..と悩んでいた。

大きい病院は嫌だから小さな個人病院に行くことにした。
こんなめったに来ない奇妙な患者でもすぐ終わりそうな病院を狙った。
70歳位のもうすぐ引退の先生を訪ねた。(廃業されてもう今はない)

先生:「この診断書、何に使うん?」

:「いや、あの、その...空手の試合に出るんで..その..何と言うか..」

先生:「..え、え..????(「お前...正気か???)というような視線)」

胸に聴診器当てられてドキドキしていたので「異常なし」を祈っていた

先生:「異常なしです...あのな、体はな、大事にせんといかんよ...」

とりあえず書類は揃った。
日本全国から集まった手でブロックや瓦を割ったり、バット2~3本すねで楽に折るような最強にロマンを感じている「人間離れ」した連中が集まるのである。
これは半端な恐怖ではない。

第一、全く何の恨みもない人間と2分間全力で殴り合い、蹴り合わなければならない。
先輩からは、常に「相手、殺すつもりでいけ!でないとお前が殺されるぞ!!」と洗脳されていた。引き分けだったら「もう1回」だ。

何かあった時のために大会ドクターが2~3人準備されている。
自分の隣を担架に運ばれた選手が目に入るともう「ちびる」寸前だ。
あるいは選手がKOされて「ドクターお願いします!ドクターお願いします!」とアナウンスが聞こえると悪寒で口びるが震え始める。

大体ピクリとも動かないか、失神して痙攣を起こしているので見ないようにする。
見たら、終わりだ。見たら自分が次にそうなる。
逃げられればいいが、今度は先輩に殺されるかもしれない。

今までの人生で最大最高の恐怖をひとつ上げれば、この大会マットに上がる寸前だ。椅子が準備されてだんだん前にずれて行く。この1人ずつずれて前に行く瞬間は本当に泣きそうになる位恐ろしかった。

まさに、死刑囚が死刑台に少しずつ近づけられる感覚だ。
なんというか「自分の死」をじらされている感覚だ。

大会会場の応援垂れ幕がまたこれが強烈だ。
「骨は拾ってやる○○選手!」とか「後のことは任せろ○○選手!」
とか今思い出しても笑える垂れ幕が下がっていた。

名前が呼ばれて試合上のマットに走り上がる寸前は無心かも知れない。
スポットライトが意外に明るくて、熱くてマットが足が沈む位柔らかいなと感じた。

試合開始すると、全く「痛み」は感じない。終わった瞬間は滝のように汗が吹き出る。
しかし、翌日の朝が悲惨だ。のた打ち回る位痛い、立てないし、動けない。

つまり、究極の緊張を越えると「何か蜃気楼のようなものに包まれる」感じなのかも知れない。
何か「エネルギーのカプセルに入って究めて頭の中は冷静で楽しんでいる」ような....
こういうのが「ランナーズハイ」かも知れない。

寝たきりのおじいさんが火事になって起きてコンクリートの壁を乗り越えたという例もある。また、大会前に3ヶ月間「カーボロイドトレーニング」という食事療法もやった。
自分の身体エネルギーを爆発させるための下地創りのようなものだ。

「ランナーズハイの世界」という言葉を聞いてから「そんな世界があるのか??」と思って追及して見たいとは以前から思っていた。

自分としてはこういうのが好きだったのでのめり込んだと思う。「多分、違反スレスレの正当なドーピングのようなものだろ?」位に思っていた。 とにかく恐くて恐くて必死で絶対に完璧にやろうと思ったのは確かだったと思う。

つまり、ボクシングのボクサーや長距離ランナーが行うトレーニングで大会前までに序々にタンパク質の摂取量を増やしていくやり方だった。これも大変だった.

個人的意見になるが、究極の緊張と不安にアドレナリンがうまく化合された時に発生する一時的に覚睡したような状態ではないかと分析している。

夢でうなされる位の恐怖だったからね。(笑)
生きて帰って来たい..とね。

死んだり、入院したりしたら俺の授業、誰がやるんだろう?、ものすごい迷惑をかけることになるな....と毎日思ってましたね。 これも責任感として大きかったですね。
出場辞退すればいいだけですからね。逃げれば済むことだから...

しかしである。注意書きがあった。

二重◎がついている。

「ゼッケン到着後の出場棄権・取り消しはいかなる場合(病気・怪我)も認めない。
棄権する場合は違約金として20万円振り込むこと」と書いてある。

 

ここまで来るともう笑うしかない。「逃げると20万かよ??」
ものすごいルールである。病気や怪我状態だったら出たら救急車状態だろ?である。

 

有名なプロレスラーを育てた先生にもコンディションの整え方とかメンタルのあり方などの教えを請いに行ってましたよ。 (1)

有名なトレーナーのエディタウンゼント(赤井英和や井岡選手の先生)の弟子の先生にも先輩を通して色々とテクニカルやメンタルの情報入手しましたね。
恐いからどんな情報でも入手に努力しましたね。 (2)

この時期は恐怖で神経が逆立っていたので迷惑をかけた人がいるので謝っておきたい。戦争経験のある兵士が例えば道端で歩いていて大きな音がすると銃弾の音と間違えて本能的に「ジャンプして飛んで体をうつ伏せにしてしまう(笑)」と聞いたことがないだろうか?

ジャカルタの戦地にいた元兵士が東京の銀座で車のパンクした音を銃の音と間違えて本能的にジャンプして伏せるのは有名な話である。

大きな音がすれば道路であれ、どこであれ本能的にすぐジャンプして伏せるようになっているそうだ。 (笑)

本当に神経が逆立つと体が自然に動くのだ。私はホワイティ梅田の地下鉄に向かう最も人通りの多い通りで前から私に向かって歩いて来る人が大会の相手に見えて自動的にシュミレーションしてしまうのだ。

特に前から来る歩行者と歩きながらすれ違う瞬間に爆発的に力が行くというか命令が行くというか...先生も言っていた。「人間の手と足は昆虫で言えば触覚なんだよ。
相手が触れる瞬間にはね、自分の攻撃はすでに出てないとダメなんよ!」と

だから「反応スピードの強化訓練」もずっとやっていた。だからすれ違う人が他の人にぶつかって不審な動きをすると自分はもうスイッチが入っている。

「今、こいつが左に動いたら右へサイドステップだ!」そしてレバーからハイへ攻撃をつなぐ。とかすれ違う人全てにシュミレーションしていた。全く迷惑このうえない人間だ。歩いてすれ違う瞬間に自然と体に力が入る。(笑)

実際に私と正面から正対した人が右に動くと自分も右に動いたり、左にもう1度動くと自分も左に素早く左に動いてしまうのだ。それだけではなく相手より格段早く動き、自然に「とうせんぼ状態」にしてしまうのだ。 (何度も言うが悪気は全くないのだが....)

これは自動的に回路に組み込まれているような...理性が働く前に動作がもうスタートしているのだから、理性が追いつかないというのが正直だろうと思う。

今でもたまに起こるんだよな、これが...だから困る。回路に埋め込まれているのだろうか?
自転車に乗っていてももこれをやってしまう。(笑)

自転車に乗って進んでくる相手が私を親切によけようと右へよけようとする。暗黙の了解のようなものだろ?、その右方向に自然にハンドルを動かしてしまうのだ。
これは本当に困る。潜在意識に刷り込まれているのだろうか?

何度も「すいません!」と謝っている。朝、自転車に乗って急いでいる人には本当に迷惑をかけている。何度も言うがこれを無意識にやってしまうのだ。
もう取り除いて欲しいのだが...

「なんと迷惑な異常な通行人だっただろう」と思う。これが本能的にやってしまうのだ。
本人は悪気は全くなく頭の中で大会で戦闘しているシュミレーションをしている。

最高で1人で6回、「とうせんぼ状態」になったと思う。6回目の正対の後に気持ち悪くなって走って逃げたサラリーマンもいたと思う。左右に3回(合計6回)素早くステップで私に正対された人もたまらない。本当に申し訳なかったと思う。(笑)

ここを....読んでくれてたらいいのだが..... 悪気はないのだが...

「いきなり現れた通り魔」と間違えられたとしても仕方ないだろう。
ひどい場合、素早い反復横飛びのステップが終了すると同時に右のアッパーパンチも出しそうになっていた。 (さすがにこれはすぐ引っ込めたが...)

上記に述べたジャカルタの元戦争兵士ではないが、本当に神経が逆立つと条件反射で人間が動いてしまうのは事実だと思う。 人間の反応スピードは訓練によって十分向上できると思う。

筋肉と脳に自然と命令が行くような... スイッチが入ってしまうというか

究極に神経が逆立つと人の気配にまで反応する。
この時期は想像したことのない恐怖との戦いで常に神経過敏だったと思う。
「恐怖を克服する」のがいかに困難かがよくわかった。

本当に追い込まれると人間はあらゆる五感が研ぎ澄まされるのではないかと思う。
動けない人は本当に追い込まれてないからかも知れない。



<続く>

参照:「ランナーズハイ」について

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思春期の時に最もこの「ランナーズハイとは何か?、できれば自分も到達して見たい」と真剣に分析したいと思った。ヒーロー願望の強い単細胞が感化されそうなことだ。
 
先輩が言っていた。「そうだな、どこまでも行ける。そして楽しい。そしてこの状態ができれば止まらないで欲しいと心の底から思える状態かな?、ニワトリってさ、首飛ばされても走るんだよね。タイや伊勢エビの活け造りの刺身だって動くだろ?、プロレスラーだって流血してもこのヤロー!って思うと血が止まるんだよ!」と聞かされ、完全にハマってしまった。 「そ、そんな世界があるのか???」と真剣過ぎる位スイッチが入った。
 
絶対に到達して体験したい最初の言葉が「ランナーズハイ」だったと思う。 これこそが自分の絶対に追及すべき言葉だ!と運命づけられたような気がする。
純粋なバカとしか言いようがない。ただ真剣そのものだったと思う。


PS:勉強のランナーズハイ
受験生が全く勉強したくない時にしぶしぶいやいやながら勉強を初めて、途中から予想外にあれよ、あれよとガンガンやる気になって勉強が結果として充実して最高に効果的だった日があるだろ?

あれも小さな勉強のランナーズハイだと思うな。それを常に再現できるかどうかだよな!そういう日が多ければ成績の上昇もものすごく早いと思うな。 強力に意図的に再現できたら君は最強の無敵の受験生になれるよ! 、ただ再現力が難しい。

勉強の没頭の濃度」こそが勉強のランナーズハイじゃないかな? これを年間にできるだけ多く再現できたらすごいよね?、負けないだろうね。逆に「今日は調子悪いわ、頭の回転鈍いわ、」と鈍い重い日々が続くとダメだろ?

年間にスランプの日々や自分に負けた日々を引き算するとかなり日数的には減るよね?、自分が完全に勉強に満足した日々だけを数えるとね。もしかしたら6割くらいかも知れないよね? 、それ位完全没頭する日々は少ないよね?
そしてそれを許してしまう情けない自分がいるんだよね。

よく考えるとね、人間って休むための理由やサボるための理由を見つける天才なんだよね。それで勉強してない自分が基準になってるからそこから見ればよくやってる気がするよね?、「明日からがんばろう!」なんてね。

そしてこの世界悩みが多いから悩んでブルーになったり不安になったりしている時間が長いのよね。

そういう人はさ、洗脳されている方が楽なんだよね。(笑)、だって11月位から焦りと不安の嵐で進みたくても進めない泥沼状態だった人いますよね?

これって9ヶ月の内の3分の1も使ってるんだよね。だから自分のさ、心の中の状態って一番監視すべきなんだよね。FBIに頼んでもいい位にね!


(1)このT先生は有名なプロレスラー前田日明先生の師に当たり、プロの試合のレフェリーもやっていた。興業やイベントの裏話をたくさん教えてもらった。
(なぜかゴジラのフィギャーをたくさん持っていた。)以下の本にT先生が紹介されている。もう絶版かも知れない。

 

  1. イノセントファイター(スポーツライフ社)
  2. イノセントファイタ-2(スポーツライフ社)
  3. 劇画ケンカ無頼伝ロック「SHOGO」(ぶんか社コミック)
  4. 襲撃ーデッドリーターゲット(ビデオにも主演で出演している)


(2)「ハートのラブで教えるの」の名文句で世界的に有名な故エディ・タウンゼントトレーナーの弟子である村田栄次郎先生、現役時代は「カミソリ栄次郎」と呼ばれOPBF東洋 太平洋バンタム級王座チャンピオンである。サイン色紙ももらった。現エディタウンゼントジム会長である。 世界戦も4度経験している。 

現役時代はWBA・WBC共にバンタム級1位 、井岡選手や俳優の赤井英和さんもエディさんの弟子である。
(赤井英和さんは現近畿大ボクシング部監督でもある。)

 
<参考>

空手の試合は寸止め(実際に当てない)とフルコンタクト(KOや失神者が出る)
実際に当てる空手に2つに分かれる。私は後者の大会に出ていた。試合場は8メートル四方位で高さ1メートル20センチ位で低い階段を走り上って行く。

その階段の後ろに試合を待つ次の選手の座席が3つほど縦に並べられており終わり次第に前にずれていく。背中をセコンドにバシバシ叩かれている選手もいれば闘魂注入のビンタを師範にされている選手もいる。

舞台はけっこう高くて落ちると危険。一説によれば試合場は逃げられない絶壁に囲まれた場所を意味し、そこから落ちるということは死を意味するらしい。ビデオ撮影や観客に見やすいからだと思っていたがそういう意味があるらしい。開会の太鼓も叩かれる。この太鼓の音が結構なほどに会場を盛り上げる。

<武道で学んだこと>

やっぱり精神力じゃないですかね、それと集中力ですかね。当時昭和の少年マガジンの漫画を
読んでなければ40年もやらないですよ。その漫画の主人公の孫弟子、準主役の弟子になり
ますからね。小さなプライドですかね。

 

一番学んだことはですね、世の中には自分より強いやついくらでもいるんですよ。鼻っ柱折られて謙虚になったことですよ。「うぬぼれが最大の敵」ですかね。調子に乗ってたらダメですよね。「うぬぼれ」は痛みと共にきれいに消えましたよ。

 

また、勉強に通じることの1つになるんですが、武道の練習って気を抜いて練習するともの
すごく苦しいし、気が抜けていると大怪我するんですよ。しかし、これがコーチや先輩に圧力
と気合い入れられると「痛み」って全然ないんですよね。

 

「集中力」って「心のコントロール」じゃないですか?、これによって全然変わって来るんだなと思いましたよ。「精神的な無理という自分自身の決めつけ」を解き放してくれたのものかも知れないですね。スポ根世代だけにしかわからないかも知れないですね。

でも「心と感情のコントロール」は死ぬまで訓練しないとダメかな?とも思いますよ。

 

<カーボロイド>

試合までの記録が出て来た。1992年6月位のものだろう。

7日前~3日前

高タンパク・高脂肪食  炭水化物40~50%

炭水化物 40~50%
たん白質 20~30%
脂肪    10~20%

3日前~前日

高炭水化物食  80%炭水化物 10%たん白質 10%脂肪

体内 肝グリコーゲン、筋グリコーゲン 約2倍

当日 100%炭水化物

<注意>

10日前からうどんにめし、コーヒーは薄いもの(砂糖・ミルクなし)、カロリーメイト(1ケ月)

オレンジジュースとスポーツドリンクを混ぜたもの、トーストのバターはダメ

チキンは揚げてないもの、繊維野采はダメ、トイレは一定の時に行く、イワシを大量に食う

足が冷えると体が冷える、ランニングは胃腸を強くする、米・うどん・スパゲティー・いも

 

貴重な記録だと思う。100%本気でやっていたと思う。ノルマでプッシュアップ500回とか
書いてある。毎日腕立て500回もやっていたのだろうか?、今こんなことをしたら入院する。
あの世から神が迎えに来るだろう。いい思い出だ。

 

<12月15日(土)> ランナーズハイPART2

受験生の中には本番当日、神風が吹いたように普段では考えられない力を出す受験生がいると思う。やはり、メンタルな部分が大きく左右するのではないか?と思われる。「オリンピ
ックには魔物がいる」とかよく聞くと思うが、メンタルタフネスは重要だろう。

昨日は、私事を例に出して述べたが、全日本大会までに「カーボロイド」という食事療法を行った。 いわゆる科学的トレーニングだ。

 
<カーボロイド>

「試合に向けて、激しいトレーニングをしたあと、3日間 糖質 (炭水化物:カーボロイド)を極度に制限し、その後3日間で糖質が豊富な 食品をとって、一気にグリコーゲンを貯める。 という方法。」

3ヶ月前から折れ線グラフのような物で管理され、とにかくきつかったというより食事を制限されることがこんなにもストレスがたまるものかと再認識した。

まず、いも類とごはん類は多い。スパゲティはソースなし、肉も鳥の「ささみ」をボイルしたものだけ(ぱさぱさして何の味もしない)、食パンは何もつけてはいけない。コーヒーもミルク、砂糖なし、炭酸厳禁、カロリーメイト、ビタミンEの錠剤とイワシの油、ビタミンCとなぜか「ひまわりの種」も食べていた。 玉子も確か白みだけだったな。

まず、初めて何がわかったというか食事が全然楽しくないのだ。朝、昼、晩食べるものと食べる量が決まっているので全然楽しくないのだ。

毎日、続いていたら頭がおかしくなりそうになると思う。朝、幻滅して食事をし、昼、義務感で食べ、夕方冷め切った暗い表情で食べる。味がしないものばっかり、長期間食べたら自分の食べ物を想像するだけで気持ちが萎える。

楽しくみんなで和気あいあいと食べることなんてできるはずがない。
とにかくひたすら孤独に継続するだけだ。 食べながら目が死んでいくような感じかも知れない。

イライラして歩きながら飲食店の看板を蹴ったり、とにかく何かに当たりたくなる。
(しかし、ひたすらMAXレベルの健康体であるという満足もあったように思う。)

唯一の楽しみと言えば、きれいに6つか8つに割れた腹筋を見ることだけだ。(笑)ただ、今になってわかるが、若い時は脂肪は体を燃やして落とすことが可能だが、中年以上になると全然落ちないのだ。(イチローが自分の「腹が出たら野球辞める」と言っていたがすごいとしか言いようがない。どれだけ食事制限しているのだろう?

