関西医科大学推薦資料

【学力試験】 

 

ゼミ教務:形式はどうでしたか? どんな内容でしたか?

 

Y君:適性検査が150分(大問16題 80問)日本語と英語の長文が12題あり、各5個の
   設問、後半に数学、物理、化学、生物の問題
でした。レベル的にはセンターに近いと
   思います。
 

Tさん形式は、文章を読みながら問題を解いていく形式でした問題が冊子のような形にな
     っており問題数は16題でした。
ものすごく量が多く、高校で勉強した範囲を超えて
     いるような
気がしました。時間が足りないと思います。 

K君:高校のレベルを超えているというより公務員試験に近いような形だと思いますが、また
    別種 類の世界だと思います。受験生の中には
試験前に公務員試験の問題を解いて
    いた受験生もいました。
 

ゼミ教務:各科目の出題内容はどうでしたか? 

Tさん:英文、現代文が各8題ずつ出題されており、中には3択問題もあり、@資料に合って
    いる。A資料に合っていないBどちらともい
えないという3つの選択肢から選ばせると
    いうものでした。
 また総合問題として数理的問題が8題出されていました。理科も
    理、化学、生物が含まれており、これも文章を
読みながら解いていく形式でした。

 

Y君:科目は、社会、生物、化学、数学、英語で大問が16問あり、大問1つにつき小問が5
   つ、全部で80問マークシート形式で3択また
は4択問題でした。選択枝は「a. 問いから
   読み取れるb.問いに
矛盾している c.判断できない」の中から選択する形式でした。


 
K君:生物が1題出たのを覚えています。また、社会の問題もありました。
    とにかく量が多いので何をやったか覚えていない位です。
 


ゼミ教務:
面接ではどんな質問を受けましたか?

 Y君:まず面接はこのような形式で行なわれました。グループ面接は6名で黒の位置に3名
    の面接官がいます。
時間は20分で3対3のディベートを行ないます。


    最初に受験生の
出身校の紹介がありました。
    テーマは「雄弁と沈黙
医療の現場に
おいてどちらが善か?」でした。

 

Kさん:私が受験した時も同じ位置に受験生と面接官がいました。


     テーマ
は「ニューヨークのテロ事件に対するアメリカの軍事行動について是か非か?」
     でした。もっと積極的に発言すべきでした。
 


 K君:「医学教育において英語教育を取り入れるべきか?取り入れるべきでないか?」のテー
    マについて賛成派と反対派に分かれて討論しま
した。
    ぼくは個人的には反対派だったのに賛成派に廻されてしまい
ました。
    個人面接の時にグループ面接の発言について深く突っ込ま
れるというケースもあるので
    どちらの側に立っても発言すべきだと
思います。


 




     

<グループ面接>
白が受験生、黒が面接官の位置

    O  O   O   

 O  O  O
  ●


 

ゼミ教務:個人面接ではどんな質問を受けましたか?

  

Y君:ぼくが問われたのは以下のことです。面接官は目の前に3人でした。


 

【質問内容】

1、出身校について

2、グループ面接での発言内容について

3、医者になって何をしたいのか?

4、臓器移植についての考えを述べなさい。

Kさん:私が問われたのは以下のことです。

【質問内容】

1、関西医大への志望動機

2、高校時代のクラブ活動について

3、将来、何を学びたいのか?

4、ホームレスをなくすにはどうすべきか? 

K君:ぼくはクラブ活動について詳しく聞かれました。     

                        <面接官3名>

●   ●   ●

O

                          <生徒1名>  

 

Tさん:私が問われたのは次のことです。

 

 【質問内容】

 

1、関西医科大学を志望した理由について 2、もし医者になれなかったらどうするのか? 

Tさん:私は、2番目の質問ではむきになって「絶対になります!」と答えてしまいましたが、
     今にな
って考えると一種の圧迫面接のような気がします。川崎医科大学の面接で
     も「女子は不要なんだよ。」と言われま
したが、わざと意地悪な質問を投げかけるこ
     とによって「人間の本音」
 を揺さぶるようなテストをしているのではないか?と思い
     ます。
やはり、冷静になって正確にゆっくりと答えるべきだったと反省しています。 



ゼミ教務:小論文はどんな形式でしたか

Y君:制限時間は50分で難しいと思いました。テープを聞いた後に2つの設問の書かれた
   紙が配付され、その2つの答えを交えて400から
500字で書く形式でした。試験官か
   ら詳細な指示はなく「受験生
に任せる」と言われました。


 

Kさん:私も時間が全く足りませんでした。テープを聞いて「人間関係のあり方」について3
    つの話しを聞いて論述しなければなりませ
んでした。制限時間は50分で字数は50
    0字でした。
 

K君:最初に紙を渡されました。「許すということと裏と表を持つことの関係」でした。紙に書
    いてあったことは全て正確には覚えていませ
んが、大体次のようなことです。


「許すということは重要である。
一般的に許すということは自分の中に裏と表を持つことを意味する。
例えば、殺人が起こった時に被害者の家族は裁判所に加害者に極刑を望むであろう。しかし、
欧米の場合は殺人犯に対し、「私達が望
むことは、加害者のその後の人生が幸せであること
を望みます」と
言うが、それは表面的なことである。裏表を持つことは自分の中に二面性を持つ
ことだ。二面性を持つことは、大人になる上で必ず
持たなければいけない。

        

        (1)許すということと裏表を持つ関係を明らかにせよ
        
(2)著者の意見はどちら側に立つのか?述べよ
        
(3)(1)、(2)をふまえた上で自分の意見を述べよでした。 

 

 

 

 

 

医歯学部受験予備校フェニックスゼミ大阪トップページ