35歳以上であのスタイルを保っているということは... 中年以上になると脂肪が落ちない。 皆悩むはずだ。) 今、これを読んでいる人もいずれ「脂肪の固まり」を落とそうとするがすぐに挫折し諦めるはずだ。

魚もとにかく「イワシ」ばっかり食っていた。たしか、「牡蠣」の錠剤も飲んでいたような軽量級だったので63.5kgでキープしなければならなかった。たしか、ビタミンEを多量に取らされたように記憶している。とにかく食べたいものが食べられないのでイライラする。

「ビリーザブートキャンプ」が大流行したのは、「そんな簡単にやせられないよ」というのを現実に認識させたからではないだろうか? 「そんなに甘くないよ...」と

今、考えると体の中を徹底的にきれいにしていたのではないか?と思われる。昔の日本人の粗食が最高に体にいいように。そしてだんだんタンパク質の比重を上げていったように記憶している。 (尿検査の時にドクターが「きれいな尿やな~、こんなきれいな尿見たことがない!と言われてひそかに心の中で喜んだ経験がある。)

朝7時頃から「坂道ダッシュ数十本の後にジャンピングスクワット300回」なんかやっていたのだから今、そんなことをやると絶対に入院だ。死ぬかもしれない。

朝からハイ状態というか、興奮しているような状態だった。覚睡状態というか火照っているというか「ガンガン行けるぜ~」のような不思議な感覚だ。 今も「あのエネルギー爆発状態は何だったんだろう?」なんて思い出すこともある。今は絶対にあのような状態になりたくてもなれないから...

「ハワイのサーフィンをするビッグウェーブってあるだろ?、あんなエネルギーが体の中で波のようにうねり上がって来るって言うのかな?、思い出しても不思議で仕方がない。もう2度とあんな状態を起こせないと思うから言えるけど....」

ここを読んで生物が得意な生徒はこう思っただろ?「脳の視床下部から大量のドーパミンが出てるんじゃないか?」ってね。でもそれだけじゃないと思う。もっと解明できてない部分があると思う。幼児期の環境や親からの愛情や仲間やチームとの「絆」やら色々な部分が関係しているらしい。だから幼児期の環境って重要だよ。

この時期の8ミリテープを再生して見ると「どう見てもこいつおかしいぜ!!(笑)」と思える位、本当にうれしそうに異常にしんどいことを満面の笑みを浮かべてやっているのだ。

自分で自分を見て言うのもおかしいが「こいつ、頭おかしいんじゃないのか???」と思える。

とにかく朝のダッシュが一番つらい。心拍数を上げるのとスタミナアップなのだが、絶対にぎりぎりまで追い込まないと当日力が出ない。「心のどこかで手を抜いたダッシュは何の意味もない」
2分間、手と足を休むことなく動かさないといけないのだから気を抜くとKOされて病院直行だから

当時のきつかったトレーニングの1つで「4人ひと組になってうさぎ飛びでぶつかり合う」というのがあった。これがとんでもなくつらい。

最初にぶつかりあって手を後ろに組んだ状態から離したものは、最後の一人が決定するまで罰ゲームとして「腕立て伏せ」をやらされるのだ。

2番目に手を離したもの、3番目とその「罰ゲームの腕立て伏せ」は、だんだん時間は短くなるのだが、仮に最後まで「ぶつかりうさぎ飛び」で残っても足が痙攣する位(立てない位)疲れているので結局、全員地獄を経験することになるという訓練だった。

しかし、平等に4人とも鍛えるという意味では良くできていた。
これをたて続けに3回位連続してやるのである。

先輩はもっととてつもないことをしていた。6Fくらいのビルの屋上の金網を超えて反対側に体をたらして「懸垂」をやっていた。(誤って手を離したら落下してまず即死である。(笑))警察につかまるとまずいので深夜にビルに昇りやっていた。

「これ位、ぎりぎりの状態でやらんと勝てんのや!」とか先輩は、わけのわからないことを言っていた。しかし、異常に説得力があった。 
(夜、酔っ払いが上を向いてビルに人間がぶらさがっていて懸垂繰り返しているのを見たらきっと目が覚めるだろうと思う。(笑))

後輩は、深夜に公園の大きな木に「頭突き」をしていて「危険な変質者がいる!」と通報されて警察に運ばれていかれたことがある。極寒の夜にTシャツと半ズボンに手にグローブをつけて公園の木に頭をぶつけ続けているのだから当然と言えば当然なのだが.....

その後輩が今、警察官をしているのだから不思議なものだ。
現在、大阪の寝屋川市で勤務しています。以前、会った時に「先輩、この前麻薬常習者捕まえましたよ!」とうれしそうにしゃべっていた。飛び降り自殺や事故の現場検証の話だとか警察官しか知らない、そして聞いていたら朝まで聞ける位おもしろい話を聞かせてくれる。警察官の後輩が多いのは良いことかも知れない。

もう一人の先輩は今は住友銀行の支店長代理だが、奥さんの誕生日に「スクワット1000回」をプレゼントしていた。(普通、こんなプレゼントなんて誰も喜ばないし、いらない)
この先輩には、プロテインや肉体改造についてたくさんのことを教えられた。
しかし、人間離れしていることを大真面目に全員でやっていることが不思議と楽しかった。

「体育会系の良さ」というのはこういう所にあるのかもしれない。
朝7:00からの坂道ダッシュに付き合ってくれる後輩がかわいくて仕方なかった。
大会前に「チーム」ができる。そしてとてつもない練習を共にする。
「男同志の友情」ってこんなにいいものかとか感じていた。

とにかく味がしないものばっかり食べていたので食事が楽しくない。しかし、慣れて来ると体が動くこと、動くことに驚いた。とにかく「動き出したら止まらない」というような感じか?

毎日ではなかったが、「自分がすごい!」と思ったことがある。これこそ「ランナーズハイ」ではないかと思う。なんか、頭も体もマグマが炎上しているような感じか?

なんか「サイボーグのように筋肉繊維の躍動がわかる」というのが正解かも知れない。
しかし、連続ではなかった。そういう日もある位だろうと思う。大会の後、食事療法の制限が解除され、選手に配られた400円位の幕の内弁当が、涙が出てくる位、その場で転げまわる位感動的にうまかったことを覚えている。

食べたものを「飲み込むのがもったいない」と言う位だと思う。

やはり、「制限する」ということが、この感動を産み出すのだろう。
「もう一回やれよ?」と言われたら間違いなくNOと答える。

また、止めた時のリバウンドもものすごく早く、そこで「もう1回」は無理だと思う。少なくとも私は心が折れた。

まず、継続できないだろう。目的意識も弱いし......耐えられないだろう

ただし、「ランナーズハイ」のあの「自分を無敵と錯覚するような感覚」は、経験した方がいいと思う。年を取ってからでは絶対に無理だと思うから ...

私も当時は信じてましたからね。「自分の限界メーター振り切った後に無限のエネルギー状態に包まれるって...」 100人と連続で戦って急性肝炎で救急車で運ばれた人がいるような所でしたからね。でもスポーツ選手で一度引退して戻って来る人いますよね。

きっとみんな「ランナーズハイの状態」が忘れられないんじゃないかな?と思いますよね。
本当に究極の緊張とアドレナリン最高潮の状態が融合されて出てくるんじゃないんでしょうかね。 楽しくって、楽しくって仕方ない「究極ハイの状態」ですかね。

自分がそういう世界まで行けたことは正直うれしかったですよね。

ただ、ことわっておきたいのだが、こういう所を読むとさもプロフェッショナルのように思われる方もおられるかも知れないが(普通の人よりは詳しいと思うが...)、何のことはない。
空手を始めたのも実は大阪のミナミで「かつあげ」に合い、何もできなかった自分に対する「怒り」があったからこそできたことだと思う。

もし、そういう経験のある人が読んでいるならわかると思うが本当の恐怖状態になると2~3日位放心状態になったと思う。また、行動や言動全てに全く自信がなくなる。

小学校は剣道をやり、中学は柔道とサッカー、高校も柔道をやっていて何もやってない時期にミナミで「かつあげ」にあった。不思議なもので何もやっていない時は自分を支えるものが全くないので不良高校生や中学生を見ただけでもひたすら怖いのである。

また、もてたことのない人間が唯一もてた時期がこの時期で、女性関係にぼけていた。
要するに「ふぬけ状態」である。「男くさい根性論の世界なんてもうまっぴらだ」とか思って何もしてない時期だから完全に「へなへな弱者」である。

女性にぼけると今まで興味さえ持ったことのないファッションだとか、髪型をやたら気にしていた。完全に色気づいた人間の末路は決まっている。チャラけた心や、浮ついた心を持っていると「強烈なバチが当たり、改心させられ運が良ければ真面目になる」というパターンになる。そして振り返ると「当たり前のことが当たり前に起こっただけ」と年を取ってから初めてわかるというパターンだと思う。

ここを読んでいる男性諸君に聞くが「女性に入れ込むとしんどいこと、きついこと、耐えることがどうでもよくなるだろ?、そうだろ、みんな??」当たり前である。

私の場合もきっと神様が「こいつは特大級の天罰を与えないと目が覚めんじゃろ?」と与えたに違いない。あるいは私の先祖だろう。「神様は見ているよ」の世界だ。

勉強一筋だった受験生が入学して完全に女性に入れ込んでしまって狂ってしまうことがあるだろう。反動が大きいと大きいだけ「狂い」も大きく長くなる可能性がある。
(医学部に入って留年する生徒にも少なからずこの「女性に手玉に取られて留年する」という場合もある。保護者だけは知らないと思うが....「実は..」という本当の理由があったりする。(笑))

でも、こんな時期はできるだけ早く卒業した方がいいだろう。
落ち着くのが遅いとかっこ悪いと思うから大体、モテたことのない人間が急にモテるとろくなことはない。
強烈に頭を打つまで軌道修正できないだろう。

いなかの生徒が都会に出て彼女ができてぼける時期があると思う。そんなものだ。
いったん緩むとなかなか「ストイックな生活」になかなか戻れない。戻すのが大変だ。
「女性の香水の香り」にふぬけになった人間が「汗臭い苦しい世界」に戻れるわけがない。よほどの決断が必要だ。(決断とは決めて断ち切るということだから....)

中学の顧問に言われた言葉がある。「練習1日休むと取り戻すのに3日かかるよ..」と。「ボクサーは朝走れなくなったら終わりだよ...」とも

そういう時期に「かつあげ」にあって何もできるはずがない。完全に牙を抜かれた「なよなよ人間」だから....受けた精神的ショックも相当大きかったと思う。
当然のごとくそんな「ショック状態のふぬけ野郎」に女性がいつまでもいるわけがない。
心がすさむと女性も離れていくのも当然だと思う。

たまに冷静に戻る時があるのだが、「なぜ、俺が狙われたんだ?他にも人は歩いていたはずだ、そんなおあつらえ向きのカモに見えるのか?」とかそんなことばっかり考えるのだ。

自分の全てが後ろ向きになっていき、自分の全てに自信が持てない。
笑えるかも知れないが、自己改造セミナーにも行った。
何か人に笑われているような妄想が染みついて取れないのだ...

そこで「かつあげ」にあって何もできかった自分を超えるためにはこれしかないと勝手に自分で定義づけて酔いしれていただけかも知れない。ただ、この経験でいやな思い出が消されて精神的に完全に楽になったことは確かだったと思う。

これ位のハードルを超えないと自分についた死神は取りはらえない位に思い込んでいた。
昔のようにまともに人の目を見てしゃべれるようになりたかった。


十分なお釣りが来る位の経験だったが...

ドラマの1シーンのように「かつあげに合ってびびった自分の映像」を頭の中でフラッシュバックしてこの先生きていくわけにはいかないにはいかないと思っていたような気がする。

何十年も立つと「別にそこまでやらんでも....」とも思うが 
当時の自分にとっては「これ以上重要なものはない」位だったと思う。
とにかく人間として根本的な自信を取り戻したかった。

そこで「これではいけない」と思い、1981年だったと思うが最も厳しいと言われる道場に入門した。最初、怖くて「3回位探りの電話を入れたと思うが....(笑)」 
(場所だけ確認して帰ったのも3回位あったと思う。人間いったん自信を完全になくすと物事を決めるのもなかなかできないものだ。)

「あの、僕はいじめられっ子なんですが、ついて行けますでしょうか?(笑)」とか言ったと思う。

「大丈夫ですよ!」とか電話口で言われたが、これが全然大丈夫じゃない世界なのである。大丈夫どころか、常識を超えた「とんでもない世界」だった。

ただ常識を超えたような所でないと元に戻れないという焦りもあったと思うな。
良識のある普通の人間が行くような所じゃないよ。

日曜夜6:00から「自由組手」という恐ろしい稽古があるのでこれが胃が痛くなる位恐いのだ。みんな「サザエさん」でも見ながら明日に備えている頃にこっちはとんでもない恐ろしい所にいるんだから...
(日曜の朝から本当に憂鬱だったし遊びたいな~と思っていた。)

そこの責任者だったI先生が後のK-1を立ち上げることになる。

当時、南大阪に「とてつもない天才」がいるという噂が流れていた。天性のセンスと天才的な反応とテクニックで黒帯になる前からすごいと言われていた。後のK-1で活躍する武蔵選手のことである。

 
<参考>
 
PS: 自由組手:

日曜6:00に行われていたお互いに自由に攻撃し合うもの。「始め!」の号令と共に道場のあちらこちらで「参りました~」と次々に人が倒されていく。
「こ、これはとんでもない世界に入ってしまった...」と思った。 
一番苦しかった練習の名称


PS:episode

このランナーズハイ状態で地元の小学校のグラウンドを36度の炎天下のもと帽子もかぶらずに上半身裸で100周走ってたらそれを見ていた農家のおばあさんに「●●小学校で何時間も走っている怪しいおかしな人がいる...警察に電話した方がいいだろうか?....」(田舎はすぐに伝わるため)と
 
母がお客さんに言われたそうだ。
恥ずかしくて自分の息子だと言えなかったらしい...


PS: 柔道事故

中学校の武道必修化が文部科学省で決定したがこのブログの影響も影響しているのかと一瞬思ったが考え過ぎだろうか?でもやったことのない人間には指導が難しい世界だと思う。「礼儀正しい日本人を創る」目的だそうだが、個人的意見を言えばある程度うまくならないとおもしろくならない世界だと思う。怪我も多いし、どうかな?
と思う。「何でこんなことせんといかんの?」とやったことのない人は思うと思う。

ただ、気をつけないと事故が増えるだろうと思う。素人が素人を投げると危ない
「受身」をやり込んだ人間なら自然に回転して背中から落ちるが、素人は条件反射的に手で支えようとする。骨折すると思う。あるいは首から落ちると「車椅子生活」になる危険性だってある。
 
例えば素人が素人を背負い投げすると、足腰がグラグラしているので投げる方の腰がくだけて直下に落ちる。この時が一番危険だと思う

全員でやった時に目が行き届くはずがないだろう?想像したただけでも「ぞっ!」とする。
大丈夫か??全国の学校で訴訟だらけになる可能性だってあるよ。


素人が実技の監督をしてたらえらいことになるとも思う.....
「実技を見守れる熟練者の数」が少なすぎるだろう...考えたらわかるだろう。 

ということで導入については反対の方に一票入れておきたい。

2011年2月11日朝日新聞に「柔道事故の特集記事」が出たのでこのブログも新聞社のネタ元になっているのでは?と思った読者がいるかも知れない。

それだけ毎日新聞記事のネタを探すのは大変なことなんですよね。
朝日新聞社様応援していますよ!! がんばってくださいね。

科学的勝負脳(追加記事)

水泳の北島選手を金メダルに導いた平井コーチが選手が150メートルから200メートルの間にスピードが失速するというのを問題視して脳の研究専門家に相談し、メンタル面の強化をした番組を見た。

その答えとして頭の中に「ゴール」という言葉がよぎると人間の心理の中で「もうすぐ終わり」ということばの意味がインプットされて失速すると。だからタッチして電光掲示板をすぐに見るまでがゴールとして強化した所、効果が出たという結論だった。

特に「科学的勝負脳を創る」ということばが印象的だった。
置き換えると受験生の場合は「大学入試は通過点」ということか。
その先の自分が世の中に貢献している姿を鮮明にイメージすることによって今の苦労を乗り切るということになるのだろう。

そう言えば、「脳」についての小論文や英語の長文も出るよな

最新の「重要トピック」なんだな

医歯学部受験予備校指導記録72

<12月17日(月)> 不得意科目ができる理由

恥ずかしいことだが、大会前に「食事制限」をしていたからかイライラするのでよく生徒に
イライラを当たっていた。受験勉強もそうだが、何かを制限するとストレスがたまる。

ここで不得意科目ができる1つの理由を説明したい。受験を意識していない学年からのことだと思えばいいと思う。中学、高校にしよう。これを見ている皆さんもそうだったように、生徒は先生に応じて教室での態度を使い分ける。

例えば、英語の嫌いな生徒が、いい先生に当たってから飛躍的に伸びた、あるいは好きになったということがあるだろう。 この「好きになる」というのは重要な要素だと思う。

つまり、高校生が学校の1日6時間の授業の中で自然に「この先生は真面目に受けよう。
3時間目の教師はちょろい奴だから内職しよう。そうだ、5時間目のやつも怒れない女の先生だから塾の宿題に当てよう」とか「1日の裏スケジュール」を組む。その期間が長ければ長いほど、高校3年になって「つけ」が廻って来る。仕方ない。

意識が低い時期があって当然だから ....

はっきり言えば、学校内での指導者からすれば、「4月の最初になめられるとその1年は終わり」と言っていい。もし、中学や高校の先生が見ていたら「その通り!」と言うだろう。

父兄の方はわからないかも知れないが、1つの教室は「静寂そのもの」しかし、その隣はほとんど「動物園状態」は十分にありえるのだ。

教える人間が、「なめられる教師のリスト」に入っていたら、授業中は、休憩か内職か生徒のストレス解消の時間となりうる。当然、生徒も休む時間と勉強する時間を見事に使い分ける。 (自分も学生時代先生によって態度を使い分けていたからよくわかる。)

もし、学校内で1年間をしっかり管理したければ、答えは「4月に暴れる」(笑)

これは、尊敬する英語の先生に学校で教えることになった1年目に教わったことだ。
「先生、生徒は先生をよく見てますよ。私はね、性格はおとなしいんですが4月は暴れるんですよ。そうしたらね、1年の管理が楽なんですよ。1回なめられるとね、途中から戻すのは無理なんですよ....」と。

「なるほど!」と思った。たしかに「怒る」ということはエネルギーを使う。精神的にもダメージが残る。授業に行きたくなくなる。そういうクラスが多ければ多いほど急速に「鬱」になると思う。 とにかく教室のドアさえ開けたくなくなる。
(そうですよね、現役の先生達?クラスによってものすごく気が重くなりますよね?)

私はどうしたか?、これも恥ずかしいが告白しよう。もし、昔の生徒が見ていたら許してくれるだろうか?当時は、足の「すね」をビール瓶でたたいて鍛えていた。公園のタイヤも蹴り込んでいた。最後は道路の電柱を蹴っていた。

そこで、4月にうるさい生徒の第1号を発見したら、無言で接近し、全力でアルミ製の机をサッカーボールを蹴るように机を全力で蹴りぬく。それもできるだけビリヤードの球が2~3回壁に跳ね返るように意識してやっていた。これ1回で効果満点だった。

女子生徒の悲鳴とその犠牲者の生徒は「あるはずの自分の机」が目の前から飛んでいったので、「これ以上ない戦慄の恐怖」である。急に支えていた机がなくなり、前に転げる生徒もいたと思う。非常に申し訳なかったのは飛んでいった机が全く関係ない生徒の所にも、ものすごいスピードで衝突していたことである。

それからは、生徒が授業始まっても開始後から入って来る生徒も1人もいなく、予習、復習も100%完璧である。ただし、「かゆい」から頭をかいただけで、生徒は身の危険を感じて条件反射でのけぞっている。

これを1回やると学校内で「あいつは危険だ!」と他のクラスに口コミが伝わり、全てのクラスで快適に指導ができた。完全な「恐怖政治」である。これがいいとは絶対に思えない。何か教室ではなく「冷凍室」にいるようだ。 今だったら訴えられていると思う。

しかし、なめられた先生や女の先生の1年は悲惨だと思う。学校に行くのが嫌になり、「鬱」になるのもわかる。例えば、自分より大きい生徒を注意して「何や、こら~」とすごんでこられてびびらない先生が何人いるだろうか?

授業以前の無法地帯で「まず、しつけの必要な空間」になっていく。ここから戻すことは本当に難しい。いわゆる「いじられキャラクター」にもうなっているから ...
最悪、毎日ナメられ状態でいじめられ状態になっていくはずだ。

真面目で本当にいい先生がこの怒れなくて、怒りたくなくて挫折していくことになる。
もし、悩んでいる先生が見ておられたら以下のアドバイスをしたい。
 

  1. 朝から晩までサングラスをかける(舐められないための必需品)
  2. 頭を角刈りにしていかつく見せる
  3. プロテインを利用してジムに通い早急に見せるための筋肉をつける。

いませんでしたか? 夕方までサングラスかけてた先生?
本当は気が弱いんですよね。

精一杯の変身なんですよね。(笑)、でもこれで舐められなければ精神的ストレスはないですからね。

学校で警察機能を持つことができるのは体育担当か生活指導位だろう。
今の時代一歩まちがえば「危険な空間」になる可能性もあると思う。
保護者も「学校の先生も大変だな~」と理解したらいいと思う。

私は当時は鬼のように鍛えていたからそういうことができたが、今の時代「逆上して刺される」可能性も否定できない。ただ、4月に「なめられない状態を創る」
これは重要だと思う。 また、その人が「なめられないバックグラウンド」を持っているかいないかで大きく変わると思う。あれば管理は楽になるからね。

結果的に自分が楽になり、ストレスはたまらないから...
本来はやりたくなかったが...「怒る」というのはマイナスのエネルギーが必要だから精神衛生上も良くない。1日中、毎週とかなると逆に心の病で休職になると思う。

また、たまにだが今の時代でもお父様が直々に出て来て「先生、うちの息子を殴ってくれませんか?」という依頼もたまにある。絶対にやらないが、最初言われた時は本当に驚いた。

「いや、今時そんなことできませんよ。お父さん!」と言うと
「いや、体罰にならん程度でいいんですわ!!お願いします。!!」と

今は手を出した時点で体罰だと思うのだがどうだろう?

もしかすると「体罰代行業」なんて出て来るかも知れない。
今、もっとも必要なことかも知れないなとも思う。

「わが子に合う学校探し」の盲点

上記の「わが子に合う学校探し」というタイトルはよくリビング新聞や情報誌や子育てに悩む主婦や受験生を持つ母親の目を引くタイトルだと思う。

関西で言えば中高一貫の案内に目を皿のようにして選びまくっているが実は大切な点が抜けている。というかまず生徒や保護者の視点では絶対にわからないだろう。しかしこれから書くことは重要な選択視点だと思う。

それは何かと言えば、「その私立高校の教員の離職率」である。私立高校になるとよほどコネがないかよほど優秀でないと採用しない。長年教員採用試験にチャレンジしている受験生からすれば「そんなチャンスを手にしたのに辞める人なんているの?だったら私と代わって!」と言うだろう。

常に採用を出している私立高校だってある。私立は個人商店のようなもので簡単に言えば、派閥や人間関係や耐えられない理不尽な面を持つ部分だってあると思う。

例えば離職率の高いその高校の生徒が来た時に聞いてみた。「おい、お前んとこの高校辞める先生多いやろ?」

そうすると「なんで知ってるん?、1年で20人近く入れ替わるで..びっくりやで!!」
とか予想通りの答えが返って来た。

「やる気のある先生がどんどん辞めて入れ替わる」、私からすればこれこそ見逃してはいけない視点だと思う。でもお客さんは気がつかないしそんなことはまず知らない。

「いいことしか書いてない案内」で判断してしまう。関西でも有名な進学高校でも離職率の高いところはある。「先生が辞める=チームワークが出来ていない=やる気がない」かあるいはやる気のある先生が耐えられずに見切りをつけている可能性もあるだろう。

例えば英語のリーダーとグラマーの先生がいるとする。

  1. 常に教科の表と裏で連絡を取り合い、何を教えてどこに問題があるか素晴らしい
    連携プレーを取っている。
     
  2. お互い別の派閥に属しており憎しみ合っているため連絡も取らないし、連携して
    いないし何をやっているかもわからない。「勝手にやってくれ」状態


プロ野球でも監督とコーチが憎しみ合っていたら選手は育たないだろう。だから
離職率の高い所は②の可能性が高い。私立高校の卒業生で「え!あの先生
辞めたの??」って場合あるだろう。多分忍耐の限界状態だった可能性も高い。
 
 
そんな所で「いいサービスがあるはずないだろう」、しかしここに気づいている保護者はほとんどいないし、よほど精通していないと情報はキャッチできないから仕方ないと言える。
「常に教員が離職していないかどうか?」これは重要な学校選びの基準だと思う。

だって最前戦の兵隊が「いつ辞めようか?」と考えている所にいいものはないと思う。 
それに先生が辞め続けている所には「ここ私立なのにしょっ中募集してるな、よほど内部に問題あるんやろ?」といい人材は応募さえして来ない。

こんな側面はいいことしか書いてないパンフレットからはわからない。でも学校選びの選択基準としてはものすごく重要な点だと思う。
よほど詳しい人間しか知り得ない情報ではあるから入手するのは難しい。

生徒が先生を辞めさせる学校

私立高校の中に生徒が先生を辞めさせる学校もある。(知っている人もいると思うので場所やイニィシャルも出さないが...)

そこでは新しい先生が来ると2週間以内に辞めるか?、2週間以上持つか?
生徒同士が賭けをしている。

どういう風にやるかと言うとバケツに水を入れて雑巾を入れて、先生が黒板に書いている時に水をたっぷり含んだ雑巾を背後から投げつけるのである。

当然、先生は背中から後頭部までずぶ濡れになりキレて怒る。

というか当然パニックになる。

先生:「誰や、投げたのは?、お前か??」

大体、条件反射的に誰かを疑うそうだ。
そうすると疑われた生徒もキレる。

生徒:「あんだよ?、お前俺を疑うのかよ?」

他の生徒は全員「しーん...」として誰も静止状態なので誰がやったかわからない。

これを3回やれば、「大体は辞める!」と生徒が自慢げに言うそうだ。
ゲームとして狙われた先生も不運だと思う。
 
例えば、女子高校でも「良妻賢母を創る」とか書いてあっても廊下に食べかけのカップヌードルが一列に並べてあったりするものだ。
 
こんなことなんか新任の人がわかるわけがない。
当然、どんどん先生が入れ替わることになる。
こんなことはパンフレットには掲載されない。

医歯学部受験予備校指導記録73

<12月18日(火)>不登校の先輩「生インタビュー」

今、数学CのDVD(全3巻)の編集作業に入っている。この編集者の中に不登校の先輩がいる。DVDの編集技術はすぐれた能力を持っている。今日のブログは社会問題となっている不登校の生インタビューを提供しよう。(今リアルで3メートルの距離にいる)


1、不登校の期間は合計何年ですか?

4年半です。小学校5年の2学期から通学していません。小学校6年生の時はたしか1日も行っていません。卒業式に出たかどうかは記憶は定かではありません。中学は最初の1~2日だけ行ったと思います。1年生の1学期の最初のテストは行きました。
中学はそこから卒業式さえも出ていません。高校は大阪天満橋にある公立の単位制高校に行きました。なぜ、公立だったかと言えば、親に迷惑をかけている自覚だけはあったからです。

2、学校に行かずに何をしていましたか?

最初は、普通に学校に行く時間に起きて「今日は頭が痛いとかお腹が痛い」とか言い訳を創っていました。頭痛と腹痛はよく使いましたね。口に指を突っ込んで実際に吐いたこともあります。「これ位しんどいんや」というのを見せとかないといけませんからね。
TVとゲームと進研ゼミの赤ペン先生をやってました。中学の時はパソコンでネットをやってました。

3、不登校はなぜ起こると思いますか?

一概に言えないですが、僕の場合は体制に対する反抗ですかね。個人を認めてもらえない苛立ちですかね。あとは「甘え」ですよ。親に対してですかね。でも今は暖かく認めてくれた親に感謝してますよ。こうやって制度に対する反抗と答えている時点で「甘え」ですよ。
でも当時は「自分は悪くない、周りが悪い」と思ってましたよ。そう思うことで自分を守ってましたよ。

4、不登校は改善できますか?

学校行くことがいいことかと思えるかどうかですよね。僕の場合は将来を考えて不安になってから高校行きましたけどね。僕の場合は運が良かったと思うんですよ。親が信じて待ってくれましたからね。

5、全国の不登校生徒とその親にメッセージをお願いします。

「行かないんだったら行かないなりのことをやれ!」ですかね。
「必要以上に自分を責めるな」ですかね。
「行っていないことに負い目を感じるな」ですかね。
解決するのに時間かかりますからね。
自分から行かない限り、どこに放り込んでも根本的な解決にはならないですよ。
親には「子供を信じろ」ですかね。「忍耐強く待て」ですかね。
「その子が何かしようとした時にサポートの準備をしとけ」ですかね。


<ここでDVD出演講師の内倉先生がひと言述べる>

「結局どう動いていいのかわからないというのが悩みや苦痛の根幹にあるんですよ。
だから、自分の悩みを紙に書き出す、文章にして見る、自分の悩みと正対する。
書けなくてもいいから書こうとすることが大事なんですよ。そこで初めて人のアドバイスが必要になるんですよ。それを1人だけでなく複数の人に意見を求めることが大切なんですね」

<最後に>

このインタビュー中にも彼は何度も「一概に言えない」を繰り返し言っていた。それだけ人によって様々なケースがあると言うことだろう。今日は記事を非常に書きたくない日だったのでなかなか書けなかったが、目の前に「最高の素材」がいることに気がつき、急遽めったに聞けない「不登校経験者の生インタビュー」に成功した。貴重な記事に変化した。
やはり、自分と同じ境遇の子を心配するからか、じっと考えてから発言していた。
本当に貴重な記事だと思う。


<最後にPART2>

2009以降、関係者の口から出ることばに「今は高校も辞めて受け皿となるはずの通信制サポート高校さえも退学してしまう子が多い」というのを耳にする。

「こんなことで世間渡っていけるのだろうか?」と父兄も心配だろうと思う。個人的意見で偏っているかも知れないが、「女子より男子の弱体化」の方が大きいような気がする。これは、
推薦入試会場を見ても「女子生徒の方が多く、つまり高校生活をきっちりやり遂げている」
という証明でもあるだろう。

今後は、「心の強化とコントロール力という部分」が最も重視されるような気がする。
少子化なのに不登校は順調に増加している。潜在的な数字も入れるとものすごい数字になる
ため、公に公表できないのかも知れない。

 

重度になると「親の死がそのまま子供の死につながる」と言っても過言ではないだろう。それ
だけ人間を育てあげるというのは大変な仕事であると言わざるを得ないと思う。親の子育て
能力も急激に落ち続けているのかも知れない。
「子育てカウンセラー」も存在するからね。



<最後にPART3>

今までにかなりの数の「子育ての失敗例」を見て来た。中にはTVに出ているような人やTVの記者会見をするようなドクターや医学部教授や大学教授の子供も見て来た。
バリエーションは人より多いだろうと思う。どれだけ親がえらくても失敗はするものだ。

根底にあるのは「不安」だろう。それじゃ、逆に成功例ってなんだろう? 答えは親が死んだ後でも「生き抜く力と知恵」を伝授された状態かも知れない。
死んだら心配しようにもできないから。

腹が立って生徒に「お前、今のままやったらお前の親死んでも死にきれんぞ!」と言ったら「オレが心配かけとるから長生きするんや!!」と返って来た。正直、怒る気なくした。
実は当たっているかも知れない。(安心するとボケるというから)

自分の母親に言われて恥ずかしながら何十年もたってやっとわかったことがある。
その言葉は「勉強は死ぬまでしなさい。明日棺桶に入る前日までやりなさい。」だった。

つまり、受験の勉強だけでなく生きるための勉強、世の中の勉強、人間関係の勉強
法律の勉強、社会の勉強等なんでも勉強し続けろということだ。必要なことなんだと。
勉強は止めたらダメなんだと。「一生本気でやれ」ということだ。

「勉強は死ぬまでしなさい。明日棺桶に入る前日までやりなさい。」
これは死ぬまで親の代わりに伝えていきたい。 

自分の母親とは言え、なかなかの名言だと思う。
これに並ぶことばを残してかっこよく死にたいと思っているのだがなかなか見つからない。

医歯学部受験予備校指導記録74

<12月19日(水)> 次の犠牲者にならぬように

昨日の記事のアクセスは驚異的だった。もしかして全国20万人の不登校生及びその保護者
に引火したのか?よく回線パンクしなかったかと思う。そう言えば、不登校の経験者がインタビューに応じるなんてあまりないな。まして4年半のヘビー不登校の大先輩だ。

大学時代は映画部に属し、「水を得た魚」のように没頭したらしい。一番印象的な詞をつけ加えれば、不登校の間は、「まずいな」とは思っていた。しかし、それを打ち消す自分もいたという詞であった。経験者の言葉は説得力がある。自分の言葉に説得力がないと人を動かすことはできないだろう。今日は保護者に向けて緊急伝達しよう。

もし、さ来年の受験者を抱えている保護者に緊急伝達する。
今年、報告された学校のミスの一部である。
改善されなければ、新たな犠牲者が続出されるので言わないといけないだろう。
あえて高校名は出さないが、まだまだたくさんあるだろうと思う。

報告された致命的ミス

  1. 数学3、C今だに終了していない。(どうやって間に合わせるのか?)
     
  2. 化学2まだ未履修である。(どうやって間に合わせるのか?)
     
  3. 推薦条件を完全に満たして余りある位なのにチャンスを逃している。
    現役にしかチャンスがない医学部の推薦という「伝家の宝刀」を使わないで終わっている。
    その情報すら流していない。「責任問題」だと思う。もしかしたら合格していたかも
    しれない。
    もう2度とチャンスはないのだ。もう1度2ヶ月前に戻ることはできない。
     
  4. 私立専願なのにセンター対策をやらされたり、東大の問題の予習をさせられたりで
    赤本を見る暇さえ与えられていない。「究極の時間の無駄」と言える。
     
  5. 国立医学部の推薦を出せるのに、「ボランティア活動の推薦者の推薦書がいるから
    あきらめろ」とかわけのわからん指導をしている。
    「そんなもん俺がいつでも書くよ」と言ったばかりだ。
    国公立医学部の推薦出せるのに「あきらめろ」とかバカじゃないのか?
    しかし、もうほとんどが期限終了している。取り返しのつかないミスだ。
     
  6. 生徒が医学部の推薦入試を控えていて、「面接の訓練して欲しい」と直訴したが、
    「そんなもんやらんでええ」と言われた。推薦入試会場で同じ受験生があまりにも
    流暢にしゃべる現実を見て愕然とした。(そんなもん勝てるわけがないだろう。)
     
  7. 医学部受験のことに質問したら、「俺に医学部のことなんか聞くなよ」と言われた。
    (これは気持ちとしてわからないこともない。絶対的多数の重複した進路の生徒
    のことが中心となり、1名から数名位は「忙しいから自分で調べろよ!」となる。
    特に学年で1名で現役で推薦入試を考えている場合、自分で調べ方もわからないため、
    自動的に情報不足になって失敗するケースが多い。)

同じ高校に行っているのなら、もっと犠牲者は多いはずだ。また犠牲者は出ると思う。
父兄がよく知らないのでこういうことが起こると思うのだが、電話で伝えると父兄は「放心状態」だ。

うまく「出願して受験できて落ちた」のならわかる。「チャンスをみすみす逃してもう戻れない」のだからひどいものだ。わざわざ手強い浪人と戦うことになってしまった。第1、何のために人よりがんばって評定平均を上げて来たのか? 完全な徒労になってしまっている。

そして、上記の4番の「東大の問題」だ。これは長くやると職業病として出るものだ。

  1. 自分が東大の問題を解いていることに酔いしれている。
     
  2. 生徒に解ける自分を見せびらかしたい
     
  3. 1番難しい問題が解ければ、大丈夫と思っている「バカ」だ。
     
  4. 全員に対応できる時間がないので難しい問題をやっていれば簡単な問題をやるより
    文句は出ない。
     
  5. 難しい問題をやらせて生徒をびびらせて楽に管理しようと持っていくための自己満足
    の手段
    「これ位やらんといかんのや~」がよく使うセリフ
     
  6. 塾や予備校に行かせないために先生が無理をしている証拠


これは私自身も「職業病」としてかかりかけた病気である。本人はいいだろうが、付き合わされる生徒は迷惑このうえない。
生徒の中にも学校の中間テストや期末テストに解けもしないのに定期テストに出題する意味も
ないのに丸々1問東大の問題を出された経験のある生徒もいるだろう。

(これは、ある意味、「威嚇」や「自省効果を促す」という理由の方が大きい。こういうのを連続でやられるとある意味進学校の生徒が「潰された」状態になる。)

以上、ここ2~3ヶ月で現実に報告されたものである。
今後、新たな犠牲者が出ないことを祈る。今年、特に多かったのは、戦う前から「無理だから浪人せよ」と言われている。これからよく起こることの1つに「今年で逃げ切りたい国公立私立併願の生徒と意図的に浪人させて国公立の実績を出したい学校側の意図で父兄と進路指導がぶつかるケースが多々ある。私立の学校側も生き残りがかかっているから意図的に浪人をさせる場合もある。
でも本人はできれば現役で逃げ切りたい。私立に合格しても全く評価しない場合だってある。

お互いの意図が異なるから仕方がない。

でもただ「来年に賭けろ、浪人せよ」を連呼だけではやる気が出なくなる。
そんなこと言われて追い込みかけられるわけがないだろう。第1全力で受験ロードを駆け抜けないと「どれだけの疲れなのか?」、「どこでどう準備すべきか?」さえわからない。気の抜けた状態で得るものは何もない。

戦う前から「ふぬけ」にしている。全力でぶつかってこそ「学び」はあると思う。
F1レーサーだって練習の時にコースを全力で走って感触を体感しておくだろう。
それと同じだと思う。

そしてその全力突破が自分自身の貴重なノウハウになる。

医歯学部受験予備校指導記録75

<12月20日(木)> 次の犠牲者にならぬためにPART2

昨日は、今年後半に報告された進路指導ミスの致命的かつ取り返しのつかないミスを報告した。だから、今年は学校で終わっていない所の「緊急の知りぬぐい」が多い。多くの場合、生徒自身が気がつくのが遅い。それから学校での不満を家で口にして初めて表面化する。
しかし、保護者も緊急事態に気がつく場合と気がつかない場合がある。

現役生にしか使えない、言ってみれば一度しか使えない権利をみすみす無駄にしている。
真面目な優等生が、学校でサボりまくった受験生と同等の扱いになってしまった。
むしろ、真面目でおとなしいから損をしたと言える。これは、「氷山の一角」であり、探せばものすごい数が表れて来ると思われる。

また、真面目で従順であるため、無駄な意味のない補習とかにも勤勉に出席する。
受験産業の盲点というのは、入試が毎年大幅に早いスピードで変化していくため、お客さんが「わからない状態」になっている所だ。そこによくわからない人間が「いい加減なこと」をしても気がつかずに終了してしまっている点にある。これが全てだと思う。

また、「先生は全て知っているもの」と考えるのも大きな間違いだ。欠陥人間も多数いる。
そして、もう1つは、「聞かない限り動いてくれない、全員常に気にかけているわけではない」ということだ。忙しくなれば忘れる。生徒や親が10回でも定期的に聞けば、正確な返答が得られるものと考えていいだろう。締め切り期限までに「ぼ~」としていたら間違いなく損をする。
そして、結論としてそういうことが起こる以前に「進路をしっかり考え抜く」という機会が十分に与えられていないことだ。言ってみれば「起こるべくして起こるもの」だと思う。

保護者も17や18の時に「しっかりとした進路指導を受けたか」思い出して欲しい。おそらく記憶にないだろう。
その父兄の時代より、もっと早く、複雑に入試制度は目まぐるしく変化しているのだ。
だからチャンスに気がつかず、乗り遅れる。
小さい時から計画を立てて育てられて来たのに「水の泡」になる。
気をつけて欲しい。

これから受験予定の家庭には、こういう事件は間違いなく繰り返されると100%保証する。なぜなら、私もそういう現場にいたから

笑うに笑えない問題

高校名は出せないが、中堅の私立進学高校にこういう問題がある。(もう慣れたが)

「うちの高校ではですね。数学3C、化学Ⅱ、物理Ⅱをですね。高校2年までにもう終わらせるんですよ!」と、これは聞いている方からすれば頼もしいと思うじゃないですか?

で、講師が「高2までに終わってるんやろ?」と聞くじゃないですか。

そうすると口から出るのは........(楽しみにして欲しい)

最も多いのは、「その言葉だけは聞いたことある!」なんですよね。(笑)
で色々聞くと内容は全くと言っていいほどくわかっていない。

ただ「やった」だけなんですよね。
あるいは学校が「無理やり終わらせている」だけなんですよね。

普通に高校3年でやったら間に合わないから「無理やり終わらせている」というケースは多いですよね。

現役の高校3年生が真剣に言いますよね。
「どこから復習していいかわからないんですよ!」

こういうの笑うに笑えないですよね。
毎年ありますよ。

<気づく能力チェック>

いずれ保護者と生徒が100パーセント直面するので先に言っておきます。

学校に「推薦書書いてくれ?」って言いますね。

「じゃ、書いて欲しいこと言えよ」って言われます。

「そう、言われてもなー」となってどんどん時間が立って出願締め切り日が
接近してイライラしますよ。最後に「特記事項なし」で終了。他はまっくろ
になるまで書いてくれてますよ。無理ですよ?、推薦ですよ?

 

医歯学部受験予備校指導記録76

<12月21日(金)> 地方との格差

他府県から大阪に直前特訓に来た場合、とにかく流れに早く乗せる。勉強に集中できる環境を
素早く創ることが「腕の見せ所」だ。少なくても2日~3日以内に準備しなければならない。
そこまでには、生徒の弱点を見抜いておき、講師の準備、カリキュラムを個人別に合わせ、衣食住全てにおいて最低限の管理をしなければならない。

残り期間が何日で、解決すべきテーマが「これとこれ」という風に全てを最高のスピードで準備する。講師も短期間に予想を立てて満足度が上がる教材を瞬時に提供できなければならない。
つまり、多くの引き出しが準備されており、どの引き出しから何を出すか?
自由自在に対応できなければならない。

ホテルの料理人が瞬時に判断し、個人別に合わせたフルコースを準備するのに似ている。
引き出しがなければ、対応できないし、満足度も上がらない。常に引き出しの数を増やす努力をしておかないと生き残れないだろう。それだけ、お客のニーズは多様化している。

しかし、地方の生徒が口にするのは、「大阪という都会にいるだけでスピードが速く感じる」という。これは、まさに「的を得た意見」であり、背景が田んぼと山と小川のせせらぎだけで生活のスピードが遅く感じるのだ。いわゆる「背景ぼけ」である。ゆっくりできないのだ。
小論文の内倉先生が青森に授業をしに言ったときに「何であんなにゆっくりしてるんですかね?」と言っていた。

私も母の実家が九州の長崎であるため、最初の1~2日はいいのだが、それからペースが大阪ペースを覚えているため、イライラし始める。背景に適応できないからだろう。

これが、長く生活するようになると「そのスピードが当たり前」になるという。大阪では信号は意味がない。「青は渡れ、黄色も渡れ、赤は気をつけて渡れ!」だが気をつけずに渡るのもいるのが大阪人だと思う。信号が変わる「時間差」を利用した自転車でものすごいスピードで横切る命知らずも多い。

また、待っている車が変わる瞬間に飛び出るのが大阪ナンバーの車であり、東京の3倍早くクラクションを鳴らすのが大阪人であり、ムービングウオークを走るのも大阪人だけだろう。地方の生徒を見ると「なんて純粋なんだろう」と思えるのがいいものだ。
本当にすれていない。「小川のせせらぎ」のようだ。

ただ地方の生徒の方がすれていない分、忍耐強いような気もする。都会の受験生はあまりにも合理的で最も根本にある「持続力」で負けるような気もする。そういう所が本番にも影響するのではないか?と思う。成功する「性格創り」ってあると思う。

地方浪人生の願望

医歯学部になると全国が対象になるので生徒が岡山であろうと東京であろうと沖縄であろうと問題なく思えて来るから不思議である。こちらが当たり前のことと考えていることに地方の生徒はえらく感動したりするものだ。ユニクロを見てびっくりしたりする。

それでは逆に地方浪人生がなぜ都会に行きたがるのか多少触れてみたい。

  1. 1度は都会に出てみたい。(これは皆さんもわかるだろう)
  2. 付き合う人間のレベルが上がると思う
  3. 最先端の研究やナマのレベルの高い情報が得られると思う。
  4. 大学に入って家庭教師をする時の時給が高い
  5. 大きな本屋がある。信じられないスケールの本屋がある。
  6. 都会で医学部に入ればもてる可能性が高い、セレブとつきあえるかも?(笑)
  7. 人脈ができる
  8. 田舎の村社会から脱出したい
  9. 自分の成長が絶対早いと思う
  10. いずれ田舎に帰る運命だから若い時だけでも都会で暴れてみたい


PS:5については「学習参考書コーナー」に行けば受験生同士が世間話をしながら参考書や問題集を選んでいるシーンに出会うはずだ。その世間話を聞くだけでも「地方との差」を感じると言った生徒もいた。今はネットで注文できるが、都会の参考書コーナーは1日中ゆっくりと中身を見ながら吟味できる利点がある。

「ばかでかい本屋と莫大な書籍の数」が田舎の個人書店しかない地域との「差」かも知れない。自分が「心中する問題集や参考書の選択」には大きな利点だと思う。(ジュンク堂のように一日中椅子に座って立ち読みできる書店もある。)

また、新刊の本屋に並ぶスピードも早い。また、入試関連のイベントも多い。
自分で体感しようと思えばいくらでもできる。うまく利用すれば「いい意味での気分転換」になるだろう。そういうイベントに身を置くだけで刺激になる。

まだ、たくさんあるが「視野が小さくなる自分を大きくしたい」というのが大きいのではないかと思う。年配の方ならわかると思うが海外旅行なんて若い時に行っとかないと体力的にきついですよね。

年取ってから行こうとも思わないし、行く時間もないですよね。

若い時にしかできないことはやらせといた方がいいでしょうね。
変に若者に色々な制限かけるとダメですよね。
また、たまに帰省しても久しぶりに家族に会えるから歓迎されると思いきや期待が粉々にされて意気消沈して戻って来る場合もある。

 
<冷たい帰省>

  1. 帰って久しぶりにゆっくりしていたら「あんた、勉強は?」と聞かれる
  2. 「いつ帰るん?別に帰ってこんでもいいのに.....」
  3. 「ちゃんと勉強してんの?」

ということで実家に戻ってもゆっくりできるどころか、落ち込んで戻って来る場合もある。

都会浪人生の失望

今度は逆に都会浪人生が地方国公立医歯学部に行って、がく然として失望した、合格しても「親孝行のためだけ」に行っただけで本音としては都会に残りたかったケースである。とんでもない田舎状態にショックを受ける原因を並べてみたい。
 

  1. この時代に自動改札ではなく駅員が直接切符を切っている。
     
  2. 大学の建物や設備の老朽化がすさまじい。男用トイレの小便器が斜めに割れた状態で
    おしっこが詰まって流れていない。何日も流れていないオレンジ色の貯水池状態で
    やる気をなくす。見ただけでモチベーションが下がる。
     
  3. 夜9時には誰も歩いていない。コンビニもない。 タヌキがたまに歩いている。
     
  4. 地元出身の大学生と地方の田舎短大の女子大生と合コンすることになり、トラックの
    屋根のない荷台に乗せられて何時間もかけて合コンに行ったこと。まして昭和初期の
    ような「いけていないイモねーちゃん」ばかりで落胆したこと。(これは生徒の意見です。)
     
  5. 若者が急激に少なくなっていないので地域のイベントに貴重な若い力として常に協力要請されること。若者文化が皆無の状態に孤独感を感じること。
    長時間かけて新作DVDを借りにいったが、新作のDVDが1、2本しか入荷しないため、常にレンタル状態で借りたい時に借りることができない。 若者が少ないため近所で顔を覚えられ過ぎて逆に窮屈に感じる。
     
  6. 都会私立の設備状態の良さに比較して「こんな古い設備で大丈夫か?」と不安になることがある。将来を考えて設備の悪さに不安になるが、親のことを考えると言い出せない。

コーヒーブレイクタイム

気づく能力のテスト(読者向け模擬試験)


医歯学部受験のようなライセンス系の受験にかかわらず、大きな長期的目標
を必要とする試験において「何が最も大切か?」と聞かれれば、迷うことなく
「気づく能力」と答えると思う。

 


なぜなら、自分の視野が狭くなり間違った勉強法を気がつかずに続けるといつ
までたっても目標に接近しない。まるでハムスターが檻の中で回転しながら走
るように気がつくまで空回りし続けることになる。

ハムスターは気がつかないと走り続けて最後は疲れて死んでしまいますよね?
別の動きをするか?檻から出るか?ですよね。受験勉強だけにかかわらず、
のすごく後になってから気がついて後悔することたくさんありますよね。



そこで今日は読者のあなたに試験問題を1問出したい。「気がつく能力」をテストするものである。

<注意事項>

制限時間 マーク方式 2分
記述方式 10分


間違えた方は、自分に「気がつく能力」を誰かに指摘されるまでわからないということになる。記述問題まで正解を出した方は世の中をうまく渡っていける「生き方のうまいクレバー人間」として最大評価したい
かなりの「鋭い人間」だと思うし、大きなミスはしないだろうと思う。
気づく能力の偏差値65を提供しよう!(笑)

それではいきましょう!


<第1問(マーク方式)>

以下の人達が同じ教室で授業を受けています。この中で一定期間の中で最も
「学びの量」が多いのは誰だと思いますか?
 1人だけ考えて選んでください
(制限時間 2分)


<選択肢>

  1. 素直な現役高校生の受験生
  2. 真面目で予習完璧な浪人受験生
  3. 子供の進路について真剣そのものの情報収集に余年のない保護者
  4. 何でも子供のために命賭けで動いている究極の親バカの保護者
  5. 責任感の強い面倒見のいい講師
  6. セミプロ受験生でほとんど基礎は終了している。難しい質問を講師にガンガン
    ぶつけてくる講師泣かせの生徒
  7. まだ基礎段階の生徒で理解も遅い、しかし基礎的な質問を講師にガンガンしてくる
    講師から見れば非常に手のかかる生徒
  8. 後ろで腕を組んで状況を見ている講師の友人


<第2問>

記述式:その理由を記述しなさい。(制限時間10分)


タイマーを準備して時間を計測してください。
まだ、下の解説を読まないように!!

 

 

 

 

【解説】

問題を創る1つの方法として、まず正解を何番目に置くかを考えるんですよ。次に微妙に異なる解答を2~3個準備する。そして最後の1~2個を適当な思いつきの全く関係のないものを「騙し用の答え」として入れておくんですよね。

正解は4の責任感の強い講師です。まず「学びの量」を聞いているんですから

「最も情報を得る人間は誰か?」ということを考えて見ればいいですよね。
更に「最も情報を提供しなければならない人間は誰か?」も同時に考えて見る。

「学び」というのは通常インプットとアウトプットの2つが必要なわけですよね。よく塾内で「生徒が生徒に教える」ということをさせますよね。実際に本当にわかっている場合にはアウトプット(人に伝えること)ができるからですよね。また、普通に覚えるより、人に教えた方が記憶は定着するんですよね。

そう考えると1と2の受験生は受身のインプットしかしないから外れますよね。
3の保護者は自分の悩みを解消して満足するだけですよね。ここでもうわかりますよね。
実は講師が一番「学びの量」は多いんですよ。


3,4,5全員が自分だけのためにアウトプットを講師に望むわけですよ。5の生徒からは難しい質問で講師は頭を悩ませる、6の生徒には噛み砕いて噛み砕いて基礎から説明する。3のママには長々と子供は「うちの子はここが弱い、どうしたらいいのか?」と納得するまで聞きまくられる。そして「お客さんはこんな所に悩むものなのか!」と講師は多くの気づきを得ることができる。

頭脳の負担は誰が大きいかと言えば4の講師が一番大きいですよね?

また、これだけバラバラの人間に指導するからインプットして準備しなければいけない量も半端ではない。脳への入力も出力も4の講師ですよね。

情報の動く方向にベクトルの印をつけたら全部インプットもアウトプットも4の講師に行きますよね。だから4の講師が「学びの量」は多いんですよ。

普通は「生徒だけが学ぶ」ものだという常識を多くの人が持ってるじゃないですか?
「待てよ、実は人の情報に流されているだけなんじゃないか?」と考えて見ることですよ。
誰か教えないとそのまま流されますよね?見方は1つじゃないですよね。

視野が狭くなる1つの例ですよね。

この問題のように実は講師が真剣であれば、講師が「学びの量」は一番多いんですよ。ここに気がついてない人多かったと思うんですよ。当たり前の常識で考えると同じことを同じ方向からしか考えなくなりますよね。
これが多くの人が「気がつかなくなる例の1つ」ですよね。

「気づく能力」を持っている人は正面だけから見るのではなく、上から下から横から裏からそしてついでに斜めからも「物事の本質」を見抜くんですよね。

ここが重要なポイントですよね。


7は単に騙すための餌ですよ。(笑) これにつけた人は考え過ぎて解答をミスする人でしょうね。あるいは最初に正解選んでたのに、書き直してわざわざ間違えるような疑い深い人かも知れませんね。全てを「裏」があると考えるようなね......

都会の教育機関が田舎より優れている理由の一つには上のような状況があるからですよね。3のような保護者や5や6のような生徒もいて「指導者が現場で揺さぶられる幅が大きい、そしてお客の真剣度が異なる、真剣度の強いお客も多い、そしてその中を駆け巡る情報のレベルが高い」からですよね。
つまり、「深み」が出てくるからですよね。都会の方が色が濃くなるとも言えますよね。
だから学びのレベルも高くなりますよね。

昔、古書店巡りが大好きだった時期があったんですよね。古書店とか都心から外れていくに比例して数が少なくなっていく。東京や大阪には「古書街」だってある。ある地方都市(福岡)の古書店の主人に聞いたことがあるんですよ。

「おじさん、福岡の古書街ってないの?」と

そうするとなんて答えたかというとね、

「お宅、どこから来たの? 大阪? あのね、古書店の数はね、その地区のね知識人の数に比例すんのよ。本をようけ(多く)読まん人間が多いとね、古書店そのものが成立せんのよ。」と.....「なるほどな~」と思った。

非常に説得力の強い「知的地域格差」を納得させる意見だったと覚えている。

 

<~追加クイズ~>

問題:なぜ、日本の牛丼ってあんなに安いの?

以下の解答から選択せよ。(制限時間10秒)

 

①安い牛肉を世界から探して仕入れているから。

②ものすごく大量の購入をしているから

③牛丼は儲からなくてもいいから

 

 

 

 

【~解答~】

正解は③ですよね。あれだけ吉野家や松屋等が出せること
自体がすごいですね。じゃーどこで利益を出すのか?

卵ですよ。追加で購入する。卵を大量に購入して販売する
から利益になる。利益出ないとビジネスにならないですよ。

一番安いと言われる「みやもとむなし」のおいしい卵丼の
200円が全国で最安なのもわかりますね。

 

 

 

 

医歯学部受験予備校指導記録77

<12月22日(土)> 直前期の浪人と現役とそのコーチング

もういよいよ8日で今年も終わるのか、受験生を持つ父兄にとっては「気苦労」だけで何の楽しみもない正月だろう。毎年、思うのだが「現役生の直前のダッシュ力」はすさまじいものがある。

大体、現役生は知識や闘い方の知識がないだけで、そのヒントを与えればものすごいパワーで走りまくる。

浪人生は変に受験を知っているので、完璧な守りに入る。
「攻撃は最大の防御」という詞は現役のためにあるようなものだ。
「何も知らないから何も恐いものはない」ということだ。

やはり、浪人生は「後がない」ということが動きを鈍くするのだと思う。
「もうこれ以上は浪人できない、親に心配もかけられない。でも後にも引きにくい。」とか色々考える。「自分自身とのコミュニケーション」に時間を取っているのが浪人生だろう。

でも現役は「爆進」のみだろう。現役は飲み込みが早い。
試験の前日まで伸びるのは事実だろう。「スイッチの入れ方」だけ工夫すればいい。

指導者や監督の技術の1つに「受験生や選手を気分的にのせる」という重要な技術がある。
マラソンの有森選手が「小出監督でないとダメ」と「小出監督にしかない指導がある」と言ったことがあるが、小出監督の講演CDを取り寄せて聞いて見たが、「選手をのせる技術と詞の巧みさ」にあるような気がする。外国のコーチやトレーナーに近い気がする。プロ野球の監督やスケートの監督も外国人が多くなって来た。

技術的な細かさや繊細さは日本人の方がうまいと思うのだが、外国人のメンタルアドバイザーは「単純だが、深みのある表現」を使うのが特徴だと思う。

単純だからこそ頭に入りやすい。
単純だからこそ行動につながる。

「教育にしろ、選手強化にしろこういうものはFC化(フランチャイズ化)にむかない。」と思う。
たまたま人材に恵まれた所が「輝きを放つ」ものであって、同じ人間をコピーして大量生産できないからだ。そして、そういう人間も10年位しか現役でパワーを放つことはできないだろう。つまり、優秀な人材の継続というのは相当難しいと言える。

大学院担当の教授が弟子を創るのにこの上ない情熱を傾けるのも「自分の思想を長く後世に残したい」からだし、本を書くのも「自分が死んでも本は残る」からだとよく聞かされた。

「この人しかダメ!」という世界は、継続ということが非常に困難な世界である。
どんな世界でも継続ということは難しい。

1つの企業の寿命はかつては30年と言われていた。今は時代の変化が早く「10年持たない」と言われている。急激な少子化に入るということは産業を維持することが困難ということになる。

これからの世代の方が大変かも知れない。

永久不変の真理(気づくことの難しさ)

このブログでは当初の「指導記録」からそれて様々なテーマに拡大されて自分自身が気づいたことの記録ブログにもなって来た。

読んでいる人にものすごいメリットがあるとすれば何十年もかかって得たノウハウを無料で得ているということだと思う。
(正直読むために課金してもいいと思う。だって何十年もの経験から得た知識を頭の中に瞬時にインストールできるのだから....)

今日は通算して四捨五入して50年もかかった(かかり過ぎか???)
1つの気づきを提供したい。

問題は「なぜ、勉強するのか?、なぜ努力するのか?」、「なぜ親の怒りはこれだけ子供に伝わらないのか?」、「人を動かすための理由となる言葉は何か?」、「動き始めるための真理となる言葉は何か?」

独断と偏見になるかも知れないが答えは「続ける」ため。ではないか?と思う。

例えば読んでいる受験生の方は「携帯電話、明日から使えません」と言われたら困りますよね?理由なく困りますよね?

料金払うために「親が働き続けて支払い続ける」から使えるんですよね?
わかり易く言えば「続ける」という単語がかなり多く絡んでくるんですよね。

例えば、プロなら「勝ち続ける」ことが至上命題ですよね?
親父なら「家族を守り続ける
恋人なら「愛し続ける
母親なら家族の「面倒を見続ける
今の生活を維持するために「働き続ける
将来のために「努力し続ける
自分の答えを探すために「求め続ける

動き続けないと崩壊するんですよね?
ニートが生活できるのも代わりに誰かが「守り続けている」からですよね。
人間、生きていくために支払い続けないといけないですよね?

生きている限り、請求書は毎月絶対に来ますから...

日本は資本主義だから「動き続けない人間」は許可しないわけですよね?
だから「続ける努力ができるように意識を高め続ける」
だから50年近くもかかって見つけ出したキーワードが

  1. 「続ける」「続られる力」を保つために努力する(つまり死ぬまでの80年近く)
  2. 「そして続けるために意識を高め続ける」
    (安心や油断すると意識が下がって成長も止まり、大きな穴や失敗に落ちるから)

これを読んでいる浪人生だって勉強を始めたころは参考書や問題集を読んでいた時は、頭に入らないし、継続できないし、すぐ眠くなるし「効果100%の睡眠薬」だったはずである。

しかし、今はすいすい頭に入って戦略まで考えるようになったはずである。
変わったものは何か? たった1つのはずである。

自分の頭の中の「意識」だけのはずだ。

生きるために「長期にわたって継続する」=「続ける
そのために「意識を高め続ける」

この2つのキーワードが「人が動かなければならない理由」に最も接近しているんじゃないかな?と個人的に思います。

普通、こんなことを必死で考えている人間あまりいないかもしれない?
でも自分が理由がなければ動かなかった人間だったから追及できるのかも知れない。

これが今家で悩んでいる人間の目に入り、動いてくれたらこの数行の文章はものすごく価値があるのかも知れない。

今まで動いていない人間が「答えが見つかった!」と動き出したら素晴らしいかも知れないな。

50年近くもかかって理由らしきものが浮かんだような...
時間かかり過ぎというか、これさえ考えずに亡くなる人が多いのかも

まだまだ自分が未完成過ぎるような気がする。
こんな簡単なことを再認識するのに何十年もかかっているこの私がいい例である。それを「腹に落とせるかどうか?」は読んでいる人の意識によるが

いかに「気がつかない..それによって損をしているか」が年取ってからしかわからないし、そういう能力を小さい時から持っている子供は人生において「理詰めで大成功できる」と思う。少なくともぶっちぎりで「差」をつけることができると思う。

人生において「持続」、「継続」が大変なのはわかる。でも継続する、持続する理由がわかっているのといないのでは感じる負担が異なると思う。

一時的に派手に成功出来てもダメなんですよね。やっぱり

継続してジワジワ努力することが一番大事なんですよね。
長期に渡って継続して発展しないとダメですからね。

 
【かつて「気づく能力ゼロ状態」の時でもなぜか腹に落ちた母親の言葉】

「勉強は死ぬまでやりなさい、明日棺桶に入る前日までやりなさい」

【そのバカ息子が半世紀近くかかって到達した動く理由】

「続ける努力を保つために常に自分の意識を高め続ける 」

「さあ~動きましょうか?」
書いているうちにいかに自分も「気がつかない人間」か再認識させられて自分自身に改めて落胆した。

読んでいる人は人の失敗とか後悔とかをバカにせずに自分の栄養にしていけばかなりのレベルまで上がっていけると思うし、そう思う。

ここを読んでいる受験生も年を取ってからきっと気がつくだろう。
どんな分野であれ、どんな仕事であれ
 
「人生は長距離マラソンのようなもので、何回か息切れする位苦しいことがある」
 
だから、「持続力、継続力」が最も重要だと思う。 だって今、ここを読んでいる人もね~、順当にいけば70年から80年生きるわけでしょ?

これだけ生きるのに大変な時代に最後のひと絞りのキーワードって何かな?って考えていくとね(考えている私もまれに見る変人かも知れないが...)

「持続力」ではないかな...とね。最後に追及すると「人生を生き抜く術」があってそこから逆に教育があって、学校があって、クラブがあって、家庭があって、会社があってとか逆にらせん状態に色々なものや活動が拡大していくんじゃないかな?って思いますね。 すべてが「持続力」を包む付加的なものに見えたりする。

モチベーションややる気だって「持続力の補助車」みたいなもんですよね?
じゃーそこをもっと掘り下げていくと「何が必要か?」と深く考えて見る。

受験も資格試験も国家試験もその継続力、持続力等を試すためにその形を変えたものに過ぎないと年取ってから気がつくと思う。

そこそこの人が「これは年を取らんとわからんよ」と言った言葉の中にはかなりの真理が含まれていると思うし、その言った内容を聞き逃さず素早く実行する意識を持つだけでもとてつもなく早く成長できるだろう。

また、ある人に「バカほど聞かない、バカほど書かない」と言われたが、これも汚い言葉ではあるが、反抗することもなく不思議と自然に自分の腹に落ちた。

年を取ってからわかったが「腹に落ちる言葉」を落としてくれる人間に人生の中で何人と出会えるか?によって「人の成長速度」はとてつもなく変わると思う。

でも最後にベクトルの向かうほこ先は「生き抜くための持続力」に行きつくような気がする。

PS:道徳の授業の必要性

小論文のプロフェッショナルの内倉先生と話をしていた。「昔、やってた道徳の授業って今やってるんですかね?」と聞いてみた。「くもの糸」なんて衝撃受けましたし、「走れメロス」に男の友情の素晴らしさを感じましたねーとか言ってみた。

そして、上記の自分オリジナルの座右の銘を聞いてもらい、感想を聞いてみた。
そうすると先生にもあるそうだ。

「書いてもいいですか?」と許可をもらったので書こう。
 
「真面目になる。本気になる。それは自分が考えているよりはるかに難しい」だそうだ。
あまりに素晴らしいので感動さえした。
理由を聞いてみると夏目漱石の作品の中で登場人物の問いのシーンがあるそうだ。
 
「あなたは真面目ですか?.....」と
 
それを聞いて自分の心に深くささって、自分の心がストップモーションのようになり一時停止したそうだ。それは「自分への置き換え」の影響らしい。
 
1冊の本が自分の人生を変えることがあるし、1つのフレーズが一生の支えになったりする。その回数の多さが人の成長のスピードを爆進させると思う。
その差はめちゃくちゃ大きいと思う。

もし、このブログのこのページを印刷して保存している人がいるならば、あるいは10年後
も持っていてくれる人が1人でもいるとするならば大事なことは2つだと個人的に思う。

1つは上記に書いた「持続力」
もう1つは、「こんな簡単なことに気がつくのに10年もかかってしまった。なんと愚かなん
だろう...」と悲観することが読者の人生に中にこれから多々あると思う。
 
そうですね、このブログで一貫したテーマとしている「気づく能力」ですね。

「気づく能力」と「持続力」
 
この2つの力を保ち続けることが最も重要ではないか?
と思いますね。

もう1つ上げてもいいというなら「不動心」ですね。これはどれだけ頑張っても
当日、こけたり動揺して自分を出せなかったら結果につながらないからですね。
自分を出し切る能力がないと永遠の無駄な努力家と同じに見えてしまう。
 
その下地となる「不動心」ですよね。何回やってもここ一番で浮足だって
たら絶対に結果出ないですからね。
当日にやって来たことを何も出せないんですから....ものすごく大事ですよ。
全部3つとも「心のあり方、マインドのあり方」ですよね。
 
全部3つとも完成させるためには苦労すると思うし長い期間を要しますけどね。 
それ以外にあるとすれば勢いによる「突然変異」と「まぐれ」ですよ。

でもこれは確率的にものすごく低い。だから期待するだけ無駄ですよね。
そうすると勉強だけでなく心の部分も同時に磨いた方がいいんですよね。
でも10ヶ月でそんな暇ないですからね。

個人的意見としては「集中力」や「精神力」のトレーニングも同時に開発すべきだと思いますけどね。心が体を引っ張りますからね。

ここを読んだ誰かの人生に役に立てばいいな...と思いますね。

医歯学部受験予備校指導記録78

<12月24日(月)> 戦いのクリスマス

世間はクリスマスだが、「でもそんなの関係ね~」の世界だ。よく「受験生の正月は3月だ」とか言われる。先生達も疲れが蓄積されて体調を崩す。ここでインフルエンザや風邪等にかか
ると終わりだ。「手洗いとうがい、人込みは避ける」のは当然だ。
ちょっとでも講師が風邪気味なら、瞬時に休講にする。
その方が安全だ。もし、風邪でもうつしたら責任問題だ。

父兄の方で「神社のお百度参り」をして風邪を引いた方がおられたが、これで受験生に風邪をうつしたら何にもならない。今の時期、「そっとしておく家庭」が圧倒的に多いが、コーヒーでも飲みながら、親身になって話を聞く方が最大のクリスマスプレゼントである。
大体、緊張と悩みで「から廻り」状態の方が多いと思う。

原則は、「聞く割合が7、話す割合が3」だ。聞く方が重要だ。気がつけば1時間はすぐ超える。
大体、17や18でそう簡単に自分をコントロールできるわけないだろう。心の中は灰色の葛藤だらけだ。「吐き出させる」それができるだけでいいと思う。

「自分の中で処理させる」から苦しいのだと思う。でないと、精神的ダメージが蓄積されていくだけだ。
大体、本番で100%の力が出るなんてあまり期待しない方がいい。70%位しか出ないもの位でいい。「会場に到着するのに道に迷った」とか「コンビニが混んでたからお茶が買えなかった」とか、「トイレに行き忘れた」とか、そんなことで(本人は必死だからきわめて重要なことなのだが)さっきまで正常だった回路が急に狂い始めたりするのだから

今は、精神的ケアまでやって当たり前の時代である。
中学受験だって前日に励ましの電話をかかさず入れているだろう。
1科目時間配分に失敗して、それが尾を引いて最後まで崩れるのはよくあることだ。
特に気の弱い子によくある。

小さな不安の種が心の中で急速に拡大されていくものだと思う。
合格が不合格しかない世界なのだから仕方がない。医学部等であれば、全敗だってありうる。
私自身がもっともつらい瞬間は、「全敗して感謝の挨拶をされる」ことだ。手みやげまで持って来る場合だってある。「今回は力及ばず~」とか言っても、次に何を話すのか?
帰る時にどのような声をかけるのか?全敗させて、もらったお菓子がおいしいか?

この業界には、成績を上げたとか喜んでいるバカが多数いるが、それは当たり前のことで極論すれば合格を渡すまで何もしていないのだ。合格を買いに来て買えなかったのだからコンビニに入って商品渡さずに、「渡しましたよ、帰ってください」と言われて怒らないバカはいないだろう。この業界に最も欠けているのは、「サービス業の哲学」だと思う。

これは、あくまでも私だけかも知れないが、よく予備校等のパンフレットに「合格祝賀会」の実施とか書いてある。

ひどい所になると「悔しさ」を認識させるために落ちた生徒も参加させると聞いたことがある。非常識極まりないというかデリカシーがないというかと私は思うんですよ。

私自身の個人的意見だが、「全員一人残らず100%満足した第一志望に合格した時のみならわかる。しかし、そんなことはめったにない。つまり、敗者への気づかいがない。特にこの試験だって圧倒的に受験者数からすれば不合格者の方が圧倒的に多い世界ですよ。

お父さん、お母さんの血と汗の結晶が多数のもう要らないという位の不合格通知だけになっているんですからね。合格したら、たとえ完全に予備校に依存していても「お宅のお子さんががんばったんですよ」とだけ言えばいいんですよ。落ちたらすべて生徒側に責任があったとしても「全てうちの力不足です」とだけ言えばいいんですよ。今のお客さんは管理も全て含めて「サービス」と思ってますからね。

外見からすれば、そうとしか見えないからですよね。全敗した子なんて絶望ですよ。その隣で指導者が酒飲んでひっくり返っていいもんですかね? 生徒も大学に合格したら「通過点」だと思って次の国試合格に行けばいいんですよ。「勝ってかぶとの緒を締めよ」ですよ。でも喜ぶと同時に周りを気づかうことも必要ですよ。

家族が一番心配してたんだから家族だけで祝賀会やればいいと思うんですよ。
いや、厳密に言えば「次の目標(国家試験)への壮行会」ですかね。
この考えおかしいですかね? 私なんかそう思いますけどね。

昔、「人を動かす人心掌握術」の研究で田中角栄を研究したことがあるんですよ。賛否両論の総理大臣ですよね。でも思ってたんですよ。

「小学校卒業だけで絶対に総理まで行けるはずがない。何かあるはずだ」と一時研究してたんですよ。一つわかったんですよ。自分の絶対的支持者を創る術ですよね。
今でも感動しますよね。秘書に対してこう言ったんですよ。

「あのね、僕は結婚式は絶対にスケジュールに入れないのよ。行く必要ないじゃないですか、だって本人が喜んでるんだから何で行く必要あるの?でも葬式だけは、絶対に最優先で行かなくちゃいけない。そういう本人が本当に失意の時こそ俺は行かなきゃならないのよ。」と言ったんですよ。
そりゃ、超多忙な総理が一般家庭の葬式に来てくれたら相当感動するでしょうね。

普通でも結婚式に遠くからかけつけてくれるより、遠くから葬式に参列してくれた方が感謝し感動しますよ。 これは経験したらわかりますよ。

それと理屈は同じですよね。

柔道事故記事の影響

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多分、このブログが最初に柔道事故の危険性について最初に警鐘を鳴らしたのだと思うが、色々な所で記事やニュースになっている。
 
読者のみなさんもあきらかに間違いだろ?おかしいだろ?と思う視点を持ってくれたらうれしい。なぜなら日本人は世界的に見てもおとなしい民族と言われており、「みんなやってるんだったら仕方ないよね~」と変に納得してしまう国民と言われている。

色々と事故の情報を読んでいると少し抜けている所があるので追加アドバイスをしたい。

私も柔道は6年間もやったが、肩の脱臼や骨折や捻挫、ほぼひと通り経験した。どういう時に怪我をするかと言うと気が緩んだ時だったと思う。
あるいは「今日、練習やりたくねーな...」とか集中力に欠けた時だった。

それでも監督や先輩が「睨み」を効かしている空間である。それに対して学校で全員がやると、絶対に「今日、柔道やりたくねー」、とか「あほらしいわ!」、とか思う生徒だらけになると思うんですよ。わかるよね?

興味ない生徒に「集中力持て!」と言う方が無理ですよ。

文化部しか興味ない生徒が柔道着着て真剣にやりますかね?
美術部の子やクイズ研究会の子がやる気起こりますか?
ネットゲームやり過ぎて睡眠不足の生徒が真剣に受身やりますか?

教える人が素人で事故を動きの中で事前察知できる能力なし、生徒は気が抜けた状態かやる気なし、これって事故が起こる原因が100%準備されているじゃないですか?

最も事故を防いでくれるのは「やる時の緊張感と緊迫感」なんですよ。
これがないと絶対大怪我しますよ。

中止した方がいいと思いませんかね?何かメリットあるんですかね?
誰も気がつかないんですかね??

不思議ですよね。 何を身につけるんですかね?
やる側に目的意識ないと意味がないのが武道の世界ですよね。

高校野球だって私あんまり感動しないんですよね。「青春の血と汗!!」
って言っても感動しないんですよね。だって強い所のチームは他府県から小、中の時からスカウトして連れて来るんでしょ? 
リトルリーグとのパイプがありますからね。

例えば「大阪の学校なのに大阪の人間いない」なんてことが出て来るわけですよね?そして強い所、絶対プロ並みの栄養カウンセラー、メンタルのトレーニング、科学的トレーニングとその環境、強い相手といつでも戦える環境準備されてますよね?

ある関西の野球有名校なんて「プロより強い!」とか言われてますよね。

元々の県下1、2の野球のスーパーエリートが野球の有名校に連れて来られて、更に最先端の科学的トレーニング受けてスーパーサイボーグのようになって最強軍団になってるんですよね。

そうすると自然とプロから有名選手への最短距離を導き出す学校になり今度は自然と強い選手が流れ込むようになりますよね。目的はプロ野球なんだからそこに近い所に絶対行きますよね?

強い所には「強くなる仕組み」が出来ているんですよね。 試合開始前の整列した時の体格さの違い、バットのスイングの違い見ただけでわかるでしょ?「ここには勝てねーよ!」と向き合った瞬間わかってると思いますけどね。

ものすごいハンディじゃないですか?「高校生野球モンスター製造機関」に地方の部員ギリギリでやってる生徒のチーム勝てないですよ。 プロより強いんですから...出身地別厳守の新たなシステムにしないとでも、それじゃ高校野球じゃなくなってしまいますよね?

野球部だけ特別扱いの学校だってありますよね? 定期テストは簡単で授業は寝ててもいい、野球だけ勝ってくれたらいいなんてね。

高校野球も勝ったら、勝ったで寄付金とかすごいですからね。

どこかの校長が応援団のバス代金や宿泊代金とかものすごくお金がかかるので心の中で、「次、絶対負けてくれ..とにかく早く負けてくれ...」って心の中で祈っていた(笑)なんて聞きましたよね。

勝ち進めば進むほど応援団減らせないですよね。経費もどんどん膨らむ。TVで自分達のチームのスタンドががらがらだったらしゃれにならないですよね?
学校行事や夏の進学補習の予定もどんどん影響受けていきますしね。

物事をよく見る洞察力と疑問を持つ能力の例でしたね。

でもここを読んだら高校野球のファンに怒られますかね?
でもスポーツで有名になる学校の宣伝効果ってものすごく大きいですからね。
どんどんエスカレートして行くんでしょうね。

これって受験産業とも似てますよね?特別待遇にして勝てる素材を集めてしまう。
その連中が勝てばそれでいいのと同じですかね。

だからスポーツ選手でも

  1. ドラフト外で入団して成功した選手の努力
  2. 全く期待されなかった選手が突然開花したケース
  3. キャリアが少なく急激に大変身したケース
  4. 無名だがメジャーで成功したケース
  5. 年齢的に無理だと思われている選手の成功したケース と自己管理

こういった選手の自己管理法とかメンタル管理法なんかは参考になりますよ。中学、高校までサボった人が幼少時からやって来ているスーパースターの真似しても無理がありますよ。

幼稚園から英才教育受けて来た人間と比較してもね、無理がありますよ。 憧れはいいですよ。でも差があり過ぎるとあまり参考にならない。

オリンピック選手なんかの例を見ても早ければ5、6歳位から親が環境を準備して完全なるサポートをしいてるじゃないですか?

甲子園球児1人創るのに1千万以上かかると言われているのに例えばフィギャーなんかだったら海外のコーチ付けるのにいくらかかるのか?(コーチの飛行機代金やホテル宿泊代金だってかかりますし、海外遠征の費用だってかかりますからね。)

普通の家庭なら無理ですよね?

逆にものすごい雑草のような目立たない選手がエリートに追いつこうとして必死で努力した記録や本なんかに大きなヒントがあったりしますよ。 でもそういう雑草選手が書いた本はスター性がないから部数も少ない。また誰も知らないから買わない。 したがってその貴重な情報は入らないことが多くなる。

自分が手本にすべきケースを間違えている人多いですよね。
これも人間の気がつかない所ですよね。真似してもね、遠いだけですよね。いずれ諦めるから...

地方のさびれた遊園地がディズニーランドのイベントを真似してもね、無理がありますよ。

ただオリンピックでもね、「金メダル取って当たり前」という重圧の中で「どうやってメンタル面をコントロールしたか?」とかは受験生にも本当に役に立ちますよ。

特に柔道なんて「金メダル取って当たり前の状況」で悲壮感漂ってやってるじゃないですか? 金メダル以外評価されないんですから選手はとんでもない重圧ですよね。

「どうやって精神面のコントロールしてるんだろ?」って思いませんか?

きっと役に立つと思いますね。 特に試験当日ブルブル震えている人はね、こっちの改善の方がむしろ重要ですよ。 メンタル面のコントロールってめちゃくちゃ重要じゃないですか?

コントロールできないと本番当日、力出せなくなりますからね...
今までの努力が水の泡ですよね。

当日だけ別人ですからね。「できた気がする」と思っているのは本人だけで成績開示して見ると話しにならない位間違えているなんてよくありますよね?

「そうなんだよな~」って声が聞こえて来ましたよ。(笑)
笑いごとじゃないですよね。

医歯学部受験予備校指導記録79

<12月25日(火)> 戦いのクリスマスPART2(癒し編)

最近は重たい記事ばっかり書いているのでたまには「癒し」を与えなくてはならない。
現役生が1人ダッシュのかけ過ぎでダウンした。無口な子で我慢する生徒は、こちらが気をつけないと発見が遅れる。 受験生がものすごい頭痛で休むのも11月後半から12月前半だ。
 
これは最も多い。目の疲れから頭痛につながる。そして吐くようになる。
保護者の方もトイレに走り込んで吐く日が来たら、「あっ、来たな!」位に思っていたらいいと思う。ものすごく視力が落ちる場合もある。
 
逆に言えば、この時期に1回体調を崩しておいた方がいいとも言える。これが試験直前とか当日の方が逆に危険だと思う。熱でも出したら大変だ。 ストレス抱え過ぎてふさぎ込むよりは一時的にゲームセンターに行かせたり、居酒屋で酒でも飲んだ方がいいと言える。
 
ゲームや酒飲めと言っているわけではないですよ。
 
部屋に鍵かけてふさぎ込んで出て来なくなる方がよほど心配だという意味ですよ。
こちらの方がよほど深刻ですよという意味ですよ。
 
この時期が一番きついんですよ。
携帯電話家に置いたまま行方不明状態になるなんてありますからね。
 
連絡取れないですよ。だからこの時期は注意した方がいい。

過去においても

  1. 冬に滝のような汗を流す場合もあった。「お前、帰れ!」「不安だから帰りません」
    意地でも帰りそうにないので親に迎えに来てもらった。
    真冬なのにスポーツクラブの練習の後のように汗が本当に滝のように流れていた。
     
  2. なかなか来ないので心配していたら死にそうな声で「今、地下鉄の椅子で寝ています」
    とかある。もっとも困るのは女子生徒の体にむやみに触れることはできない点だ。

     
  3. トイレで鼻血を大量に流す場合だってある。
     
  4. 先生も過労で倒れる場合がよくある。

 
保護者の方は驚かれると思うが、予備校の先生の「突然死」はかなりある。正確な数字は、わかるわけないが、最も多いのは朝、来ないので自宅まで行っていたら亡くなっていたという場合だと思う。
「いかん!!癒しの記事を書こうと思ったが、ますます暗くなって来た。まずい。 」

職業柄かすぐに「説教モード」になる自分に気をつけないといけない。なぜなら家でも文句言われ、先生からもネガティブな話しばっかり聞かされると知らず知らずのうちにこちらが精神的疲れを与えていることになる。

専門家でさえ感情に負けて言ってしまうのに、親が文句や説教を言うのは当然と言えば当然だ。全ては「心配」から来ているのだが毎日、毎日100%ネガティブは聞いている方も「わかっとるわ!、いい加減にしてくれ!!」となるのも当然だ。

話題を変える。
私が予備校の教壇で教えていた時には、かなり前だが「大阪女学院、関西外国語短大」に入り、英語を武器にしてアナウンサーやスチュワーデスを目指すコースというのがあった。
実はどんな子が集まるのか当時は知らなかった。

英語の得意な子が集まる意識の高いコースと勘違いしていた。
英語の得意な生徒が最も派手な、はなやかな職業を目指す人気のコースだったと思う。
そしてあわよくば、芸能人やプロ野球選手と結婚するというシナリオつきの「下心満点」の子が集まるコースだった。当然、各高校の最も派手なギャルが集まるようになっている。

夏期講習に1度やらせられたことがある。その時はまだ空手ばっかりやって電柱を蹴って「すね」を鍛えていた。この男子生徒のみにしか通用しない「半分右翼のような人間」を何を予備校教務は間違ったのか、この「最も派手な乙女の園」に当てた。場違いこの上ない。
これ以上のミスマッチはない。

予定の合う人間がいなかったのかも知れない。
悲劇が始まる。
受講者は84人いたと思う。全部全盛期の完全ギャルだ。
「総勢84人の完全ギャルに右翼1人」のとんでもない空間だ。
おまけに最後尾から教壇に向けて「業務用のばかでかいクーラー」が教壇に向けて強風を送っている。

ドアを開けた瞬間、気を失いそうになった。84人の香水がミックスされて強風となって送られて来る。ものすごい「強くブレンドされた香水の臭い」で気を失いそうになった。

おまけに夏だ。
みんなものすごい格好をしている。お互いライバル意識でファッションの競争をしているのかわからないが、とにかく「目のやり場」に困る。かなりの時間下を向いていたと思う。
(下を向いていたというのは「覗いていた」という意味ではなく、かなり自信なく顎を引いていたと誤解のないように念のために説明を加えておく)

80人以上のギャルの「なんだ、このよくわからない奴?」視線だ。
このギャル達はほとんど授業内容は理解していなかったはずだ。

また、私の視線がめちゃくちゃだ。視線が定まらない。相手から見ると「変質者」のようだろう。
それを考えると更に焦る。
更に自分の心臓の動悸を感じる。

第1、今までの人生で84人のギャルに囲まれたことなどない。ありえない。
心の中で「早く終われ、早く終われ!」と祈りつつやっていた記憶がある。

全くつまらん授業だったと思う。もちろん受講生のアンケート結果は最悪だった。
だから、相手に合わせて「適材適所の人材」を配置することは重要なことなのである。
とこらが、こんな場違いの人間に珍しく1人の女子高校生が話しかけて来た。

「おっ、授業の質問か?待ってましたと」心の中で子供のように喜んだ。
「しっかり聞いてくれる生徒もいる。生徒を外見で判断してはダメだな....」と思った。
「まだまだ、俺も人間が出来ていないな....」と


生徒:「先生、今日夜6時から血闘やねん!」と

:「血闘?」て戦うの?(こんなことばを今の世代は聞いたこともないだろう)

生徒:「そうや、カミソリ指にはさんでテーピングしてやんねん」
「どうしたら勝てると思う? 見に来る?」

どこからか、授業とは関係ない部分で他の受講生に聞いて来たのだろう。
講習期間中の質問が「これだけ」というのがなんとも情けない。

しかし、これだけは見たかったなと今だに思う。
そんな時代だった。

貴重な経験?~経験者は語る~

以下の文章を読むと
「この人何やってんだ?....」とか「この人頭大丈夫か?...」とか誤解されるかも知れない。まあ、いい。クリスマスプレゼントの話としよう。
たまには気分を変えていきましょう。


1、スズメバチ

読者の方はあのスズメバチに刺された経験がありますか?私は小学校の時に近所の悪ガキを率いてものすごく大きいスズメバチの巣に全員で石を投げるように指令を出し、ものすごい数のスズメバチが飛び出して来て刺されました。走って逃げたのですが、頭の中心を刺されました。

タバコの直径位のハゲが出来たんですよ。よく上の兄が寝ている時にマジックで塗り潰して朝に「お前、ハゲ治ってるぞ!」とか言われましたね。

相当、痛かったですね。診療所におんぶされて運ばれましたね。どんな治療されたか、覚えていないですね。後で刺されている所を見た他の悪ガキに聞いたら「何回も刺していた、5~6回位」って言ってましたね。それも「刺して、離れて、刺して離れて」って言ってましたね。走って逃げたからスズメバチに追跡能力あるんですね。 (生物の問題で出題されたら感謝してくださいね。) 

おぼろげな記憶ですが、大量の氷を頭に巻かれた(タオルで包まれてアゴの下でくくられて「ほうかむり状態」だった記憶がありますね。でも、あんな処置で良かったのか?はなはだ疑問ですね。) 病院から帰ってから朝まで泣いてましたね。

「刺された瞬間どうでしたか?」と聞かれるとですね。工事現場の両手で持つでかいドリルあるじゃないですか? あの「ガガガー」って音、あれが一番近いですよね。思い出す時ありますよ。

こんな経験しない方がいいですよ(笑)
ものすごく頭が重たかった(氷のせいか)そんな記憶がありますよ。


2、大ムカデ

これも夜中にはだしでサッカーやってて道路を歩いていたムカデをふんでムカデがエビぞリして噛まれましたね。「九州のムカデ緑色でかいんですよ~」これもスズメバチと同じ診療所に、しかもまたおんぶされて。「なんか足を釘かなんかで刺されたような痛み」でしたね。 
片足で跳びながら家に帰ったのを記憶してますね。


3、根性試し

小学校高学年か中学の頃ですかね。角度70度位の坂を自転車でどこまでブレーキかけずに全力でこげるか?を競争するんですよ。ちゃんと審判つけてね。燃えないわけないじゃないですか?

「町一番の根性のあるやつの称号」がかかってますからね。そこの坂ね、一番スピードの出る最後の直線に入る所、そこね、横からね車も出てくるんですよ。
信号のない交差点ですからね...

バカ以外の何者でもない。100メートル位急降下やるとハンドル取られますよ。
建設会社の工事現場の岩がたくさん置いてある岩にぶつかって空飛びましたよ。
何を考えてたんでしょうかね??

いいカッコしたかったんでしょうね。幼稚園の時からずっとリーダー的なことやってましたから引くに引けないんでしょうね。

「ミサイル」ってあだ名がついてたんですけどまさにミサイルのような爆死ですね。
その時車出て来て衝突でもしてたら「ゾッ」としますね.

 
PS:熊本出身で引退した千代大海関なんかは「熊本最強のワル」だったことで有名だ。自分の取り巻きの子分に自分の根性を誇示するために前から走って来たバン(ワンボックスの車)に全力で体当たりしてどての下の田んぼまで吹っ飛んだ話は有名だ。 だから突っ張り一本なのかも...(笑)
 
こんな連中がたくさんいた時代だったと言える。応援団の連中は吸ったタバコを自分の腕に押しつけてその焼けた跡の数をお互いに競争していた。
 
今、考えるとバカバカしい意地の張り合いだと反省しているが... 
読者の方もあるでしょ?..自慢したいために意地になった経験がね。


4、交通事故

中学の時に1回車にはねられてるんですよ。前から同級生の兄が歩いて来て急に冗談で私を捕まえようとして、笑いながら急に横に飛び出て、後ろから来た軽トラックにはねられたんですよ。

衝撃はですね。
肉体的なものより、精神的にびっくりしたという方が近いですね。首から斜めにかけるカバンあるじゃないですか。あれに引っ張られるように飛びましたね。

柔道の受け身? できませんでしたよ。(笑)


5、「落ちた時」の感想

柔道に「絞め技」というのがあるんですよ。絞められるとすぐタップ(2回たたく)をしないと危ないんですよ。長崎大のコーチに稽古つけられて落とされたことがありますよ。感想はですね。「目は開けてたと思うんですよ。色は金色でしたね。よく漫画で気絶すると金色の星マーク「★」出るじゃないですか?あれってまんざら嘘じゃないですよ。割と気持ちいいですよ。軽く電気が当てられたような感じを覚えてますよね。
いつ落ちたかわからなかったですよね。

周りの柔道少年教室の子供の1人が、「あっ!この人死んだ(笑)」って叫んだ声までは記憶してますよ。コーチにビンタたたかれてだんだん意識戻ってきましたね。
正気に戻って悔しくて涙出ましたね。

 
6、演武会の究極の覚悟

2003年だったと思いますよ。久しぶりに空手の演武会に参加したんですよ。私は何もやらない会場を沸かす司会役ね!そこでね、最後の究極の出し物を準備してたんですよね。「野球の圧縮バット6本をすねで蹴って見事に折る!」というやつを準備してたんですよ。
(自分は何もしないから盛大に盛り上げることだけ考えていた。)

「6本ですよ、6本!!」ボールに当てる方を固めてガムテープでガチガチに貼りつけて固めて、グリップの所も同じくガチガチにテープまきつけるんですよ。上から見ると長方形ですよ!それを3人位で上から押し付けるようにしてグリップの所は座って足の裏で押さえるんですよ。そしてもう一人が座っている人間を同じく足の裏で支える。
そして台の上に6本のバットをお客さんに見えるように低い台の上に乗せて準備完了 

そこを助走をつけて走り、踏み込んでスネで蹴って2つに折るんですよ。
でもバット合計6本ってウルトラE難度ですよ。
(興味のある人は一度バット6本買って来てテープで左右対称に固めて確認してね!)

ランナーズハイの所で書いた「化けもの後輩」が折る役で多分成功するだろうと思ってたんですよ。「こいつならできるだろう...(でも後で聞いたら6本は初めてだって..)」

私も司会役で調子に乗って「人間のすねが勝つか?バットが勝つか?」とか
「失敗したら救急車お願いします。会場の皆さん!」とか無責任に煽りに煽りまくって..
最大の盛り上がりですよ....私の無責任な煽りで会場はボルテージ最高状態ですよ。

1回目蹴ったら、後輩はバット群にはじき飛ばされて...「まずい!」って思いましたね..
6本セットですからね。すぐに近寄って「大丈夫か?」って聞いたら「もう1回やります!」って......私も調子に乗って「もう1回やるそうです、皆さん大きな拍手を!!」なんてやってるわけですよ。2回目、2本位バットがきしんだかな位でしたね。
(でも「もう無理」って目で訴えてるんですよ。1回目で右足引きずってましたから.....)

会場は究極の静寂ですよ。「どうする?」って小声で聞いたら「もう先輩無理です...」って
でも会場から「きっと最後までやるだろう...」の期待がビンビン伝わってくるんですよ。

代わりは誰もいないし...やってないのは俺だけか.... でも無理だろ??って
引くに引けないというか..逃げられないですよ。(笑)

それで、マイクで「代わりに私がやります」って言ったら究極の静寂状態から一気に

会場から拍手大喝さいですよ。嵐のような拍手と足ふみの音と両手でやる「ピーピーって口笛」だらけですよ。もうアドレナリン出て背中汗びっしょりですよ。

「仲間を助けるために立ちあがった勇者」みたいなシチュエーションでもう絶対に絶対にこの場から逃げられない....(笑)
化けモノがはじき飛んだ後ですよ...どれ位の衝撃か想像つくじゃないですか?

1回目をやったんですよ。はじき飛びましたよ。腰まで激痛ですよ。(笑)
「6本ですよ?(3回目確認)」、2回目やりましたよ。「もう、足折れてもいいや...」
と覚悟決めると落ち着くんですよね。(心の暗闇にろうそくだけが燃えているような)
こういうのが「不動心」じゃないかな?と思いますよね。
「心のストッパー」外さないとこんなもん100%無理ですよ。

2回目全力で蹴り抜きましたよ。2本から4本位がきしみましたよ。ここが限界ですよね。「スネから血出て、スネに小さい穴開きましたから」、自分のスネがへこんだの初めてですよ...「もはや、ここまでか....」の世界ですよね。

そしたら先輩(私)見て燃えに燃えたのか後輩が再度出て来て、怪我した逆の左の足で蹴って成功ですよね。右足全く使えないのによく体を支えたなーと思いましたね。
(拍手をお願いします!) 会場は噴火のような大拍手でしたね。

こういう師弟関係が産みだす「ぎりぎりの最後の精神力」ってあるんですよね。2人で5回蹴ってバット6本セットに勝ちましたよ。でもきっと「後輩の精神的パワー」だと思いますね。 まさか「先輩俺やります、左で蹴りますから..」と言うとは思いませんでしたね。
感動しましたよ。普通の人から見たら無謀以外の何物でもないですけどね。

顔面蒼白で足引きずって2回目行った私見てパワーがみなぎったんでしょうね。

この美しい師弟愛のDVD、24時間TVで流しても感動するかも知れませんね。
「ここ一番の血が逆流するようなみなぎるパワー」ってあるんですよね。人間の逆転劇って実際、心の部分が「発火点」のような気がしますね。

こういうのを経験すると「心のパワーが最強」って思うんですよね。 2人とも「もう足、折れてもいい....」と思わないとできなかったと思いますよね。
プラス「師弟の愛情の力」ですかね。
もう1度言いますけど6本ですよ!6本!!(4回目の確認)


7、プロボクサーのパンチ

ボクサーと練習したことあるんですよ。実際見たことある人はわかると思うんですけどボクサーって体ちっちゃいんですよ。日本チャンピオンでもその辺の大柄な女の子よりちっちゃいんですよ。そんで「こんな蚊みたいな奴に負けるわけないって!」と思って、やったら瞬殺ですよ。しかもアッパーですよ。(あごをつきあげるやつですよ)

「耳が爆発したような感じでしたね。こりゃ、鼓膜破れるわ!と思いましたよ。これは子供にやらせたらいかんスポーツでしょ。一週間、流動食口の中に流さないとダメですよ。
翌日の朝、天井ぐるぐる回転してるんですよ。それで試合の日は寝ないんだなって理由わかりましたよ。目とか脳とか一生使うからやらない方がいいですよ。

それとね、物理選択者ならわかると思うんですけど「ボクサーのパンチの何がすごいかってのはね、胸にパンチ受けたとしますよね、でもね背中痛いんですよ。ドラゴンボールのカメハメハ光線じゃないですけど力が背中に突き抜けるんですよね。
だから背中が痛いんですよ

やられた人間が言うからこれ以上説得力のある説明ないでしょ?」

今日は生物と物理の勉強になりましたよね? 
残念ながら点数にはつながらないですけどね。

まだまだありますが、この辺で終了 !

私自身が架空や空想でしゃべる人間が嫌いというか、「説得力のある言葉」をしゃべれる人間に憧れていたため、無謀なことをたくさんやった。ただ、若い時の無茶は年取ってから急速に体に影響を与えるので止めておいた方が良いかもとも思う....

自己改造セミナーの感想

都会では色々なセミナーが開催されている。私自身「セミナー大好き人間」である。おもしろい経験をしたことを思い出したので何かの役に立てばと思い書いてみたい。指導記録71「ランナーズハイPART2」で書いたように、こっぱみじんにプライドを打ち砕かれたことがあり、全てに自信をなくした時期があり「自己改造セミナー」に通ったことがある。(笑)
 
不登校のお母さんが「子供を変えてくれる所なら全国どこでもいい」という風に必死になって子供のために何かにすがっているケースがあるだろう。私もそんなもので常に体がダルくて人と話ができないのである。たしか、女性とも話しができないというかそんな感じだったような気がする。(女性と話しをすると心の中でバカにされて笑われているようなそんな被害妄想があったような....)
 
私が参加したセミナーは人の紹介がないと参加できないセミナーだった。親友が勝手に代わりにお金を振り込みそうだったので「そこまでやるなら行くよ」と言って行った。
一種の「洗脳セミナー」かも知れないが読者の方も興味があるだろう。しかし、これが意外に振り返ると入試と共通する部分があるんですよ。
以下を読んで読者が疑似体験してくれたらよくわかると思う。


<セミナー1日目>

セミナーは大阪北部の研修施設を利用して4日間朝から晩まで1日中行われた。
記憶は定かではないが、5~60人はいたと思う。厳しく言われたのは「今回このセミナー中で聞いたこと、話されたことは一切しゃべらないように」と釘をさされた。事実、翌日家族に(奥さん)に話した受講生がすぐに追い出された。

受講生は全国から来ており、最初にいくつかのチームに分けられる。講師が「今回のセミナーでチームリーダーになりたい人は?」と言った瞬間にものすごい数の人が前の席の10個くらいの椅子をめがけて全力で走るのである。

<心境の変化を加えて書いてみたい。>

選ばれるためのリーダーになりたいがために全力で走る集団を冷めた目で見て
:「(心の中で)何じゃ、これ??、こいつら何をはりきっているんだ???」

次に各リーダーが「自分のリーダー像を自分で大きな声で宣誓する」そしてそれに共感した人がそのリーダーの前にグループメンバーとして並ぶ。

私はどうでもよかったし、何か違和感を感じ始めていたのでどこかに入らないといけないので適当な所にしぶしぶ並んだ。
(全参加者の中で一番行動が遅かったと思う。中でも何の特徴もないリーダーを選んだ。たしか30歳後半の花屋のオーナーだったような...)

リーダー:「私は今回のセミナーで〇〇を目的とし、チームのために全力でがんばる覚悟でいます。皆さん、よろしくお願いしまーす!!(全力でキレて叫ぶ..)」

:「(心の中で)誰でもいいや、こいつが一番人畜無害そうやな、とりあえずこいつでいいわ。どうでもいいけど何をこいつら気合入ってんだよ??」


<チームミーティング>

メンバーは5~6人づつに分かれてまず、チーム名が決められる。全国から参加していたと思う。デパートの店員もいれば公務員もいるし、自営業もいる。年齢もバラバラだった。まず、チーム名とチームの目標を決めろと講師から指示が出る。

全ての作業や行動や言動がそのグループ全員で議論して出さないといけない。
私を除けばどのグループも真剣そのものだった。


メンバーの1人:「〇〇県から来ました〇〇です、チーム名は「ファイト」で行きましょうよ!」

他メンバー全員:「それはいい名前ですね、それにしましょうよ!!それはいい!!」
 
:「はぁ~、ファイトだと???(なんてダサい名前つけるんだよ?、大体こいつら精神的に病んでるんだろ???なんで、俺がこんな連中と共同作業しなきゃいけないんだよ、バカかこいつら?? 頭おかしいんじゃないのかよ! こんな連中とやるのかよ......
(正直、100%全くやる気なしの腐った心の状態である...)」

まず、適性検査のような問題をやらされ、私はまったくやる気がないので性格も人格も崩れているような判定」が出たが、別にそんなものはどうでも良かった。大体問題もろくに読んでおらず、4割位の集中度で適当に解答していたから.....

ただ、むしょうにこんな集団に入れられている自分にイライラし始めていた。
(適性検査で三角形の模型をはめ込んでいたような、四角や三角の図形が出てくる点では医学部受験の適性検査と共通するものがあると思う。)

次の日に私は「もう行くの止めようかな?」と思い遅刻した。ただし、2人組のペア作業の相手が困ると思い行くことにした。遅刻は私ただ1人だけである。

なぜか、追い出されなかったのは疑問であるが...... 
自分で追い出される理由を創っていた所もあった。

もう、すでに何人か追い出されていたので止めたのかも知れない。


<チームのメンバー達が遅刻をした私を見つけて走ってきた>

ペアの相手:「来てくれてありがとう.....」と泣いているのである。

他メンバー全員:「来てくれてありがとう。本当に本当に心配したよ....」

この時から「こいつら本当にピュアに闇から抜け出そうとしてるんだな」、「暖かい連中だな......」と... 「とにかく素直な気持ちでやれ」と親友も言ってたしな...
「とりあえず、斜めに構えていたが本気でやろうかな.... 」と思い始めた。 
(この時点で心が動かされて、溶かされたと思う。j純粋にびっくりした。)

この時点では「プライドがひん曲がった私」と純粋に「闇から出ようとピュアに努力しているメンバー」と「ズレ」があったと思う。「俺はこいつらと違うんや!」と固く強く線を引いていたのだから当然と言えば当然だろうと思う。

この時、神様が出てきて「参加している時点でお前も一緒やろ?」と言ってくれたら気がついたかも知れない。とにかく「上から見下ろす目線」だった。
とにかく「お前ら、俺に近寄るな!!」の「拒絶感100%」だったと思う。

翌日、SELF AWARENESS(自己を知る)という所から始まり、全く知らない人
(たぶん全国から参加していたと思う)と目をそらさずに見つめ合うという訓練があったと思う。「対人恐怖症の克服」かも知れない。これが正直結構つらい。
(知人や家族とも講師が「止め!」と言うまでやって見たらわかる。必ず目をそらすから。それを繰り返し色々な人とやらされた。)

これは本当にきついよ。心に自信をなくしている人間にとっては相当応えるよ。
「人の目をずっとお互いに見つめ合う」そしてそらすとその相手からも講師からも怒られる。これはきつかったよ。 だって知らない人間と見つめ合うのよ...

次々に色々な人とメンチを切るわけではないがやらされた。また、音楽が流され照明が落とされて、「自分が心の中でつかえていたこと、隠していたことを告白し合う」という時間があり、なぜか涙が出てきて止まらないのだ。

3日目にお互いチームを創り、相手を想定したゲームが行われ作戦を協力して立

てたりする。(その時の言動や心の中の動きも全部複数のセミナー講師達とアシス
タント達に記録されていた)そして、その後、相手を陥れようとしたり不適切な発言を
した人達が講師にめちゃくちゃ怒られていた。 そしてその言動の後ろにある「人間
の心理のドス黒さ」をこんこんと説明する。
ものすごく感情的に怒っていたことを覚えている。
 
4日目にはセミナーの最後ではなぜか苦労したメンバーと全員と抱擁する設定もあったと思う。(笑)そして今回の講師やアシスタントが参加者全員にエールを送るシーンがあった。これは鳥肌が立つ位のものすごく迫力があった。

「脳の血管が切れて最後は倒れるのではないか?」という位の「魂」がこもった叫びだった。これはすごかったので見入ってしまったほどだった。
(感動して泣き崩れる参加者も数人いたと思う。)
この時はさすが「自己改造の研修のプロ」だなと納得した。
だって人を泣き崩れさせる位のインパクトはなかなか出せないから....

最後はまた照明が落とされ、このセミナーを紹介してくれた親友がなんと花束を持って暗闇の中から登場し、再び号泣することになる。

これは参加者には事前に全く知らされておらず、「参加者へのサプライズ」として見事だったと言える。全員泣いていた。とにかく喜怒哀楽の感情を上手に揺さぶり続けられた点ではよくできていると分析できる。

いいか、悪いかは別として貴重な体験だったと思う。しかし、今となって気づくことがある。それは医学部受験のAO入試で行う「ワークアウト」と非常に似ている所があるという点だ。

そう考えるとそういう所のノウハウを取り入れているということになるかも知れない。
「人材を見抜く」という点で取り入れているような気がする。

「洗脳」というのもある意味では良い要素もあるような気がする。例えば全国優勝をするようなスポーツチームだってある意味、勝つための洗脳集団っぽくなるだろうから..... 心を強くするための1つの戦略とも言えると今は思う。

また、深い心の闇に落ちたら、洗脳くらいやらないとはい上がってこれないとも思う。
確かに私も最初はバカにして斜めに構えていたが、ポロポロ涙が出たことは否定できない。
残念だが心を揺らされたと思わざるをえない。


ひとつの経験としてはこのセミナーは貴重だったと思う。
ただ、かなり強烈なインパクトがあるので合わない人は止めた方がいいだろう。
なぜなら講師に言い訳や口こたえをすると、「はい、今すぐ帰ってください!」と言われて終わりだから...
初日のガイダンス開始後10分で悪態をついて捨てゼリフを残して帰った人もいたと思う。

とらえ方と心の向き方で内容は変わると思う。
参加者は普段の生活は目立たないようなおとなしい人が多かったと思う。
もしかすると「闇から脱出するための最後の砦」のような場所だったかも知れない。

 
PS:
よく考えると医学部だけが集団面接、クレペリン検査、ビデオ撮影、精神科のドクターを入れた面接、適性検査、AO入試のワークアウト、「絵」や写真を見せてのテスト、様々なパターンの小論文等がある。
これだけ人間の内部を探る入試も他にないだろうと思う。

医歯学部受験予備校指導記録80

<12月26日(水)> いじめによる自殺

昨年、非常に問題となったテーマで大学入試や面接の問題にも利用されたテーマである。
明治大学の応援団で先輩から「いじめ」を受けて大学生が自殺した。今は大学生まで自殺する時代だ。しかし、高校のラグビー部の入部者の激減や、大学の相撲部の激減から考えると今の世代の「精神的細さ」も感じざるをえない。

少子化に向かうということは、それだけ手厚い教育サービスを受けるのが当然となる。
そうすると単純な日常的な摩擦が「大きな考えられないショック」に変化する。
ある幼稚園では、昼2時からの保護者からのクレーム受付電話が2時になると毎日夕方まで鳴り続けるという。それも、子供同士の「ちょっとしたこと」も「いじめ」と解釈されて親が弁護士を連れてくる時代だ。

先生が生徒に手を出すなんてありえない時代だ。
例えば、強い体育系のクラブであれば、「いじめ」とか「しごき」に値するものは当然の世界であると思う。そこで「メンタル面の強化」につながることもあると思う。

例えば、高校野球の有名高校の不祥事なんかでも「子供がレギュラーになれなかった腹いせに親が高野連に不祥事を投書することもある。「うちの子が出られないのなら全員が出られないようにすればいいんだ」という精神構造だと思う。

(野球に今まで人生を賭けてきてレギュラーかそうでないかで人生は大きく変わる可能性があるから気持ちはわかる。有名高校の野球部の監督はレギュラー選びに相当神経をすり減らしているだろうな~と同情してしまう。)」

「昨日の記事はおもしろかった」と報告を受けた。笑うということはいいことだ。しかし、これには理由があり、私も中学の時に「女子生徒全員からのいじめ」を受けたことがある。
今日も笑いを提供できるかも知れない。
(言っておくが、当時の私には笑い事ではなかったが...)

女子バレー部のキャプテンになぜか告白され(当時、私は柔道部の主将で生徒会役員)、はっきり言えばタイプじゃなかったので断った。しかし、この子がとんでもなく他の女子生徒全員に信頼が厚く、運悪くクラス全員の女子を敵に廻してしまった。他のクラスの協力者も続々参加してどんどん敵が増殖していったように記憶している。

女子総連合からすれば、「あんな性格の良い○○ちゃんを悲しませてあいつは絶対に許せない!」というわけだ。自分自身が目立っていたから更に「勢い」がついたのかもとも思う。

曲解されて「女子をいじめた、最低のやつだ」と誤解されたからかも知れない。
これなら理由はわかる。(読者の方に聞きたい、「俺は..悪いか???」、男子読者に聞きたい、「身長175以上、体重70キロ以上の女子プロレスからスカウトが来てもおかしくない女子と自分を殺して交際できるか??「男はやせがまん」でOKするのか??、一応、俺にも好きなタイプがあるぞ。わかってくれるよな?)

私に罪はないと思う。まして私にも選択の自由はあると思う。 (笑)

しかし、今だに同情を欲しがる自分が情けない。
翌日から女子全員から完全無視をされた。「おはよう」の挨拶をしても返事なし。一番応えたのは、私の教室の廻りの女子が意図的に机を遠距離にしてしまい、(左右前後の女子全員が近くにいたくないという無言の反抗)、ものすごく不自然だ。当然、担任も気がつく。

「どうして、お前の廻りだけ、そんなにスペースが空いているんや?」と言われた時にはたまらなかったというより、「これからどれだけエスカレートするのだろう?」という恐怖の方が大きかった。筆箱の中の色々なものが無くなっていった。
椅子の上に画びょうが置いてあった日もあったと思う。

帰りに靴がない。これもかなり応えた。
(この靴がない(靴が隠されるあるいは捨てられる)というのもかなりダメージを与える。
同じ経験をした生徒ならわかると思うが、まず裸足で帰ろうか?それは無理だと考える。
次に学校から草履でも借りようか?でも説明するのが恥ずかしいし面倒くさいとか考えると思う。靴箱付近でずっと立ってもいられない。つまり動きようがないのだ。)

「死のうか?」とまでにはならなかったが、「靴がないから帰れない」は相当応える。
あまりに多数の女子を敵に廻してしまい、誰も男子が助けてくれなかった。(1)

男子全員が「とばっちり」を恐れて助けなかった位ひどかったという事になる。
また、「誰も助けてくれない孤独」も相当なものだと断言する。まず、翌日から不登校だろう。
やはり、次のターゲットにされるのが怖いからだろう。

いつから和解したのか忘れたが、この経験から女子生徒に対する苦手意識が出て来たような気がする。そして今だにある。

一つだけ言えるのは、「いじめ」のような問題が学校や教育現場で早期発見など不可能ということだ。「どうやって早期発見するのか?」こちらが聞きたい位だ。運よく発見したとしても、その時点でもうかなり精神的ダメージを受けていることは間違いないと思う。

40人以上の教室で完全に目が行き届くのは完全に不可能と断言する。
全員に1日中レーダー探知機でもつけておくなら話は別だが ...

 
PS:<参考(1)>

九州の方では「男は強くなくてはならない、女や弱い者は守るもの」のようないわゆる「男はこうあるべき」という洗脳教育のようなものがあった。だから学校の先生も男子生徒はめちゃくちゃ一方的に殴るのだが、女子には一切手を上げなかったと思う。
だから、「女をいじめた、男の風上にもおけない奴だ!」となったような気もする。
 
だから、反抗も何もひたすら耐えるしかなかったようにも思う。不思議と強い者と戦う人間が評価され、弱い者をいじめると「最低の男のクズ」のようになる文化だったので弱いものいじめはあまりなかったように思う。
 
何かにつけ、「それでも男か?」と言われて育って来た。「男の中の男」が最高評価だ。
しかし、このガチガチの「男道教育」がいいのか悪いのか...文化かも知れない。 兄貴も弟の俺に言ってたな、「男は背中で語れ!」と
 
だから母親にも「書道」までやらされた。「字は人を表す」とか言うのだが、私は字は汚いからあまり効果がなかった。ピアノではなくオルガンもやらされたが、あまりにも女の子との才能の違いを見せられてすぐ辞めた。

更に「そろばん」もやらされたが、祖母から最高級のそろばんケースを期待して買ってもらったにもかかわらず、隣の生徒をそろばんで叩いて(軽くだが...)1日(わずか30分)でクビになってしまった。
 
退塾最短記録だそうである。今だにそのそろばん塾はあり、先生と当時の笑い話をしている。 死んだ祖母にも言われた。「いいそろばんケース買ってあげたのにわずか1日で辞めたと...(実は辞めさせられたのだが(笑)...)悲しませて申し訳ないと思う。
「そろばん塾に来てそろばんを使って人を叩くとは何ごとか!」と言われた。
 
もっともな意見だと思う。購入してキラキラ光っていたそろばんケースにも謝りたい。

体罰かいじめか愛情か?

よく高校野球に出るような有名チームで先輩が後輩に暴力を振るうということで新聞に出たりするがあれもどうなんだろう?

「全国で勝ち抜く伝統チーム」となると多少の暴力?いや体罰?は普通に行われていると思うがどうなんだろう?むしろ、それがあって当たり前のような気がするが ...

私も高校のクラブをさぼって、伝統のかかり稽古(先輩が輪になり、円をつくり、クラブをさぼった私が中心位置におかれ、次々に先輩が襲いかかって来る柔道部特有の「しごき」を受けたことがある。

さぼった罰としてこれが伝統だった。
(これは自衛隊でも行われており、新聞沙汰にもなった)

途中から単なる「人間引きずり廻し」に変わるのだがきつかったことは覚えている。「しごき」が終わると皮膚がずる向け状態になり、風呂に入るのが本当に大変だった。

今考えるとどう見ても「体罰というより集団暴力」なのだが、やられた私も別に恨んでもいないし、むしろいい思い出だ。解釈の違いかも知れない。
また、時代の違いでもあるだろうとも思う。 それが大きい。

中学の時なんか柔道着で「ぐるぐる巻き」にされ、帯をつないで天井の柱に通されクレーンのようにつるし上げられ、「せーの!」の掛け声と共に落とされていた(笑)先輩もいた。書きながら思い出して笑ってしまった。申し訳ない。 
今ならTVニュース特集になってもおかしくない光景が普通に繰りひろげられていた。

隣の剣道部は剣道の防具を入れる「防具入れ」を頭からかぶされ、先輩たちに殴られている部員もいたと思う。それを普通に冷静に横で見ている柔道部も柔道部だが.......(笑)

たしかに悪い伝統かも知れない。しかし、それによって強くなったことは否定できないとも思う。

田舎に帰った時に、中学や高校の時に自分を殴ってくれた先生に会うと本当に「あの時、殴ってくれてありがとう」と感謝している。「先生のげんこつやビンタは痛かったよ~」と言うと相当の高齢だが本当にうれしそうな顔をする。

 
PS: 自業自得

上の記事を読むとさも私が被害者のように見えるが、そんなことはない。
高校時代にH先輩という先輩がいた。この先輩、ものすごく柔道が好きで50キロくらいしかなく女の子のように細くていつも全員に投げられていた。毎日、毎日投げられているのだ。
 
試合に1回も出してもらうことなく上達しているわけでもなくいつも同じパターンの技しかかけてこないので「この人、何が楽しくてやってんだろ?」と思っていた。
 
ただ、この先輩絶対にクラブを休むことなくひたむきにがんばっていた。
私もいつもポンポン投げて「こいつ、弱すぎ~」みたいな態度でいた。
そういう所が他の先輩達の反感を自然に買っていたのだと思う。
 
クラブ経験者で後輩に抜かれたり、レギュラーを取られたりして屈辱を味わった経験のある生徒もいるだろう。でもそれはいい経験であると思うし、それによって本気になったと思うから屈辱は成長なのだと思う。
 
だから私の態度そのものが悪いのである。でも毎日あれだけ投げられまくっても限りなく弱くてもそれでも挫折することなく続けていたH先輩は今思うとすごいと思う。
 
いつか機会がれば謝りたいと思っている。そう言えば一回聞いたことあるな、「何で柔道やってんですか?(失礼きわまりないが)」と
先輩は「...好きなんですよ...」と

 

~気づく能力チェック~

【尊敬するY社長の言葉】

以下は尊敬するY社長の言葉です。

「なぜ、虐めや虐待やセクハラやパワハラが起こるのか?、そしてその解決策の
ヒントが隠されているような気がしますね。

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